人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス


「次には同じように、
 カードの引きに悩まされている可能性も有り得る…
 正しく、私たちAIにも平等なゲームです」

どう転んでも、どちらも失うものも無いとはいえ。
選択肢は20を作って引き分けに持ち込むか、21を引くかの二択。
ずいぶんと分の悪い賭けになったものだ。
花を持たせてもらったと思う事にしよう。

「出航前にアクセスしたものであれば、ログが参照できますよ」

宙にホログラムを開き、カタログを表示する。
電波式では磁場の影響で誤差が生じる可能性もある都合、
機械式の時計の需要も未だ根強くあるだろう。
とはいえ最短で寄港地への停泊中に見繕う事になるか。

「定刻前の連絡も付けましょう。
 カードゲームの楽しさというもの、
 少しはわかった気がしますから」

カードを捲る音。持たされた間。盤面外の駆け引き。
超過し得る手札を持ち、予測の付かないカードを引く際の
起こり得る無数の可能性を演算する回路の負荷。
人間で言うところの緊張状態。からの、解放。
そのカタルシスとも呼べるものに、人は一喜一憂するのだと。

"おまけ"は謝礼代わりに。一先ずの理解ができたのか、
もう一戦、の要望は無いようだった。
(-306) 2024/03/26(Tue) 0:11:51

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「私の人格データ? いったいいつの」

そこまで言って、言葉を止める。
15年分という言葉に少なくともこの5年間がないことは直ぐに分かってしまった。

違法データであることもあまり関係なく、残念ながら、それは。

「アウレアさまの好きにしていいですよ」
「だって、それは、私ではありませんから」

鍵が元あるべき場所に差し込まれた瞬間に、きっとそれは出来上がった。
では今この『ガラクタ』は何処にあるべきだろうか。

「もしその教団?の方に送られるとちゃんと体が戻るんですね。
 手術ももしかしたら必要なくて」
「……でも、……それはつまり」

「今の私は、死ぬんでしょうか?」
(-307) 2024/03/26(Tue) 0:15:44

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 捻くれもの ベルヴァ

「決まりだな」
「そう言われると公園にでも繰り出したくなるが、
 そんなん味見の範疇じゃなくなっちまう」

誘いにまんまと乗せられつつも、
みっともなく貪るわけではなく、あくまで涼し気な顔。

「直属じゃなくとも曲がりなりにも上司なんだ、
 下っ端共よりはよほど上等な部屋の自信がある。

 見に来な。生娘じゃねェってんなら、不用心にでも」

両の手はポケットに突っこんだまま。
踵を返し様、尾でほんの軽くそちらの腰を撫でた。

そのままついてくるにしろ、
やはり思い直して一旦何か準備をしにいくにしろ、
何も無ければ男は自室へ向かっていく。
(-308) 2024/03/26(Tue) 0:16:08

【人】 黄金十字 アウレア

>>128 カテリーナ
「作者当てゲームマジ!? うお〜当てたすぎ……
 でも公園やや人来てたし選択肢も多いね。ウケる」 

とりあえずヴィーニャのぶんはあるかな……と思った。
猫だし。

「転び……そうではあるな。なんでだろ。
 そゆとこうっかりさんのイメージがあるんだよな。
 仕事はちゃーんとこなすのは分かってんだけどさ!」

ちょっと不満そうなのが少し面白い。
これなら多分転ばないな、よしよし。

「あ〜そっか……それが冷えるのは辛いかも。
 そのタイプだと特にねぇ」
「……お! おいしそーじゃん! 待ってな〜、紅茶も用意するする」

肩に提げていたトートバッグから、魔法瓶とカップを取り出して。
二人分とぽとぽ……と注げば茶葉の良い香りとほかほかの湯気。

「温まりな〜」
(129) 2024/03/26(Tue) 0:20:16

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → ブチ抜く ユウィ

「そりゃそうでしょうよ。
んじゃ、お言葉に甘えて失礼させていただきます。」

公園ねぇ、そんな趣味が、なんて零しながら。
腰を撫でた尾を目で追いつつ、貴方と共にその自室へと。

誰の目も届かぬうちに、入っていくのだろう。
さて、どんなお部屋なのだろうね。
(-309) 2024/03/26(Tue) 0:20:41

【秘】 バンカー ストレルカ → palla ヴィーニャ


『いいえ』
『こちらこそ ありがとうございました
 ソルジャー ヴィーニャ様』

『おかげでずいぶんと賑やかになりました』

一匹だった雪の猫に、最初に家族を作ってくれたのは、
他でもない、あなたなのだ。
一匹が二匹、二匹が三匹、三匹が四匹。
ひとつ増える度、冷たい雪たちは暖かくなっていく。


