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【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス振り返ったあなたが、こっちをしっかり捉えてあまつさえ剣に意識まで向けたのに、何も行動を取らずにいたのを見た。 見たので、キックは空中で(間違いなく空中で、体勢を変えるのを見たはずだ)ただあなたへと飛びかかる動きへと変わった。 結果、ゴモシャ、となった割にはダメージは少なかったかもしれない。少なかったらいいな。背中とか尻は打ったかもしれないけど。 あなたの上で馬乗りになりながら、男はふふんと機嫌よさそうに笑って。 「話したくなった。ついでに遊ぼかなッてェ。せっかくだし」 なんにせよ飛びかかる必要は感じられないだろう。どこにも。 (-304) 2021/10/05(Tue) 0:09:24 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ貴方がキャンディを噛んでいる間も。 その生物のが発する咀嚼音全てを聞いて尚笑顔を崩さないことに成功した。指示さえ出せば感情は感情として理解しつつ、貴方や環境に合った表情を作ることは造作もない。貴方の推測通りだ。 若葉色は一つも違和感なく、貴方を写したまま。 今の彼はちょっとおしゃべりないい子。 人形は大事に抱かれ、手櫛で髪を整えられながら彼の側にいて。 「やりたい、良かった。」 あなたの行動原理から、この笑みを偽装するのは難しいと推測した。やりたくないことをやりたいと言うプログラムはないだろうと。 即ち、この件について、貴方を信用するということ。 「じゃあナフ、楽しもう。僕も楽しみ。」 「仲良くなれるといいなあ。」 緩い、呆けた、マイペース。そんな印象を残す満面の笑みで返すのだった。 新しい友達を所望するいい子の笑顔を。 (-305) 2021/10/05(Tue) 0:14:12 |
【秘】 死兎 ニア → 叛逆者 ミズガネ/* いいのよ……ちゃんと確認を取ってるのはえらい事なのよ……よしよし…… 柔らかいクッション敷くので、頭はそこに置いてからにしなね……(?) えへ、沢山抱えてそうな気配は、実は早い段階で 察知しておりましたので、その辺もお気になさらず! むしろなんか兎がカッ飛ばしちゃってて申し訳ない……! もうチョトダケ兎が喋りたそうにしているので、 ご厚意に甘えてもうチョトダケ続けさせて頂きますね。 ニコチンホームズ様の負担のない範囲で、 ゆっくりお付き合いいただけますと幸いです。 おーヨシヨシ…… (-306) 2021/10/05(Tue) 0:14:45 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 気分屋 ルヴァ損傷が少ない事も有り、あなたが待機する時間は他のパターンと比べてそう長くは無いだろう。 やがて完了の音と、治療担当の無機質なAIの指示の声と共に、装置が蓋を開く。あなたが近寄るならば、青年には『何事も無かった』かのように、傷跡どころか傷の合った形跡すら残っていないのが見える筈だ。 それからいくらか遅れて、彼の瞼もまた開けられ。 「……、あ…………」 寝起きの様な虚ろな目で、回らぬ頭で、周囲を映そうと、認識しようとしている。 (-308) 2021/10/05(Tue) 0:20:36 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「…………蘇生もしたばかりだというのに、躾が必要か?…… ……いや、私は彼ほど簡単ではないぞ。貴様の暇潰しに傷などつけられてたまるか」 はあ、と息を吐く途中で幾つか咳き込む。受け身は取っていたとはいえ、ダメージ・ゼロとはいかない程度には速度がついていたわけだ。 とにかく。貴方も知るように、彼は貴方に苦痛を与えるためならば『何もしないことを選ぶ』のも辞さない人間である。この場もまた、そのような判断によって反撃を選ばなかったのだと、貴方なら思い至るだろうか。 「処理速度が速ければ、その分刺激も少なく感じるものか」 (-309) 2021/10/05(Tue) 0:21:56 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ嗚呼、しっかりと理解できる。あなたはその立ち振る舞いを最善として選び、今問題なく運用できているのだろうと。 今よりも前のあなたと話していたからこそ、確信といっていいほどに理解した。 この男は、あなたの嫌う人間どころではなく、足りなく、不完全な、獣か化け物だ。そうとった方がきっと扱いやすい。 そして、やりたくないことをやりたいと言う選択肢は確かにない。あなたの思う通り。 「ン」 笑顔のまま頷いた。 それが、男の言う『仲良く』と一つも違わないのだろうと、推測しながら。 (-310) 2021/10/05(Tue) 0:22:04 |
