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【人】 宵闇 迅 ―部屋に帰りたい(心からの叫び)― [思わず題字になるほどには寒い。 降り積もる雪を心底、ウワァ、という顔で見上げて、 ただ、晴れ間でないだけ気分はいい。ひたすら寒い。 鳥肌が立った腕をさすって、 修行もかくやといわんばかり、勢いよく掛け湯をしてから、 端の方にずるずると身体を滑り込ませた。 尻の下で少しぬるついているのは泉質によるものだろうか。 ほかほかと立ち上る湯気に蒸されている気分だった。 室内にいるときも思っていたが、 雪が降ると本当に静かだ。 水面を打つ源泉と、自分の身動ぎでたつ水音しかない。 地元では雪なんてそうそう降るものじゃない。 降ったとして、積もることなんて稀だ。 よくて地面に残っている程度。山間部は多少積もるようだが] (80) 2021/01/10(Sun) 23:28:09 |
【人】 宵闇 迅[だらしなく預けた首を逸らして、空を見上げる。 切り取られた景色は十分非日常を示しているのに、 髄まで染み渡るようなお湯の温度だけはいやにリアルだった。 思考に暗幕を下げられたように鈍る。 ――静かすぎるのは実際のところ、あまり得意でない。 ただ、辺りに漂う空気感が、そっと自罰に蓋をする。 無心で雪が踊るのを眺めながら、 手足を投げ出して暫くそうしていた] (81) 2021/01/10(Sun) 23:28:20 |
【人】 宵闇 迅 ―長風呂(当社比)― [烏の行水とは呼べない時間ではあったけれど、 それでも身綺麗にして室内に戻ってくるまでの時間は、 世間一般でいうところの長風呂には当てはまらないだろう。 ビビッドカラーのマスコット浴衣、は、 幸いか生憎かなかったので、 黒地に流水柄のシンプルなものを選んで身につけた。 芯まで温まれば、普段から血行が悪いと揶揄される顔色にも 僅かばかり血色が戻るというものだ。 これで肩凝りが多少マシになればいいのだけど、と、 軽く肩を回しながら、自分のポケットに入れていた荷物を 引きずり出して、もう一度露天にリターン。 ――流石に妹が居る室内で、受動喫煙させるのは頂けない。 ここが禁煙であるかどうかよりそちらのほうが重要だ。 携帯灰皿を片手に、慣れた手付きで火を灯す。 冷え切ってしまう前に戻るけれども、 こればっかりはルーティンとして譲れないので。 いつもより手早く一服を済ませてから、漸く。 室内に戻って、片手をあげた。流石にもう畳とは決別したろう] (82) 2021/01/10(Sun) 23:28:32 |
【独】 埋火 真里花/* !!! 世のお嬢さん方、どうですかうちの兄。 格好いいでしょう!! ちょっと小うるさい妹つきですが 優しくて世話好きの良い男ですよ!! 旦那にするには最高ですよ!!!! (なぞのアピールをはじめる妹) (-276) 2021/01/10(Sun) 23:33:28 |
【独】 宵闇 迅/* 行き遅れて友人に貰われるまでテンプレ 妹の相手には「真里花が選んだんだから……」と殊勝な顔をするが それはそれとして審査しないとはいっていないというアレ (-277) 2021/01/10(Sun) 23:36:35 |
【独】 埋火 真里花/* 兄が幸せに生きていればなんでもいいです おともだちさん、兄のことよろしくおねがいします(深々 尚、妹も、妹が成人するまでとかごちゃごちゃ言って 行き遅れそうなのが笑うとこです。 (-278) 2021/01/10(Sun) 23:40:31 |
【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音 ふふ…なら、なくなった運は杏音に補充させてもらうさ。 [運だけじゃない幸せも愛情>>-258も、同じように自分も返していくだけ、こんな得意気にやられっぱなしじゃ悔しいものな。 差し当って寂しさが顔に出ている恋人>>-261の隣で、お互いの存在を忘れられないように刻み合った時間を緩やかに長引かせるように抱きしめて] あぁ…俺も幸せだ。おやすみ、杏音。 [これからも、という約束には、ゆっくりと体の負担から意識が落ちていく杏音のおでこに頬にそっとキスをして応え、自分もまた眠りにつくのであった] (-279) 2021/01/10(Sun) 23:53:33 |