誰も、何も意図していなかったとしても。
暖かな家族はそこにあって、これからも画面の中に有り続ける。

そして、バンカーのメモリの中の、
『Favorite』のラベルが貼られた写真の中にも。
(-310) 2024/03/26(Tue) 0:24:13

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

「え〜?そんな風に見えちゃいますぅ?うふふふ♪」

ポットとカップを温めながら、ご機嫌に笑う。

「でも、ざ〜んねん!通信の方の試験ですねぇ。
 元々超空間通信技師の方の資格は持ってたんですけどぉ、
 無線通信技師、有線通信技師、それと無線設備施工技師も
 追加で取ったんですよぅ。覚えること多くて、大変でした!」

温まったポットに茶葉を移して、お湯を注ぐ。
タイマーをセットして、あとは待つだけ。

「えぇと、私、これ義椀のこともあってぇ、
 一般の会社では通信士になれなかったんですよぉ。
 で、諦めるしかないっかなぁって思ってたら、
 条件付きだけど通信士の枠があったから飛びついて。
 そしたら、ノッテでした☆」

てへぺろ☆

「最初は怖いとこって聞いて辞めるか悩んだんですけどぉ……
 今は皆さんいい人だし、ここで働くの楽しいです!
 私も運が良かったな〜、って思ってます!」

話している間に時間が経ったことを電子音が知らせる。
ポットからカップにお茶を注ぐ。先ほどより濃い香りが部屋に満ちた。

「はい、おまちどうさまです!」

あなたの前にひとつ、自分の席にひとつ、カップを置いて席に着いた。
(-311) 2024/03/26(Tue) 0:33:05

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「……なるほどな。分かった」
「ならこちらで預からせてもらう。勿論、秘密でな」
「オトモ君」

アウレアが小型ドローンに声を掛ければ、
細いアームが伸びてそれを掴み、ドローンの中に収納される。

「手術ナシに戻す事もできるかもしれない。
 ただあそこの主流は『産み直し』なんだよな。
 そいつの遺伝子を元に作った新しい義体に、
 そいつの人格データをブチ込む。それで終わり」

「今のお前がどうなるかは、……」

「まあ。データの上書きをするのであれば死ぬだろうな」

事実。それはきっと紛れもない事実だ。
アウレアの提示する話も違法に変わりない。
だがやはり、違法であることは関係無く。
15年分に今のあなたは内包されず、復元されればきっと。

「お前の言う通り、
アレ
とお前は違う。
 アレは俺の知るお前ではないし、
 アレの居場所はここではない。他所ヨソだ。
 下手すりゃノッテに潰されるだろうな」

「……死にたくはないよなあ。それとも怖くは無い?」
(-312) 2024/03/26(Tue) 0:38:05

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ


「ナイス回避でーす」

「すみません、これしか基本荷物無くて!
 一応用途は全部知らせてありますよ。あの部品は――」

話が長くなる前にオトモがシュゴォオオと音を立てて床に散らばった部品たちを回収し端に寄せていく。
足場が小島から大島になった程度で無事に隣に向かえば反省の色なく笑いかけた。

「アスレチックみたいで楽しいですよ。
 よかったら片付けをほうって『ガラクタ』漁りでもしませんか?」

勿論素直に片付けをするでも頷きます。
単に部屋を綺麗にするのが取っても嫌いなだけです。
(-313) 2024/03/26(Tue) 0:39:02

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 捻くれもの ベルヴァ

男の個室は一般的な船室とほとんど変わりはない。
収納やデスク、ゆったりとしたベッドがあり。

ただそのベッドと部屋の広さが、
普通目にするより二回りほど大きいぐらいのもの。
見かけ上はたいして物を持ち込んでもいない様子だ。

扉を開け放っては招き入れ、
あなたが部屋に入ったのを追って、後ろ手で鍵を閉めた。

「本当はもっと丁重にもてなすのが甲斐性だろうが、
 テメエはそういうのも別にいらねえだろうな。

 それでも良けりゃ聞きたいんだが、
 ……優しくされるのはお好みかな?」

シーツの上に腰かけて、口角を上げながら問う。
どう答えられたところで乱暴にするわけはないのだが。
(-314) 2024/03/26(Tue) 0:41:33

【人】 通信士 カテリーナ

>>129 アウレア
「人多いですよねぇ。どれが誰でしょ〜……あ、ベルヴァさんは猫じゃなくって犬で作りそうなので、除外できる気がします!」

猫雪像を見比べて、うんうん唸ってる。

「うっかりさんじゃな〜い〜で〜す〜!
 新しいレンチセットは忘れましたけど……」

思い出して若干凹み。

「そぉなんですよぅ。
 環境変化の少ないとこ向けのタイプなのでぇ……」
「おいしそうですよね!ピクニックに合いそうなものも!って
 注文したらフリッタータとサラダもつけてくれました!」