ミズガネは、安らかな眠りから目を覚ました。 (a53) 2021/10/05(Tue) 0:22:27 |
ミズガネは、生きている。 (a54) 2021/10/05(Tue) 0:30:13 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフきっと、どちらも溺れている。今ここで熱を分け合う互い以外に溺れようもない。互いが互いに溺れるこれを何と呼ぶのかは未だ分からぬまま。 「ん、っふ……、ぅ、」 漏れ出る声は鼻にかかっていてどこか熱に浮かされているようだった。あなたの顔が近づいたことには気を良くして喘ぎの中に笑みを混ぜ込んだ。あなたの髪が頬を撫でてもくすぐったさに意識が向かないほど、あなたに組み敷かれた男はその柘榴色に溺れている。 だから、手に遮られた口付けにもどかしさを感じ、自らそれを取り払う。それによって先程よりも啼いてしまう分に関しては今度はこちらから口付けようと。 「……はァ……っあ、ッ、は……」 笑い混じりの喘ぎには腹の底に溜まり疼く熱が滲む。あなたの視線が言葉以上に思いを伝えるものだから男もまた心地良さを覚え、女の蜜壺は既にしとどに濡れているにも関わらず奥底から蜜を零す。 あなたの指を迎え入れしっかりと咥え込んでいく内側をあなたは感じることだろう。男の呼吸に合わせ収縮を繰り返すそこは更に貪欲に快楽を求めているようにも思えるかもしれない。快楽を得たいが故にあなたの行動を阻害したくない己の意識とは反し、腰は快楽を逃しきれずに悩ましげに揺れているばかり。男の肌にはすっかり朱が差していた。 密着しているからこそ触れ合う昂りに、男の反り返っている下腹の熱が先走りをあなたに塗りたくる。熱く硬いそれはあなたが自分に欲情している証左でもあるが故に、男の秘所はきゅっと締まる。ああ、それを、私に、 「ほしい。……ナフ、お願いだ、早く、」 焦がされる。あなたに焦がされるのであれば、理性を飛ばしてしまっても構わないと思える。だから。 (-311) 2021/10/05(Tue) 0:31:30 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「だからァ、顔とか蹴らンかったじゃん。 多分そうだろーなとは思う、別にィ、簡単だったとか思ってねーけどォ」 躾けられる筋合いはない、と言わんばかり。そんなことはない。看守に飛びかかっているのである。 けれどあなたの思惑通り、それ以上なにかするほどの熱意も削がれたらしい。そしてそれはあなたの思惑通りなのだろうとも理解した。それに反発するように、あなたの上から退きはしないままなのだが。 「処理速度ォ?……かんがえたこともねーやそンなン」 (-312) 2021/10/05(Tue) 0:33:17 |
【秘】 金糸雀 キンウ → 気分屋 ルヴァ「キンウの見る死体は、眠っているように生前の姿を保ったままである事が多かったのです。 このような死体は……教団が悪であると言われ始めた頃に、哀れな信者のひとりが似た姿で見つかったのです。 それを思い出しました」 全てを語っていなくとも。 概ね、『キンウ』の罪状は述べた通りである。 「キンウは巫女であり、皆を導き示す者でした。 教団の為した事の責任はキンウが取るのです。 それが此処での務めですから」 当然のようにキンウは語ります。 「ルヴァ様は、殺す行為や死体がお嫌いですか」 通常なら好む者もそういないでしょう。 けれどここは監獄だった。だから、そのような問いを口にした。 (-313) 2021/10/05(Tue) 0:40:43 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 叛逆者 ミズガネ開かれた装置から人間の身体、目的の人の身体が出てくる。 それはきっと生命を維持できないほどだったのに、傷一つない歪な姿が現れる。少年はそう認識する。 「人間という不完全な体すら、こうも直してしまうなんて。」 すべての人間に聞かれないと確信しながら、言葉を発した。 「…………。」 そして目を開いただけの貴方はまだ覚醒していないと推測する。興味はなくても推測はできる。その無意識な存在に聞いた事象は信用ならないと理解している。 「おはよう。……気分はどう?」 だから心配の表情を作る。貴方が現状を認識するまではゆっくりと対応する。急いては事を仕損じると聞いたことがあるが、焦ってはいけない盤面で己をコントロールできないのが行けないのだ。 「……何があって、誰にやられたの?」 あなたか落ち着いたあとやっと、『いい子』の『心配』の表情で、あなたに何があったのか質問する。一先ずは。 (-314) 2021/10/05(Tue) 0:41:29 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「顔を蹴っていたら……前言通りの拷問を行っていただろう。