【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「きっと予想以上にすごく、厳しい戦いになりますよ。 双方とも、"マフィア"である以上 見せしめに意地でも追ってくる可能性だってあるし。 新しい組織を作ろうとするなら、尚更」 そんな事言わずとも想定内だろう。わかっている、わかっているが、貴方に甘えるような文句を告げるのが辞められない。 自分さえいなければ、彼はもっと優美な道を歩けたんじゃないか。ソーレファミリーと言う世界に置いて、皆から慕われ、頼られる、いつの日も自分が見ていた背中を晒して。なのに、 「俺を置いていけば、ユウィさんはソーレに戻れるのに」 「ユウィさんの馬鹿」 「……馬鹿な人」 その言葉一つ一つが、宝石のような輝きを秘めて差し出してくるものだから、もうこんなの、受け取らざるを得ないじゃないか。その言葉どれもが世界で一つだけの何より大切な、宝物。 「……もう、嬉しすぎて何も言えないですよ……」 小さく震える声でそう告げると、笑顔から溢れる涙と共に抱き寄せられた感覚に身を委ねる。相手の生の鼓動が聞こえて、酷く安心する。この音を絶やさないように、その為に自分は生きる。この音の為なら、何を捨ててももう、惜しくはなかった。 「……ほんと、叶わねェや。 俺には誰かの不幸と引き換えにしか思い浮かばなかったのに、それを蹴っ飛ばして星みたいな答えをくれる」 全く、改めてなんて人を愛してしまったんだろう。わかることは今まで向けた全ての愛がどれも何一つ間違っちゃいなかったと言うこと。語る貴方は、煌めく宙の光のように眩しくて、まるで全てを委ねたくなる……嗚呼、 ──これを、恋焦がれる、って言うんだろうなぁ。 (-380) 2024/04/05(Fri) 2:54:25 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「──はは、」 最後の心変わりについての問いに、思わず笑いが零れてしまう。これだけ愛を囁いたのに、まだ足りないだろうか。 彼を安心させるためには他の感情が必要だろうか。だとしたら、 「はい」 「俺にはユウィさんだけです」 「アンタが望むのなら、何処へでも」 躊躇いなんて、もう溶かして、焦がされて、 愛を伝えきった後に残ったのは、痛いくらいの切なさを孕んだ、最後の感情。 「ユウィさん」 「アンタに、恋していいですか」 赤らんだ顔のまま、幸せそうな笑みを貴方に向ける。 溺れるほどに貴方を愛し、敬い、純粋に盲目に、親に、友に抱くような、全ての愛を内包していると、 そのどれもが本物で、貴方の輝きに引き寄せられるように向けていると、 だからこそ、芽生えた感情も迷う事なく伝えられる。 どうしようもなく自分は、"貴方に恋している"と。 (-381) 2024/04/05(Fri) 2:55:34 |
【秘】 UNK-403 エーラ → ブチ抜く ユウィ「、は……、必死だね ユウェル」 みっともなくも思えるその様相には、これも可愛らしさすら感じる。 命令にただ応えるだけでなく、精一杯に応えようとする姿。優越感と嗜虐感に満たされるこの瞬間が、堪らない。 自分が何もしなくとも、自ら快楽を求めて。 そんな姿に袖の下の唇が歪んで、吊り上がって。 突き上げるような動きに合わせて、足裏を押し付けてやる。 ぬるりとした先走りによって ぐりゅ、と先を擦り上げる形になり 一気に絶頂へと導くように。 「は、ァ……ぅっ、…!」 ぐ、と後頭部に添えた手に力が入る。 喉の奥の奥 息が出来なくなるほどまで咥えこませて。 責めに耐え切れず、ひときわ大きく腰を震わせて 込み上げた精が迸る。 改造の結果、常人のそれよりも少し多く粘ついたそれにももう慣れたものだろう。全てを吐き出し切るまで、手は離されない。 (-382) 2024/04/05(Fri) 3:17:39 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「それから、全部が終わったあとというけれど」 「全部が終わる前に、もう、」 「何もかも捨てて、 二人で逃げちゃいませんか」 護送団に戻るのなら、ノッテに情報が掌握されるよりも早く、 二人で逃げてしまえば、その時間も稼げるのではないかと、 文字通り、体も何もかも捨てて。 これは、そう。"心中"の提案だ。 (-383) 2024/04/05(Fri) 3:23:17 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「もとよりロクでなしどもの相手してたんだ! マフィアが二つ連なったところで大して変わんねえ」 「出会ってから何を考えるにしても、 オマエへの不義理だけは働きたくなかったしな」 絢爛華美な肩書きも、悠々自適な暮らしも、こんな仕事に就いてた時点で望むようなものじゃない。 マフィアは誰もが等しく屑の世界だ。ぶつかり合って食い合って求める結果を目指すだけ。 義も愛も同じ天秤に乗せてしまえばいつだって単純な答えが返ってくる。 負い目はいつしか溢れんばかりの欲望に変わっていたのだ。頭が上がらないわけだ。 「そっちこそ。まだ幻滅もしてないなんて。 最初から馬鹿しかいねェよここには」 抱きしめては目一杯体温と鼓動を伝えた。 生の証で、少し消えたとしても容易く途絶えることはない灯火としていつまでも燃え続ける。 そうしてあなたを絶えず焦し続けるのだろう。▽ (-384) 2024/04/05(Fri) 3:41:54 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「なんだ」 「まだしてなかったのか」 目を丸くする。ほんのちょっとした本音の外には、 相変わらずの尊大な態度が乗っていて、 容易く奥を覗くことはできないのだが。 「……今更オレの許可が必要かい、アモーレ」 「一緒になろう、ジャコモ。 誰にも見せられねえ景色を捧げてやる」 力強く応える。どのみちあれが最後で、 もう心変わりを問うことはない。▽ (-385) 2024/04/05(Fri) 3:42:58 |
【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ「オレは一人で迎えの車でも用意するつもりだったが、 やっぱり支度も二人でやりたいか?」 何も言わなければ一人で自害でもするつもりはあった。 こんな場所に居てはいつ身柄を拘束されるか知れない。 「いいよ」 「出発は早い程いい。 遠い旅行に出かけるなら尚更そうだ」 朝食は何にしようか。将来の話をするのは縁起が悪いらしいが、 やはりフラグすらも薙ぎ倒してこその旅路だろう。 妨げるものは何一つ目の前に残してやるつもりはない。 「……オマエは随分大胆になっていくな。 オレの影響か、ハハハ」 (-386) 2024/04/05(Fri) 3:46:07 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「幻滅する日、来ないと思いますけどねェ……。 そんなにまで誠実で義理堅く向かい合ってくれた人だ。 むしろ真逆の尊敬しか出てこないってもんですよ。 ……馬鹿しかいないのは、確かにそうか。 本当、馬鹿野郎共でお似合いですねェ」 「愛は家族や友人にも向けられますけど、 恋はたった一人のだいすきな人に向けるものでしょう?」 「こう見えて躊躇ってたんですよ、俺、 "この気持ちを恋と呼んでいいのか"って」 「だって、見返りを求めちゃうでしょう。恋は」 "まだ"と言われれば少し居心地悪そうに目を逸らして座り直した。頬には朱。こんな些細な事に拘る自分が無性に小物だったり、女々しく感じられて、思わずトーンダウン。貴方の瞳の奥を覗き込めなかったのもそれに拍車をかけたりしていた。 「…………」 「……はい。共にあり続けると誓います。 この恋心と俺の全てを捧げます」 ぶわわ、と、最初は感極まり過ぎて暫し言葉が出なくなって、声に詰まったものだが、ようやく最後に一絞り。誓約の言葉を送った。果てに得た新たな関係を胸にして。▽ (-387) 2024/04/05(Fri) 4:45:37 |
