【妖】 生贄 セレンううん大丈夫、でもありがとう。 林檎は好きだし、これひとつで足りるよ。 [ 空腹に慣れているからこそ、林檎ひとつで十分。 そう伝えて足は自然とピアノの椅子の傍らへ。 彼の視線から逃れるようで距離を縮めたのは、 もう一つ言葉を足す反応を間近で見たいから ] ($83) 2019/04/14(Sun) 15:59:18 |
【妖】 生贄 セレン……あなたの、食事は? [ 人間は林檎で足りると伝えたのだから当然のように。 血を啜ると噂に聞く夜の怪物に尋ねる言葉は、 どうしたって残酷に響くのだろうと想像しながら。 紅茶では到底、大人の身体は足りないだろう。 見ていない場所で何かを食べているのならその理由を。 陽が落ちて夜に満ちた室内では異色の双眸は真っ直ぐに、 まるで人のような男を射抜いて、静かに問いかけた ]** ($84) 2019/04/14(Sun) 16:01:22 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス ―日記 55頁目― [ 最近のニクスは機嫌がいい。 彼から踊りに誘ったり、ピアノを弾いたり 夜の庭園を歩いたりしてくれる。 でも、日に日に顔色が悪くなってる。 風にでも吹かれたら消えてしまいそう。 きっと食事をしていないんだと思う。 彼に伝えたわ。 でも、大丈夫だって笑うの。 随分と綺麗に丁寧な笑顔を見せるの。 薔薇の精気を吸っているから平気だって。 嘘だと思った。 だけど否定できなかった。 君と同じ人になりたいなんて そんな事を呟く彼に言えなかった ]* ($85) 2019/04/14(Sun) 16:02:50 |
【妖】 古城の吸血鬼 ニクス ―日記 84頁目― [ ごめんなさい。全部、私のせい。 シスターに手紙を書いたの。 どうすればいいって。 返事はまだ来ない。 返事はまた来ない ] ($86) 2019/04/14(Sun) 16:03:23 |
【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー[行っていいんですか?と言ったラッセルに>>83、大きくため息をつき] むしろ、お前みたいに野球を始めてそんなに経ってないやつだからこそ価値があるんだよ。 ……どう言う原理がわからんが、野球をある程度知っちまうと、プロのプレーで感動しにくくなるんだ。だからこそ、今お前がプロのプレーを見ておくべきなんだ。 [自らもそうだった。野球を始めたのはプロ野球選手のプレーを見たのがきっかけだし、野球を知ってから、プロ野球を見る目が変わったことも] (148) 2019/04/14(Sun) 16:07:34 |
【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー……俺はな、ラッセル。成長には感動とか憧れがつきものだと思うんだ。他人のプレーに感動し、憧れ、自分もああなりたい…… [まるで自らがそうであったかのように語る。いや、実際自分もそうだった。かつてはプロ野球選手になりたいと思い練習していた…… [もっとも、そんな夢は早いうちに叶わないと知った。年頃の男の子にはありがちなことで、ある日突然自分は逆立ちしてもプロになれない、ということに気がつくのだ] だからこそ、今のお前がそのチケットを使うべきなんだ。野球選手として、もっと上手くなるために…… [ラッセルは自分と同じようになってしまうだろうか、と考えながらもそう続けた] (149) 2019/04/14(Sun) 16:08:18 |
【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー[あれこれと熱弁してしまったが、これでわかってくれたことだろう、と思い安心していると、目の前のラッセルがまだ何か遠慮していそうなことを、真顔で言ってきた>>84ので] ……そうだなあ、出世払いにしてもらおうか。プロ野球選手になったら、まとめて払ってくれ。 [意地の悪い顔で、そう言った] (150) 2019/04/14(Sun) 16:08:44 |
