【人】 踊り子 マチ─ 回想:舞台の前、街中にて ─ [星飾りを模した小物の露店の奥の方に 宝石をモチーフにした小物があったのを 前に見かけていた。>>1:52 ブーヨプスキュリテ王国は星とともに、 宝石がたくさん採れる国としても有名だった。 濃く深い赤の石のキーホルダーが手に止まる。] これってどんな石ですか? [店主が答える。 「これはねー、『ガーネット』って言うんだよ。 成功に導くって言われてる。 目標に向かって、こつこつと積み上げた努力の成果が実るってのだよ。」 スタンレーさんにぴったりだと思った。 「ふふふ。誰にあげるんだい?」 からかうような店主に、どう答えたらいいか、 私はいまだに分からなかったけど、 スタンレーさんのために、これを買おうと決めた。*] (330) 2020/05/18(Mon) 21:17:10 |
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。 (a94) 2020/05/18(Mon) 21:22:21 |
少女 ルーシュは、メモを貼った。 (a95) 2020/05/18(Mon) 21:25:18 |
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。 (a96) 2020/05/18(Mon) 21:28:14 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場にて:マチとー >>326 マチ [訥々と話すマチの言葉が心地よく、スタンレーは頷きながら、急かさずにゆっくりと優しく聞いた。 「これは私からのお礼です。」と、マチからあるものを渡される。 ゆっくりと包み紙を外すと、濃く深い赤の石のキーホルダーが姿を現した。深い赤は、まるでスタンレーの情熱を表しているかのようで、また、赤毛のスタンレーにとても似合う。] 「ありがとう…!凄く嬉しいよ…!綺麗だ…。」 [スタンレーは、キーホルダーがよく見えるように、星明かりにかざすようにする。星が反射して、より一層輝いた。] [「私も少しでもスタンレーさんの力になれるように これは明日からのスタンレーさんに私からお守りです。」と、マチが続ける。] 「ありがとう。これは、心強いお守りだな。」 [一所懸命話すマチが愛らしくて、微笑む。] 「俺からも話があるんだが、聞いてくれるか?」 [柔らかな表情のまま、スタンレーは続けた。]* (332) 2020/05/18(Mon) 21:34:58 |
【赤】 第一王女 ユウェル[月がてっぺんに来るまでの時間、 4人は思いのまま楽しんでいる。 その中で、全くもって楽しくなさそうな、 今殺せと言わんばかりの顔をしている男が1人] はー……僕も、僕もフィオーレたちと、 お祭りもう一回行きたかった!!! “行けばいいだろ……” でも、今日はお前と飲むって決めてたからなぁ “楽しんでいたか?” あぁ、凄く。……ホント、勿体無い。 ”…………よく、きたよ。 彼は、いい政治をするだろうさ。” 元王位継承第1位に言われるなら、いいか。 (*13) 2020/05/18(Mon) 21:52:56 |
【人】 機関設計士 スタンレーー広場にて:マチとー 「どうか、気負わないで、聞いてほしい。」 [と、前置きし、スタンレーも訥々と話し出す。] 「マチは、とても真っ直ぐだよな。暖かくて、優しくて。 一緒にいて、凄く、心地がいい。 それでいて、努力家だ。」 [スタンレーは、いつか王族の前で踊れるようにと、日頃の練習を欠かさないマチの姿を知っていた。] 「俺の好きな花も、向日葵なんだ。 まるで、マチみたいだから。」 「俺は、マチが好きだ。」 [スタンレーは、優しい目で、マチを真っ直ぐ見つめて言った。]* (333) 2020/05/18(Mon) 21:54:23 |
【人】 男装の騎士 イヴー 廃教会とサボり魔騎士 ー [イヴは使われていない教会にやってきた。 月明かりに照らされた教会はどこか神秘的に感じた。 イヴはこの国で奴隷解放されてすぐは笑うことも怒ることも泣くことも無い不可思議な子供だった。 女の子としては同じ歳の男の子より高い身長。がっしりとした体格。低めの声。そして、感情のない顔。 孤児院にも最初は馴染めなかったイヴの心が動いたのはマチ姉が孤児院にはじめてきた頃だった。 はじめて綺麗だと感じた。初めて心から笑うことが出来た。 それから、マチ姉が来るのが楽しみで仕方がなかった。 自分とは真逆で可愛いらしい少女。 守ってあげたい。イヴはそう感じた。 そう、それがきっかけだった。今思い出した、騎士になろうと決めた理由だった。 この感情がどれ由来かはわからない。 けど、ただただ憧れた。あの美しい舞と優しさに。 イヴは右手に握りしめていた金平糖のような髪飾りを手に持っていた] (334) 2020/05/18(Mon) 21:55:38 |
