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【秘】 夜の一族 チャンドラ → 死神 ゲイザーわたしは探す。 夢から目が覚めた時、微かに聞こえた星の声を頼りに、あなたを探している。 館の協力者。 昼にも星は、日の明かりに隠されながら瞬いている。 その星々が、教えてくれたこと。 ねえ、ゲイザー。 あなたはわたしが見えていて? (-237) 2021/10/23(Sat) 15:43:35 |
【人】 死神 ゲイザー>>50 ゾズマ スターゲイジーパイは食べられる。 1ピースが二つ分、カトラリー付き。 あからさまに怪しいけど、毒や薬の類は入っていない。 リーパーは調理が下手だけれど、手土産に焼いてきた。 それを証明するように、 リーパーは粗暴な仕草でパイの片割れを口にする。 足を組んで、あなたの話を聞いた。 「……同じだ。けど、近くて遠い」 自分はほんものの片割れ。 あなたは、かつての友達をなぞるほんもの。 「オレも、そうだ。 ゲイザーの頭の中のダチだった。 でも、……棄てられて」 「ムカつくんだよ、アイツ! ギャハハ! 死んだけど。 これ以上アイツの言いなりになるのはゴメンだ」 ⇒ (55) 2021/10/23(Sat) 15:57:34 |
【人】 悪食 キエ>>51 >>52 ユピテル 「君って案外世間知らずじゃないよねェ。契約前に内容の開示を求めてきたの此処では君が初めてだよ。そして予め言っておくんだが以前伝えた通り君は“基準を満たしていない”から君の持ち物では対価にならない」 現時点でキエはユピテルをそう思っている。キエは賢者と取引をしない。彼らは キエの望む品を持ち得ないからだ 。そしてキエの好む人種というものは傍目に見ても非常に判り易い。 さらにキエは地中の奥深くに眠る謎を掘り起こす程飢えてもいない。 「 愁傷 、苦悩 、寂寥 、憎悪 、絶望 ………此の辺り?僕ァ食が細いから“後一滴で溢れる程に濃い感情”しか食べないよ」 キエは『悩み多き者』が『必死に隠そうと足掻く』『毎秒付き纏う希死念慮』の方が好みだ。 (56) 2021/10/23(Sat) 15:58:02 |
ゲイザーは、夢を見ている。 (a46) 2021/10/23(Sat) 16:00:21 |
【秘】 死神 ゲイザー → 夜の一族 チャンドラゲイザーはいない。 それをあなたは知らない。 リーパーは、この館で一番空に近い場所にいた。 バルコニーだ。バルコニーで頭を抱えている。 ここに居るのはひとりだけ。 だから、あなたが見えることを隠す必要もない。 自分がゲイザーではないことも。 右手には怪我。今のリーパーは物理的に人を殺せない。 「うわッ、チャンドラ! テメエ急に出て来るなよ!」 (-238) 2021/10/23(Sat) 16:05:46 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ>>35 ユピテル 唇を噛む。自分だって彼女の言葉に助けられた。死ぬことを躊躇わず何でも言えるその姿勢が大きな魅力であることはよく知っている。 何も言えなかった。 貴方の言う通り、今の貴方を作る全てに惹かれたのだから。 自分の言葉に決して頷かない貴方の答えに胸が締め付けられそうになって。でも、「ああやっぱり好きだな」という気持ちが浮かんだのも確かだ。 ▽ (+23) 2021/10/23(Sat) 16:10:07 |
【赤】 死神 ゲイザーあなたの胎の中が蠢く。 どどめ色の極彩色から、逃げ回る素朴な光。 ゲイザーには聞こえている。 それらの愁傷、苦悩、寂寥、憎悪、絶望──その声が。 その中の、僅かな後悔──その声が。 あなたは周到な手段で目的を遂行する。 相手の合意ありきで行動する。 けれど、誘われたのはリーパーの方だ。 ゲイザーは何も聞いちゃいない。 ⇒ (*14) 2021/10/23(Sat) 16:11:03 |
