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イクリールは、ブラキウムの事を知っている。重要な事、些細な事、そのどちらも。 (c83) 2021/05/30(Sun) 0:44:27 |
【墓】 がんばれる スピカ「……へえ」 無関心、というわけではない。 だが、人目がないとは言えないので、 リアクションを抑えただけだ。 「まあ、そちらはシェルタンさんに任せるとして。 親交もあるようですしね」 (+60) 2021/05/30(Sun) 0:47:49 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 双子の カストル「そうか、いつも通りならよかった。 まあ色々あったのなら覚えていないこともあるだろうよ」 特に気にした様子もなく、彼らが語る今日一日の様子を聞く。 自分では得られなかった情報を彼らが与えてくれる、 その知識で……腹が膨れることはない。 彼らから与えられる情報はいつでも不思議なものだ。 歪かもしれないが、それでも、興味をそそられる。 しばらくして。 植物のレポートまとめに目を通してから、 文字の書いてあるそれを手に取って目を通す。 (-281) 2021/05/30(Sun) 0:48:36 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → 双子の カストル> *カストルとポルクスについて > > ・もう一度、考えてみますか? →YES > > ・彼らの悪性を知ってい、ますか? → > > ・過去の事件を、おぼえていますか? → > > ・それでも、好きでいてくれましたか? (-282) 2021/05/30(Sun) 0:49:12 |
スピカは、ルヘナに頷いた。 (c84) 2021/05/30(Sun) 0:50:33 |
【墓】 水底はやがて煌めく シェルタン「……なるほど、な」 受け止める。隠し事も視線も全部。 今更怖気づいてたまるものか。 「うん、”最高”じゃん? そもそも『なかったこと』にするってことだろ。 ……ンな大役、オレが任されていいのかわかんないけど」 (+61) 2021/05/30(Sun) 0:51:14 |
スピカは、ルヘナに感謝した。 (c85) 2021/05/30(Sun) 0:51:20 |
ルヘナは、スピカに頷き返す。微笑みを乗せて。 (c86) 2021/05/30(Sun) 0:51:49 |
【秘】 目明き ブラキウム → 水底はやがて煌めく シェルタン/* これで吊られたら悲しすぎるけど、ロール的にだけやっても良いって言われたしこの路線で行くわよ! OKそうなら演出を考えたいわ。 事前に考えてたふわっとした案はこれなのよね。 ・ブラキウムは調香師の家から秘密裏に持ち込んだ特性の香を隠し持っている。 ・誰にも知られていないと思っているがおとなには筒抜け。 ・効能は【忘れさせること】。起こったことは無くならず、永遠に続くこともない。けれど、誰かの一時凌ぎにはなる。 ・香を使っただけでは本人にしか影響は無く、周囲からの扱いは変わらない。 だけど、これだといろいろ不都合がありそうだからいい感じにしたいわね。運営Tの言うみたいに大人にどうこうするのもいいのかもね。 ちなみにアタイはこれで本人の治療を忘れさせて、周囲の人間には原始的に言いくるめて回るつもりだったわ。今回はちょっと違うわよね。 (-283) 2021/05/30(Sun) 0:51:58 |
ブラキウムは、シェルタンを"見た"のはこれが初めてだ。 (a70) 2021/05/30(Sun) 0:55:53 |
【人】 小さな心 サルガス>>3:52 昼過ぎ メレフ 「前、たべものの匂いも、やだったから……でも、だいじょうぶなら、よかった。 ルヴァは、とりあえず立ち直ったみたいだったよ。まだそれからは会えてないけれど」 少し動くのが億劫そうなのは眠気のせいだろうか。緩慢な動作で、扉を開く。 いま寝坊して置き出したみたいに、ベッドシーツがもこもことトンネルを作っている。 隣を過ぎる時に少し香るのは、普段の匂いに加えて少しの土の匂い、消毒液の匂い。 「なにか、あったっけ。見つけたものとか、あった? のみもの飲むの、たいへんじゃなかったら、昨日とおんなじの淹れるけど……」 見上げる視線は貴方のことばかりを気遣って、鶏と雛のようにそばをちょろちょろとしている。 いつものケープは土と青草で少し汚れて、ベッドのそばにかけられていた。 (60) 2021/05/30(Sun) 0:57:40 |
