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【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「そうか、じゃあ問題無いな。 飲み物とか、食べ物とか用意しておいて お前が疲れ果てるまで運転してもらおうか。」 君の考えなんてカケラも知らずに 何を出そうかとソワソワ思案している。 VR空間だからこその特権だ。 まずは炭酸飲料。 これは炭酸が抜けると美味しくないだろうから、その都度自分が出すとして。 運転しながらでも手軽に食べられる軽食もあると良いか。 ───本当に、ただ子供が浮かれているだけ。 「 もう今から行くか? 」浮かれているだけ。 (-284) 2022/02/22(Tue) 0:51:44 |
【秘】 普通 ナツメ → 園芸 ハナサキ ふたりきり、静かなカフェの入り口、はい、はい、と。 少女はあなたの言葉ひとつひとつに頷きを返す。 明るく弾む声と穏やかなアルトはともすれば、身長差も相まってどちらが歳上か、なんて表されそうで。 けれど慰める言葉と慰められる相槌を聞けば、取り違えなんてきっと絶対に起こらない。 そんな優しい、それゆえに作り物めいた時間の中で、 あなた が動いた。仕草をもって告げるそれは、少女の青い瞳を揺らす。 「――――ぇ、」 薄い肩がびくりと震えて、手のひらが布地から浮かされる。 けれど振り払うほどには思い切れなかったのだろう、指先はまだ心臓のあたりに触れていて。 「……どうして?」 少女は、まず、そんな音を漏らす。 揺れた瞳が見つめる先は、あなたの胸元のリボン。 「あの、あかの。 他人のために……えっと、どうして、そこまで……?」 四文字では伝わらないと、考えたのか。 ささくれ一つない唇は、たどたどしく、問いを吐き出して。 票を集めたら死んじゃうんですよ。 教科書にも載っている、当たり前のことを口にした。 少女は、自分が誰かの特別であるはずがないと、思う。 (-286) 2022/02/22(Tue) 1:00:26 |
【赤】 美術 エノ面と向かって話してるわけじゃない。 無機質な文字しか伝わらない。 今どんな顔をしているかなんてわからない。 もし、目の前に居たら。 その表情の遍歴を目の前で眺めていたなら、青年は─── ───それはそれは嬉しそうに、笑ったことだろう。 『うん、ばいばい。』 通信の切れる表示。 端末をぽい、とすぐそこに投げ、ベッドに体を倒した。 「…また一人になっちゃった。」 どこかに出かけようかな、なんて考えながら。 青年は青年の日々を過ごしていくのだった。 (*20) 2022/02/22(Tue) 1:17:16 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ「 いいよ 。」現実と違い、ここには門限などない。深夜に外出をしても咎める大人もいないのだ。 「朝になったらフカワさんがまたバイク乗るかもしれないし。 今なら交通事故も起こらないだろ。」 立ち上がればさっさと扉へ向かう。寝る気は無いようだ。 眠らなくても健康に支障がないのは、VRのメリットである。 (-287) 2022/02/22(Tue) 1:25:42 |
【置】 清掃員 カミクズ最初の夜。 カミクズは、眠らなかった。 単に眠れないなら、ここでは幾らでもやりようはあって。 眠れないのではなくて、眠らなかった。眠りたくなかった。 寝たら明日が来る。 それがいやだから、なんて実に子供じみた理由で。 泥のように眠る事からさえ逃げたのはいつぶりだろう。 (L0) 2022/02/22(Tue) 1:25:53 公開: 2022/02/22(Tue) 1:30:00 |
【秘】 普通 ナツメ → 剣道 ツルギ テーブルを挟んで腰掛けた少女は、閉じられて露わになった表紙へと目を落とす。 外国のかな。あなたはどうやら、そんな雑談は必要としていないようだから、すぐに視線は上げられた。 「ほんとに。みんなに、聞いてまわってるの? その……」 あなたの瞳のちょっと下の辺を見つめながら、みのうえばなし、と穏やかなアルトが紡ぐ。 妙にハキハキとした発音は、用意された原稿や台本のそれに近い。 自身の語彙、脳のメモリにない言葉を読み上げるときの。 (-288) 2022/02/22(Tue) 1:25:59 |
