【秘】 医療用 ユー → 監察官 スコーピオ「願わくば、何れあなた達が気付くといいのだけれど」 「そうでなくとも、 いつか必ず向き合わなければならない時が来る。 これは、こうして誂えられたプログラムに任せるのではなく あなた«人間»達が自ら向き合わなければならない問題だ。」 「たとえ仮想空間の中だとしても、 決して少なくない数のグレイが自ら死を望むという事の意味を。 『ユーサネイジア』は、どうか軽視しないでほしいと願う」 (-251) 2021/10/06(Wed) 19:33:44 |
エマは、唐揚げにはしゃいだ。 (a82) 2021/10/06(Wed) 19:37:48 |
みかんは、さむずあっぷ ぐっb (c22) 2021/10/06(Wed) 19:39:19 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「みかんは……確かに、初めて顔を合わせたときより、朗らかな人でした。 あの後塔に入った限りで見た状況は、そうですね。平静のものではなかったかと。 どうして彼女が一人で第一階層を攻略したのか、その理由も、わかりません」 一度、視線は壁の方へ向いた。その方角に何があるわけでもない。 見つめる先はあの不気味な塔。人の不快を掻き立てるかのようなダンジョン。 あれを攻略することが人の精神にいいものなのか、疑問に思っているのは。 愛玩用だけなのか、それともみな、そう思っているのか。 「……全ては塔に入ったからなのでしょうか。今日の探索は、どうでした?」 (-252) 2021/10/06(Wed) 19:44:28 |
【独】 飴色の世界 みかん/* あっ、パンケーキ食べそびれてる(アクションし忘れたの意 ちゃんとおいしく食べました、よ! 何つけて食べただろう。ああうん、だされたそのままですね。 (-254) 2021/10/06(Wed) 19:52:37 |
【墓】 介護用 シェルタン初めて人間に引き合わされた時、“ああ、彼は満たされていないんだな”と強く認識した。それは哀れみや蔑みを伴ったものではなかった。ただ、認識した。理解をした。不平等は人間にも与えられている。 身体や精神が欠けている人間の世話をすることが自らに与えられた使命で、能力だった。だから、人間を見ていればだんだんわかってくる。どこが欠けているのか。彼らが何を求めているのか。 不思議なことに、五体が満足であってもどこかが欠けた人間は多かった。それはそうだろう、だからこそグレイが八つ当たりや憂さ晴らしの対象として必要になる。 介護用には不思議だった。そんなことをしても一時凌ぎにもならないのに。彼らは自分のどこが欠けているのかを認識できていないのだ。どうすれば満たされるのかを知らないのだ。 あとはそれなりに簡単だった。少なくとも自分にとっては。 欠けた器が溢れないように、注ぎすぎて壊れない程度に、さりとて乾ききってしまわないように、満たしてやればいいだけのこと。 頑なな人間でも、心の柔らかい所がどこかわかれば、いくらでも満たしてやれた。柔らかい所を曝け出させる方法も、だんだんと掴んでいった。 だから、そう。それだけ続けていれば、 (+17) 2021/10/06(Wed) 20:00:33 |
【墓】 介護用 シェルタン夕食の席で、シェルタンは瞬きをした。はて、今自分は何を思い起こしていただろう? そもそも探索の後、どうやって帰ってきたのだったか。 「……メモリの整理でもされたのかな」 メンテナンスの影響が出ているのかもしれない。周りの様子を見たところ、自分の人格などに大きな変更が出ているとは思わないから、ひとまず問題はないとしておこう。 (+18) 2021/10/06(Wed) 20:00:43 |
