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【独】 マスター エリカ/* おれがくだらないことをしている間にヴィンセンツィオから素敵RPが来てるんよ。人類↑↑↑このへん↑↑↑にいるの見といてください。きれい。 でもこれパンツの色きいてきてたやつなんだよな……。 (-249) 2023/09/14(Thu) 8:59:43 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「それは構わねえよ。 元より矢面に立つつもりで来てるからな。」 そうして貴方に言われた言葉に少し考えるようにする。 「…テオドロ・アストーリ、アリーチェ・チェステ。 この両名には手を出したら、俺が許さない。 アンタだろうがリヴィオだろうが…所長代理殿であろうが。 代償を支払わせるさ。」 例えそれで貴方が裏切ったとしても 自分は警察官で貴方はマフィア。 利は此方にある。 そう踏んだが故の牽制と 仲間すら売り飛ばすだけの覚悟がそこにあった。 「だが、もしそれが、あいつらを表から遠ざけて 守る事が出来る方法になるなら、検挙も厭わねえ。 俺自身が非難を受けてどうなったとしても、だ。」 自分は彼らの兄貴分で かつては守る事が出来なかったから、今度こそ。 (-250) 2023/09/14(Thu) 9:00:33 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「ふうん…ま、上手く見つかると良いな、里親。 きっとその子たちも幸せだろう。」 貴方にどういう意図があるにせよ 此処で深堀するのも野暮だろう、と。 ただ、成功を祈る言葉を掛けておいた。 「俺が散歩する理由? ん−…大体は考え事してる時か あとは街の様子を色々見て回るため、かな。」 「毎日歩いてても、全然違うんだよ。 商店街なら並ぶ品だとか、通う人だとか。 スラムなんかに行く時は人が減ったり増えたり。 おまわりさんじゃ聞けない事も聞ける。」 「その人の意外な一面を知る事だってある。 だから散歩を続けてるのがデカいかな。」 もう1つ、隠した理由があるけれど それは口にせずにそれらしい理由を並べ立てる。 (-251) 2023/09/14(Thu) 9:05:56 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「そうかね、里親が見つかってもそこでどうなるかわからん。 見るからにおかしい奴とはやり取りはしないが、人間の中身なんてどんなものかわからんからな」 男二人景色なんて気にする必要もないだろうとマイペースに路地を縫って歩いていく。 「考え事ねえ……他はおおむね模範解答みたいだな。 まあ明るいおまわりさんらしいっちゃそうか」 (-252) 2023/09/14(Thu) 9:54:46 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「ルチアーノだったら その辺りは見抜けると思うけどな?」 数多くの女性と付き合う貴方だから 人を観察するのは慣れたものだろう?とか。 「俺だって考えることくらいはあるからな。 書類仕事をどうサボろうかとか。 ガキどもに買っていくモンはどうしようかとか。」 「アリーがまたポカやらかしてねえかなとか。 テオが眉間の皺増やしてねえかなとか。 まあ、色々だな。」 特に最近は所長が所長代理に変わって 内部情勢もごたごたしているから、と続けつつ歩く。 (-253) 2023/09/14(Thu) 10:05:47 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「見ないこともあるんだよ。 ……まあそっちは信頼してる奴が探してきたやつになるがな」 一人で探していないのか、人づてならまあ確かにと。 「だがなあニコロ、俺は見抜くのは苦手なんだよ」 故に、全てを疑っていると言外に言いながら。 「書類仕事はサボるんじゃねえ。 お前の代わりに誰かが時間を使うんだ、処理を早くする方に尽力するんだな。 そんなに世話を見ることが多いのなら休みを取ればいいのに」 「ふうん、仲がいい奴らが多いんだな。テオはテオドロか? お前みたいなやつは苦手だと思っていたが、あいつは相変わらず面倒見がいいな」 (-254) 2023/09/14(Thu) 10:38:56 |