【独】 不器用 ラッセル/* こーれーはー上手い拾い方 ラッセルにはプロ願望ないけど真面目なんで プロになったら払ってくれって言われたら目指す理由のひとつ足り得る (-82) 2019/04/14(Sun) 16:17:45 |
【人】 Another Story セレスティア[『日刊預言者新聞』や『ザ・クィブラー』よりも 魔法生物と戯れていた方がよっぽど楽しいと思っているので 少女はきっと情報だとか、一般常識には疎い。 ( 自分の父親の死が新聞の一面に載った。 十代前半になったばかりの精神では 容易に耐えられることでもない。 ……情報媒体が苦手なことには理由が数多あるけれど そこに内包された真実とは、そういうことだ。 ) 要するに、気分転換のようなものが皆無なのである。 対策で勉強浸けの脳みそはもう破裂寸前だった。 羊皮紙は真っ白のままだけれども。] (151) 2019/04/14(Sun) 16:20:07 |
【人】 Another Story セレスティア[ほんの悪戯心で額を弾いたのだけれど、 彼にはやっぱり刺激が強すぎたご様子で。>>103 それでよくあんな勇敢なことができたな、なんて 自分しか知らない忘却の記憶を思い浮かべながら 厳しさしか感じない言いっぷりに顔を顰めた。] 何デスカ、何デスカ、 折角起こしてあげたノニ! アレクサンもセンセイみたいなこと言って! アレクサンのイジワル!ケチ!悪魔!デビルマン! [思いつく限りの乏しい罵倒 (一部おかしい) を投げながら逃げられもしない迫る試験のことで頭はぐちゃぐちゃ。 ……それでも、彼のことは先ほどから見えすぎていたから。] (152) 2019/04/14(Sun) 16:20:14 |
【人】 Another Story セレスティア[好きな事への集中力だけはいいのだ。 嫌いなことの集中力が欠落しているだけ。 人間観察は得意分野だったから、 彼の表情変化、動きの遅さ、その心情。 確定はできずとも、推測なら容易。 突いたように問いかけたならば、 後に続くほんの少しの沈黙に確信したのだ。] …………フゥン? 随分回りくどい言い方デェスネエ? [以前の影響か、唇を尖らせて返事を引っかけた。] (153) 2019/04/14(Sun) 16:20:20 |
【人】 Another Story セレスティアセレスには言えないことだったりしマス? 知らないものってセレスも知らない? ( 好奇心だけは無駄にあるもんだから、 踏み入れるべきではない領域に首を突っ込むのも 良くも悪くも彼女の個性のひとつであった。 )** (154) 2019/04/14(Sun) 16:20:23 |
Another Story セレスティアは、メモを貼った。 (a29) 2019/04/14(Sun) 16:21:21 |
【人】 不器用 ラッセル[価値の話を諭されたら、自然と頷いていた] ふーむ…… 経験積めば積むほど あれぐらいなら自分でもできるかも なんて思っちゃうのかもしれませんね? 感動できなくなる、というと。 [向上心を引き出す要素のひとつ。憧れ ああなりたい。あんなことをやってみたい。あの人と一緒にプレーしたい…etc それは成長の為に、確かに必要なことで>>148 プロになりたい。と思ったことはないし 今までぼんやりと野球をしていた なんせそんな上を見上げる余裕が今までなかった ただ、上手になりたいという気持ちはあったけれど この先に進むためにはなにか必要だ。その言葉は説得力があった なんの憧れもなくただただ上を目指すことの大変さは ]悲しいことに、受験戦争で身に染みて知っている (155) 2019/04/14(Sun) 17:19:23 |
【人】 不器用 ラッセル[ただ、上手い人のプレーを見るのは 特効薬 でもあって、毒薬 でもあるあんな風にはなれないと 賢い人はどこかでそれに気付いてしまうのだろう>>149 キャプテンの過去は、聞いたことがなかったから 心配されていることだって知らないで] プロ野球選手になれたら? …なれなくたって大人になったらちゃんと払いますよ? [意地の悪い顔を見ても真面目に返して お金の借りっ放しなんて、落ち着かない もしかして本気でプロ野球選手にならないと受け取ってくれない気だろうか そうならば…自分の進路候補の一つにプロを追加しておかないといけないだなんて 馬鹿正直に考えているのだ] (156) 2019/04/14(Sun) 17:20:04 |
