【人】 羽井 有徒── 回想、再会 ── [ハァと大きく、これみよがしにため息をついた。 別に返して貰うものは何もないし、欲しいものは自分で手に入れる。この少女から貰うものなんか何もない。] 何もないな。 差し出せるものなんか無いだろ? お前が俺を助ける? 今のお前に何ができる。 [金もない、コネもない。 だからこそ得体も知れないのに縋ったのだろうから。: それとも身体でも差し出すか? [何も持たない女が差し出せる物なんて知れた物。]* (257) 2020/07/30(Thu) 17:45:35 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ 清平からの紹介と彼自身の名乗りを聞いて お互いにお互いの名前に、少し驚いた顔をする。] ジャン、さん……あ、ヴェレーノさん 先生なんですね、なら一つ営業をしてもいいですか? [ どっちで呼んだら、いいか迷いつつ 冗談半分に名刺を渡す。] 趣味から実用書まで、色々扱ってますので 宜しければ [ 最近は、WEB通販も行っているから 神保町が遠いなら、そちらもなんて、営業トークを交えつつ。 プールに誘ってみれば、二人の控えめな反応に首を傾げる。 ここで誘うのは、何かおかしかっただろうか。 ――人との距離感難しい、 そんな悩みも、清平の楽し気な笑みに>>228] (258) 2020/07/30(Thu) 18:14:25 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞いや、その……まぁ、そんなところで 自慢は、あとで…… [ ぽっと頬が熱くなって、照れ隠しに視線を逸らすが ぼそりと報告はすると、返事をするのは 約束したし、彼女には話したいと思ったから。] (259) 2020/07/30(Thu) 18:15:17 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞清平さんもこうおっしゃってますし、 ヴェレーノさんも――…詩桜さん? [ すぐに詩桜にメールを送ろう。 そんな風に思っていると、思い浮かべていた人物の 明るい声が響く>>223] え、先生……詩桜さんの、 先生? ――っ、?? [ そんな巡りあわせがあるものなのか。 詩桜の先生が、目の前の彼という偶然。 増えた情報に、頭が追い付かずに、混乱していると ぎゅうと握られる手。] (260) 2020/07/30(Thu) 18:15:55 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞お、おはようございます、詩桜さん [ なんでこう、可愛いことをするのだろう君は。 ぽっと効果音がつきそうな速さで、頬が赤く染まる。 握られていない方の手で、顔を半分覆い隠すと 可愛いなぁと小さく呟いて、笑う顔は幸せそうなものだった] ええ、合ってますよ>>230 彼女も誘おうと思っていたんです まさか、ヴェレーノさんが、 彼女の先生とは思いませんでしたが ――ッッ、 [ 握る手を離すことはしないけど。 強弱をつけて、にぎにぎされると、少しくすぐったい。 どうしたのかな?と視線をやれば、 ぷいと視線はそらされる>>254] (261) 2020/07/30(Thu) 18:17:02 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞花火大会……詩桜さんも行きたい?? [ 視線を逸らされた理由がわからなくて、 焼きもちという感情を知識では知っているけれど ――>>1:406は焼きもちだったかもしれないけど これが、まさか、人生初――自分が認識した中で 焼きもちを焼かれるという事なのだろうか。] (262) 2020/07/30(Thu) 18:18:01 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞えっと、詩桜さんが何か誤解してたら嫌だから 説明をしておくとね、清平さんはお店のお客さんで 私が5代目になる前からの知り合いってだけで [ 友人になれたらいいなとは、思っていたけれど。 彼女が焼きもちを焼くような感情は、持っていなかった。 ね、と視線を逸らした先を覗きこめば、 分かってくれたかな?*] (263) 2020/07/30(Thu) 18:18:10 |
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。 (a84) 2020/07/30(Thu) 18:21:32 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞― 午後の事:屋上庭園― [ ショッピングエリアの顛末はどうだったか。 ナイトプールに行くことになったのなら、 もう一度、改めて詩桜に一緒に行くか声をかけて、 予定に入れるか決めただろう。 ――嫌だと言われたら、素直に諦めて 清平とヴェレーノと別れてから 午前中は、ぷらぷらと買い物をして ――詩桜に付き合って貰ったかもね? 子どもの様にはしゃいだ1日、2日、 疲れがたまってきているのを感じていたから、 露天風呂を楽しんで、綺麗だとパンフレットに書いてあったから 屋上庭園に来ていた。 ドームに覆われた庭園には、 整えられた芝に、綺麗に花が咲く花壇。 夏の花は、瑞々しく、色鮮やかで活力に溢れてる。] (264) 2020/07/30(Thu) 18:38:46 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ なんだか、あの子に似ているなって、 すぐに詩桜が浮かんでしまうのは、 年甲斐もなく浮かれているのだろう。 遠くで雨雲が、通り雨を降らせる気配に、 夏の風情を感じながら、空を見上げれば、天色は薄花色に 花を眺めながら、のんびりするのも悪くない。 ――うっかり、うっつらしてしまったかもしれないけど **] (265) 2020/07/30(Thu) 18:40:18 |