【人】 黒眼鏡>>139 >>140 カフェ 「このトシで運ぶのキツくなってきてな〜〜。 おーしおし、偉いぞダヴィード。体を鍛えて悪いことはない」 ダヴィードの腕を見て、ぱんぱんと嬉しそうに手を叩く。 「ああ、ふたりともそうしてくれ。 ……いうまでもないと思うが、情報共有もしっかりな」 やっとカポらしいことを言ってから、 壁のボードにかけられたキーを指先でひっかける。 「いざという時エンジンくらいはかけられるようになっとけよ? 俺は14の時にもう運転してたぞ」 おっさんのヤンチャ自慢が始まりつつ、キーを投げ渡す。 「じゃあペネロペ、お前持ってけ。 で、どこでもいいから停めとけ」 どうやら、逃走手段みたいな話のようだ…。 #Mazzetto (144) 2023/09/14(Thu) 10:43:57 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「あいにく、生涯現役のつもりだ。 魚釣りをしてのんびり暮らすのは性に合わん」 若者の言葉にもどこ吹く風。 「おお、そうか。イチゴも悪くはなかったんだが、やっぱりそっちだよな」 彼が食べる分には意味がないことだが、 「……意味深になるな」 なんていって、フロントガラスにまた一つ、笑みを刻んだりして。 「いいや。 お前、いくつになったっけ」 腕を伸ばす時一瞬向けた顔は、もうフロントガラスを見つめている。 海鳥たちが視界を掠めて、その顔に一瞬陰を落とした。 (-255) 2023/09/14(Thu) 10:47:17 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「ふうん…まあそれなら仕方ねえのか。 うぇ。いや、どうやっても書類仕事だけはダメでさぁ。」 この警察官の最も苦手とする事が、デスクワーク。 書類を見るだけで頭が痛くなるとかなんとか。 「やらなきゃ駄目だからやるんだけどさ。 その為けにわざわざ休みなんてとってらんねえよ。 日々マフィアだなんだって忙しいんだからな。」 「テオとアリーは幼馴染で弟妹みたいなもんだ。 昔はかわいかったんだぞ。良く懐いてた。」 「今は何だか思い詰めてるような感じがして 雰囲気も変わっちまったが。 面倒見がいい、とは違う気もするんだよなあ。」 「苦手なら苦手で、上を目指して立派になってくれりゃあ 俺はそれで良いかな。」 (-256) 2023/09/14(Thu) 10:52:14 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「…スキンヘッドなんかにしたら、 マフィアのおじさん一丁上がりだろうが」 「今でもスラムのガキには怖がられるってのに…」 ぼやきのような言葉が、口づけの中に溶けていく。 肌を、その下の肉を撫でていく指先。 家族のように育ったものと睦み合う、ともすればいびつな関係。 ――それでもアレッサンドロは、女を抱いた。 きっとそれは、あなたが望んだから。 けれどあなたは、彼の手足が触れ合うことを求めていると知っている。 望まれるままに触れるのに、こうして肌と肌が触れ合ってからはどことなく――きっと無意識に求めてくる。 (1/2) (-257) 2023/09/14(Thu) 11:04:05 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ――湿ったような音とないまぜになった吐息が、唇の隙間から漏れる。 ゆっくりと肌を撫でていただけの掌は、 指先でついと掠めるように肌のあちこちを弄っていく。 ぎゅう、と腕が回されて、体が強く押し当てられる。 段々と体重が乗せられて、掌が掌を絡めとり、指の一本一本をこそぐように摩り、愛撫する。 湧き上がる情欲を少しずつ追い立てるように、優しく。 けれど、逃がさないように体中で捕まえて。 舌先を絡めあい、口腔のあちこちを捏ね回してから、ふいと唇が離れた。 男の顔が頬から顎へと伝い落ちていって、白い首筋に口づけを落とす。 「足」 はあ、という溜息に混じる声。 腰の辺りを撫でていた手が、太腿をぐいと押し開くように当てられていた。 (2/2) (-258) 2023/09/14(Thu) 11:06:34 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「『参った』か。若い奴には大体、ずっと思ってるがね」 歯を見せるようにしてにやにやと、どこかの猫のように笑う。 「ああ。俺が代金を払わなかったことがあるか? 気にするなよ。必要なら、いつもの口座を使ってもいいぞ」 伝えられた金額については、特に悩むこともなく頷いて。 ――かつて君に、『資金が必要なら使え』といってポンと渡した口座がある。 君が今でもそれを覗いているかは分からないが、 どうやらずっと維持しているらしい。 「まったく、お互いトシを取ったな」 勝手におじさん仲間にされそうだ。 ひょいと腕を伸ばして、ぽんぽんとあなたの肩を叩いた。 おじさんはスキンシップも好きだ。 (-259) 2023/09/14(Thu) 11:10:39 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「名前は覚えた。 御同輩にもちゃんと言っておけよ。 