【墓】 よいが来ない ミズガネ>>36 ユピテル 「ユピテル」 もう一度名前を呼ぶ。 立ち上がり、振り返る。 自分がしたいのは愛することであって束縛することじゃない。 本当はついて行って後ろから死神の彼に睨みを利かせてやろうかとも考えたけれど。 それで彼女が聞けたいことも聞けなくなってしまうのは本意じゃない。 「信じてる」 でも、それだけじゃ足りない。 「『自分がこうしたい』と思ったことをしてくれ、ユピテル。 俺はどんな選択をしても、お前を応援しているから。 お前が道を選んで進むことを、自分のことのように嬉しく思えるのだから」 ずっと迷って傷ついている貴方を見たが故の言葉。 言葉を重ねながら、拒まれないのなら抱きしめる。もう寒さはどこにもない。氷のような冷たさは、貴方が溶かしてくれたのだから。 我儘を通した罰で動けないのなら此方が許しを与えるまでだ。 (+24) 2021/10/23(Sat) 16:11:47 |
【赤】 死神 ゲイザーそして、ゲイザーは。 物語のヒロインでも、守られるだけのか弱いお姫様でもない。 リーパーがゲイザーなら。 ゲイザーだって、リーパーだ。 (*15) 2021/10/23(Sat) 16:12:06 |
【赤】 死神 ゲイザー『……さん!』 『キエさん!! 聞こえていますか!!!!』 ゲイザーは怒っている。 あなたの胎の底で逃げ回るならば、 あなたの声だって聞こえている。 語りかける寝物語も、その全てが。 『あたしあなたのこと許しませんから!! 出してください、ねえっ!!』 (*16) 2021/10/23(Sat) 16:13:52 |
【秘】 浮遊想 テラ → よいが来ない ミズガネ「 いや侮蔑や嘲笑に怒ったり意図の分からない視線に怯え るのの方が普通だからね???なんかこう言いくるめら れちゃわないでよ言葉を綴る人ぉ〜〜女の人だったらDV 男に引っ掛かってる思考だよそれ。悪い人に引っ掛から ないでねってここ最近だけで何回思ったかなぁ???? 」 なんとなく、気配がぱたぱた動いていた気がします。 わたわた。も〜〜〜! 「 そりゃ思想や嗜好の自由はあるけども。 これで喜ぶ人がいるから自分もそう思わなきゃってことはないですよ 「 ・・・・・・まあ、それは、さておいて 」すう、一呼吸の間。 「 お互い様、ってことにしてくれるのは、ありがとう。 それで済ませないとごめんね合戦になりそう〜〜、ふふ 」「 君は理不尽な通り魔に遭ったくらいの被害者なんだぜ? 姿を見せろ、だなんていうのが地雷ワードだなんて 普通思わないじゃないか。 見せられたなら見せているよ、って 。 」「 宇宙服のデカブツの、テラでいることはあるけれど、 あれでいるとなんだかむなしくなって。 ずっとああはいられないんだよなぁ……。 」「 結局、──を見てもらった気分にはなれなくて 」「 そんな感じ。 最近が変なだけで、今まではずっと、 こうしている時は無色透明でしたよ 」ナニカ は、 眉尻を下げて笑った 。 (-239) 2021/10/23(Sat) 16:14:33 |
【秘】 浮遊想 テラ → よいが来ない ミズガネ「 いや侮蔑や嘲笑に怒ったり意図の分からない視線に怯え るのの方が普通だからね???なんかこう言いくるめら れちゃわないでよ言葉を綴る人ぉ〜〜女の人だったらDV 男に引っ掛かってる思考だよそれ。悪い人に引っ掛から ないでねってここ最近だけで何回思ったかなぁ???? 」 なんとなく、気配がぱたぱた動いていた気がします。 わたわた。も〜〜〜! 「 そりゃ思想や嗜好の自由はあるけども。 これで喜ぶ人がいるから自分もそう思わなきゃってことはないですよ 「 ・・・・・・まあ、それは、さておいて 」すう、一呼吸の間。 「 お互い様、ってことにしてくれるのは、ありがとう。 それで済ませないとごめんね合戦になりそう〜〜、ふふ 」「 君は理不尽な通り魔に遭ったくらいの被害者なんだぜ? 姿を見せろ、だなんていうのが地雷ワードだなんて 普通思わないじゃないか。 見せられたなら見せているよ、って 。 」「 宇宙服のデカブツの、テラでいることはあるけれど、 あれでいるとなんだかむなしくなって。 ずっとああはいられないんだよなぁ……。 」「 結局、──を見てもらった気分にはなれなくて 」「 そんな感じ。 最近が変なだけで、今まではずっと、 こうしている時は無色透明でしたよ 」ナニカ は、 眉尻を下げて笑った 。 (-240) 2021/10/23(Sat) 16:14:33 |