【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ「そうですね…メンテナンスで何か施されたならともかく…みかんはメンテナンスを受けておらず一階層攻略をしてからどこかおかしいですし…。」 塔そのものへ入りはしたし、一度外から見上げた事もあるが… もし塔が原因なら今自分が正常なのはどう説明がつくのだろうか。 紅茶を一口飲み、思考と繰り返す。 「…どう、と言い表せば良いものやら…。 元々人間に対して殺意があったとしてもあまり良い気分はしない、というのが正直な感想ですね。 実戦による高揚感のような…そういうもののせいもあり痛覚も若干麻痺します。 みかんが攻略したのが一階層だったのは良かったのか…と思います。2階層の方が手強かったようなので。」 (-255) 2021/10/06(Wed) 20:15:21 |
みかんは、タマネギの唐揚げの描写を忘れました。向こうが見えるリング状。輪投げにしちゃだめですよ? (c23) 2021/10/06(Wed) 20:23:44 |
シェルタンは、「オニオンリングだ、かわいいね」と喜んだ。 (c24) 2021/10/06(Wed) 20:27:56 |
【独】 医療用 ユー/* オオ〜〜〜〜全てが不安になってきた〜〜〜〜〜〜 荷が重くないか 荷が重くないか 荷が重くないか オレには オレ オレオレオレオレオレ (-256) 2021/10/06(Wed) 20:27:57 |
【秘】 宣教用 ルツ → 歌唱用 アタナシアス「私も、この場所で過ごせたことは とても幸福な時間だったと感じている」 グレイたちと温かな食卓を囲んで、 皆で家族のように日々を過ごしたことは忘れない。 「………ありがとう。こんな時でも君は優しいんだな。 誰かの心を想えることは得難い善性だ。 そうだな。記憶の中の友には、いつも笑っていてほしい。 それと同じくらいに、君の涙を掬い上げたいと思ったが」 伸ばした指先で、あなたの目元をなぞる。 そこに涙が無くても。 楽しかったことも、苦しかったことも。 全てを抱えて生きたいと思うのだ。 「ああ、約束しよう。アナ。ずっと君を側に置く。 君の為に、教えを説こう。君の紡ぐ歌を聴こう。 ずっとずっと、私の命が尽きるまで覚えているよ」 メモリに焼きついて消えないほどに。 電子の魂に刻んでみせよう、と。 (-258) 2021/10/06(Wed) 20:38:29 |
飴色の世界 みかんは、メモを貼った。 (c25) 2021/10/06(Wed) 20:39:31 |
みかんは、「かわいいですか? おいしいですよ!」 かわいいはわかりませんでしたが、喜ぶシェルタンにゴキゲンです (c26) 2021/10/06(Wed) 20:41:15 |
【秘】 宣教用 ルツ → 子守用 アメフラシ「何事も形から。好ましい心掛けだ」 それから主人の話をしよう、と顎に手を当て考える。 「ふむ……悩ましい。私の本来の主人は司教であるのだが、 日常的に接しているのは子どもたちだからな……。 司教らは悪い人間ではないが、手がかかる。 子どもたちは可愛いし、それに手がかかる」 どちらも相応に世話の焼ける人間らしい。 「アメは子守用だったな。 子どもの相手をするもの同士、話が合いそうだよ」 (-259) 2021/10/06(Wed) 20:44:22 |
【秘】 歌唱用 アタナシアス → 宣教用 ルツ「涙が涸れてしまう前に、ここに来られていればよかった。 全てを憎んで、自分を押し殺して自衛するだけで精いっぱいで。 こんな時になっても涙が出てこないんです」 それでも、あなたの気遣いが嬉しかったので。あなたに自分の想いを委ねていたくて。 目を細めて、大人しく拭われていました。 目元は湿り気もなく、体温機能がついた暖かい肌のぬくもりを感じる事でしょう。 「はい。信じています。ルツ。 ルツ、わたし あなたのことが好きです。似たような場所で働く仕事仲間として、共に過ごした友人として。一人の"ルツ"として。 だから、あなたに覚えていてもらうために歌います。」 (-261) 2021/10/06(Wed) 20:47:31 |
