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【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>113 ユピテル 「……」 たいへんに大きなリアクションの貴方を努めて、それはもうすっごくすっごく努力して落ち着いて見守った後。 「…………その。トラヴィスと随分仲がいいんだな」 長いような短いような時間を費やし、そう返した。 責めているわけではない。でも、遠目から見てしまった為か唇を奪われているものと勘違いした男の声はどう頑張っても複雑そうな様子を隠しきれていなかった。 「…………挨拶の一環として口付けを相手に送る文化圏が存在するのは知っているが……頬ではなく口にするところもあるんだな……」 (114) 2021/10/28(Thu) 5:20:34 |
【人】 ただの ユピテル>>114 ミズガネ 「トラヴィスとは仲がいいけどコトハも仲良くなかった? 竪琴託していた位だから私よりも仲良しと思ってたわ」 首を傾げました。自分達がそれなりに(友人として)仲がいいのは、てっきり知られている事で、そんな改まって聞かれる事かと不思議に思ったからです。 「……?どうしたのコトハ、何だか調子……え?」 『唇にする』と言われた発言で「?」と思い切り頭にクエスチョンマークが浮かんでいます。ぽくぽくぽく。 考えた末に、ようやく出る結論。 「……も、もしかして唇にキスされてたと勘違いしてる? えっと、あれ、頬だよ。 ギリギリの位置といえばそうだけど…… 急にトラヴィスがしてきたから、私もびっくりして……」言いづらそうにもごもご答えてますが、別段嘘をついてる様子はありません。それより、貴方の様子の方に動揺しているのがひしひしと伝わっているかもしれません。 (115) 2021/10/28(Thu) 5:32:53 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>115 ユピテル 「仲がいいというか、同じアーティストとして無視できない存在というか……。 竪琴は……まあ、色々と約束をしていたからな。でも許したのはあの一度だけ。基本は家族以外あまり触らせたくないというのが本音だ」 家族というのは、自身の兄弟だけでなくユピテルも勿論含まれている。 「…………そうか、頬か。俺の勘違いだったんだな。 トラヴィスあいつには一度文句を言わなければならないな…… 」ならいい、と言いかけて、慌てて言葉を飲み込む。 「……もし、の話だが。ユピテルもあいつとそういう触れ合いがしたいなら、俺は止めない。 俺だって今まで色んな花を愛でてきたのだから、俺はお前を束縛したくない。最後に俺の隣に帰ってきてくれるのならそれでいい。 ………………」 貴方が自分からした訳ではないと理解した。理解したのだが、どうにも湿っぽさが隠しきれていない。 先程の光景にちょっとだけショックを受けているのかも。 ▽ (116) 2021/10/28(Thu) 6:04:05 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ (117) 2021/10/28(Thu) 6:05:02 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>100 キンウ 「おったか!でかした!」 ? 「キンウ、お前すぐにでも館を出るつもりか? それなら悪いんだが、少し待っ……うわあお前どうやって現れた!?お前も人じゃないのか?」 人の理から少し外れた貴方の登場の仕方に驚きつつも、この館は色んな者がいる事を知っているのですぐに落ち着きを取り戻した。 「……お前と約束しただろう、美味しい料理を作ると。それを今果たしたい。どうだろうか?」 了承するのなら、貴方を中庭へ案内するだろう。 中庭には卓上コンロの他に白い粉が詰まった袋、豆腐、それから何故か日本酒なども用意されている。貴方と約束を果たすために男が事前に用意をしていたようだ。 (118) 2021/10/28(Thu) 6:21:38 |