【秘】 夜の一族 チャンドラ → 死神 ゲイザーゲイザーを探したわたしが、バルコニーに足を運んだのはなにも不自然なことじゃない。 あなたと約束をしていたもの。 わたしはそれを、楽しみにしていたから。 「ゲイザー……?」 バルコニーで頭を抱えるあなたを見つけて声をかける。 驚く声にわたしの方こそ驚いて、そんなつもりもないのに身を竦ませた。 「ご、ごめんなさい。……じゃないわ。ええと。 あなた、ゲイザー……?」 よく似た他人じゃなかろうかと思うほどに粗雑な態度。 テメエなんて言われたのは初めてだったから、びっくりしたのはそれも理由。 (-241) 2021/10/23(Sat) 16:15:44 |
【赤】 死神 ゲイザー『そのどれもが、あなたのお腹じゃ成し得ない! リーパーと会えるのがあなたのお腹の中なら」 『あたしたち二人揃って神隠しされて、 だれにも見えなくなったほうがずっとマシ!!』 ⇒ (*18) 2021/10/23(Sat) 16:21:49 |
【赤】 死神 ゲイザー『リーパーが頷いたからこうしたのは知ってる!』 『でもあなた、ムカつくんですよ!!』 それは正当でもなんでもない。 不当な怒りだ。 『出してくれないと あなたのお腹蹴っ飛ばしますよ!!』 (*19) 2021/10/23(Sat) 16:23:33 |
ゲイザーは、キエに反抗している。 (a47) 2021/10/23(Sat) 16:24:12 |
ゲイザーは、大人になって、怒りを覚えた。誰かが教えてくれたから。彼の存在はムダじゃない。 (a48) 2021/10/23(Sat) 16:24:50 |
ゲイザーは、謝らなくちゃいけない。みんなに。……リーパーに! (a49) 2021/10/23(Sat) 16:27:37 |
【赤】 死神 ゲイザーあなたは自らを定義し、そして同時に人に定義される。 人と共生することで生き永らえる存在だ。 だからこそ狡猾に動く。 ゲイザーは特別だ。記憶じゃない。 確固としたひとつの人格があなたの胎に治まっている。 だから反抗を成し得た。 この館で、願いは魔力となり力を持つ。 館の魔力を無自覚に用いて、ゲイザーは外に出たいと主張する。 さて、どうなる? これは人ならざる怪物と、最早人の形を持たぬヒトの力比べだ。 (*20) 2021/10/23(Sat) 16:38:11 |
【人】 悪食 キエ>> ??? >>53 >>54 「 其れを早く言ってくれ!! 」とっくに忘れていた筈の歓喜がとうとう弾けた。 性を食い物にする事を辞めた時に諦めた筈のご馳走が、 食べられる筈が無いと思っていた初物が、今、今、目の前に在る! 「嗚呼勿論だとも! 眠らなくたって、眠れなくたって、此処でなら! 僕は君に素敵な夢を………夜の長さなんて忘れる程の夢を見せてあげる!!」 キエは感情の変化に乏しい。しかし其れは本来の在り方から外れてしまったが故の本能と気質の不和から来るものだ。 されどたった今初めてキエは本能と気質が合致するご馳走を見つけた。 勢い良く立ち上がると其の儘 ??? へ抱き着いた。椅子の倒れる音がしたし温度は感じないがそんな事はどうでもいい。…キエが何かを欲し手を伸ばすなど此れが初めてであった。 「さァ、目を閉じて。大丈夫だよ、夢は恐ろしいものではないから。きっと君も気に入るよ。全身全霊をかけて僕が誘ってあげる。怖くない。対価なんて求めない。だから安心して?」 胎の底が怒りではなく喜びで煮えている。其の熱気に触れるかどうかはナニカ次第。 普段の難解な言い回しは何処にも無い。獲物を眼前にした捕食者が無防備に ??? へ腕を回していた。 (58) 2021/10/23(Sat) 16:43:18 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 悪食 キエ「君にも兄さんが見える?」 着いてきた山羊に声をかけた。 ポルクスには兄が見えていた。 何年も会ってない兄の今の姿など知るはずもないのに、ひと目で大人になった兄だとわかった。 だって。 俺達は同じ魂を分け合った双子なのだから。 「兄も館に居たらしい。 兄が館で何をしていたのか、どうやって出ていったのか……この花びらが教えてくれたよ」 (-246) 2021/10/23(Sat) 16:56:24 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【三日目】 「温かい……。そう、か。 俺の心がそうなのだとしたら、それはお前のお陰だよ、ユピテル。お前が温めてくれたから、俺は凍えずにいられるんだ」 それは生きている間、どれだけ欲しても望んだ時に得られないものだった。 