【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音― そして夜が明けた ― [ゆっくりと目を覚ます。いつもは当たり前ながら一人で目覚めるのだが隣には違う温もりが存在して、夢じゃなかったんだな、と思える。] ……杏音 [つんつんふにふに、少しだけ悪戯に頬をふにふにしたり、おでこにキスしてみたり、髪を撫でてみたり、しばらくは彼女の寝顔を見守って、目が覚めたなら] 杏音、おはよう。 [一緒の朝を迎えられて、最初に見る顔も、最初に聞く声も、杏音であるということが嬉しくて穏やかな笑みを浮かべた後、そっと唇にキスをする。] 朝から一緒にいる、なんて新鮮だな。それに驚きだ。凄く可愛い子が隣で寝てるって思ったら恋人なんだしな。 [なんて悪戯っぽく気障な言葉を囁いて] そいじゃ贅沢に朝風呂といこうか。 [互いに汗もかいているし、早めに寝たからか起きた時間も早い、余裕をもって色々できるので、昨日入れなかった温泉に当然のように一緒にと誘って] ……抱き上げられたいか? [冗談とも本気ともつかないようなことを聞くのであった*] (-280) 2021/01/10(Sun) 23:54:21 |
【人】 埋火 真里花 ふ、ふふ…… [ 兄が浴室へと消えてから、私はまだ畳と戯れていた。 ひとりで笑っている。 家族が見たら変な顔されそうだけど。 いつぞや。 同級生に兄の写真を見せたことがある。 たくさんはなかったから、今よりもっと若いときの。 似てるね、の後にかっこいいね、いいな、と 同級生は言った。でしょ?と笑ったら まりーはブラコンだね?って友人は笑った。 私もそう思う。 けど、 ] (83) 2021/01/11(Mon) 0:05:37 |
【人】 埋火 真里花 かわいくないときがない かぁ [ お兄ちゃんもなかなかにシスコン。 あにばか、だと思う。 ――私は私のことを、平均、平々凡々 と分析している。 同級生が持っているような華やかな顔立ちや ふくよかな胸はないし。 それでも兄には、世界で一番、可愛い生き物 に、見えているらしい。 ] (84) 2021/01/11(Mon) 0:05:52 |
【墓】 埋火 真里花『真里花はしっかりしてるからお母さん助かるわ』 『真里花ちゃん、何でも一人でできちゃうんだね』 『おかあさん!まりお姉ちゃんがやさしくしてくれない!』 『おとうさん!まりお姉ちゃんが柚理と遊んでくれない!』 『あらあら"お姉ちゃん"なんだから』 「……うん、でもこれはだめ。他のであそぼ」 (+0) 2021/01/11(Mon) 0:06:14 |
【墓】 埋火 真里花[ 妹の、見えるところに置いていたわたしがわるい。 ――いつでも見える場所に、置いておきたかったのに 妹が興味を示すようなものなのだから 隠して置かなかった、私が悪い? ――兄がプレゼントしてくれたもので遊べるのは、 妹が寝静まった後の話。 いつも、遊べなくても。 いつも、眺められなくても。 汚されたり、壊されたりするよりはずっとまし。 妹は、姉の持っているものを自分も持ちたがり、 姉のやっていることはなんでもやりたいと言う かわいいいもうとで。 姉は、そんな妹のわがままにすべて「いいよ」で 答えなければいけない、 てのかからないあね なのだから――。 ] (+1) 2021/01/11(Mon) 0:06:43 |
【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空── 幸せな朝に ── [幸せな夢を見た気がする。 温かくて、安心して、心が満ち足りるような。 ずっと夢の中に居たくて、ふにふにと頬に降りる刺激に、小さく唸って首を振った。 薄っすらと目を開けたら、大好きな人の顔があって、こちらを覗き込んでいる。 幸せな夢の続きに、へにゃんと笑うと、すり寄った。] 空先輩……大好き。 [呟いて。もう一度目を閉じて。 そしたらキスが降って来たから、薄っすらと目を開けて。 ぱちぱちと目を瞬いていたら、昨日の記憶が蘇って来た。] (-283) 2021/01/11(Mon) 0:23:05 |
【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[私裸だ!先輩も裸だ!!うわ!!! 一気に目が覚めて、顔が真っ赤になる。] お!おはようございます!! [肩まで赤くして、先輩に告げて。 あ、なんか先輩言ってる>>-280。 バクバクする心臓に、ぷっと吹き出して。 それからすこぉしずつ、一緒に居る意味を実感して。] (-284) 2021/01/11(Mon) 0:23:36 |
【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[じんわりと、胸に染み込むように思い出したら。 裸の胸に肌を寄せて抱き着いた。] おはよう。……空。 [照れたようにはにかんで。 胸はまだ煩かったけれど、幸せな音だった。 ただ本気とも冗談ともつかない抱き上げられたいかって言葉には。] 腰、大丈夫なんですか? [夢も希望も無い返しをしてしまう辺り。 昨日と変わらないようで少し変わった、今日なのでした。*] (-285) 2021/01/11(Mon) 0:24:12 |