メレフは、手袋を外した。 (a71) 2021/05/30(Sun) 0:58:37 |
メレフは、少しだけ を満たした (a72) 2021/05/30(Sun) 0:59:42 |
カストルは、ルヴァに微笑んだ。 (a73) 2021/05/30(Sun) 1:00:10 |
ルヘナは、スピカに感謝した。 (c87) 2021/05/30(Sun) 1:01:03 |
【墓】 籠絡 イクリール「わたしも……あまり手伝えることはないかもしれないし、 抜け出すのにだって限度はあるわ。 それでも、できることはあるはずよ。」 早く抜け出さずとも出歩けるようになるといいのだけど。 そう言って、少しだけ寂しげに微笑んだ。 「相談……というほどのことじゃなくてもいいの。 わたしに話せることだったら、いつでも聞くわ。 だから、シェルタン、スピカ、ルヘナ。 それに、ブラキウム。 どうか、一人で抱えこまないでね。」 わたし、みんなのことが好きよ。 だから、少しでも力になりたいの。 そう言って、イクリールはやはり『みんな』に微笑み掛けた。 恐れるものなど、何も無い。 (+62) 2021/05/30(Sun) 1:01:17 |
【独】 がんばれる スピカ「どうして私がやりたいと言わないの?」 「それは模範的ではないから」 「あなたが言う『いい子』は、 こういう時に真っ先に候補になるんじゃないの?」 「ブラキウムだって人間だ」 「嘘つき」 「結局、私と『本当に』仲がいい人なんて、いない」 (-284) 2021/05/30(Sun) 1:02:00 |
ルヴァは、カストルを見て赤くなった。 (a74) 2021/05/30(Sun) 1:02:21 |
【秘】 『使える人間』 ルヘナ → がんばれる スピカあなたの近くまでそっと歩いてきたルヘナが、 本当に、本当に小さな声で言う。 他の誰にも聞かれないような、 あなたですら聞き洩らしてしまいそうな声で。 「――ありがとう。俺の手を取ってくれて」 (-285) 2021/05/30(Sun) 1:02:54 |
サルガスは、中庭に顔を出した。 (a75) 2021/05/30(Sun) 1:02:56 |
【秘】 と きせきの カストル → 『使える人間』 ルヘナ* 双子は事故にあいました、カストルとポルクスという男の子二人です。 かなり酷い有様でした。 しかし奇跡的に助かり(家庭環境にも大変恵まれていたことも強いと思います)身体のあちこちに当時の傷跡がありますが、そこまで凄惨なものではありません。 カストルは。 以降、大変大事にされ『ポルクスがいる』と主張する不憫さに周囲の人間は涙ぐみました。 かつては子供ながらに聡明でしっかり者のカストルは事故後、気が触れたようで。 たしかに自然や草花を愛し、家族に対する愛情も、回転のいい頭も残っていましたが、どうにも狂気的な面がちらちらと付きまとい、それら以外に対して残忍でありました。 もっとも、特別気に障ることでもなければ、害することもありませんでしたが、それを恐ろしいと思った人間は多数でした。 『ポルクスがいる』 やや時が過ぎ、尚そう言いはるのはまだわかりますが、実際にポルクスが居るようなアクションをしてみせ、体の動き本人の五感もそれらしく動くのです。 また痛みに鈍く(これは、事故の際の痛みに対してそれが最大値として計られるようになったせいです)タガの外れた身体も特徴的でした。 そんなこんなで、裕福な家庭、治療と研究、本人の知的に優れた面も含めギルナジウムがでも、お大事にされました。いなくなるのとは、また別種の腫物扱い。事実そうです。 そして異を唱えた生徒に対して、悪辣にして外道で残虐な仕打ちをするので、皆近寄らなくなりました。正解です。 () 大人も背景事情と本人の狂気を恐れ、それこそ手を出すならもっと安全な子を選んだらしいです。大正解でした。 (-286) 2021/05/30(Sun) 1:04:04 |