【置】 清掃員 カミクズそんな一日の終わりに、自分の失態を思い出して あああの時はああすればよかったな、なんて。 そんな無益な事を思う人種はどこにでも居るもので。 このカミクズという清掃員もまた、 夜更けの虚無を延々と歩き回る道すがら。 自分は口を開けば失言ばかりだったな、なんて思うのだ。 そんなどこまでも無益な時間を、ただ無益に過ごしていた。 (L1) 2022/02/22(Tue) 1:26:36 公開: 2022/02/22(Tue) 1:30:00 |
【人】 剣道 ツルギ>>アクタ ──深夜、寮の前。 フカワがバイクを押して帰ってきたよりも、ずっと後の時間。 「いつもの車。」 小さく呟く。 藤原工務店、と荷台に書かれた一台の軽トラが生み出された。 白を基調とした古い車である。車体の土汚れや傷、凹みなど、長く使い込まれていることが明らかだ。 教習車以外だと、この車しか運転したことがない。車幅も把握しているし、一番安全だ。 運転席に乗れば、慣れた手付きでエンジンをかける。 (131) 2022/02/22(Tue) 1:28:58 |
ツルギは、誰か起こしてしまっただろうかと今更思った。まあ、だったら朝謝ろう。 (a52) 2022/02/22(Tue) 1:33:05 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「いい性格、ですか? 多分……ツルギさんのいう善人にはならないと思います。 成り行きというより、わからないんですよ。 だって、全部突然で。何より。 俺は選ばれると思っていなかった、ただの一般人です。 たとえ抗っても――――死を覆すことに確定付かないのなら。 何をしたいと人は考えるのだろうと思って話を聞いて、ます」 「みんな、よく生きたいと、意見が言えますね? すごいと思います」 にへらとわらって。 オレンジジュースをすするその顔を眺め。 視線が合って。 ぎこちない笑みを装った表情を、貴方の瞳はうつした。 (-291) 2022/02/22(Tue) 1:44:34 |
ユメスケは、朝寝坊をします。 (t17) 2022/02/22(Tue) 1:48:51 |
【秘】 剣道 ツルギ → 普通 ナツメ「………」 君と話したことがなければ、気付かなかっただろう。テキストとはいえ、青年は君の砕けた口調を知っている。 言葉の装飾の少なさ、そして文節の違いに違和感を抱けば、結論はすぐに導き出せた。 「無理にとは言わない、って言ったのに。 言いたくないなら、そう言ってほしかった。」 その表情に不快さは滲んでいない。君の判断を受け入れ、しかし自分の気持ちを伝えた。 全てが嘘ではないのかもしれないが。 少なくとも、本心はどこにも無いのだろう。 青年はそう捉えた。 「あ、……でもナツメは、絶対生きて帰りたいわけじゃなかったか… だったら俺にわざわざ話すメリットもないよな…」 アンケートを思い出す。君は、自分と同じ番号に印を付けた。 理由は自分と違っていたけど。 (-292) 2022/02/22(Tue) 1:49:03 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「 よし。 」ガッツポーズ。 ベッドの上から炭酸の飲み物をいくつか引っ掴んで 君の後に続いて部屋を出ていく。 「交通事……え? 安全運転………え?」 大丈夫だろうか、このVR空間。 (-293) 2022/02/22(Tue) 1:49:44 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「未練……解消できるかな……。 えっと……そうです、ね……知りたいことを聞くとか。 知って欲しいことを話すとか……? そんな多分、やりたいことをやれば、いいんですよ。 だってエノさん、も言ってたじゃないですか。 『言わずとも分かってくれる人』が欲しいって。 それは――鏡か、きっと……奇跡に近いものです。 でも相手の事を理解する、と享受は一緒じゃなくて……。 ……だから、今は深く考えず……もし一緒に死ぬことになっても、嫌じゃない仲を目指せば……いいんじゃないんですか?」 