【人】 坊っちゃん バラニ……、…………。 [無言で瞬きすること数回。] (ふぁーーーー!?) [内心絶叫した。 よもやこんなところでこの剣を見ることになるとは思わなかった。いや確かにここはあらゆるモノが揃うと言っても差し支えない街だが] え、えぇえと、その剣はどうしたのかな……? [彼が手にした銀貨に構わず、 ついその剣を指差して聞いてしまう。 思わず声が上擦ったけれどそんなことさえ気にならない] (399) 2021/12/09(Thu) 22:19:13 |
【人】 向日葵 店主 イクリール (400) 2021/12/09(Thu) 22:20:07 |
【秘】 向日葵 店主 イクリール → 半淫魔 メレフ銀の正体は、水、ではないよ。 これは金属の一種なんだ。 そして、実は私は錬金術師でもある。 液体を操れるのは、その通りなんだけどね。 [ あくまで謎掛けは、「銀」の正体、についてなので。 やはり不正解と返したけれど。] (-127) 2021/12/09(Thu) 22:20:24 |
【人】 坊っちゃん バラニ[彼が勇者について話を聞きたがっているのを知れば] そうだなぁ……。 [少し困った顔をして、頬を掻く] あの人について確かに知らないわけじゃないけど。 てもそれはあくまで生前の、 それも魔王を倒すまでの彼のことだからなぁ。 [聞く人によっては違和感を覚えるだろう言い方だが、 ほら吹きとしての僕を知っている人にとっては、 見慣れた光景かもしれない] その剣に助けられたことも確かにあったんだけどね。 [膝の上の子供たちに至ってはまたはじまった、みたいな顔でごろごろしている。] あまりお役に立てる気はしないけど、もし、それでもよければ。 (402) 2021/12/09(Thu) 22:23:59 |
【人】 坊っちゃん バラニああ、生前の彼についてなら もちろん幾らでも話してあげるよ。 [何しろ、彼と縁のある人と話せるなんて、 そう滅多にあることじゃないからね]** (403) 2021/12/09(Thu) 22:24:28 |
【人】 向日葵 店主 イクリール── 色褪せた記憶 ── [ 数百年前。魔王様が斃れる幾月か前の話。 大都が魔王軍によって攻め落とされた時の話。 街の大部分を化け鴉が埋め尽くし 倒壊した家々を背景にして とある人間の一行と 血みどろの死闘を繰り広げていた魔族が一体。 人間の一行は主要な魔族を討ち果たし 大都陥落から数日で、魔族から街を取り戻す所まで 迫っていた。 フードを目深に被り 銀を操る魔術師のような女は魔族であり ────結局、そのまま私は負けてしまうのだけど。] (404) 2021/12/09(Thu) 22:29:23 |
【人】 向日葵 店主 イクリール[ 時は流れ数百年。 あの頃を知る者は、少なくとも人間の中には居ない。 勇者の存在が伝説となって久しいのだから。 あの頃は魔族の多くが魔王軍であったから 人間と衝突した事も数え切れない。 今では融和がある程度進んで 昔では信じられない光景が広がっている。] (405) 2021/12/09(Thu) 22:29:37 |
【人】 向日葵 店主 イクリール[ 従軍した私が勇者一行と刃を交えたのは たった一度切り。 重傷を負ってから後方で傷を癒してる間に 魔王様は勇者一行によって討ち果たされてしまった。 勇者も、その仲間も強かった。 強かったけれど、まさか魔王様を斃せるとは 微塵も思わなかった。 だから少し気になるのだ。 その魔王様を斃した人間達は 一体どんな人間だったのか、と。 当時を知る人間はもう死んでしまって 話を聞く機会なんてないだろうけど]* (406) 2021/12/09(Thu) 22:30:42 |
【秘】 冒険者 ルイージ → 『人形屋』 サダル[ 舌先が触れ合ったのは彼女がキスに応えたから。 慣れていないというのは俄かには信じがたかったがその証拠の様に頬を染めて鼻にかかった甘い声が漏らしている。 戸惑いながら腕を掴む指先に応えるようにして女の腰を抱き寄せた。] もう答えは出てるんじゃないのか? [ 真っ赤なったに可愛らしい顔を一度視界に収めてからさらにキスを続けていく。 舌を触れ合わせ唇を吸ってお互いの唾液で唇が濡れると吸い合う水音が大きくなる。 体と体が密着していく、腕の中に彼女を納めてしまうから。] …どっちで呼べばいい? [ キスの合間にすぐにでも唇が触れる距離で尋ねた。 答えがあったならすぐにでもキスを再開するつもりで。] (-129) 2021/12/09(Thu) 22:33:08 |
【人】 行商人見習い ポルクス おーよ。1年ぶり。 子供人気も相変わらずだな、お前。 [よ!とこっちも笑顔を見せる。 去年の祝祭に帰ってきて、んでまた1年他の街を回ってだから。 1年1回の再会ってやつである。 思えば、俺と弟を見分けられるのは こいつ位のもんであろう。姉ちゃんももしかしたら 見分けられるかもしれないけれど。 服交換してシャッフルしたらどうだろうか……。 やはり勇者を希望した絆とやらが、うちの弟とバラニの間には 結ばれているのであろうか。友情だな。>>381 うちの弟もバラニも結局一度も勇者経験はないままだったなと これまた魔王経験しかない俺が思うのもアレではあるが。] (408) 2021/12/09(Thu) 22:33:24 |