【人】 不器用 ラッセル[ふと思い出して、ひとつ口を開く] あ。 プロの試合、見に行ったことないので 作法とかは教えてもらえると… [テレビの中継や、ニュースのスポーツコーナーで写っているのを見るのとは 現場の雰囲気は全く違うだろうから 迷惑かけないように。 楽しむ事や学ぶ事よりも、それが先に出たのだった]* (157) 2019/04/14(Sun) 17:20:33 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル─ 現在・車中 ─ [ 助手席で眠る友の様子を時折眺め運転を続け、早数十分。 車中はラジオの音声と音楽が流れ続けるのみ。 眠ったことに気付けば音量を下げる。 エンジン音はデフォルトで小さい。 先程、レクチャーを受けた各機能のことを思い返す。 ( ──普通の二十代が新車で買うには 結構な出費になるんだろうな。 ) 己の車といえば、劇団員時代に譲り受けた中古の安物だ。 壊れてはいないから動く、使うならやると言われ使い続け早数年。 異音が時折発生し、助手席のリクライニングは倒れないが 一人で使う分には特に気にならなかった。 それに当時は街中に住んでいたので、車に乗る必要が あまり無かったのもある。] (158) 2019/04/14(Sun) 17:30:41 |
【人】 リコリス臨時店員 Dante─こぼれ話・デザート─ [今日のケーキは定番のものに加え、 幾つか手掛けさせて貰ったものモ。 一つは人参とオレンジのパウンドケーキ。 人参のピューレを混ぜ込んだ生地に 春が旬の柑橘果肉数種類、オレンジピールを入れ ラム酒の香りを効かせて焼き上げましタ。 バターの香りとラムの香り。 ほんのり甘い人参の風味が微かに感じるケーキ。 甘酸っぱく爽やかな数種類の柑橘が香り高い そんな一品デス。 共に添えられた柔らかな ホイップクリームと共にお召し上がりくだサイ。 鮮度が落ち気味な柑橘類でも ]美味しく食べられるよう考えた 裏事情もありありの一品デス。 (お客様の前でそんな事情は 勿論お伝えいたしまセン) (159) 2019/04/14(Sun) 17:30:41 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ リーの車を運転したのは今回が初めてだ。率直な感想となると 正直、この車と、俺が今乗っている中古を 同じ車扱いにして良いのか、だった。 当時は駆け出し下っ端で給料も雀の涙。 新車を買う余裕など当然無い。 己の身分を弁え、移動できれば良い、物を運べれば良い、 程度の考えだった。 だが、収入も安定してきた今ならば 新車を購入するのも悪くない、と思えた心地良さ。 今回この車を運転させて貰ったことに加え 奴曰く「ファンは常に見ている」らしいから。 引越しを終え、落ち着いてから購入の相談を持ちかけてみよう。 饒舌に語っていた様子から、色々と詳しそうだ。] (160) 2019/04/14(Sun) 17:30:48 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ 眠り続け、更に数十分が経過した。 起こさぬよう音には気を払っていたが、沈黙が寂しくなる頃。 眠れる王子様の瞳は未だ開かず、耳を澄ませば寝息も聞こえる。 再び、ちらりと横目で表情を覗き込めば──── 思わずはっ、と息を飲む。 見慣れた顔なのに──……やはり綺麗だ。 なかなか鮮明に見えぬ赤紫の瞳は、それ以上に美しいが 閉じても長い睫毛に筋の通った目鼻立ち、小柄な体躯。 まさに白皙の美青年という言葉がしっくり来る。] [ 家族の話を振られ、そういえばリーの家族のことは 余り知らなかったと思い出す。弟がいるとは聞いていたが。 既に隠すような間柄でも無い。 どうせ俺も、奴と似たようなものを抱えている存在だ。 故に話が聞きたければ隠すつもりも毛頭無いのだが、 楽しさに明け暮れていた今する話では無いな、と止めたのみ。 それこそ、旅行が終わった後。 リーの家に寄った時>>118にでも語ろうか。] (161) 2019/04/14(Sun) 17:30:53 |