【神】 夜の一族 チャンドラ>>G21 >>G22 >>a7 ポルクス わたしはあなたを照らせない。 触れる相手を選んだ月だから。 選ぶということは、何かを選ばないということでもある。 「ありがとう、ポルクス」 だからわたしが、あなたの旅路の餞にできるのは、この 希望 ひとつだけ。その許しを貰えたわたしは、柔らかく微笑んだ。 どうかあなたのその穴が、いつかは癒えますように。 どうかあなたのその孤独が、いつかは埋まりますように。 あなたの描くあなたと違っても、あなたに 希望 が訪れますように。 (G23) 2021/10/28(Thu) 8:24:41 |
【神】 夜の一族 チャンドラ>>G21 >>G22 >>a7 ポルクス 夜の匂いが強くなる。 触れた指先から、あなたにぬくもりを流し込む。 半身を失ってできた大きな穴に、薄く膜を張るように。 そこに穴は間違いなくある。 でもその穴の、その傷に、隙間風が触れないように。 そうであって欲しいと、望みながら。 贈物は、すぐ終わる。 あなたの手元に、新しい ぬくもり が宿る。 (G24) 2021/10/28(Thu) 8:25:16 |
キンウは、あかるく笑った。「うむ、馳走してくれ!」 (a8) 2021/10/28(Thu) 9:04:28 |
【人】 ただの ユピテル>>116 >>117 ミズガネ 「そっか、その辺りも今度お酒飲みながら聞こうかな。 約束した飲み比べまだしてないもんね。 ……ふふ、家族……」 単純に仲がいいと言える訳でもなさそうで、今聞く内容ではないと悟ったのかその日の話用に取って置こうとしました。 なお家族以外、はしっかり通じてるようで、そんな大切な物を当時思い切り抱えてしまっていた申し訳なさが少しあったのですがそれももうここで落ち着きました。きっと許されていると。 「……こ、コトハ?し、したくないよ?いえトラヴィスが嫌とかそういう意味じゃなくて、私もう貴方の傍にいるって決めたのもあるし、……えっと、」 一歩踏み出し落ち込んでる気配の湿っぽさをなんとかしようと、そして証明しようと、ショックを受けてそうな傍に近寄って、軽く両袖を引っ張って無理やり屈んで貰ってから、下から口付けを交わします。──ちゃんと、唇同士が触れあうように。 「私、コトハじゃないと嫌よ。コトハだから嬉しいのよ」 眉尻を下げて少しだけ寂しそうに笑いました。信じて貰えなかったのが寂しいのではありません。貴方にそこまでショックを受けさせてしまった事と、もう一つ。ちらほら言葉の端に出ている一つの誤解です。 ▼ (121) 2021/10/28(Thu) 10:10:05 |
【人】 ただの ユピテル>>116 >>117 ミズガネ 「私がやりたい事を尊重するって思ってくれるのは嬉しい。 だけど、それで本来コトハが嫌なことを「嫌」って言わないで「好きにさせたい」って言うのは ……良い夫婦、 じゃないと思うの。他の関係でもそうだけど、夫婦なら一層だと思うし……私も少し寂しいよ」 全部許容されると言うのは、そんな事はないと分かっていてもそれだけ興味がないようにも思えて。束縛を沢山されたい訳ではないのですが、逆に彼はもう少ししてもいいのだという程にこちらに全部譲ってくれるから。 そしてそれは、目指そうとしている「支え、分け合う」と少しずれているように感じたから、ユピテルは寂しいのです。 「私、大切なコトハの嫌なことはしたくない。 これが一番の私のしたい事なのよ。それを忘れないで」 「『私がこうしたい』を尊重してくれるなら、一番嬉しい事はコトハが前の事とか性格とか全部変に気負わないで、「嫌な事は嫌」って遠慮なく伝えて欲しいわ。これは私を我慢させる事とも違う。貴方が傷付く方が何倍も辛いから」 だから。と、そっと背伸びをして、帽子を被っているなら一度取って、その頭を柔く撫でようとします。 「……ごめんね、きっと嫌ってさっき思わせた」 (123) 2021/10/28(Thu) 10:27:48 |
【見】 座長 トラヴィス人も、人ならざるものも集う賑やかな夜。 館の主人だけが瞳を閉じ、眠りに付く時間。 男は自身の客室へ、使用人を大勢呼び付けていた。 「───そうだね、 プルーは好き嫌いしている所を見ないから良いとして、 シトゥラの食の好みが難しいな。」 あれやこれやと情報収集しつつ、 夜景が一際綺麗に見える自室へ、オーナメントを用意させ、飾らせている。 大きな天蓋の付いたベッド。 自らが館へ辿り着いた際、最初から存在したものだ。 まるで何処かの皇様が使っていたようなそれを気に入り──それ以外は随分と模様替えをしたが──長期間占領している部屋へ、色とりどりの装飾が散りばめられていく。 「嗚呼、窓際は何も置かないでくれ。 夜空が見えるようにね。」 座長直々の舞台プロデュース。 懐かしい気持ちで、使用人達へ指揮を取る。 「……悪いけど、軽めのカクテルも用意して貰えるかな? 今日は溺れたくはないんだ。」 ───特別な二人の反応を思い浮かべながら 今宵の細やかなパーティの準備は進んでいった。 (@61) 2021/10/28(Thu) 12:48:08 |