【人】 行商人見習い ポルクス「はーっはっはは! 我が配下を倒さんとする者はだーーれーーーだーー」 [よく魔王の俺とその手下となった幼馴染の君とは 一緒にいることが多かった。 他の勇者や聖女御一行曰く、勇者一行は時折邪魔する魔王を追っ払いつつ 魔王の城までやってきて両方の剣で魔王をぶっ飛ばすのが、 お約束なんだとか。ほんとかなぁ? つまり時折邪魔するなら、配下を助けてもいいよね? という理屈の元、よく助けに向かっていたものだ。 流石にレインボー戦隊めいた勇者たちのときには 魔王様も慌ててそのぼっこしようとする輪の中に飛び込んだよ。懐かしいね] (409) 2021/12/09(Thu) 22:33:50 |
【人】 行商人見習い ポルクス ええ?凄い? やっぱり1日3時間練習したかいが…… え、魔王の笑い声じゃないの? [じゃあ何がだよぅ。と 何時もの通り勇者になれなかった君と、魔王の俺が 並んで歩く帰り道。 いっつも、揶揄されても。否定されても。 勇者になりたいって真っすぐだった、2つの綺麗な青い目から 流れる涙が少しだけ乾いた頃に、 ぽつんと君が、俺をすごいっていったんだ。>>388 『勇者みたい』だって] (410) 2021/12/09(Thu) 22:34:20 |
【人】 行商人見習い ポルクス 勇者に似てる?俺が? [俺は君の話を疑ったことはない。 意味もなく嘘つかないってこと知ってるもの。 だから紛れもなくそれは本心なんだろうって思って何だか照れ臭くはあった――その時、君が勇者の仲間の生まれ変わりなんだって 知ってたんだろうか。知らなかったんだろうか。>>225 何方であっても、きっと俺はこう返すんだ。] 俺は、君の方が勇者に思えるよ。 勇者が魔王を倒せたのって、自分の心をちゃんと 伝えられる強さがあったからだもの。 何度も、勇者をやりたいって自分の思いを伝える君は。 すっごく格好良いんだから。 君は、俺にとっては勇者なんだよ。 魔王様としては、うちの部下が勇者になってしまう! って嘆いた方がいいかもしれないけどね? [と、少しだけおどけてみせた、夕暮れ。] (412) 2021/12/09(Thu) 22:35:37 |
【人】 行商人見習い ポルクス ええー。俺いっつも親方にどやされてるよ? ……バラムはちょっとだけ、何か疲れてる? [働きづめの漸く休暇を手に入れた、 うちのとーちゃんのような気配……!などと思っていたら 俺の方は降って湧いた商談だ。やったぜ。となったわけである。 ということでヘイズと交渉をして、 とても良い取引ができたとにっこりしていたその時だ>>399 何だかどもってるというか上ずっているというか。 ヘイズの持つ剣を指して、動揺する幼馴染。 語られるのだろう、勇者の、噺>>403] (413) 2021/12/09(Thu) 22:36:12 |
【人】 行商人見習い ポルクス ……。 [”その剣に、助けられた”>>402 言葉なぞれば、その剣を持った誰かに助けられた。 ――聞きたがるは勇者の、噺。 それは勇者が持っていた……まさかね。 それを語る横顔は、1年前より大人びていて。 会わなかった分の年月を感じさせて。 ちょっとだけ、寂しくなったのだった。*] (414) 2021/12/09(Thu) 22:36:25 |
【秘】 半淫魔 メレフ → 向日葵 店主 イクリール液体で、金属――…。 となると、「水銀」か? [彼女のヒントから、思いついたままを答えてみる。 流石に、三回目に挑むほど根気はないから、反射的な答えではあるけれど。] (-130) 2021/12/09(Thu) 22:38:38 |
【人】 半淫魔 メレフ── 向日葵:イクリール ── ――…そう言えば、何を貰うかなんて考えてなかったな。 というより、何か貰おうと思ってなかった。 しいて言えば、満足感? [純粋に、ただ純粋に答えを知りたかった。 納得のいくところまで進みたかった。 ある意味、魔具を仕上げる時の気持ちに似ている。 自分の手中の作品が、一つの答えに至るまで突き詰め続ける。 例えその結果が、他者から見て不格好であったとしても。 そんな感覚。] (415) 2021/12/09(Thu) 22:38:59 |
【人】 半淫魔 メレフ少なくとも、己れは自分の出せる答えを出した。 結果がどうであれ、己れはそれで満足してる。 だから、望みのものなんて何も。 [「望む物と代価さえあればいい。」 エオスの考えとは真逆。 けれど、心からの本心だ。 それが、彼女の質問への答え。*] (416) 2021/12/09(Thu) 22:39:13 |
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