【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ かつて冗談めかしたプロポーズの話をしていた時の返事は、 普段の微笑みとは違った──……どこか迷いが含まれた、 影を帯びていたかのような笑顔だった。 ……一瞬、不安が襲い掛かる。 絶望から這い上がり、再び舞台の上に戻れたとはいえ、 役者が安定しない職であることは誰もが知っている。 数年、十年後も第一線で活躍出来る役者といえば 天文学的な数字といっても大袈裟では無い。 一方、リーは現段階で既に輝かしい将来が約束されている。 経済力の高さは言うまでも無く、知識に社会的地位。 奴の隣に立っても見劣りしない、一流の役者になるべく 努力はしているが、将来のことを考えれば…… ──やはり役者を辞め、安定した職に就くべきでは、と 考えたことは一度や二度では無い。] (-85) 2019/04/14(Sun) 17:31:01 |
【人】 リコリス臨時店員 Dante[もう一つは苺のティラミス。 カットした苺が入った 春らしいティラミス、でス。 エスプレッソ、ココア、抹茶がございますので お好きなものをお選びくだサイ。 (162) 2019/04/14(Sun) 17:31:07 |
【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ 奴の迷いはまだ知らない。 偶然にも、似たような迷いであることを。 しかし不安に襲われたとて、リーの想い、心を疑うことは無い。 性格も職業も真面目で、知識も豊富だからこそ、 色々と危惧するものはあるのだろう。 その点、一流の大学を出たとはいえ、大卒後劇団に入り、 普通の社会人経験のない俺が、楽観的な考えに寄るのは必然。 もし奴の迷い、不安を知り得たならば。 「お前は光に照らされた、輝かしい未来を歩む存在だ。 俺のような奴と共に居てはいけない」 と、以前の俺なら、再び距離を置こうと考えていただろう。 だが──今は違う。 ] (-86) 2019/04/14(Sun) 17:31:08 |
【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ 俺の最大の幸せは、リーベルトが隣に居てくれること。 リーベルトが存在しなければ、俺の人生に意味が無いことに 気付いたから。 奴が抱くその不安を知ることが出来たならば。 『 ──俺は、あの時お前に生かされた。 お前のお陰で、俺は今ここに居る。 だから、お前が救った俺を信じてくれ。 ……いや、 信じろ! 』 と。[ 過去、奈落の底へと堕ちた俺を、リーが救い上げたように。 今度は俺が道標となり、手を引き歩んで行くつもりである。 俺がリーを不安にさせてしまうのならば それを取り払うのは俺の役目だ。 だが、目の前から消える、身を引くという選択肢は無い。 それにより、俺が幸せになる未来は、存在しないから。] (-87) 2019/04/14(Sun) 17:31:39 |
【人】 舞台役者 ヴィクトル[ 更に時は経過する。 既一時間程度経った頃、静寂を破りアラートが響き渡る>>122。] ……──っ!!??? [ 完全な不意打ちだ。あまりにも唐突過ぎて変な声が漏れた。 そういえば言ってたな、と数秒後に思い出せたが>>120 そして俺では無く、リーの方が目覚めたようだ>>123] よう、おはよう。ぐっすりだったな。 寝られたのなら良かった。 ……はっ、懐かしい。 俺がお前の代わりに土下座して客に謝った夢か? それとも、互いの腕を持っていってでもしたか? [ 今となっては笑って話せる過去の話を思い出し、笑みが漏れる。 実際、当時の印象は相当に悪かった。 「誰も手に追えないから、お前が面倒見てやってくれ……。」 と店長に泣き付かれなければ 必要最低限以外の会話すらせず、避け続けていただろう。] (163) 2019/04/14(Sun) 17:31:45 |
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