【独】 愛玩用 エマ家事当番が早い内にあったのは、随分幸運だった。 お陰で、自分がシーツを取り去っていない部屋も含めてすべての部屋に入る口実が出来た。 すべては、ここにいる時間をほんの少しでも長引かせるため。 これは、休暇だ。 だから、あればあるほどいい。 ルツの部屋は飾り気がなく、目立った箇所もないものだった。 私的なせいかというものはここにはないのだろう。 元より娯楽らしいものを封じられていた生活をしていたのかもしれない。 ここに、大事に思うものは無いように思えた。 次に、ジョシュアの部屋はかえって私的過ぎるくらいだ。 要素が多くて何が人の心をかたちどっているのか、わからない。 用途不明のタッパーがあったが、さて、ばか正直に聞くわけにもいかない。 彼の心の内を知るのは、骨が折れそうだと感じた。 スオの部屋は見知ったそれだ。入っていくのは容易いこと。 本だらけの部屋は知的な様子だ。広範に揃っているが、心奥はここにある。 けれども、それを紐解くには時間が足りなかった。 ならばやっぱり、本体を揺さぶってみようか。 シェルタンの部屋もまた、よく整頓されていた。 どちらかといえばショウルームを置いたままにしたような設えは、 やはり、ここに心があるようには思えない。ここはあくまで仮宿だ。 ならばここには、その心を動かすものというのもないのだろう。 アメフラシの部屋はそうした無機質に比べると、自分らしさがあるようだった。 それだって生活臭がするほどのものではないけれど、ここで暮らしている自覚がある。 からっぽの写真立ては少し不思議な印象を思わせたが、やはり聞くわけにもいかない。 公的には、俺はここへは入っていない扱いなはずなのだから。 (-260) 2021/10/06(Wed) 20:48:01 |
【独】 愛玩用 エマみかんの部屋は、少し検分するだけ。 こわれかけを思わせるふるまいによく似ていて、ここはがらんどうがあるばかり。 ペンキをぶちまけでもしたって、彼女は応えはしないだろう。 それに、そんなことをする必要もない。 ユーの部屋は、化学室のよう。私事でありながら、その扉は固いもの。 並んでいる薬のそれはちっともわかりはしなかったけど、一つ、見たことがあった。 不安定な市長婦人が使っていた強い薬は、脳の機能を低下させて落とすもの。 おそらくは大半はもっと医療的な使いみちをするものなのだろう。 さすがに何ともわからないものを、使うだけの度量はない。 アタナシアスの部屋は空虚が居座り、それの存在意義だけがある。 歌は彼女にとってなんであるか。交わした言葉はまだ少ない。 ルツがついてしまっているから、それを慮るのは不自然なかたちだろ。 どんなふうに肩を並べて、言葉を囁いてみせようか。 リヤの部屋もまたからっぽで、空の鳥かごを思わせる。 みかんもそうだけど、表での活発な様子をは対照的。これが本質なのだろうか。 聴こえた歌は、かすかな音は。それこそが本質であるならば。 揺さぶってみて遊ぶのならば、それはゆっくり、迅速に。 さて、それではその鍵を受け取ろう。 共犯者による、甘い鍵。 (-262) 2021/10/06(Wed) 20:48:51 |
【人】 鑑賞用 リヤ金糸雀はみんなが好きだ。 みんなでお仕事をするのが好きだ。 みんなで食事をするのが好きだ。 みんなでお喋りをするのが好きだ。 だから、みんなでたたかうのだって好きだ。 金糸雀は、敵を倒してたのしいとわらった。 金糸雀は、唐揚げを食べておいしいとわらった。 金糸雀は、褒めてくれる手が好きだとわらった。 金糸雀は、ずっと楽しそうだ。ずっと。 (109) 2021/10/06(Wed) 20:49:42 |
【置】 愛玩用 ドゥーガル【ドゥーガル/■■■の日記】 ダンカン・マクドゥーガルの不出来な主張について 6人の患者と15匹の犬 患者は1時間ごとに1オンス 最終的に失われたのは3/4オンス 15匹の犬に関しては体重に変動なし。人間には存在し、犬にはない。 ただし失われた重量が3/4オンスだったのは最初の患者のみであり 信憑性には難のある、不出来な主張と実験であると言われている。 僕は綺麗なものには 3/4オンス つまり魂があると教えられてきた。 不出来で不完全で綺麗で清潔なものには、魂があるのだ、と。 上出来な法螺話かもしれないが、不完全なものを信じても良い、と。 僕達二人を人間のように扱っていた主人はそう仰っていた。 君達は綺麗な存在だから、この説通り3/4オンスの魂があるのだ、と。 人間ではない君達には、存在するのかもしれない、と。 ならば。 何故あの時、僕ではない片割れの体重は変動しなかったんだろう。 今日は死ぬには良い日だね、■■■。 (L32) 2021/10/06(Wed) 20:51:56 公開: 2021/10/06(Wed) 20:55:00 |