【人】 機関設計士 スタンレー[伝えたいことは、もっと沢山あった。 歯の浮いた台詞や、美辞麗句を並べることは、 スタンレーは出来ない。 ただ、正直に。ただ、素直に。 飾らないありのままの気持ちを伝えられたら。]* (335) 2020/05/18(Mon) 21:59:19 |
【人】 男装の騎士 イヴー 廃教会とサボり魔騎士 ー [右手の髪飾りは隊長への賄賂を買いにゆきのやに向かっている途中にあった露店で見つけ、買ったものだ。 短い自分の髪には到底似合わない可愛らしい髪飾りは誰を思って手に取り買ったか。 露店の主は「彼女にでも渡すんかい?」とからかい混じりで言ってきた。ぜってー、あいつ俺の性別間違えてただろ。 そんなふうに思いながら買った時を思いだした。 渡せなかった。孤児院に行けば渡せたのに。 イヴは自分の目から雫がぽつぽつと落ちてきたことに気づいた。 手の中の髪飾りにも。 イヴは髪飾りを握りしめてただただ泣いた。 もう、きっと自分以外の人が彼女を守るんだ。 もう、自分は彼女の騎士ではないんだ。今まで、そんなつもりで働いてきた訳では無いが、きっと心のどこかで彼女がくるこの国を守ることで彼女の1つの居場所を守っていた気になっていたんだ。 感情の波と共に雫は次から次へと落ちていく。]* (336) 2020/05/18(Mon) 22:05:18 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−回想・懐古− [あれはまだ異国に来て間もない頃の話だったか。 この国において、駄菓子屋というものは 異文化において中々インパクトの強いものだったであろう。 あの時は、まだ俺が見慣れぬ土地の人々に怯えていた頃。 それなりに来るお客さんたちの中に、 学生時代の彼女がいた。>>249 歳はそこそこ離れていたので、 ほぼ一方的に可愛がってもらっていたのは いうまでもない。 あれからしばらく会うことはなくなったが、 まあそれが身分の違いのせいということなのだろう。 俺としては、目の前の彼女にそんなものは 何故か全然感じられないんだけど>>203 >>218*] (337) 2020/05/18(Mon) 22:06:44 |
【独】 男装の騎士 イヴイヴの中のイヴの助 「いまさらなんかーい!」 パン屋なイヴ 「記憶力も爆発だぁー!感情も爆発だー!」 メイドなイヴ 「BADなエンド待ったナシですネ」 (-101) 2020/05/18(Mon) 22:08:21 |
【人】 無口な使用人 ジゼル しっかりと"ココだけ"見ててね。>>323 [ 彼の見せてくれる不思議な"魔法"。 ぽつり、寂しそうに佇むタコヤキが、シルクハットに入れた彼の手から出てくるなんて!!] いったいどうなっているの…??! [ 驚くよりほかにすることがない私に、にやりと笑うその不敵で、自信に溢れた輝く瞳。 私はこの魔法使いさんに、ずっと思いを寄せていたんだ。]* (338) 2020/05/18(Mon) 22:10:50 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−昼・ピザ屋− [目の前で繰り広げられる敬礼。>>284 >>305 あれ?これは俺も一国民として参加するべきだったのでは? レッタはルーシュの手の甲に 握手の変わりなのだろう、そっと口づけを落とした。 ふむ、これが騎士というものか。なんて粋なのだろう。 少しルーシュが羨ましいと思ったり (339) 2020/05/18(Mon) 22:14:28 |
【人】 無口な使用人 ジゼル[ ずっと、このままでいられたらどんなに。] …… ふいに流れる静寂。 タナバタ祭りも終わってしまうのだ。 つ、と見上げた空にはいつの間にか、宝石のようなたくさんの星。 ベランダにお出ましになったシュテルンポレール殿下と、ユウェル王女。 星を見つけたとおっしゃっていた王女様。 小さくそう問えば、彼はなんと答えたのだろう。]* (340) 2020/05/18(Mon) 22:15:22 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ[ ついに!待ちに待ったピザが来た!! >>306人数分用意されたピザが目の前に用意される。 不規則な円の中に散りばめられた鶏肉達が チーズとともに食欲を煽ってくる。] いただきます! [俺はその一切れをつまんで 勢いよく口の中に放り込んだ。] (341) 2020/05/18(Mon) 22:28:57 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラっっ!!???!!! [次の瞬間、口の中に広がったのは 想像していた甘いチーズの天国ではなく 灼熱の地獄だった。 冷や汗をかきながら慌てふためき 急いでオレンジジュースを口の中に流し込んだ。 まさか、おしとやかなレディ2人の前で キラキラ を出すわけにはいかなかった。] (342) 2020/05/18(Mon) 22:31:45 |