まったく、そういうものは伝えて置けばトラブルを防げる」 あっさりと頷き、あなたの覚悟を肯定する。 「元々言っていたとおり、俺は極力マフィアしか狙うつもりはない。 特にやることはかわらないさ」 そして、その覚悟と決意に、 「お前ー、いいなあ」 ぽん、と。 …もしあなたが油断していたのなら、肩に大きな手が乗せられる。 「残念ながら"アリソン"としてはできないが。 うん、個人的に応援する。 お前は、」 きっとそれは、 「できるといいなあ」 本心だ。 (-260) 2023/09/14(Thu) 11:14:06 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「愚痴も言えなくなる前に書類のない仕事にでも就くんだなあ」 他人事のように自称成金息子は嘯いた。 「ほお……? いいじゃないか。 幼馴染は一人いるがかわいいとは考えたことはなかったな」 「雰囲気が変わった、ね。 いい年なんだし将来や結婚を考えているとかじゃないのか? テオドロもそのアリー……とやらもやりたいことがあるんだろ。 案外お前みたいに今の仕事が楽しくないって思ってたりするのかもなあ」 (-261) 2023/09/14(Thu) 11:16:46 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「…ああ、そうだな。 リヴィオにも伝えておいた方が良さそうだ。 アイツもアイツで、なんかありそうだったしな。」 いつもは前髪がミリズレるだけで動かなくなる男が あの場では静かで、常に聞く台詞の一つも言っていなかった。 貴方と同じくらい、いやそれ以上に 何かを抱えている可能性は感じられたから。 確かに伝えた方が良いな、と頷いただろう。 「あの場でも言ったが その方針に関しては異論はないさ。 基本的にはマフィアを。それともう1つの派閥も。」 油断というよりは貴方という人物に気を許していたからか 肩を叩くことは容易に出来て。 少しだけ驚いたように、男は目を丸くするのだろう。 「んっ…良いなって何がだ。兎も角、Grazie. 出来るといい、ってより、やるだけだよ。 そっちこそ上手く事が運ぶと良いな。」 (-262) 2023/09/14(Thu) 11:24:35 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「年が離れてるからな、俺らは。 弟妹って考えりゃあ可愛げもあるだろ。 ルチアーノはそうじゃないのか?」 同い年であればまた考え方も変わるんだろうか。 そんな風に思いながら足は止まらない。 「…テオもアリ―もそんな話は聞かねえなあ。 アリーの方はいつも面白い事やってるし テオも会議やら何やらで眉間に皺寄せてるが 仕事が嫌、って事は無い、と思う。」 「なんだろうな。 苦手で嫌ってる、って程でもないが 目の敵にされてるような気分になる時がある。」 何とも言えない感想を 貴方に零していく。 (-263) 2023/09/14(Thu) 11:28:07 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「あいつのことはよくわからん。 同じチームだしお前のほうが近くにいる。 サポート頼むぞ」 勝手に仕事を押し付けられている。根回しと言うか、強引というか。 「言葉通り、応援してるってことさ。 ああ、お互いにな」 頷きとともにすぐに手を離すと、 カウンターの裏から袋を持ち上げた。 「ああそう、これ。 持って帰れよ」 ………新品の電気圧力鍋だ。安いものではないが、立ち寄った人間に押し付けるようなものでもない。 (-264) 2023/09/14(Thu) 11:39:34 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡似合うと思うのにい、とくすくす笑った。 そんな女が浮かべたのは、派手なシャツにサングラスのまま釣り糸を垂らすあなたの姿だったりする。 …でも、せめてそれよりはあの喫茶店で車を弄りながらコーヒーを振る舞っている方が、なんてこれは取り留めもない話。 「21、ですよお。」 「…いけないんだあ。女の子に年齢聞くなんてえ。」 宣いながら、指先が前髪を整える。 そのまま滑るように、するりするりと横髪を弄んだ。 (-265) 2023/09/14(Thu) 12:57:39 |