【置】 目明き ブラキウムルヴァ。 君が最初に僕の隣に立ってくれたから。 かおを見ようと思わせてくれたらこうなれたんだよ。 ひとりじゃ、決してできなかったことだ。 ふたりならきっと。 約束は呪いにならないと信じられる。 僕だってルヴァが、好きだ。 (L7) 2021/05/30(Sun) 1:04:39 公開: 2021/05/30(Sun) 1:10:00 |
ブラキウムは、そう思える理由がある。 (a76) 2021/05/30(Sun) 1:07:33 |
【墓】 『使える人間』 ルヘナ>> 俺の小さな友達 「……サルガス、」 昨日背に抱えた友人が、自分達を認識している。 そのことが嬉しいし声をかけもしたいのに、 どうしても足が動かなくて。 ただあなたを見つめている。 (+63) 2021/05/30(Sun) 1:12:23 |
【秘】 寄生木の ポルクスと カストル → 『使える人間』 ルヘナ* そんな中で ルヘナ どうして仲良くなったのかは、 あなたのほうが詳しい はずです。植物に関心があったので入った、菜園部は人が減っていき。それらはガーデニング部として活動するようになりました。 乗っ取るような形にはなってしまいましたが、園芸同好会となった二人は色々な草花を育てます。 大人に提出する記録(これはとても出来がよく好評でした) ついでに頼まれたのWなにかWも上手に育てられたようです。 それは有益でした。 この二人が危険物を所持してしまう問題はもう解決できなくなりましたが、元々触らぬ二人になんとやら。危険物の問題児だったので、さして変わりもありません。 一部の人物は、ポルクスが居るものとしてを認め、尊重し、そういう風に振る舞っていれば、それなりに便利だったはずです。 『カストルとポルクス』は互いと一部以外に対する執着があまりなかったので、のびのびとすくすくと育っていきました。 (-287) 2021/05/30(Sun) 1:14:03 |
シェルタンは、サルガスに「いっぱい楽しいこと、してやるぜ」と笑った。 (c88) 2021/05/30(Sun) 1:14:23 |
【秘】 寄生木の ポルクスと カストル → 『使える人間』 ルヘナ──かつて、ちょっとした騒ぎがありました。昔一度だけ。 血濡れのカストルは、こういいました 『ボクはカストルじゃない』 その後、何日か寝込みましたがそれだけでした。 類似した事件はそれ以来、起きていません。 弟のポルクスは所謂『植物人間』という状態のまま 今も病院にあります。 (-288) 2021/05/30(Sun) 1:17:38 |
【人】 小さな心 サルガス>> 中庭 ルヘナ 「るへな、」 しゃくりあげてしまいそうな声が、ようやく喉から音を押し出した。 少しのろい足取りがそちらに歩んでいって。なんて、声をかければいいだろう? 遅くまで一緒にいて、離れてからはそう時間など経ってはいないのだ。 なのに、とても長い時間離れていたような、そんな気さえする。 「、……き、のうは。ありがとう、ね……」 いっぱいの感情で占められた頭の中から、いちばん確かな言葉を選び取る。 (64) 2021/05/30(Sun) 1:20:38 |
イクリールは、いつものようにサルガスに笑い掛けた。彼等は確かにそこに居る。 (c89) 2021/05/30(Sun) 1:21:22 |
【秘】 空回る思い メレフ → 小さな心 サルガス>>60 サルガス 「今は大分とな…また、ダメな時は言うようにする。安心しろ。 そうか、ルヴァも団長と言うだけあって 抱え込みがちだろうからな。 なにかあった時はちゃんと見てやれよ。中等部は、お前の方が目が届くだろ」 サルガスの様子を見て、怪訝そうな顔をした後 椅子ではなくベッドの方へ向かう。 傍をちょろちょろしている様子の少年の肩をとん、と指先で押して。 ベッドに倒れこませる。ぽふん。 「…全く、人のこと心配する前に自分のことを……何だってお前達は同じことを言わせるんだか。 それ、どうしたんだ?転びでもしたのか」 消毒液の匂いと、顎で指したケープの汚れから 何となく想像をしてみて。 (-290) 2021/05/30(Sun) 1:21:33 |