【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ「あれ、意外ですね……それこそ仲間に悪いとかで、 てっきり、最後まで残って戦い切るのかと思ってました。 ……ソーレの人達とそんな仲良くなかったんですか?」 片手を三角にしてわざと小声で話すように尋ねる。 先程知った事実だからはて、どうなのかわからない。 「勿論。置いていかないで。寂しいじゃないですか…… そもそもユウィさんが疑われてるんだから、俺無事に 船が辿り着いてもめちゃくちゃ捕まっただろうし…… そう言う意味で死に逃げした方が良いなって考えてたんで」 ソーレの内通者を疑われても仕方のない位置になっている。 冤罪が冤罪じゃなくなって来ているのには笑えるが、 暫く生きていると迎えの車にも乗り辛い事になりそうだ。 「でもよかった。ユウィさんの事誰かに殺されるくらいなら ──いっそ俺がこの手でって、思ってたから。 ……大胆ですか?そりゃあもう、アンタの影響ですよ。 或いは恋のお陰かね。盲目って言うからなァ」 「ただ、出発は明日以降にして貰ってもいいですか。 ……どうしても、今まで話した記憶、失いたくなくて」 そうしてストレルカに頼める人格データのバックアップについて話す。勿論貴方も周知の事実かもしれないが。今すぐの心中だと、これまで貴方と話してきた記憶が消えたままだ。それだけはどうしても耐えられないと告げる。 (-388) 2024/04/05(Fri) 4:50:47 |
【秘】 商人 レオン → カポォwwwレジーム マンジョウとある時間。 貴方に部下から通信が一件。 「直接口頭では言えないのでこちらで報告します。 限られた人にしか使えない回線を使い、裏切り者1名と交渉しました。俺にすべて預け寝返ってくれることを約束してくれましたよ」 「その裏切り者はカテリーナ。彼女はソーレの駒でした」 「まだ、先におきた事件の事は詳しく聞けてませんが、アウレアかエーラ、どちらかはその仲間だったようですね。二人が争い共倒れしたというのが事実のようです」 /* 【共鳴者CO】 共鳴の回線を使える者同士の会話の結果、そこに割り込んでいたカテリーナを説得したという内容です。 こちらに降伏し寝返ってくれる手はずです。 (-389) 2024/04/05(Fri) 7:37:44 |
【秘】 商人 レオン → 仕分人 ナルとある時間。 貴方にそっと通信が一件。 「やぁ、さっきはすまなかったね。 あの後二人と話をしたよ、彼女は俺にすべて預け寝返ってくれることを約束してくれた」 「キミのおかげだ、ありがとう」 (-390) 2024/04/05(Fri) 7:40:02 |
【鳴】 商人 レオン医務室での会話の後のこと。 「リーナ、念の為に 今のバイタル をストレルカに預けておいてくれ」「何かあっても今のキミに戻れれば、キミが何度も辛い気持ちを繰り返さないですむから」 (=47) 2024/04/05(Fri) 7:44:08 |
ナルは、通りがかった娯楽室を覗いた。ダーツ、すごいかも…… (a22) 2024/04/05(Fri) 7:52:45 |
ナルは、通りがかった娯楽室を覗いた。ダーツ、すごいかも…… (a23) 2024/04/05(Fri) 7:53:05 |
ナルは、大事なことなのでオトモに娯楽室を撮影してもらった。お願いしますね! (a24) 2024/04/05(Fri) 7:54:30 |
【鳴】 通信士 カテリーナ「はぁい、わかりましたぁ」 「レオンさんってば、甘いだけじゃなくって、 過保護なんですからぁ。 ベルヴァさんもそぉ思いませんかぁ?」 (=48) 2024/04/05(Fri) 7:59:06 |
【秘】 仕分人 ナル → 商人 レオン「寝返、 え? 」「私何もしてませんよ」 「……何かあったみたいですが、気になさらず。 ですが、 お礼であればお金がいっぱい入用です! 」 (-391) 2024/04/05(Fri) 8:00:33 |
【独】 通信士 カテリーナ嘘を、ひとつだけ。 ストレルカさんへ預けるべきものはもう預けています。 だから、これ以上は蛇足。医務室で話したこと―― 私がソーレであったことは あの子には不要な記憶なのですから。 大丈夫。 レオンさんが優しいひとで。 ベルヴァさんも優しいひとで。 そんなこと知っています。知っていました。 レオンさんがリーナと呼んでくれることに驚くかもしれませんが それもきっと喜ぶだけでしょうし。 優しいレオンさん。ごめんなさい。 ……これが私があなた達につく、最後の嘘でありますように。 (-392) 2024/04/05(Fri) 8:10:36 |
