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【見】 カストル と ポルクス>>+38 愛するルヘナへ 「……うん、でもそれは無理かもね」 「 僕は兄さんといるのは本願だったけど。 」此処までくると、いっそ清々しい。 「病でもあって、周囲にすら負担をかけるんだから」 「一つになって、正気にもどったら。それは完治らしいよ. 現場では気が動転していて、僕は何も言えなかった。」 「昨日連れていかれた先は病院で、僕を見た。 それで目の前で 生命維持装置を取った 所をみたんだ」「物理的に、無理なんだよ」 (@5) 2021/06/01(Tue) 3:59:27 |
ポルクスは、今後の話を、するつもりらしい。 (t6) 2021/06/01(Tue) 4:02:47 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ 目を開けば、鈍く痛む頭を抑えて起き上がった ここはどこだろうか、と、辺りを見渡して…… ふと違和感を感じ手のひらを見た、手のひらに 赤い血 が見える「うわっっっ」 ほとんど腫れも引いているにもかかわらず 怪我をしている部分をみれば流石に驚いたのだろう。 子供らしいというよりは初めての体験で、少し戸惑っている 「あ、……アルレシャ先生? その、あ、ありがとうございます。 約束は―――こうして話していることで叶えてもらっています。 突然無茶を言ってすみませんでした」 安堵と不安が半々。 最悪の状況を回避できたことと同時に、 これから求められるであろう罰に怯えている (-261) 2021/06/01(Tue) 4:05:26 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「なにがあったかは……ちゃんと、話します。 だけどできたら、罰を受けるのはボクだけにしてください」 口を開いて出てくるのは、 とある生徒≠ノシトゥラが頭を殴打された事実だ。 それにはいくつか理由があり、 同意 のことだったらしい。 とある生徒の姉が、自分のような大人に協力する生徒や先生達に酷いことをされた事件が昔あった。 事件で彼女は追い詰められ自殺をしてしまい、 悲しみから復讐を決め入学後からその生徒は犯人を捜し続けた。 その話を聞いて、復讐は辞めるように説得をしたが その生徒は時間が無いといい まるで今にも死んでしまいそうに見えたため、 復讐相手として自分が名乗り上げた。 そして殴らせることを決めたはいいが、身の安全が保証されなかったので 大人と友人に助けを求めた。それが経緯だった 「……死んでしまったらみんなと交わした約束も守れなくなってしまうから、必死で。 あ、ええっと……すみません包帯とか巻いたこと無くて、手伝ってもらってもいいですか?」 (-262) 2021/06/01(Tue) 4:09:44 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@5 ポルクス 「そ、っか」 ……友人の、友人の完全な『死』を聞いて。 思わず漏れたのは本当にそれだけの返答だった。 カストルの精神が死に、ポルクスの肉体が死に。 歪な彼らは、本人の望まぬ形でひとつになってしまった。 「……完治おめでとうとは言わない。それだけは絶対に言わない。 それで、『お前』を取り戻しに行けないのなら、ポルクス。 お前はこれからどうするんだ」 問いの示すものはなんでもよかった。 ギムナジウムに残るか出ていくのか、園芸部をどうするのか、 明日は何をして過ごすのか、 飲み終わったお茶のカップをどうするのか。 (+44) 2021/06/01(Tue) 4:09:45 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ/* いい子どうこうに関しては誰に言っているわけでもないので、 そこはロール次第なのはそうですが、幽閉に関しては事実を置けます。 レヴァティは元々、何かしら施設にとって有益な特殊能力が あったので誘拐されました。 能力については、なんとここまできて全く決めていません。 たぶん……なんかすごいんだな……って思っています(?) サンドバッグで肉便器なのは、そんな感じから入った、 実はめちゃくちゃついでの教育ですね。 大人に勝てないから等の理由で逆らう意欲を削ぐあれそれ。 ロール時間軸に関しても了解です! きっと朝早い方のふんわり時空〜〜 他の提案諸々もありがとうございます〜〜 いい感じになりそうなのこれから考えて投げますね! (-263) 2021/06/01(Tue) 4:14:43 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 星の加護を得た ルヘナ/* あっ、ご愁傷様です。新しく注いでおきますね。 