【赤】 第一王女 ユウェル[今年の儀式は、違う神殿にて行われていた。 一神官となったソールにとっては、 誰かに話を聞かなければ何も分からない。 故に、旧友はこの時間を使った。 酒を片手に、彼を訪ねる。 シュラーフェンは、かなり悩んでいた] 僕が、お前をこうしてしまったからなぁ…… こっちの生活はどう? ”気が楽だよ。ちょっと大変だけど” そう。……ここは、いつになる? ”3年後くらいかな。” そう遠くないな。……なら、その時はまた来よう。 ”来るな……” いやぁ、お前の神官ぶりを見ないと気が済まないからな。 ”嫁と来い。婚約者とは来るなよ” …… (*14) 2020/05/18(Mon) 22:32:20 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ[目の前の賢い淑女は、ピザが到着すると先に デザートのアイスクリームを追加注文していた。>>306 くそ!その手があったか! おい、先に言え!! ……とは言えないので、 俺もやっとのことで口の中の混沌(カオス)を片付けると 俺も頼む!! と涙目でアイスクリームを追加注文した。*] (343) 2020/05/18(Mon) 22:32:50 |
【赤】 第一王女 ユウェルツィートローネ…………僕の可愛い婚約者…… [ソールは、釘の差し方を間違えたかもしれないと、 思いながら、肩をぽん、と叩くほかなかった。 シュラーフェンの、歪んだ愛情を注がれる相手は、 かなりかわいそうだな、と思うほかない] ”あー…………なんだ…手紙くらいは、 書いてやってもいいぞ……” おー…………ツィーってば、 本当…腰が低すぎて、つらい…… ”当たり前だろ…… お前の婚約者の方に同情するわ” (*15) 2020/05/18(Mon) 22:38:25 |
【独】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン/* 聞こえました? 「目で訴えられた」 /* 感想どうぞ 「可愛い」 /* ですよねーーー (-106) 2020/05/18(Mon) 22:43:08 |
【人】 調香師見習 ノア−レインツリーの丘− [辺りはすっかり夜の帳が下りて、街の喧噪は遥か彼方。 頭上に広がる光景は頭の中、指差し 教えて貰った欠片達。>>1:291 明かりが灯り始めた街並みはきっと、 星空を映した海のようで。] ──…不思議、ですね… つい先日、ここでハニエルさんに出逢って、 今は、一緒にここを来てる。 [大樹の空気も香りも、見える景色も、 あの時と今で何も、変わってはいない筈なのに。 幹に手をあてて、星々を瞳に写し込むように 空を仰いでから、私はそっと ハニエルさんに向き直った。] これ……、広場で渡しそびれてしまったのだけど、 チョコレートのお返し。 [道中、ずっと持っていた木箱を差し出す。 それは星空を見上げる黒猫が描かれた 掌サイズのオルゴール。] (345) 2020/05/18(Mon) 22:44:47 |
【人】 調香師見習 ノア…花火、始まったみたいですね。 [渇いた音に顔を向ければ、背後で遠く、 大輪の花が咲き誇る。 幻のように鮮やかな花火は残滓を煌めかせながら 時間をかけて消えていく。*] (346) 2020/05/18(Mon) 22:44:49 |
【人】 駄菓子屋の孫 ユキムラ−いつか終わりに・ゆきのや− [名残惜しくも、2人には また美味しいもの食べに行こう、 と約束して今日は解散した。 結局、家族の分の昼飯は買い忘れて帰った。 案の定昨日のように出前を取っていたそうだが、 今日は理不尽にも怒られてしまった。 俺は部屋に戻ると祭りの余韻に浸っていた。 当時、俺の閉ざされた心に優しく触れてくれた彼女に、 今日は当時とは何か違う感情を抱いていた。 その夜は、これが “運命”の出会い>>1:266 ということなのだろうかと 柄にでもないことを考えながら また明日戻ってくる平穏に備え 眠りにつくのであった。*] (348) 2020/05/18(Mon) 22:49:18 |
駄菓子屋の孫 ユキムラは、メモを貼った。 (a98) 2020/05/18(Mon) 22:52:55 |
【独】 第一王女 ユウェルはぁ……もう直ぐ終わるのね…… 楽しかったわ。貴方と、何も気にせず… “来年まで、いい子だったらまた行こうね?” ……!わかった!! “可愛いユウェル。僕を選んでくれて、ありがとう” (-107) 2020/05/18(Mon) 22:54:00 |
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