食堂担当は困惑しつつも準備してくれた模様。

「わぁ、ありがとうございます!」

さっそくカップを両手で持ち上げ、香りを楽しみ
続いて温かさと味を確かめる。

「ふわぁ……温まりますぅ♡」
(130) 2024/03/26(Tue) 0:59:22

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → ブチ抜く ユウィ

「おお、確かにこりゃ豪華だ。」

自分の部屋とは大違い。
後ろ手に鍵を閉められることなど気にもせず。
部屋の内装をありきたりに眺めてから。

「あはっ…俺は別に、
どちらでも。

優しくされるのも酷くされるのも、慣れてますから。」

腰かけた貴方の膝上に、向かい合うように跨ろうとしよう。
(-315) 2024/03/26(Tue) 0:59:50

【秘】 ディーラー アルバトロス → バンカー ストレルカ

「やったあ〜」「いえ。失礼」

学習元のデータに有意な偏りがみられる。
運否天賦のゲームを好むものは、喜怒哀楽と一喜一憂が激しい。

「でしたらそちらを参照しておきます。
 ディーラーひとりではゲームが成り立たないものですから」

暇になった乗員で賑わいだしてからが本番なのだった。
必要があって入手しようと考えている時計も、
いずれ乗員との賭けに堪えうる『所有物』になるのだろうし。

「私物もいくらかは持っておくべきですねえ。
 カクテルの一杯を奢るならまだしも、肩叩きというのは少々」
「時間がとられますし…………」


格好がつかない、ではないらしい。
芝居がかった動作で肩をすくめ、
「カードがご入用になりましたら、お気軽にどうぞ」。
(-316) 2024/03/26(Tue) 1:01:30

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

その視線はずっとオトモへとむけられていた。

「私、ノッテに潰されるような存在だったのなら」
「もっと早く死なせて欲しかったですね」

この感情は非難だ。
もっと早くにこれが見つかっていたら、何も期待することなく運命だと諦めて殺されたか、15年間は宇宙の塵となって消えていただろう。

「死ぬのは、怖いです」
「死ぬのは、いやです」
「私は、生きたいから、生きてきたんです」

「それよりも」

これを渡しに来た者が口を開くことはもう二度とありません。
その15年間の望みも記憶もわからずじまい、しかし、ここに自分が居る以上望むことは一つだけ。

(-317) 2024/03/26(Tue) 1:15:22

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

役立たずガラクタはもっと嫌でしょうか」

そうして漸くあなたと目を合わせればいつも通りに笑いかけた。

「意外でした、あのデータを直ぐに捨てないなんて!
 厄介事に違いないのに、大丈夫なんですか?
 もし悪いデータだったら復元してどうするんですかぁ」
(-318) 2024/03/26(Tue) 1:15:45

【秘】 バンカー ストレルカ → 通信士 カテリーナ


暫しの静寂。
きっとあなたには珍しい、はっきりとした否定形。
続いて、いたずらな笑みを浮かべて振り返るあなた。

喜びが、素敵な日々が続けばいい。そんな願いに、
自分も含めるとなると、少々変な話ではあるけれど。

「訂正。"わたしたちヴェスペッラ"の──喜びが、素敵な日々が」
「ずっと続けばいいと、心よりそう願っています」

返答パターンの修正。オーナーからの指示にも、
職務と船員の次に自分を大事にするように。
その次に自由に楽しみなさい、というものが含まれている。
けれど、これはあまり言われたことのない事だから、
『Significant』のラベルを貼って。

「演算開始」
「ハロー アルフォンソ」
「こんな時、あなただったらどうしますか」

「アソシエーテ カテリーナ様。」
「あなたも、含めて。」

ぐっと距離の縮まった一歩。
まっすぐに、笑うあなたを見て。
プログラムからのものでない──"心"からの言葉を、続けた。
(-319) 2024/03/26(Tue) 1:20:03

【見】 ディーラー アルバトロス

些か手持ち無沙汰にしていたが、
もしや船内チェックのタイミングかと思い至る。

カメラのひとつを視線で追いかけて、
「今のところ異常はございませんよ〜」と口を動かし手を振った。
#娯楽室
(@20) 2024/03/26(Tue) 1:33:56

