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【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「時間が許されるなら、私もお話したかったです。 昔から元気な子だった、あの子のお話を。 今度、あの子に聞いてみてください。 ”高いところは好き?”と。 きっと面白い話が聞けると思います」 向けられた笑みに、淡い笑みを返す。 「……。」 部屋の出口で振り返る。 口を開いて、躊躇して、閉じて。 「それでは、失礼いたします」 次に発せられたのはありきたりな別れの言葉。 これから逝く私が未練を語っても、 優しいこの人を困らせてしまうだろうから。 (-126) 2024/04/14(Sun) 12:29:47 |
【秘】 星になった カテリーナ → 黄金十字 アウレア「また、お話してくださいねっ!アウレアさん!」 最後はカテリーナが手を振って、作業場を後にしたのでした。 あなたの慈愛はアンジェリーナの傷を癒して、 あなたの友愛はカテリーナに喜びを与えて、 あなたの在り方は二人の標に。 きっとそれは最期に安らぎをもたらすでしょう。 きっとそれは再会に歓喜をもたらすでしょう。 あなたの祈りは確かに二人を救いました。 そして、少し先の。 ”ありえない”そう思っていたことが叶ってしまった後に。 あなたの下に賑やかな部下が戻ってきて、 静かな……時々賑やかな部下が増えて、 また賑々しくも穏やかな日々が続くことでしょう。 (-127) 2024/04/14(Sun) 12:30:58 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「実は!ですねぇ……私もちょぉっと恥ずかしいです!」 けらけら笑う。 二倍になった鼓動に恥ずかしさと嬉しさを感じて。 あなたの熱に幸せと喜びを感じて。 笑うしかなくて。笑いたくて。 喜びのままに、笑った。 「はい、私も楽しみです!」 とん 背に回した手。その指先であなたの背を打つ 「なりたいです、そういう二人に」 トントン あやすように穏やかに 「そういう私と、ナルさんに」 とんトン けれど緩急のついたそれは 「嫌なことだけじゃなくって、好きなものも。 ……好きを 」とんとん きっと何かを伝えるためのもの (-131) 2024/04/14(Sun) 13:41:05 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「ちゃんと言える私たちに」 とんとんとん あなただけに伝えたかったもの 今はまだ。まっすぐに伝えるには少しだけ、勇気が足りない言葉 優しいあなたの言葉へ応じようと開いた唇は 額に落とされた想いに、ただただ喜びの形に変わるだけになってしまって。 ただただ咲き誇る笑みと林檎色の顔をあなたに向けた。 密かに伝えた想いの、余韻すら忘れて (-132) 2024/04/14(Sun) 13:44:20 |
【秘】 星になった カテリーナ → 仕分人 ナル「ふふ、はいっ!」 名残惜しさを感じながらも、 あなたの腕の中から自分の椅子に戻ってカップを手に取る。 口にしたお茶は、砂糖もいれていないのに甘い気がした。 ―― - .. .- -- --- 古い、今はほとんど使われることのない通信方式。 今はそれでしか伝えられない言葉は、きっといつか自身の口から。 二人分の『Ti Amo』があなたを困らせるのは、 まだもうしばらく先のお話。 (-133) 2024/04/14(Sun) 13:46:49 |
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