【人】 イタズラ娘 カミラ─兄様、兄様も人のこと言えませんわよ!?─ ふんふんふ〜ん ふふふんふ〜んっ [一方その頃、私は鼻歌まじりに 傷と火傷の薬を作っていたところだった。 直近の「扉を開けたら死神ドン!」の新作ドッキリが 母様相手に成功して上機嫌だったともいう。] 『お嬢様!大変です、坊ちゃまが!!』 (323) 2020/05/20(Wed) 22:23:59 |
【人】 イタズラ娘 カミラ え、何?何事? [ジョバンニの焦りようと扉を叩く音が尋常じゃなくて 待って待ってと慌てながら扉を開ければ、 堰を切ったように何があったかを大慌てで説明し始めた。] 『大変です、お嬢様!坊ちゃまが、坊ちゃまが…… 満月の夜に馬車を見かけて、セレン嬢が攫われて 坊ちゃまがバーンッ!ドーンッ!っと突っ走って 馬車に乗り込んで、この本をお嬢様にって!!』 (324) 2020/05/20(Wed) 22:24:12 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 待ってジョバンニ、落ち着いて。 兄様に何かあったってのは分かったから 落ち着いてゆっくり一から説明して?ね? [私、人の話いっぺんに聞いて理解出来る 某聖徳太子こと厩戸皇子じゃないから。 ヒアリング出来る耳と内容に限度あるから。] 『す、すみません。 坊ちゃまが緊急の念話を送ることなど 滅多に無くて、つい……。』 (325) 2020/05/20(Wed) 22:24:28 |
【人】 イタズラ娘 カミラ 『それと、坊ちゃまがこれをお嬢様にと。 何やら頼みたいことがあると言ってました。』 [こくりと頷いて本を受け取り>>199 中身に目を通せば念写で書かれたことは一目で分かった。 版画のように写された字、所々掠れた筆跡。 感情の乱れが文字にも反映されているのは 長く共に生きたからこそ理解出来る兄様の微かな癖。] ……分かったわ、ここに書いてある通りのことを 私が用意しておけば良いのね? [滅多なことで人に助けを求めない兄様が 私含めた、家族を頼るなんてそれほどのことなのかと 一瞬背筋に緊張が走る。 ページに記された術式・書き込まれた文字────] (326) 2020/05/20(Wed) 22:24:45 |
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