【独】 通信士 カテリーナ

……。

たぶん、

……。

たぶん、まだ、平気。

……。

そう、平気。
彼女は”不審者”を気にしただけだから。
私たちに気付いたワケではないから。

……。

だから、まだ、報告は、

……。


それがただの自己欺瞞だなんて知っていても
それが僅かな時間稼ぎだなんて知っていても
私は……まだ、……――
(-320) 2024/03/26(Tue) 1:36:50

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 捻くれもの ベルヴァ

「だと思った。んまァ……こっちも
そう
だし」

互いの体格ならば跨がれて漸く、
そちらの頭が少し余って見下ろす形になるだろう。
僅かに目尻を下げて、鼻先で首筋をなぞる様に。

「オレが誰かを乱暴にするときってな」
「どうしてもそいつを打ち負かしたいときだけ」
「……テメエはそうじゃない」

ひとつひとつ囁きながら脇腹に触れ、唇を落とし、衣服に手をかける。はだけさせるぐらいならばきっともう直ぐ。

穏やかに声をかけ、優しく肌に触れるというのは十中八九要らぬ気遣いだとしても、緊張されては沽券としてこっちがたまったものではないので。

「あんま痕に残るようなモノ貰うんじゃないぞ」
「みっともねェ」

余計なお節介なんざ雰囲気を壊すだけだというのを知っているから、これもただ言うだけ。今あったとしても特に何か思うことはない。
太腿の内側に手を這わせて、緩やかな曲線の形に添いながら徐々に上へと滑らせていく。
(-321) 2024/03/26(Tue) 1:50:09

【秘】 バンカー ストレルカ → ディーラー アルバトロス


「あまり気にせずとも」

そういうふうに設定されているのだろうとはいえ、
B級AIである総合雑務機体もあのような様子なのだし。
船全体を管轄するシステムθはともかくとして、他のAI同士では
多少気を抜いても良いのではないか、と考えている。
少なくとも、ストレルカは。

「時間が取られる」

「では後ほどログを送信しておきましょうか」
「せっかくですから、時計以外にも。私物として
 一般的に過不足ないものをピックアップしておきます」

するりと席を立ち、データの送受信を取り決めておく。
娯楽室が茶を挽いている間の時間潰しにはなるだろう。
或いは来客に選ばせるのも良いかもしれない。

「ありがとうございました、アルバトロス」

お気軽にどうぞ、の言葉には小さく頷いて応え。
軽く手を振り、硬質な足音は娯楽室を後にしていく。
(-323) 2024/03/26(Tue) 1:51:43

【独】 バンカー ストレルカ

/*
こっち向いてる差分が狼か恋しかないせいで苦しむ(自業自得)
(-322) 2024/03/26(Tue) 1:53:02

【独】 バンカー ストレルカ

/*
バンカー(仕事)とストレルカ(プライベート)とアルフォンソ(中身)でなんかややこしくなってきたし(自業自得)
(-324) 2024/03/26(Tue) 2:04:42

【独】 バンカー ストレルカ

/*
それに加えてナル君のデータも居るんだわ 今後次第で更に増えます
目指せ人格データの集合住宅
(-325) 2024/03/26(Tue) 2:14:20

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → ブチ抜く ユウィ

「んっ…へえ…俺は打ち負かすにも値しないものって事ですか。
まあ船医に闘志を燃やされても困りますけど。」

いつもの捻くれた軽口。
触れられる感覚にはぴく、と震えるけれど、それは嫌がるというよりも色を含ませたもので。

「ハハッ…犬ごときに随分とお優しい。
残すか残さないかは俺を抱く奴次第なんで、何とも。」

はだけた服の下は、男の身体、に見える。
ただ、太ももから上へと滑らせた手に触れるのは
膨らみも何もない股座。まるで、女のような。
(-326) 2024/03/26(Tue) 2:21:37

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 捻くれもの ベルヴァ

「困るんだったらいいじゃねェか、生意気な。
 勝ち負け優劣なんてのは、
 必要がなきゃ無い方がいいに決まってる」

「もっとも、必要ならそりゃあ、
 是が非でも捻じ伏せたいが……」

それに類してというわけではないが、喉から鳴る音、身じろぎ、それら相手の反応に色が混ざってくると気分がいい。
少しは黙らせてみるのもいいな、なんて脳に浮かべつつ。

「意思がねェ……というよりか、
 勝手に任せて来やがってんだ。全く」
「次からテメエの言葉が言い当てられる気がしてきた、──」

掌に当たると思っていたはずの感触がなくて小首を傾げ。
ふむ、と瞬きをしては人差し指と中指で尻の方から正面、その先──あるならば突起の方まで厚い布越しに押しなぞって、やはりほんの一瞬だけ考え込む間が挟まる。