Bについて。 なるほど了解しました、どのような時系列に来てもその通りに対応させていただきますのでいつでも来てください! 大変お手数おかけいたします、対戦よろしくお願いします 秘匿でも、全体でも問題ありません〜 (-264) 2021/06/01(Tue) 4:17:33 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* 注がれたヤッター!と喜んだんですがお茶ないなったのは一本満足さんのせいなのでは?と首を傾げました。 委細承知しました、では夜時間でお邪魔させていただきますね。 手数だなんてとんでもない、こちらこそ対戦よろしくお願いします。 なら1日目くらいしか表で話してなかったし……表に行こうかな……! (-265) 2021/06/01(Tue) 4:21:33 |
ルヘナは、イクリールから受け取った を開いた。 (c75) 2021/06/01(Tue) 4:22:10 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナそれは夜の帳が下りて暫くした頃のことだった。 恐る恐る目を通した は、 からのものだった。 緊張しながらそっと目を通した の一文目を見た瞬間、 『いなくなる』前に交わした約束を彼が 律義に守っていてくれたことが分かって、少し笑ってしまった。 彼が自分を見てくれていたからこその精度の高さに やはり彼は尊敬に値する人物だと認識を改める。 そこから更に目を通して彼の考えの一端に触れて。 ――ある一文を見た瞬間、もうそこにはいられなかった。 走り出す。『いなく』なった自分がずっと『見て』もらうことを待ち続けた彼のもとへ。 (+45) 2021/06/01(Tue) 4:26:14 |
ルヘナは、図書準備室へと走る。 (c76) 2021/06/01(Tue) 4:27:11 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナそうして、非力な自分で駆け抜けて、 ローブの重さにこの時ばかりはもどかしさを感じて、 ようやくたどり着いたその場所に駆け込む。 通常の生徒であれば入る機会のないこの場所に こんな時間にいるのは、 あの手紙の差し出し人だけだと思ったから。 「――シトゥラ!」 (+46) 2021/06/01(Tue) 4:30:54 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「随分とやんちゃしましたねぇ。先生としては、 できれば朝の時に聞きたかったのですけどもぉ。」 血を見て動揺するのは、“怪我をする事に”。そして、 そう言った行いを自主的にする事がなかったのだろう。 そう観察をしながらも、『約束』を破らなかった事に安堵して 「よかったぁ」と中性的な声は、大人なのに子供染みた笑みを浮かべる。 ──それから。 貴方が語る話を静かに聞きながら、時折相槌を打つ。 不意に、告げられた言葉の中に気になる事があったのか。 一瞬驚いた様に瞬きをして、「そうか」と穏やかに目を閉じた。 (-266) 2021/06/01(Tue) 4:31:14 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラそうして、 続けられた包帯の話題におかしそうにクス、と笑う。 「構わないですよぉ。大体の経緯は分かりました。でも。」 「その“とある生徒”とやらは、唐突に殴って来たのかな。 本当にシトゥラ、『君を選んだ理由』がなかったのか。 “その子”について聞けないのなら、それは教えなさい。 そうじゃないと、不公平だ。」 口調が変わる。けれど問い詰める声色ではない。圧もない。 そう述べながらも、貴方の頭に包帯を巻く準備は止めない。 (-267) 2021/06/01(Tue) 4:32:41 |
【見】 カストル と ポルクス>>+44 「前は本を書く人か、植物に関わる職に就くとか考えてはいたんだ。あとは情報を沢山知ることができるような職」 「ルヘナをお嫁さんにしたいんだったら兄さんは居た方が良いとかな、だから医療、すぐにどうにでもなるわけじゃないけれど何か得られるものもある。でもそれだけじゃ足りない、優先順位が低い。その理由はルヘナが生きていれば、傍にいてくれたら、それ十分だと兄さんも思ってる。できれば、もっと権力があったほうがいいんだろうけど。今はまだ子供だから、難しい。僕は兄さんみたいな最高の愛らしさ、向日葵の似合う人にはなれないけれど。考える癖はついたし、ルヘナの傍で本を読むのが好きだったから多少の教養は身に着いたのは運命がよかった。ありがとう。兄さんとルヘナが居ない世界に用はあんまりないんだ。それでさ、出来るだけ強欲にいくなら、ルヘナを養いつつ、用のある世界である限り。