透明な存在であった自分を見てくれた事が、この世界に自分はちゃんといると証明された事が、どれほど嬉しかったことか。 死んだことはずっと痛くて辛くて苦しくて、嫌なことしかなかった。死んで良かったと思えるほどそこまで現金にもなれなかった。 でも、それと引き換えに得られたものは確かに大きくかけがえのないものだと、心に広がる温もりが証明していた。 ▽ (-247) 2021/10/23(Sat) 16:57:34 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル跳ねる体。唇をなぞる指。そしてかんばせを彩る表情。 それら全てを逃すものかと目に焼き付けていた男の耳に届く、四文字の温かさ。 今まで紡いできた花を愛でるどんな台詞よりもシンプルな言の葉。 でも、だからこそ胸の奥底に真っ直ぐ届いて柔らかな熱が広がっていく。 「…………俺も」 貴方に返ってきたのは、同じように単純で、普段の気障たらしな男が浮かべるにしてはあまりにも素朴な微笑みだった。 ▽ (-248) 2021/10/23(Sat) 16:57:50 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル貴方の涙が止まるのを確認すれば、男は安堵したように小さく息を吐き出した。これでおしまいと笑う貴方に同調するように、かすかな笑みを含ませて。 「見つけてくれたのが、抱いてくれたのがお前で良かった。 名前は……そうだな、お前なら見てもいい。俺の傷を受け止めてくれたお前なら。女みたいな名前だったから、好きじゃなくてずっと隠していたんだが」 気恥ずかしいのか、若干口籠もっている。 「……愛されている、か。そんな資格、あるとは思えないのにな。兄にも、弟にも。 愛してくれている者に、どうやって返したらいいんだろう」 (-249) 2021/10/23(Sat) 16:58:14 |
【秘】 死神 ゲイザー → 夜の一族 チャンドラ「殺人鬼リーパー様だ! そしてオマエ、チャンドラだろ? ゲイザーのお友達の。 マジでゲイザーのこと探してたのかよ」 慣れぬ粗暴な態度に驚くあなたの前で、 リーパーは遠慮なく苛立ちを露にしていた。 「ゲイザーは死んだよ。オレがキエに差し出した」 「つまり、オマエとの約束は果たされることがない」 あなたに喋る間も与えず、鋭い事実を投げつける。 その仕草のどれもが、気弱なゲイザーとは異なる。 風が吹いていた。……夜の近づく匂い。 「残念だったな? ……オレ、オマエのこと気に食わないんだよ」 そして、理由も不明の難癖。 (-250) 2021/10/23(Sat) 17:02:14 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 浮遊想 テラ「…………」 悪い人ではないかもしれないのだが、既に引っ掛かった自覚はあった。脳裏に探偵の姿を思い描く。 ばつが悪そうにわたわたしている貴方の前で視線をうろちょろした。 「被害者かもしれないけどな。でも、それでも俺はお前を憎むことはできないよ。完全に理解することは出来なくても、俺も似た痛みを知っているから」 笑ったような気配をなんとなく感じて、男はそっと手を伸ばす。 頭を撫でられるんじゃないかと願いながら。 「ああ、テラ。あいつ、お前だったのか。 …………」 考えて考えて、ひとしきり考えて。 「……なあ。お前はさ、自分を歌にされることは嫌いか?」 そっと、提案する。 (-251) 2021/10/23(Sat) 17:07:38 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → くるみ割り人形 トラヴィス/* お疲れ様よ。 そういえば竪琴がユピテルから貴方に手渡されたし、貴方にも情報開示しておくわね。 以下、ユピテルに渡した竪琴の情報よ。 +++ もし貴方が抱えた竪琴をまじまじと見ていた場合。 竪琴の側面に、本当に小さな小さな文字で「コトハ・ミズガネ」と彫られていることに気付けるかもしれない。 竪琴を持つ際に手でちょうど隠せそうな位置にあるだろう。 (-252) 2021/10/23(Sat) 17:09:40 |
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