「成る程」
「確かにこれは初めて味わうかもしれん」

ふ、と冗談じみた笑みを吐いた。
(-327) 2024/03/26(Tue) 2:46:48

【秘】 機関士 ジャコモ → 捻くれもの ベルヴァ

「それがまずおかしいんだろが!
 道具だぁ?こんな俺を腹立たせる道具があるか!
 お前は普通に感情のある道具でも犬畜生でもなくて、人間だ。怒らねぇ方がどうかしてんだよ」

怒りの矛先が改造を施した人だけではなく貴方にも向かう。
貴方が無駄だと思っている様子が、更に不愉快だった。
自分が何も思わないと思って語ったのだろうか。俺の反応、普通だぞベルヴァ。
(-328) 2024/03/26(Tue) 3:20:09

【人】 機関士 ジャコモ

>>123 ヴィーニャ

「……本当っすか。でもまあ確かに、
 みんな同じよりはこっちの方がいい気がしてきました」

猫だるま達を前にしゃがむ貴方を眺めている。
四匹の猫だるまが新た見ると和まなくはないけれど、
それ以上に貴方が猫らしい笑みを浮かべていた事が、自分にとってはもっと、心の底から何か温かいものが流れ出るような心地だった。

「は?!俺の方が年上じゃねぇっすか!」

なんて、楽し気に揺れる飾り尾を見つめていた。

#公園
(131) 2024/03/26(Tue) 3:25:27

【秘】 機関士 ジャコモ → 黄金十字 アウレア

「ナルと同じ記憶喪失なんだねぇ……
 それでもへこたれずに前向きなの、すげぇな。
 そりゃ不自由はないのかもしれないけど、俺ならもっと引きずりそう。
 "自分が誰か"、とか、幼少期はずっと考えてたからな」

またグラスを傾ける。
幼少期の自分は散々だったから、その上で記憶喪失なんて来たら、
自分を見失ってすっかりパニックになっていた事だろう。

「拷問じゃねぇか!」

「それも肌身離さずつけてるけど、なんか意味あんの?
 俺は宗教ってジャンルはサッパリだけども……人を救えるのか?」

貴方の胸元の銀の鍵を見て、昔語られた事と、
当時の事を曖昧にしか覚えてないこと自体を思い出す。

「ほ、褒め殺してもこれ以上お酒は出てこないからな。
 ……いや、大丈夫わかってる。そっか。
 嬉しいって思ってくれるなら、少なくとも外から見てそう思えるなら、今までやってきた甲斐があるなって思う。
 俺から見たアウレア様も、いい上司だぜ」
(-329) 2024/03/26(Tue) 3:32:36

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「"報い"ですか?……ユウィさんは時折難しい言い方をするから、頭の不出来な俺にはいつも噛み砕けてるか心配だ」

「でもそう、ですよね。
 まだまだこれからですもんね、俺達の時間。

 ……これから悩み、苦しむ。後悔するかも。
 そう思うと正直不安にならないわけじゃあないです。
 それでもそれが来た時、貴方が隣にいてくれるなら、
 この不安も些細なもんだって晴れ渡る勢いですよ」

まだ意図を全部汲み取れた気は到底しないが、それでも、
見捨てないでしっかり付き合ってくれる。その心は受け止めたようで、はぁ、と安堵したように息を吐く。

「いや、その言葉が聞けて本当に安心しました。
 もし負担だったならあらゆる在り方、考えないとでしたし。
 ……とは言え、それに甘えるだけはいけませんね。
 "ユウィさんに付いてきたから"以外の俺のファミリーにいる理由、改めて考えてみようかとも思います」

「まだまだ一緒に見たい景色、沢山あるんです。
 俺の大切なユウィさん
 どうか、これからも最後まで無事で居続けて下さいね」
(-330) 2024/03/26(Tue) 3:43:22

【秘】 機関士 ジャコモ → palla ヴィーニャ

「…………お姉ちゃん」

「……………」
「だめだ、犯罪過ぎるだろう、これは!」

挑戦したけど、だめだった。
貴方を呼び止めるつもりが、撃沈したように崩れ落ちる。
暫く経ってようやく気を取り直したように貴方に声をかけた。

「最近俺、色々と考え事があって、
 その参考にしたくて聞きたい事あるんですけどいいですか?」

「ヴィーニャ様は、なんでノッテに……
 危険なマフィアなんかに入ったんですか?」
(-331) 2024/03/26(Tue) 3:47:53

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