【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア――オトモ君を呼びながら、おにぎりのシールをなぞる。 「なんで全部見ていいだなんて言ってくださったんでしょう」 業務提携していたにしろ個人情報の塊でしょうに。 個人のプライバシーを配慮していないのだろうか。 「……アウレアさまは、 みなさんと過ごすことは楽しいのでしょうか。 一体どんな気持ちで自分を殺していたのでしょう」 「寂しかったのですか、憐れんでいたのですか。 私には、死にたくないという気持ちしかわからないので、理解をすることはないのでしょうが」 「……誕生日はいつになるんでしょうね。私たち」 あなたは製造日でしょうかと笑いかけて、安置室を出て行った。 (-393) 2024/04/05(Fri) 8:51:59 |
【鳴】 捻くれもの ベルヴァ「良く知ってるよ。 過保護で甘やかし上手でどうしようもないお人好し、だからな。」 そんな人だから捻くれた自分が9年も傍に居られたのだし。 「でも頼りになる人だ。 甘えられるだけ甘えとけばいい。」 (=49) 2024/04/05(Fri) 9:14:57 |
【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァあなたにも負担を駆けたいわけではないのだが、どうも頼りないままな身体ではそんな顔をさせてしまう。 「迷惑をかけるつもりはなくて……。 時間が出来たら伝えるつもりだったのですが」 膝擦りむく前に襲われたと、半分は憶測であるが事の顛末を話す。アウレアに相談したことからあまり良くないことが起こってしまったと。 「目的は割れて居ませんが、凡そ私の身体が目的かと」 「その〜」 ナルの身体には、データを入れる改造が為されているのは既に知っているだろう。 過去に人工データを入れる研究がなされた成果であるが、寿命が縮む致命的な欠点があり、まだこの時代には違法とされている。 しかしそれはもうここに来た時から破壊されており、機能せず手術で取り出しさえすればデータの取り込みもできなくなる。 若干問題ではあるが放置してもよいとされていたものだ。 「 人格データ を私にいれるようだったみたいです。中身はどんなものかはわかりませんが……」 「多分 ソーレファミリー の方だったと思います」「さあ何が起きていたのでしょうね」 起きることがない事件でしたと。 自分の正体は何かで変わることの無いままで済んだと笑いかけるが、あなたがそれを追求し報告することがあれば十分に問題視されるかもしれない事実であるだろう。 (-394) 2024/04/05(Fri) 9:49:11 |
【秘】 商人 レオン → 仕分人 ナル「キミからの報告がなければ今日は迎えてない。 あの二人とも話はできなかったかもしれない」 「ナル。キミ……俺には言ってなかったけど、ベルが裏切り者ではないことを知っていたんだろう?」 通信機越しに聞こえる笑みのこぼれた音。 こちらの状態が安定したことは確かのようだ。 「へぇ、お金で何をしたいのかは聞かないけどいいよ。 今度俺からの特別手当をつけておこう」 (-395) 2024/04/05(Fri) 9:53:35 |
【鳴】 商人 レオン「はは、身内限定。 マフィアとしては欠点でしかないしね」 「でもまぁ、過保護なくらいが丁度いいでしょ」 それ褒められてるの? どっちでもいいけど、と。 どこ吹く風。 (=50) 2024/04/05(Fri) 10:08:30 |
【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ「手術の結果でそうなっちゃうかもしれない、じゃないですか。 何があるかわからない世ですよ? なんて、ちょっと不安になりすぎていたのもあります」 「また、なってくれるってジャコモがいうならいいんです」 その時はようやく本当の意味で貴方を信じられることになるでしょう。 「簡単には離れないでくださいよ。 ……難しいのはわかってますが。 ちゃんと、何かあったら相談してくださいね!」 それだけですと言えば振り返って、さて、と呟く。 次に会う時は嫌な話をしたくないですねと重ねてあなたに背を向けた。 「私、まだまだあなたのことたくさん知りたいんですから。 友達は仲良くなってからが、楽しいらしいですよ」 (-396) 2024/04/05(Fri) 10:26:47 |
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