僕らはこの施設の悪しき風習を何度でも打ち砕きたい、尻尾じゃなくて頭が欲しい。けれどそれを考えるのは今を変えてからだろ?ちょっと寂しいけど、ルヘナと仲がいい子も何れやりあいそうなやつも僕らが苦手な人も多いさ。それでも、君を愛しているなら、家に無理やりにでも置いておくより、350%良い。 うん、それで、皆真面目に考えているんだ。それぞれの個性は豊かだし、具体案は見つかってはいないけれど、同調圧力も世間からの目も利用しない手はない。それでも最悪の時は、きっと最低なことになるんだろうけど。」 「それ以前にさ、人として 不安定で夢見がちで都合のいい話かもしれないけど」ボクとカストルは皆に謝らなきゃいけない。 そして様子を見るべきなんだ。それから僕が何になるか決める。 「ルヘナが居てくれるなら、何になるのも容易いよ。」 「 盛りすぎたかな…… 」「……どう、かな。今からでも遅くないかな」 (@6) 2021/06/01(Tue) 4:32:44 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ「……、……」 少しだけ、嬉しいと思っていいだろうか。 ルヴァにブラキウムのことを託して シェルタンやカストルまであなたに任せてしまっていたのに こんなことまで、頼んで。 きっと、誰にでもしたのかもしれないが こんなこと言えるのはあなたにだけだった。 それを受け入れてもらえたのが嬉しい。 わがままや、甘えてばかりで申し訳ない、だけど もっとあなたのために手伝いたい、一緒に平和な未来を見たい。 夢は自分一人のものではないのだということを、いつか感じてくれたらいいと願った。きっと遠い話なのだろうけど 力が入らない、声もかけられない。 ありがとうだけ、言えるときを待って意識を完全に手放した。 その後アルレシャと名乗る先生が適当な場所で重傷シトゥラを受け取ってくれるだろう。 きっと無事で帰ってくれば、 あの部屋でまた出会えるに違いない (-268) 2021/06/01(Tue) 4:33:30 |
ポルクスは、とても残念なことに、これは素だ。 (t7) 2021/06/01(Tue) 4:33:31 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 平衡役者 アルレシャ クラスメイトが心配で眠れないだなんてこともなく。 普段起きるよりも少し早い程度の時間に、 レヴァティは教員棟に足を運んだ。 アルレシャ先生ないし、 シトゥラの容態を知る大人はいないだろうかと。 「あ。おはようございます先生〜」 廊下の先にあなたの姿を認めれば、 間延びした呼びかけをし近寄ってくる。 「改めて夜中は急にすみません。セキレイの具合はどうです? 本人は治す気しかなかったらしいですけれど、 えらいえぐかったけん、どうかなァって」 セキレイはシトゥラのことだ。 大人からもらった名前とシトゥラ本人が言っていた。 あなたはそれを知っているかもしれないし、 知らないかもしれない。 (-269) 2021/06/01(Tue) 4:44:04 |
【秘】 迷子 メレフ → 演者 シェルタン「はっ、ぁ……!ふ……っ… く、……し……」 これ以上奥へはいかせないとばかりに、友人のソレを強く締め付けるのを感じる。 決して、嫌だとは言わないけれど。 圧迫され、はっ、はっ、と苦痛を逃すように短い呼吸を何度も繰り返す。 ぎゅ、と眉を寄せ 何かに縋る事も出来ず縛られている両の手を強く握っている。 ―――入り込んでくるたびに背中をかける、小さな痺れには目を逸らしたままで。 「っ、しぇ……る、たん……」 縋るように、近付けられた頭。 信頼を置いた、その匂いを近くで感じて。 『 』 本能がそう囁いて。首を横に振る。 触れ合った部分が、熱い。大人達が少し離れれば 気持ち悪さだって感じることもない。 (-270) 2021/06/01(Tue) 4:53:31 |
【見】 カストル と ポルクス>>0:0 「どこにやられたかも知らないけど、彼女にも謝らないといけないな」 「……もう見つかってたりする、のかも。しれないけど」 「 浅い言葉しか思い浮かばない。それでも『罪深い』と想わせてほしいな 」>>0:@0 「あの人が、どういう人だったかも」 考えるのって、疲れるなぁ…… (@7) 2021/06/01(Tue) 4:58:58 |