【独】 夜の一族 チャンドラテラから寒さをもらった後、基本的に寂しさを知らないから何で寒いのか分からなかった。 でも、ホームシックでもあったからちょっと寂しがってた 夜空を見て懐かしくて涙こぼしたりするくらいは。本人にその意識が薄いだけ 高くて寒いところにある月→月に触れられない自分→孤独 でようやく孤独を理解した そして自分は孤独でないことをキエに教わった(篝火の考え方) その上目を覚ますと別のぬくもりが宿っていた(ポルクス) ぬくもりは1人では感じることができないはなんかこの辺 ぬくもりのお陰で何故か「ひとりじゃない」と安心できたので 温度まわり、こんな感じかな………たぶん (-161) 2021/10/28(Thu) 13:59:55 |
【神】 夜の一族 チャンドラ>>G25 >>G26 ポルクス 指先に、柔らかな湿った感触。 大きくひとつ瞬きをしたわたしは、あなたの笑顔を見留めると少し困ったように笑った。 「ええ、ポルクス。お元気で」 旅路への餞も渡し終え、きっともうわたしたちの道は交わることはない。 でもわたしはあなたのことを忘れることはない。 あなたの ぬくもり がわたしを救ってくれた事実を、決して忘れることなく生きるのでしょう。──あなたこそ、幸せに。 背を見送りながら、音を出さずにそう唱えた。 身勝手な願いと理解しつつもそう望まずにいられなかった。 わたしは、その姿が見えなくなるまで、あなたの姿を見つめていた。 (G27) 2021/10/28(Thu) 14:13:55 |
【独】 浮遊想 テラ>>20(Wed) 22:07:36の匿名メモ ソレはソレで、平然と思ってもいない事を相手に伝えます。 事実と異なる事を伝えます。 これ地の文の挿入位置が不親切なんですよね。文化的には直前の発言の補足の位置なのですが、実はこの後の発言の方にかかっています。 『呼び方は、好きで構わないよ。』『わかれば本当に なんでも。』 どこを、君がするみたいな発言と思ってくれるかなぁをプレイしていました。Mr.をよく知らないと後の文章にかかるとは正直思わないと思います。 最初のに関してはこれ>>3:D18。「あ、ミズガネちゃんが10割悪いことになっちゃった、ごっめ〜ん☆彡 いやしかしそのまま通っちゃったな、ふふ、『君も君で 悪い人には引っ掛からないでね』」 これ含めて本村で悪い人に引っ掛からないでねってn回言ったわ😌 (-162) 2021/10/28(Thu) 15:44:30 |
【独】 浮遊想 テラ>>3:48>>3:49 修正液みたい 当方がよくやる手法なのですが、「どういう意味?」等と直接的に聞かないで、全く見当外れの発言をして相手に説明させるやつ。 「謎振り撒くのでホワイト…? なんかホームズとかそのへんの探偵が使っているような何かがあるのかな」とか考えていました。 >>3:-223らしいですね。そしてこれ>>3:-226。え?めっちゃ考えられてて@ありがとうをしていました閲覧時。 >>「肯定はされていないが否定もできない」概念なんですよこれ。良くない?良いよな、わかる。 わかる、よき。 ちなみに基本のCSSが標準スタイル(文字が最初から白)だからこれ>>3:-250に気付くのは遅れました😌 「えっ、白っ、うわ丁寧〜〜こっから白くなってる〜〜〜〜〜(遡りながら」 今回、RPGスタイルで発言の確認しているのがなかったら最後まで気付いていなかったと思います。RPGスタイルじゃないから見逃す演出もあることを学びました(? (-164) 2021/10/28(Thu) 15:47:59 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>119 >>a8 >>120 キンウ 「えっ。お嫁さん?お前伴侶がいるのか? 不思議な奴とは思っていたが、なんだか俺の知らない秘密がありそうだな。 お前、元いた場所ではどう過ごしていたのか気になるな」 驚きのあまり目が丸くなる。言葉をストレートに受け止めてしまった。 