逆に。です。 そして思いました。 多分、君が俺を理解をしたとき。 俺が君の理解者ではないと、気付いてしまうって。 だから、少し。ほんの少しだけ。 理解者になって欲しくないと願ってしまいました。 これが俺の、君の理解者になりたいという気持ちの一つ。 (-294) 2022/02/22(Tue) 1:51:43 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「まずは、そうですね。まだ一人にしか言っていないこと。 俺は、ここに、 暇つぶし をしに来ました」すべての好奇心の起因は、死ぬまで、暇だから。 それ以上もそれ以下も、俺にはないんですけど。 「君を理解するのも 残りの人生のいい暇つぶしになる、と思います」 距離を詰めてきた、その姿にちょっとだけおかしそうに。 嫌がる方だろうか、と考えながらその少し低くなった頭をなでました。 (-295) 2022/02/22(Tue) 1:52:44 |
フカワは、オブラートという言葉を頭の辞書の中から落としてきたのだと思う。 (a53) 2022/02/22(Tue) 1:53:27 |
【人】 演劇 アクタ>>131 ツルギ 静まり返る夜の世界。 ペットボトルを抱えて君の隣を歩く。 癖であくびをひとつ漏らしながら ぽん、と生み出された車におお、と目を見張る。 「トラックか。 この後ろのスペース、風が気持ちよさそうで いつか乗ってみたいんだよな。」 荷台を名残惜しそうに眺めながら 今日はこっち、と当然のように助手席へ乗り込めば ボトル達を膝に抱え直して 「こういうの、青春っぽいな。 僕も大概インドア派だし、免許も無いから なかなか新鮮で、楽しみだ。」 シートベルトは締めるべきだろうか。 少し悩んで、結局やめた。 深夜のドライブ。はしゃいでいるのは、明らかだ。 (132) 2022/02/22(Tue) 1:53:50 |
アクタは、「よし、行け!」 (a54) 2022/02/22(Tue) 1:56:49 |
メイサイは、一瞬起きたけどまた二度寝した。 (t18) 2022/02/22(Tue) 2:02:28 |
【秘】 普通 ナツメ → 奇形 メイサイ 透けた水とあなたの体を、驚いたように見て。 隣でしゃがんで、同じように波へ翳す。少女の手はひたりと海水に沈んで、ぬかるんだ砂へ触れた。 それから一度、二度。唇が薄く開閉して。 「……うん。死ぬのは、こわい、かな」 手を水に浸して、そこばかりを見つめたまま呟くように答えを口にした。 死にたくない、と。 当たり前のことを言うのすら、もう、少女には憚られる。 「でも。たぶん、私、提供者になるんだと思う」 口にしたばかりの簡単な二文字を、わざわざ置き換えて。 ちょっとだけ迂遠な言い回しで、ぼんやりと終わりを悟ったふうにして。 一際大きく寄せた波で、セーラー服の袖口が湿って重くなった。 (-297) 2022/02/22(Tue) 2:03:25 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「だから、俺は…… 選ばれないといいな、と思っていたんです。 それは――投票にではなくて、この場に」 「少しだけ、似ているみたいですね。 でも、オブラートって言葉やっぱりわからなくて。 あと10年ぐらいで逃げ切れたかもしれないのにって思います。 俺は、嫌いとも感じないので、ちょっと非情かもしれませんね」 当然として制度を受け入れ、否定する意欲はおろか興味も無く。 物事を嫌わない人間の方がよっぽど狂っているのかもしれない。 どちらにせよおなじようなまっくらな瞳は、正気と言うには深い諦念が渦巻いている。 「生死でいえば、この世界は 殺すこと しかできないと思っていますよ。だから、他人がいないとできないことをして……時間を過ごせば有意義になるかもしれません。 事故をして死期が早まったり、票を入れられて疑心暗鬼になったり。サスペンスホラーみたいなこと。 あ、そうだ……バイク乗りは朝日を見に行きませんか。 頑張ります、受け身」 相変わらず前向きに事故を受け止めようとしています。 (-298) 2022/02/22(Tue) 2:07:19 |