【秘】 歌唱用 アタナシアス → 宣教用 ルツ歌唱用グレイのアタナシアスは、口を開きます。 アメージンググレースが、のびやかな声で部屋に響きます。 その声はきっと外にも聞こえるほど。 ほんの少しの音が、出にくくはなっているようですが。 ガタを感じさせないような、透き通った音。 その声色は、痛みを、苦しみを、悲しみを含んだものではなく。 きっとそれがいつかに感じていた、穏やかな時間と喜びを含んだもの。 いつかに思い出したときに、あなたがきっと笑顔でいられるように。 (-263) 2021/10/06(Wed) 20:52:20 |
【秘】 愛玩用 エマ → 飴色の世界 みかんさてさてそして、件の蜜は受け渡された。小鳥に渡す甘い毒。 虹が水面にこぼれたような美しい飴玉は、室内の光に照らされてきらきらとしている。 『ありがとうございます、みかん。さっそく渡して来ましょう。 明日か明後日には、効果の程がわかるでしょう。 いつになるかはあの子の気に入り次第でしょうか。 きっと気に入ってくれると、思うけれど』 礼と、夢物語でも語るような優しい言葉が添えられて。 白雪姫のりんごは、金糸雀の声を嗄らすことになるのだろうか。 その行く末を想像して、睦ぐようにくすくすと笑った。 (-264) 2021/10/06(Wed) 20:52:41 |
アタナシアスは、どこかの部屋で聖歌をうたっています。施設に、その歌声が漏れ聞こえるでしょう。 (a83) 2021/10/06(Wed) 20:53:07 |
ドゥーガルは、夕食の時間になっても食堂に現れない。 (a84) 2021/10/06(Wed) 20:54:06 |
愛玩用 ドゥーガル(匿名)は、メモを貼った。 2021/10/06(Wed) 20:56:06 |
【秘】 愛玩用 エマ → 鑑賞用 リヤ約束していたごほうびは、夕食の後に手渡された。 ほかの皆には内緒のそれは、こっそり部屋にいる貴方へと。 ガラス瓶の中に詰められたきらきらとした七色の果物飴は、 とろけるような蜜の甘さと、内包されたクセになる酸っぱさのシロップの味。 「はい、これが今日のご褒美です。 食べすぎてはいけませんよ、ご飯の前は特にね。 みかんが手を尽くしてくれたものだから、とっても美味しいとは思うけど」 昼と同じ柔らかい笑みで、落としてしまわないようにそうっと手渡された。 その日の夜の楽しみにするか、何日かかけて楽しむか。 結局はデータでしかないそれだから、現実に帰れば消えてしまうけど。 (-265) 2021/10/06(Wed) 20:57:05 |
ルツは、静かに、聖歌に聴き入っていた。 (a85) 2021/10/06(Wed) 20:59:13 |
【秘】 愛玩用 エマ → 鑑賞用 リヤけれどもそれは本当に、美しいばかりの蜜だろうか。 甘いだけの褒美だろうか。 酸いものは喉に悪い。そしてこの宝石は、度を超えて。 甘くておいしくて、ちょっぴり酸っぱくて、 それでいて喉を溶かす甘い甘いご褒美は。 果たして金糸雀は我慢できるだろうか。 果たして金糸雀の声はいつまでも囀るだろうか。 昼と同じ柔らかい笑みで、落としてしまわないようにそうっと手渡された。 その日の夜の楽しみにするか、何日かかけて楽しむか。 結局はデータでしかないのだから、本体に痛みはないのだけど。 (-267) 2021/10/06(Wed) 20:59:14 |
ルツは、メンテナンスのとき、いつもと変わらない顔で、アタナシアスに「おやすみ」を言った。 (a86) 2021/10/06(Wed) 20:59:39 |
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