【人】 コピーキャット ペネロペ>>140 >>144 カフェ 「はいよ」 投げて寄越された鍵をしっかりキャッチ。 使える足が多いに越した事は無いのは事実、有り難く頂こう。 「アレさんと親父の若い頃を基準にしてたら 命が幾つあっても足りねえって。 ……ま、そのうちな、そのうち」 ヤンチャ自慢にはそら出たと言わんばかり、 いつかのお出かけにはそう返して。 「俺ほど情報共有きっちりしてる奴も居ねえって。 んじゃそろそろお暇するわ。ダヴィード、他に用無いか? 必要なモンあるなら頼むのは今のうちだぞ」 「ああそうそう、珈琲のお代は?幾らだっけ」 一応は客として来た手前、ちゃんと勘定はしておこうと。 車のキーをポケットに仕舞い、代わりに財布を取り出した。 上司らしく連れの分まで払ってやろうかと思いつつ。 #Mazzetto (145) 2023/09/14(Thu) 13:43:38 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラよせやい、と言うように肩をすくめる。 海を見ていることはあっても、魚釣りなんてしているところは見たことがない。 10年前からずっと、惰性のように同じことを繰り返している。 それは執着か、それとも残滓か。 「もうそんなか。 トシとるわけだ」 しみじみとつぶやく声は、きっとガラス越しに潮騒よりは大きくて、けれど車内に響くエンジン音には負けてしまう。 「いいじゃねえか、お前ね、 聞くべきことを聞いてこない男より、 ちゃんと色々聞いて確認してくれる男のほうが QOL高いぞ」 俺みたいな、と笑う。 嘘である。 この男は、放任主義がアロハを着て歩いているような男だ。 そんな男に任せているのだから、車も好きに走っていく。 ハンドルがゆっくりと回って車線を変えた。 次の曲がり角を曲がれば、海辺沿いの道から一本内側へ。 そのまままっすぐ細い路地を勧めば、"待ち合わせ場所"へ戻るだろう。 (-266) 2023/09/14(Thu) 13:44:08 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ「まあこの年の新人は大層可愛らしいだろうよ。 ……囲うだけでもなく、個人的な事情、か」 「いいじゃないか、わかりやすくて」 自分がそうしたいからする、大いに結構。 「俺も身内を漁る躊躇がないわけでもなかったからなあ。 お陰で美人に色のついた大金を払わせずに済みそうだ」 お金のやり取りがあるとはいえ身内を調べ上げることに躊躇がないわけではない、というような言い方をする。 その言葉と表情と声色は何処まで正直に身の内にある感情を伝えられただろうか。 (!9) 2023/09/14(Thu) 14:08:55 |
【念】 口に金貨を ルチアーノしかし表面上以上に仲良くなろうにも、自分たちはまだ何かを起こす前。 今だけのビジネスパートナーとはいえ男女二人きりのホテルでお気楽にネイルを整えていることに注意をするのはお節介か? 否、今すぐにでもこうるさく叱ってやりたいが考えることが多い。 すべての情報を自分一人で調べ切るような真似もしていない。 部下にも指示を出さねばならないし、と。 「………………イレネオ・デ・マリア」 しばらくして呟いたのは一人の男の名前だ。 近々調べる対象にするのだろう、一応貴方へのひとまずの報告であった。 (!10) 2023/09/14(Thu) 14:11:50 |
【人】 黒眼鏡>>145 ペネロペ 「行けるうちに行っとけよ。 俺なんか腰が重くなっちまってもう」 ここ以外ではほとんど見かけることがない男は、 のんびりとカウンターに肘をつく。 君たちを見送る構えのようだ。 短いやりとりで、"仕事"上必要なことが含まれていたようには思えない。 となればやはり、顔を見たかったというのが本音なのだろう。 そのくせ、来たら来たでこの調子なのだから、 なんとも放任主義がサンダルを履いて歩いているような男である。 「ああ、知ってるよ。必要なことは言うだろう」 お前ならな、と付け加えながら…お代と言われて、手のひらを突き出す。 「いくらだっけな? 忘れたな。 次もちゃんと顔だしたら、その時払ってもらおうか」 …おごり癖が出た。 #Mazzetto (146) 2023/09/14(Thu) 14:24:30 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「ああ、任された。 って、 おいおいおいおい。 」ドン、と渡された電気圧力鍋。 近所の奥さんが持ってってと渡すお菓子やおかずほどの気楽さで。 流石に突っ込まざるをえない。 「なんでまたこんなもんを! ドルチェを渡すくらいの気軽さで渡すもんじゃねぇだろ!? つかアンタは使わないのかよ!」 (-267) 2023/09/14(Thu) 14:40:17 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「なんでってお前、よっぽど料理に興味がないと こんなモン使わないだろ」 「俺はいらん」 ちゃんとレシートも入っている。 なんで買ったのだろうか。 「ホームベーカリーとホットサンドメーカーとジャパンの…タコヤキ?メーカーもあるが、それが一番高いんだぞ」 気を使ったみたいな言い方してくる。 (-268) 2023/09/14(Thu) 14:44:49 |