【独】 『使える人間』 ルヘナ/* 協力していいわけがない(俺はどこにいると思っている?) 手を取れるわけがない(俺は誰のものだと思っている?) 彼らに協力することは、将来的に、 彼の望みを妨げることになると分かっていて、 なのに。 己の罪を告白しても己とともにいようとしてくれて、 真相に至れる情報を持っていると知った上で 俺の誠意や約束を壊さずにいてくれて、 ……俺を必要としてくれて。 そんなスピカのために、何かしら力になりたいと、 少しだけ情報を渡してしまった。 (俺の罪を、お前は許してくれるかな) (俺の持ち主、は) (-289) 2021/05/30(Sun) 1:22:31 |
【人】 小さな心 サルガス>> 中庭 シェルタン 「うん。……うん。また、いっしょに、たくさんいろんなこと。 いろんな、音楽のこと……話したいなって、おもて、」 ひとり、ふたり。話しかけられた頃には、もう涙声になって、鼻が湿っていた。 あまり小綺麗ではない音を起てて鼻をすすって、こくこくと頷いている。 (65) 2021/05/30(Sun) 1:22:37 |
【人】 空回る思い メレフ>>60 サルガス 「今は大分とな…また、ダメな時は言うようにする。安心しろ。 そうか、ルヴァも団長と言うだけあって 抱え込みがちだろうからな。 なにかあった時はちゃんと見てやれよ。中等部は、お前の方が目が届くだろ」 サルガスの様子を見て、怪訝そうな顔をした後 椅子ではなくベッドの方へ向かう。 傍をちょろちょろしている様子の少年の肩をとん、と指先で押して。 ベッドに倒れこませる。ぽふん。 「…全く、人のこと心配する前に自分のことを……何だってお前達は同じことを言わせるんだか。 それ、どうしたんだ?転びでもしたのか」 消毒液の匂いと、顎で指したケープの汚れから 何となく想像をしてみて。 (67) 2021/05/30(Sun) 1:23:21 |
サルガスは、ブラキウムに対して力強く頷き、ぎゅっと手を握り返した。 (a77) 2021/05/30(Sun) 1:26:26 |
【墓】 『使える人間』 ルヘナ>>中庭 サルガス そんな顔をしなくていいのに。 そんな声をしなくていいし、 お前にそんな思いをさせたかったわけでもないはずなのに。 今でも正直分からないが、きっとそのはずで。 「いや、いいんだ。俺が好きでやったことだし、 メレフやシェルタンにもお前を頼まれていたんだから。 ……悪い。秘密会議、できなかったな」 (+64) 2021/05/30(Sun) 1:27:38 |
【秘】 がんばれる スピカ → 『使える人間』 ルヘナ「っ……」 固まるスピカ。 嬉しい。でも、私の気持ちは、 きっと正しいものじゃないから。 あなたの身体に触れようとしても、 先程の様子がちらついて。 だから、こちらも、ただ小さく告げるだけだ。 「お城から連れ出してくれたのは、あなただから」 (-291) 2021/05/30(Sun) 1:27:55 |
【秘】 キミの ポルクスと カストル → 『使える人間』 ルヘナ無論、双子のことを何処まで知っているかは、分かりません。 「あのな、えーと……」 『 「ちょっと』 な、『うん。』オレら、あたまいい からさ」』『 お話の一つや二つくらい、作れるんじゃないかなって 』「おかしとってくる!! 『 カストルお前!! 」』短い短編の物語が記されている 原稿用紙、と便箋に入ったお手紙 。たったそれだけ。 (-292) 2021/05/30(Sun) 1:30:58 |
【独】 『使える人間』 ルヘナ/* 俺の手を取らないで。 俺を必要としないで。 お前達にそういう顔で見られると、俺は、 利用するために近づいたはずの俺は、 最初から裏切るつもりで近づいたはずの俺は、 ……すごく、くるしくなるんだ。 知識を求めて動いたはずが、気付けば情に囲まれていた。 ああ、そうだ、お前もそう言っていたな、 情は飢えているものを満たすんだと。 ……たすけて。 地獄をともに歩く覚悟をしたはずなのに、 まだこんなに苦しいよ。 (-293) 2021/05/30(Sun) 1:32:20 |
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