貴様の判断は正しいな」 麻酔付き・視覚聴覚封印拷問。彼以外にはそんなに重くもないペナルティだろうが、彼に限ってはそれなりの脅しになる……というのも、なんだか手応えの無さに呆れてしまうけれども。 ぺち、と自分の上の男の腿を叩くが、さほど大きい抵抗はしない。彼との会話を優先させてみようかという意図だった。なにせ、躾はいつでもできる。というか、いつでも彼が歓迎することだろう。……なんだかなあ。 「貴様は常人よりも出来はいい。でなくば、『大きな犯罪』というものは犯せない。世界はそれを厭い、犯罪を起こせないような仕組みを長い間作っているのだからな。……だから貴様は暇なのだ。貴様の処理速度に適切な刺激は、常人にとっては強すぎ、そして多すぎる」 (-315) 2021/10/05(Tue) 0:43:00 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 模範囚 メサ「少なくとも僕の知ってる普通の人類はそう。普通じゃないんなら知らねえ」 彼の共犯者については、他の監獄船に居るだろう。本人か、或いは看守に尋ねれば聞けるはずだ。 叛逆者がこの場所に収容されているのは、彼が首謀者であり、共犯者を集めた立場である故だ。 「つってもチャンドラサマみたいなのでも無けりゃ、基本的にはここに放り込まれる看守は生贄扱いらしいぜ。……ま、好きで囚人相手に殺られたり嬲られたりしたがるのは少ねえわな。 罪を濯ぐ、ねえ……。普段ならともかく、今は無礼講だろ?」 (-316) 2021/10/05(Tue) 0:45:32 |
【秘】 金糸雀 キンウ → 魅月守 チャンドラ/* GM様。GM様。キンウPLです。 ひとつお伝えに来ました。 今更な気もいたしますが、キンウはチャンドラ様を『そういう意味で』お慕い申し上げていてもよろしいでしょうか……? キンウの一方的な想いで構わないのです。 よろしくお願いいたします。 (-317) 2021/10/05(Tue) 0:54:18 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ溺れている自覚もない男は、自覚する分の脳味噌まであなたに注ぎ込んでいる。息つく暇もないこの状態を、溺れていると言わずしてなんと言うのだろうか? 答えは出ない。今はそれどころじゃないんだ。 「……かー、ァ、わ、い、」 笑い喘ぐあなたを、可愛いと評する。その言葉に嘘はないし、それ以外どう言えばいいのかもわからない。何かを可愛らしいと思ったこともないのだ、だからこれが本当にその言葉であっているかどうかも、わからない。もっともっと熱を帯びた、湧き上がる感情の気もするのだが、それも後回しだ。 今は、貰った口付けが大事。離れる前に追いかけ、軽く啄み、熱い吐息を二人分共有したがる。それすら許されるなら、熱く湿った舌があなたの唇をべろりと舐めようとするだろう。 いつもは多弁な方である筈だが、すっかりもう言葉は無くして、ただ荒い息を吐くだけの音を溢す。自身を濡らす先走りも、もうどっちのものかわかったもんじゃない。 指は性感帯ではない、と自認している。にも関わらず、包み込まれ濡らされ、腰を揺らして扱かれるのがこんなに気持ちがいいのか。あなたのより一層反応のいい場所を探そうと、緩やかに蠢かしていた指も、強請る声が聞こえれば一度ぴたりと止めて。 「………食い殺すぞお前ェ、ホント、」 久しぶりに発したあなたの名前以外の言葉は、全く余裕のないもの。 腹癒せとばかりに指をぐるりと回して中を押し広げてから、ゆっくり焦らすように抜き去った。口元へ今抜いたばかりの指を持っていき、てらてらと付着した蜜をあなたのよく見える位置で舐めとる。 それから。のんびり、とすらとれるくらいに慎重に、早る気持ちをどうにか押し込めながら、破裂しそうに思うほど昂った雄をあなたの中に沈めていくだろう。 (-318) 2021/10/05(Tue) 0:55:38 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 金糸雀 キンウ「眠るような死体か……。」 一体どんな死に方なのかを考えようとしたが、思い当たるようなものはなかった。そもそも人間の身体に興味などないのだ。 「……教団の罪って君の罪じゃないでしょ。冤罪なの?」 続く言葉にはそう断言した。自分がやってないことまで責められる心地悪さを知っているつもりだから。 「看守サマに偶に居るような反吐が出る、ってほどの嫌悪感はないけど。好きでなないね。外の世界でで殺したこともないし。君は?」 流石に無礼講で殺すのは義務だから、今更やってないとは言えないけどね、と。 人を殺すことにあんまり興味がないともいう、そして生理的な気持ち悪さがこみ上げてくる。歪な形の死体を見下ろしながら。 (-319) 2021/10/05(Tue) 0:57:05 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラあなたとすこしだけやり取りをしたしばらくののち。 あなたのデスクに、トラヴィスからのメッセージが届くだろう。 『あなたは今日の襲撃が誰の手によって行われたかを、もう知っているのではないか?』 (-320) 2021/10/05(Tue) 0:59:08 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……なァそれホントやだ、ほんッとにやだ、顔蹴らン」 割と、無礼講始まって以来の…いや、普段からしてもかなり珍しい切実な声を上げた。本当に嫌なのだ、どっちか片方ならまだ痛覚やら視覚聴覚やらで暇を僅かには潰せるものの。 叩かれた、ということの理由を分からないではない。退けって言われているのだと理解できる。 それでもやだとその場に居座るのは、その位置があなたに一番近い位置だからである。 「………ンン、」 一旦、言われたことを噛み砕くために黙った。聞いてますよ、と示す唸り声を上げつつ。 「……一理あるかもしれン。本、たくさん読ンだけどォ、結局オモロいとこしか覚えてねェ。ここ最近で一番楽しかったンは昨日死んだときだったし」 そうして、噛み砕いてから、納得の声。 (-321) 2021/10/05(Tue) 1:05:18 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 金糸雀 キンウ/* ハロー、GMです。 キンウの気持ちに気付けておらず、尚且つ、今後チャンドラの気持ちが誰にどうなるのかもわからない状態で大丈夫でしたら…チャンドラPLとしては構いません。 そのうえでえっまじ…?キンウ…?えっ可愛い…を定期ツイートしがちですがどうぞ、宜しくお願いします。 (-322) 2021/10/05(Tue) 1:05:44 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス返ってくるメッセージは然程貴方を待たせはしないだろう。 『なぜそう思うのかな? 僕はあくまで僕と、もう二人の犯行でない事しか分からないよ』 (-323) 2021/10/05(Tue) 1:07:37 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 不覊奔放 ナフ黄金虫と金蚉が違う生き物だと力説されても、興味がなければそこに大きく感情の違いを見いだすことはないだろう。 ルヴァ曰く。 人間は不完全だ。無意識で形作られ、アシメントリーで、計算に沿わない歪な身体を晒しながら己のことも良く知らず、己の制御もできずに暴走している。 そう認識している少年に獣との違いを説いても、扱いは変わらない。 表情が通じるだけ何をしているのか荒い推測をし、言葉が通じる分だけ、操作盤へ入力するように操作するのみ。 笑顔、首肯。 そしてその場の後は他愛も無い会話となるのだろうか。『お話のお礼』にカラフルマカロンvilを2つ取って、一つ渡した。 (-324) 2021/10/05(Tue) 1:12:00 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 気分屋 ルヴァ「…………。 ……、……はは」 目を開けた青年は、あなたの質問に応えない。 否、まだあなたを認識出来ていない。 今認識しているのは、己自身。目を覚ました自分、アスカ・ミズガネ。 「はは、はははは。」 あなたを捕らえないまま、まるで壊れたかの様な笑いを零す。 「まただ。また、僕は生きてる。また、まだ! 知ってるよ、知ってたよ、結局また目を覚ますんだって! それでまた消耗品になるんだ、これまでもこれからも同じ、 あはっ、あははははは!!!こんな世界滅んでしまえばいい!!! ああ、そっか!僕が滅ぼせばいいのかな?あはははは!!!」 ▽ (-325) 2021/10/05(Tue) 1:13:16 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 気分屋 ルヴァひとしきりその様な、断片的な言葉と狂った笑いを吐き続けた後。 突然前触れもなくそれがピタリと止んで、そこで漸く目があなたの方を映した。 「……あ……?ルヴァ、何でお前此処に」 普段なら蘇生の場で居る筈のない、それもかなり意外な影にそちらをじっと見る。 「何があった……っていうか、頼み込んだっつうか……」 (-326) 2021/10/05(Tue) 1:13:53 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス男は、知性の犯罪者は、ターコイズの瞳にずっとあなたを映していた。 優れた迷宮と呼ばれた男には常人の群れが唱える言葉を完全には理解しきれない。自らの持つ認識が世間一般の認識と異なることは知っている。