【人】 徒然 シトゥラ >>ルヘナ >>+45 >>+46 シトゥラの姿はそこに無かった だがここで交わされたいくつもの話を あなたは覚えているだろうか 好きな本のはなし、まだ読んでいない本のはなし。 ずっと知識だけを追って人に興味を持つことも多くなく ただ、異変が見えるとすぐに調べたくなるような ちょっと奇妙な知識人達がここにいた。 誰かが座っていた椅子、一冊の冊子がある。 委員の交換日記がわりにされる日誌には、 当番の名前やおすすめの本、 時々落書きが書かれたりしていて 真面目にやっている人間とそうでない人間がよくわかる 座っているだけでいい委員で、 普段から図書館にいるルヘナやシトゥラは 格好の当番の押しつけ役になっていただだろう。 まったく二人とも文句を抱いていなかったのだが。 冊子を覗くと、折られた紙が挟まっていて 一枚の絵が、ルヘナが本を読んでいる姿が描かれていた。 触ると指に黒い粉末がつき、時間がたってないのを思わせる (45) 2021/06/01(Tue) 5:01:27 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>@6 うんうん。なるほどポルクスらしい選択だ。 ……と思ったのはついさっきまでのことで、 それから滝のようにあなたの口から飛び出していく言葉の密度と ところどころに生じているツッコミどころの多さに 何も言えなくなった。 「 お嫁さん……?養う……??家に無理やり……??? 」言えた。やったね。 「……とりあえず、俺はお前達の嫁にはならないのと、 お前の教養レベルは間違いなく高いのと? 養われるつもりがないのと……ふむ。 俺は俺の自由に動かせてもらいたいよ、ポルクス」 愛の重さも執着の重さも知っていたが、 これだけ具体的展望を語られてしまうと ほんの少しだけでも修正したくなってしまう。 自分が愛を向ける先がもう決まっているから、というのもある。 ……そんなちょっとしたことはともかくとして、 彼の語る展望の姿を、自分は少し見て見たくなって。 「何かを始めることに遅いなんてことはないさ。 俺達はここで多くを学び成長していく子供だし、 卒業までいるならあと4年もある。色々変わっていけるはずだ」 自分が誰かを想うことができたように。 自分が誰かに想われることができたように。 (+47) 2021/06/01(Tue) 5:05:48 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 褐炭 レヴァティ「おやぁ、レヴァティ君。おはようございますぅ〜。」 同じく間延びした声で、呑気な挨拶が返って来た。 場所、変えちゃいますかぁ。と、朝早くとも周囲にそれなりに教員がいるのを確認してからそう提案する。 乗るなら適当に教員棟を出て、後ろ手で手を組みながら、人気が余りない中庭を散歩する様に歩く。 「セキレイ──あぁ、シトゥラ君の事ですかぁ。 大丈夫ですよぉ。医療の先生たちは優秀ですからぁ。 元気に歩けるくらいにはなりましたよぉ。ああでも、まだ完全に傷が塞がり切ってはいないので、僕が包帯を巻いてあげた程度で済みましたよぉ」 ──あの後、あなたとシトゥラの事を調べられる程度には調べた。最初から全てを知っているほど万能ではないが、望めば手に入る程度には「君たち」は有名だろうから。 「レヴァティ君もよくシトゥラ君を助けてくれましたねぇ。 とっても良い子で先生嬉しかったですよぉ。」 (-272) 2021/06/01(Tue) 5:10:20 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ「んー? はいはい、そうですね〜」 礼をきちんと聞いたかもわからない適当な返事。 先生への引き渡しは滞りなく行われ、それで終わった。 あなたが思ったその通り、レヴァティは彼自身が困ることで ない限りは誰のお願いでも聞く。何も特別なことではない。 けれど、それでもあなたが感じたものはあなた自身のものだ。 シトゥラが思い描く、そんな平和ないつかは、 仮にあったとして本当に遠い未来の話だ。 きっと限りなく存在しないに近い。 少しだけ先の話をするならば。 彼は今と変わらない姿勢のまま、またあの部屋に足を運ぶ。 そんな未来はありますよ。 (-273) 2021/06/01(Tue) 5:10:39 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 世捨人 デボラとある空き教室。 子供達が使うはずだった部屋の空気には大人たちの欲と熱が色濃く残っている。 先程まで同僚たちが生徒に行っていた"治療"の残滓を、男は顔色ひとつ変える事なく黙々と片付けていく。分厚いコートは今は脱ぎ捨てられ、シンプルなシャツにズボンといったほっそりとした体のラインを描く身軽な格好をしていた。 私はカウンセラーなどではないし、ましてや「先生」と子供達に呼ばれる資格などない。都合のいい使い捨ての手駒だ。 男は同僚たちが子供を貪ることに疑問を一切感じていない。それもまた愛の一つだと信じているから。"治療"として子供達の為になるのだと信じているから。 ……ただし。 「それは駄目」 空き教室で煙草をくゆらせていた同僚を見つけるとすぐさま距離を詰める。 細く長い指で素早く取り上げて地に落とし、ぐしゃりと紫煙ごと嗜好品を踏み潰す。声を荒げない男の代わりにヒールが苛立たしげに甲高く鳴いた。 「煙草は流石に"治療"とは関係ないでしょう。子供達の教育に悪い。控えてほしい」 ぴしゃり。そう言い放てば言葉の代わりに不服そうな舌打ちが返ってきた。そのまま自分と同じ"悪い大人の仲間"は男を横切り部屋を後にする。 (-274) 2021/06/01(Tue) 5:17:18 |