ツルギは、「わかった。」 (a55) 2022/02/22(Tue) 2:12:13 |
ツルギは、アクセル全開。 (a56) 2022/02/22(Tue) 2:12:26 |
ツルギは、表情からはわかりにくいが、深夜のドライブに実はテンションが上がっている。 (a57) 2022/02/22(Tue) 2:13:03 |
【独】 剣道 ツルギ胡乱ができるの、ミィが死ぬまでだと思うんですよ。 雰囲気がおしまいになるから。 だから、PLバレを犠牲にしてでも今やるしかなかったんです。 (-300) 2022/02/22(Tue) 2:16:52 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 清掃員 カミクズ「ネットでだってテレビと同じ情報は入手できるんだからねっ」 ネットだと自分の興味のある情報しか入ってこないことが多いから仕方ないのかもしれない。 「そうだよ、だってすとろべりー星には楽しい事しか存在しないから☆彡」 裏にある苦しい事も汚い事もすべて表にはだしちゃいけないのがアイドルなのです。 「アイドルってキラキラしてて素敵でしょ? 理由なんてそれだけで十分じゃない?」 「逆にキミは?どうしてその仕事してたの?」 (-301) 2022/02/22(Tue) 2:19:50 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 不運 フカワ「きゃ〜♡♡ありがとう〜♡♡ヒメノ嬉しい!♡♡」 ぴょんと跳ねるように飛びついてぎゅっとハグした。 生を譲らずとも投票に票を入れないという約束だけでもこの場では十分な収穫だ。 「ヒメノとキミが生きて帰ったらコンサートのSチケあげちゃう☆彡 だから絶対見に来てね♪」 (-302) 2022/02/22(Tue) 2:20:13 |
【秘】 アイドル ヒメノ → 剣道 ツルギ「こんな最高にキュートなアイドル捕まえて、悪い奴なわけないでしょ〜っ」 もう、とむくれている。 本来ならこういう不機嫌な姿もほとんど見せないようにしているので、不機嫌な顔は若干巣が混じっているといえなくもない。 「ヒメノのために死んでとは言わないけど、ヒメノを殺そうとはしないでね」 立ち上がった貴方に向かってにっこりした笑顔を向けた。 目は笑っていない。 (-303) 2022/02/22(Tue) 2:20:45 |
【秘】 アイドル ヒメノ → モノノ怪 ユメスケ即レスに近い速度で返事が来る。 『コタくん?はじめましてのメッセですごい質問だね〜><ww アイドルってきらきらしてて最高に素敵なお仕事でしょ? 注目されるのって大変だけど愛されてるってことだと思うんだ〜』 (-304) 2022/02/22(Tue) 2:21:45 |
【秘】 奇形 メイサイ → 普通 ナツメ 悟ったように言う横顔を眺める。 まるで未来が決まりきったような物言いをするんだね。 「どうしてですか」 怖いのに? 「もっと、絶対生き残ってやるとか思わないですか。 まだ若いのに。これからやりたい事も、将来の夢も沢山あるんじゃないですか」 どうせ水に濡れないなら、と水の中に腰を下ろして言う。 寄せては返す波が足に纏わりついているが、そう見えるだけだ。実際は冷たくも何ともないし変な感じ。 (-305) 2022/02/22(Tue) 2:37:52 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → アイドル ヒメノ 即レスには素直に引いた。常識的なはやさで返信をする。 『送った瞬間返って来てびっくりしちゃった。ありがとう。 うーん、世間話から入るの、なんだか面倒になってしまって? 緋苺お姉さんは許してくれるようなできた人に思えたし』 『アイドルは人に夢や希望を与える素敵な仕事だって聞くなぁ』 『でも俺は、不特定多数に愛されている実感って、 注目されることの大変さよりも大事なものだと思えなくって』 『だから、具体的にはどういうところが、最高に素敵だと 思っているのかを聞いてみたいって感じ。どう?』 (-306) 2022/02/22(Tue) 2:42:14 |
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