【人】 成瀬 瑛[ いらないものをあげても、それはただの自己満足で。 恩返しにはならない。 …… そう考えると確かに、 何の力も持たないあたしが、 何でも持ってそうなお兄さんに できることなんて思いつかなくて。 ] そうだね。 “今”のあたしだと、できることってなさそう。 [ そう、素直に認めたら。 ] (267) 2020/07/30(Thu) 18:47:11 |
【人】 成瀬 瑛だから、助けが必要になったら依頼してよ。 何でも無償で一つ、引き受けるよ。 [ …… 今は無理でも、未来のあたしなら、 少しは何かの役に立てるかもしれない。 それに現時点では無敵のお兄さんでも、歳を取ったら 気弱になる瞬間だって、あるかもしれないでしょう? そうしたら弱みにつけ込ませてよ、なんて笑って。 随分と図々しい、恩返し。 ]** (268) 2020/07/30(Thu) 18:48:10 |
【独】 羽井 有徒/* あ、予防線を張ったわけじゃないよ ダメならダメでそこでフェードアウトではなく、それはそれで続いていくためのあれそれ。 (-164) 2020/07/30(Thu) 18:53:12 |
【人】 灰原 詩桜─午前、ショッピングエリア─ [誘う。……さっきのナイトプールのこと?>>261 なんで先生とお姉さんと智詞さんで、 智詞さんとお姉さんがメインで、 そこに私を誘う話になってるんだろう。 もしかして、お姉さんはお姉さんで 智詞さんと片想い……、でもなさそうだけど。 でも、花火大会に行きたいか質問されて>>262 顔を逸らしたまま、無言のまま。 繋いだ手の親指で、智詞さんの手の甲をすりすり撫でた。 ……少ししてから、こくんと頷いたのは 誤解はされたくないから。 絶対行きたい、かんざしも使いたいし浴衣も着たい。 浴衣を着て、綺麗って言われたいって言うのは、 …………甘えすぎ、かな。] (269) 2020/07/30(Thu) 18:57:12 |
【人】 灰原 詩桜[なんでそこでプールの話になったんだったか。 お客様とそんなに距離の高いお店なのか、 それともそれだけ常連さんなのか。 ちょっと疑問を抱きながらも やっと視線は智詞さんに戻ってくる。 でもね。 私、プールに入れるのかな。 自分ではちょうど髪の毛で隠れてると思っているけど 首筋にチラリ、赤い印。] (271) 2020/07/30(Thu) 18:58:07 |
【人】 灰原 詩桜……どこでも。 誘ってくれるのは、嬉しいです。 [でも正直なその気持ちだけはちゃんと伝えておこう。 ちょっと不安が融けて、 口元が緩んだのは隠せない。]* (272) 2020/07/30(Thu) 18:58:23 |
灰原 詩桜は、メモを貼った。 (a85) 2020/07/30(Thu) 18:59:51 |
【人】 羽井 有徒── 回想、再会 ── [楽しいかと言われれば、わざといやらしく視線を瑛の体に走らせて、わかりやすくふぅーーーと大きく息を吐いた。] 楽しくないな。 [さらに追撃でハッキリと断言した。] (273) 2020/07/30(Thu) 19:04:25 |
【人】 羽井 有徒そうだな。 [今は無くても明日はわからない。 自分だってその歳の頃は何も持っていなかった。] その時までに、 俺の役に立てるぐらいになれ。 もしくは俺が、 土下座して頼みたくなるぐらいのいい女になれ。 [ただの家出少女に暇つぶし以上の用はない。] (274) 2020/07/30(Thu) 19:05:06 |
【人】 羽井 有徒[ソファから立ち上がって、それから瑛の頭に手をポンと置いた。] それじゃ、帰るわ。 病人は大人しく寝てろよ。 麦茶ごちそうさま。 [それで友人の事務所を後にした。]* (275) 2020/07/30(Thu) 19:05:26 |
【人】 アイドル 三上 麗央[さて帰ろう、と空を見て。遠くの曇天に気づく。ホテルへ向かう送迎バスではなくホテルの車の方へ向かう。バスじゃ嫌な宿泊客が乗るものだろうが、頼めば他へも乗せて行ってくれるはず。] あっちって、なにがあります? [花畑と聞いて、そちらへ向かうように頼む。仕事なのだから文句はないだろう。チップとか出さないよ、日本のホテルだし。たまにチップを渡す客がいて、それで美味しい思いをしている従業員もいるのだろうが、働きに見合う給料は貰っているのだから、特に思うことはない。弱そうな相手に圧力をかけてチップを出させようとする奴が居たらクビにされればいい。ホテルの評判に傷がつくし。 途中で牧場脇を通り過ぎたが>>219人影が視界に入ることはなかった。 雨でけぶる黄色と白と薄紫。そこに車が滑り込む。遠くに人影>>193雨で立ち往生しているのだろうか。] あの人が乗るかもしれないからちょっと待ってて [言葉の途中で乱暴に扉を閉めた車は猛スピードでこちらに泥を跳ね上げると走り去って行った。濡れた客を乗せるのが嫌だったのだろうか。無線でたまたま偶然他所の客に呼ばれてタイミング悪く行ってしまったのかもしれない。 雨の中佇む姿は、迷子のように心細く見えた。 近づくと髪が白いのが分かった。和装だし、ご老人なのだろうと思う。後ろ姿だし、知ってる人とは思わない。 驚かせないようにゆっくりと近づきながら。] あの、お困りですか? [声をかけるけど、こちらは水着姿だし>>40、バスタオルもびしょ濡れなのだけど。多少は防水性があるだろうラッシュガードを貸してあげれば、少しはマシだろうかと*] (276) 2020/07/30(Thu) 19:08:45 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ なんで、急にプールに誘ったかって? 真珠ちゃんの話を聞いたときから思っていたことで 『お友達とプール』というものに、ちょっと憧れてしまったから ――彼らが友人になってくれるかは、彼ら次第だけど ――だって、高校の授業でしかプールって行ったことない。 *] (277) 2020/07/30(Thu) 19:28:40 |
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