【人】 Chiavica テオドロ>>131 ダニエラ 「いつ緊急の要件があるか分からないから、 腹を満たしておくのは強ち悪いことでもないとは思います」 何かしらそういった事態の経験があったのか、 空腹で現場に出る方がよっぽど危険だとは語る。 「ただ、そこに娯楽を交える必要はありませんね。 美味しい、楽しいと思わなくても仕事はできるんですから、あなたのご厚意はとってもらって結構ですよ」 続く言葉は変わらず冷たいそれではあったが。相手がさして気にした様子がないからこそ、安心して嫌味を言っていられる側面もありつつ。 「すぐ近くかはさておいて、二度目はあるかもしれません。 実際、このジェラートは格別ではありますから……」 そんなところで意地張ったってしょうがないので味の感想については素直に述べる。気遣われてるとは思わないが、こと最近は休息について問われることが多いものだ。 「他のお勧め位は聞いてあげますよ。 いちいち店やメニューを選ぶ手間も省けますからね」 ジェラートのフレーバーも王道寄りのそれを選んだ辺り、 普段から何かを選ぶのに頭を悩ませていたりするのかも。 (147) 2023/09/14(Thu) 14:54:30 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「一つの因縁に囚われていないのも、 やりたいことが幾つもあるのも良いことだとは思います。 実に……お若いことで」 余計な言葉を付け足さないと気が済まないらしい。いつもの事だ。ただどことなく、仕方ないなという受容が含まれているようにも見える。 「焦りは禁物ということだけ分かっていればいいでしょう。 その時の最善を尽くすのが、我々の仕事の鉄則ですからね」 この男には拘りというものがないから、その最善が規則に則った形式ばったものでも、敢えて無視した過激なものでも特に気にすることはない。 その代わり何かを選び、思想に基づいて事に当たるということだってないと言える。 敢えて言うならば羨ましいのかもしれないが、対抗心も特に持ち合わせてないため、結果、真っ当に己の志を持つ者に対して当たりが柔らかくなることが多々あった。 勿論男にその自覚はない。不器用な受容をただ難儀な性格と纏めているために。 「とても人間の暮らしとは思えませんね…… 既に半分はケダモノです。仕方のない人。 記憶容量が劣ってるわけじゃないんだからもう少し生活に割くべきです」 こちらもこうして小言を並べ立てているときの方が、生き生きとしているように見えるのは違いなかった。 (-269) 2023/09/14(Thu) 15:31:22 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡母が亡くなり拾われた日から5年。 それ以前の付き合いも含めれば、もっと。 子供が大人を見て年月を想うのは、その姿に老いを見た時だけだから。 紛れた声が聴こえたとして、きっと共感なんて、できやしない。 「そうですかあ…?」 つまり、ただ、懐疑的な声が続く。というか当然、信じてない。 他に聞くべきことはいくらでもあろうに、聞いたのが年齢という辺りが特に。 そういえば女はあなたの年齢を詳しく覚えていない。 出会った時から大人だったあなたは、ただ“大人”であり続けている。 「……」 窓越しの海を、ぼんやりと。 あなたの大嘘に対する自分の意見を述べようとしたが、何故かこの時に限り言葉がまとまることはなかった。 そうする間に道が移り、デートの終わりを女も悟る。 (-270) 2023/09/14(Thu) 16:46:01 |
【人】 門を潜り ダヴィード>>145 >>146 カフェ 「操作説明書……教本とか?読んでおきます。 いつかお二人を乗せられるように!」 私有地ならば練習もできるだろうが、万が一借りた車に傷でも付けたらその日は精神がズタボロで使い物にならないだろう。申し訳なさすぎる。 「……ないです。大丈夫です。 ちゃんとご飯も食べてますし、元気です。 アレさんもしっかり食べて、寝てくださいよ」 喉から「今度のファミリーの食事会に着て行く服が」なんて言葉が出かかったが、やめた。 貴方たちから与えられているものと、自分が稼いだ金で日々の生活は賄えている。 「ご馳走様です、ありがとうございます」 珈琲のにおいが好きになったのはこの空間のお陰だろう。 好きな匂いが充満する空間に、大好きな2人がいる。 改めて言うには機会もへったくれもないこんな状況だから、口にこそ出さねど。 男は心底幸せそうにふにゃりと笑った。 #Mazzetto (148) 2023/09/14(Thu) 17:19:08 |
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