常人の唱える論調に疑問を抱いたところで誰も己を納得させることができないことも、また。 「……謎は解かれるためにあるのでしょう。不可能は可能にするために存在するのです。不完全を許容できないからこそ、人は完璧を求めるのではないのですか」 独白のようなものであり、問いかけのようなものでもある。見て見ぬ振りをして、見えないよう捨て去って、そうして作られた真実と虚しい完全の中で周囲に倣って鈍麻に生きることを男は考えられなかった。 なるほど墓守とはそのような存在だったのだ、と男は唐突に理解した。 限りなく邪悪の傍に立つあなたの足元は常に揺らいでいるのだろうし、油断すれば死人の群れに足を引きずられこちら側に堕ちてしまうのではないか。 「私が言える言葉ではありませんが。よくよくお気を付けください、トラヴィス様。貴方様は私の情という宝を得ましたが、つまりそれは私という迷宮の奥に足を踏み入れたことと同義です。私はただ貴方様の侵入を許します、しかし帰り道はお伝え出来ません。 ……無能を望まぬのならば、私を暴くと良いでしょう」 (-327) 2021/10/05(Tue) 1:14:43 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……難儀なものだ。貴様の頭脳を求めてやまない人間は大勢居るだろうに」 まして、それを用いて為されたのはそれらが夢想する『なにか偉大なこと』のどれでもなく、人々の未来を奪う歴史的な犯罪だ。結果。人類は、トラヴィスをはじめとした看守は、彼の苦痛を求めて無刺激にたどり着く。持ち主さえ真っ当ならば有効に使える筈の頭脳を、ただただ苦しめる──── 「貴様にとっては、世界の動きは鈍すぎるのだろう。だから、波打つような真似を好む。自分の起こした波の反動で楽しむほか、貴様の暇を潰せるものはないのだと無意識が学んだのだ」 (-328) 2021/10/05(Tue) 1:19:00 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 気分屋 ルヴァ不完全さの大小を問わない、というならば、確かに獣だろうが人間だろうが変わりはないだろう。 そして、男は。 あなたを、これ以上ないほど、紛れもなく人間だなぁと思いながらあなたと会話している。 これまでも、きっとこれから先もだ。 他愛もない会話は、きっとお互い、何を話したかすら記憶に残らないほど。当たり障りのないもので終わったのだろう。 尚、マカロンはありがたく貰った。おいしかった。 そうして別れの言葉もなく、その場を離れていったはずだ。 (-329) 2021/10/05(Tue) 1:19:05 |
【秘】 知情意 アマノ → 魅月守 チャンドラあなたが机もソファも飛び越えるのを眺め、そうして抱き着かれるのを回避することもない。ただ口を開くだけ。 「チャンドラ様、ソファが邪魔ではありませんか? 大丈夫だとしても、貴方様を立たせておくなどと恐れ多くてとてもできません。どうか着席いただけませんか、……同席させてしまうことは、本当に心苦しく思うのですが」 抱き着かれるのは構わないので隣にお越しください、と。そういう意図らしい。 (-330) 2021/10/05(Tue) 1:25:03 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「………や」 否定の一音。 「俺の脳味噌はァ、イカれてっからァ、いくら他より出来が良くても、いらンよこんなモン」 特に自重ではなく。ただ事実を述べるように、尚且つ世間話のように曰う。 「世界を知らン。見える場所にいなかった。どこにも行けねーから、それでも行けるとこに行こうと思った。行ける場所の最終地点がここだ」 「世界に俺はいらン。ここにもいらンかもしれンけどォ、罪人いなくなったらアンタらの仕事もなくなンだろ?だから、ちょっとくらい俺も混ぜて」 (-331) 2021/10/05(Tue) 1:28:06 |
【神】 中堅看守 アンタレス「...せっかくだ、提案という名の命乞いでもしておこうか。 早く終わればいいという気持ちはあれど、死にたいなどとは思わないのでね。」 看守への票など、当たり前のように予測できる。 そしてそれは襲撃に於いてもそうだ。 だからこそ、こうして告げようじゃないか。 (G94) 2021/10/05(Tue) 1:28:19 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラやや、長い時間をとって。 『ならば、相談はもう少し待つことにするよ。 それなら、お互いに不安だものね 』返ってきたのは、そんなメッセージだ。 彼はしばらく、メッセージを返さないままだろう。 (-332) 2021/10/05(Tue) 1:29:00 |
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