そうこう話しつつ、中庭へ。 帽子とコートを脱いで髪を軽くまとめつつ、調理手順を説明しながら作っていく。 「まず最初に テンションを上げるために酒を飲む。 それからだいたい同じ分量の白玉粉と豆腐を混ぜて一つにまとめていく。だいたい耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねたほうがいいな。 出来上がったらご褒美に酒をまた飲む。美味しい。 次に生地を小さめに切り分けて丸くしていくんだ。終わったらそれらをお湯で湯がいていく。 茹で終わるのに時間が少しあるので更に酒を飲む。とても美味しい。 茹で上がったら水で冷やし、後ほど表面の水気を取って完成だ」 ▽ (125) 2021/10/28(Thu) 16:06:12 |
【人】 酔いが醒め、宵が来て ミズガネ>>119 >>a8 >>120 キンウ 変な手順が混ざりながらも出来上がったものは、もしかすると貴方も見慣れたものかもしれない。 ようやく訪れた館の空に浮かぶ月……によく似た、まんまるな白いお団子。 「出来たぞ。月見団子だ。豆腐を加えたからしばらくは固くならないし、もちもちで舌触りも滑らかになる。 月見をする時期はとうに過ぎているかもしれないがな……でも、この館では月が出ることは稀だ。そんな珍しい客の為に団子を用意してもいいだろう?」 楽しげに声を少し弾ませながら、団子のそばに串と小皿を並べていく。餡子、きな粉、みたらし団子のタレ……真っ白な団子を彩る飾りが勢揃い。 「そのまま食べるのに飽きたら好きなものをつけて食べるといい。お前が好きなのはみたらしだっけ?なんで好きなのかとか、話をしながら食べようじゃないか。なあ?」 普段の神経質さはなりを潜め、楽しげに目元を緩めながら貴方を見やる。 破られたと思った約束を、今ここに。 お別れする前のささやかな宴を、月を味わいながら楽しもうじゃないか。 (126) 2021/10/28(Thu) 16:06:33 |
【独】 浮遊想 テラ>>4:9 ミズガネ君と違ってチャンドラ君が暴言を吐くとは思えないんだけども まったくもってそのとおりでございます😌 正しい理由はあったけど、まず頭真っ白になっちゃって。この後すぐに落ち着けないことはすぐにわかったので、動揺諸々を見られないように、ペンを即時に置きました。 その後のこれ>>4:D14は聞かれたことに対して不適当なのだけど、「何故チャンドラ君を寒くしたんだい?」ってだけを聞かれて先に出てきたのは、カギカッコまで半透明の、本人もよく分かっていない発言だったのですよね。 これ何? 知りたがられたから以外の理由も内心で持っていたので、頭がパーーーンしたのだと思います。 好きだから、透明な本当の自分のことを分かってほしかった。分かってくれなくてもいいから、何かを残したかった。好きだから。好きだから? 別に特別好きな人にじゃなくても同じ理由でやってきたじゃないか。これまでやった人も、普通の意味で好きなことは好きだから、これは別に理由じゃないよね? ただしいのはこれ>>4:D16です。……そうで合ってるよね? 考え出したので、ペンをすぐに持ち直せませんでした。 (-167) 2021/10/28(Thu) 16:31:04 |
キンウは、真白い団子をひとつ、指でひょいと摘んで放り込む。 (a9) 2021/10/28(Thu) 16:39:20 |
キンウは、夜を、月をその目に映さない。 (a10) 2021/10/28(Thu) 16:39:28 |
キンウは、けれども。 (a11) 2021/10/28(Thu) 16:39:34 |
キンウは、ミズガネとともに、空を見上げる。 (a12) 2021/10/28(Thu) 16:39:52 |
キンウは、ミズガネがつくった、《月見団子》を食べる。 (a13) 2021/10/28(Thu) 16:40:01 |
【赤】 パイ焼き ゲイザーリーパーは、館の協力者の役目を終えた。 誰かを襲う画策をすることもない。 館の魔力によるこの声も、もう届くことはない。 それにリーパーはべつに、キエのことを 特別だともなんとも思っちゃいない。 これは、刹那の繋がりだ。 だから、別れを告げなければ。 ⇒ (*0) 2021/10/28(Thu) 16:51:40 |
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