【墓】 星の加護を得た ルヘナ>>45 シトゥラ 「いない、……っは」 息を整えながら入るその部屋は、 自分達にとってとても馴染み深い場所だった。 多くを語り多くを学び、舌の上に乗った本の名前は数え切れず。 そうして知識を追い求めた者同士の、 互いの知識欲を認め理解しあった者同士の、 思い出ばかりが真に溢れた部屋。 日誌に書かれた本の名前とその内容がほとんど思い出せるほど、 自分達二人は多く目を通していたことだろう。 図書室に住んでいる、という言葉も過大評価ではなく、 普段からいる自分達はある意味ここの名物だったかもしれない。 「ふふ、……?」 冊子に挟まれた紙を見る。 そこに描かれた者と描いた者との関係性を思えば笑みが漏れ、 愛おし気に指がその上を滑る。 ……描いてそこまで時間が経っていないが故の黒が指を汚して。 (+48) 2021/06/01(Tue) 5:17:34 |
【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 徒然 シトゥラ/* アーーーーーーーーーーッノーコメントーーーーーーーーーーッ!!!(注がれる) ほいっ (1)1d100 (-275) 2021/06/01(Tue) 5:18:53 |
【秘】 わるいおとなの ラサルハグ → 世捨人 デボラ飛び散る体液を拭き、ひっくり返った物を直し、窓を開けて換気する。 「…………」 鬱蒼とした森を見下ろすように月が輝き星が瞬いている。部屋を満たしていた澱んだ空気とはまるで違う清々しい輝き。 男はしばしの間自分を見下ろす光を注視した。どことなく、胸の奥がざわめくのを感じながら。 ギムナジウムの空気が変わりつつある。 ブラキウムがとっておきの賭けに勝ち、自分よりも上の立場である大人をも動かした。 シェルタンが周りの視線に臆すことなく施設で大人達が行っていることを打ち明けた。 水面に生まれたさざなみは広がり、周囲を静かに飲み込んでいく。 搾取されるだけの非力な存在だと思っていた子供たちが。自分が守るべきだと思っていた子供達が。 果敢にも立ち向かい、大人たちに反旗を翻そうとしているではないか! 「此処は大きな変化が訪れるのかもしれないね。そう遠くないうちに」 開け放たれた窓から風が流れ込む。 煌々と燃える炎のような髪を梳くように通り抜け、大人たちの欲で熱された部屋の空気を鎮めていく。 愛の為だと信じて子供が嫌がることも行なってきた。悪い大人である自分は淘汰されるだろう。 だが、それよりも。 「ふふ……ふふふ。嗚呼、これを成長というんだね」 愛する子供たちの成長を感じ取れた事が何より嬉しくて仕方がない! (-277) 2021/06/01(Tue) 5:19:58 |
【秘】 全てを失った男 ラサルハグ → 世捨人 デボラうっとりとした様子で男は微笑み、天を仰ぐ。 宙を見やる水色の瞳の表面に輝く星々が降り注ぐ。 「…………」 愛しているよ、子供達。 ……嗚呼、でも。 「私も……私も、己の子の成長を……見てあげたかったな」 (-278) 2021/06/01(Tue) 5:21:18 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 平衡役者 アルレシャ「選んだのは唐突じゃなくて、……一応ボクが連絡しました。 正体は教えて、恨んでいるのなら話を聞くって、それで 殺したいのなら殺せばいいって言った。 止めはしたけど……逆上して、 ……… 頭を殴られるのを避けなかった 」割られました、と続けて巻かれる包帯をぼんやりと眺めた。 この姿で生徒達の前に出ると怖がらせてしまうかも知れないと 赤がとて目立ってしまう髪に初めて妙な気持ちを感じてしまった (-279) 2021/06/01(Tue) 5:22:55 |
【秘】 平衡役者 アルレシャ → 徒然 シトゥラ「ほら、ちゃんと言える事がある。 聞いて言うくらいなら、最初から言っておきなさい。 その方が心象は上がるものだよ。 君なら分かってそうにも思えたけどね?」 「──わるい子。」 そう小声で呟き、そっと頭が痛まない様に柔らかく頭を撫でてから、ゆっくり立ち上がる。口調もいつもの物に戻った。 「その子はもう落ち着いた、と言う事でいいんですよねぇ。 それじゃあ、先生も安心したし戻ろうと思います。 シトゥラ君は一人で帰れますかぁ?」 (-281) 2021/06/01(Tue) 5:31:57 |
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