【秘】 菊波 空 → 高藤 杏音[ふんにゃりと油断とともに信頼しきった杏音>>-283 真っ赤になって慌てて挨拶をする杏音>>-284。 どちらも少し新鮮だ。ぞくりとするほど俺の彼女はこんなに可愛いんだ。と言いたくなるのを寸で止めて] おはよう、杏音。 [気障な言葉はいつもの調子を取り戻すためもあった。 じゃないと自分だって照れ臭いけど] そんぐらいは大丈夫だぞ。ほら [妙な心配されたのでぎゅっと抱きしめて抱き上げたせいで、鼓動のリズムが速いのはしっかりとばれてしまったかもしれないが] ちょうど、お互い裸だしな。 [頬にちゅっとキスをして、客室露天風呂につれていって、先に杏音を下ろして] …こういうのってありそうなシチュエーションだが着替えとかがないと悲惨だな。 [杏音に聞きつつ荷物取りに行きました。 夢も希望もない現実に直面するのはお互い様のようである*] (-287) 2021/01/11(Mon) 0:43:15 |
【鳴】 マジシャン 夜長[色っぽい彼の膝に甘えるのもきっと心地よい。 けれど、彼が寒い思いをするのを見過ごせる訳がない。彼を甘やかしたいという気持ちと同時に持つ甘やかされたいという気持ちだが、それは彼自身より優先される事はない。濡れた浴衣が貼り付いた体はやはり冷たく、腕の中に招いて正解だったと確信に至る。濡れた姿は綺麗だったから今度、雪のない日にお願いするのもいいかもしれない。 仕返しと評して隠した瞳。 肩をすくめる彼に笑いかけて] これぐらい可愛いものだろ? [届けた声は咎められなかった。と 唇を奪い。体内からも彼を暖めた。ぬくもりが増す程に、彼の吐息の温度が上がっていく。そんな気がしてもっとと熱を与えたがる。生々しい唾液音と彼の身体に触れる手は、意識を持って。 彼の肌を焦がすが、 上がった息ととも離れた唇が紡ぐ言葉に瞬き。 少しだけ、首を傾ければ なつかしさに息を吐く] (=69) 2021/01/11(Mon) 0:46:57 |
【鳴】 マジシャン 夜長…誘っているのか。 そうか。懐かしいな、なんだか。 あのときとは違うけど。 [自分が投げた言葉も 其れに返された言葉もあのときと似た言葉だった。蛍を思えば、視線の先には雪粒が見えて、ああこれも輝くのだな。と一人思う。彼の目は隠され、輝く白は見えない。濡れた浴衣も秘された目も、あの頃からの延長線であり、同時に成長の証でもあった。こうやって少しずつ自分たちの関係は変わっていくのだろう。もちろんいい方向に。 纏わりつく浴衣が彼を際立たせる。] …っ、こら。 [敏感な処を目立たせる其れを 見つめていれば、どうやら彼の方が誘いかけてくれたようだ。足が逸物に触れて、思わず息を噛み殺せば、抗議めいた声でその体を抱きしめた。いけないことを、そんな事を告げたのち、その体にと手で触れて。 指は濡れた衣類の上から胸粒を引っ張り] (=70) 2021/01/11(Mon) 0:47:39 |
【鳴】 マジシャン 夜長なあ、鬼走。 一つゲームをしないか? …今からお前の口に挿れるものを当てて [彼の足を片手で押さえ、 正解したら、これを中に挿れるからと甘い声を響かせるととも、自らの熱源へと彼の足裏を導き。すでに勃ちあがったそれで彼の其処擽るように擦れば、手を離し。どうだろうと彼に尋ねるがてら、見えない彼の頬を撫で。まずはテストな。と彼の唇の中に指を滑り込ませると同時に。 彼の逸物を浴衣越しに扱きあげだし。 こんな感じでどうだ。と問いかけた。 ――問題は次だ、と薄く笑う顏を彼が見なくてきっとよかった*] (=71) 2021/01/11(Mon) 0:48:10 |
【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空わわ。 [生意気な心配をしたら、有言実行で反撃された。 恋人は私を抱き締めて、抱き上げてくれて>>-287。 少し慌てたけど、彼の心臓の音も速かったので。 腕の中で小さく笑った。 頬に落ちたキスに、目を細める。] ありがとう。 [熱いお湯がじんわり染みて。 実は結構気怠い身体は、抱きかかえて貰えて、助かった。 温泉の効果にふぅと息を吐く。] (-290) 2021/01/11(Mon) 0:53:57 |
【秘】 高藤 杏音 → 菊波 空[荷物を取って来てくれた空に。 ここ。ここ。って、隣をちゃぽちゃぽ叩いて。 座ってくれたら笑いかけて。] 念願?の?裸ですよ。 [昨日のお風呂で言ってらした>>1:-70ので? そんな風に揶揄いつつ。 朝の光の中で見る先輩の裸に内心相当照れつつ。 頬を赤くして微笑んだ。*] (-291) 2021/01/11(Mon) 0:54:08 |
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