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【人】 規律 ユス>>115 カミクズ 「生きていたことの名残り」 繰り返し呟くその声は、あまりにも機械的で。けれど、一度聞こえるように呟いてからも何度か消え入る声で繰り返した。 数度言葉を繰り返した後、感傷の滲んだ笑みを焼き付けるようにまじまじと見つめる。急な話題転換も気にならないらしい。 「いえ、カミクズさんが困っていなくても海を出す予定でいました。 小さい頃に本物を一度見たきりでしたが、その時は体調を崩していて殆ど覚えていなかったので。 だから、もう一度見ようと思ったんです。ここでかはどうか分かりませんが、死ぬ前に」 これも正確には本物ではないですが、と付け加えた。 (127) 2022/02/21(Mon) 22:08:02 |
【人】 規律 ユス>>128 カミクズ 清掃員の心学生知らず。 べちゃべちゃのクラゲになりたい気持ちを全く理解しないまま眺め、流石に不思議そうに思えたのか何度か瞬きを繰り返してきょとんとした様子を見せた。 「そうですね。ずっと引っかかっていた心残りはなくなりました。 ……が、それだけでした。嬉しかったとか、そういうものは思ったより感じなくて。ただ『こんなものか』と」 不自然に切り取られた紛い物の海。清掃員の見るものを追いかけるように目線を泳がせながらも、思考はもし本物を見ていたらと言う仮定に流されていく。 ──もし、本物を見ていたとしたら。 「……本物を見ても、恐らく似た反応をすると思います。これはきっと目にした海の真贋が問題ではなく、受け取る側である俺自身に問題があるのでしょう」 (134) 2022/02/22(Tue) 3:35:03 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「違うのか? でも、あまり変わらないんじゃないか? そうでもないとあんな踏み切ったこと出来ないと思ったんだがな」 濁り切った瞳を逃さず見るように、手元を動かさないまま貴方を捉え続けていた。語られる夢想も、生真面目に拾い上げながら。 「そう苛むほど理解されない価値観をお前が持っていたというのが意外だったな。 ……或いは理解されず、裏切られ続けるから隠しているのか」 何もかも元通りになったのを確認すれば思い出したようにアイスクリームを掬い上げた。崩してはいないからまだ形はそれなりに残っている。 「何を理解されたいのか気になるところではあるが。話すだけ話して俺もまた『理解できない』と答え、今までツルギが感じてきた徒労をまた一つ増やすのも忍びないな。 お前の話を続けるか、俺の話に変えるか。どちらがいい?」 (-349) 2022/02/22(Tue) 14:33:56 |
【秘】 規律 ユス → モノノ怪 ユメスケ「そうか」 それは一体何に対する返事なのか。何かしら感情が込められているかもしれないが、それらが何一つ見出せない無機質な返し。 「本当に欲しいものがあったとしても、己の足で取りに行こうと思いすらしないなら、それは無いも同然だ」 淡々と答える。 「他? そうだな……言おうと思っていたこともあったが、必要なさそうだしな」 ▼ (-351) 2022/02/22(Tue) 14:44:32 |
【秘】 規律 ユス → モノノ怪 ユメスケ「お前は俺みたいにならないだろうから、良かったと思っている」 「……それくらいだな。俺から話すことはもう無い」 (-352) 2022/02/22(Tue) 14:45:22 |
【人】 規律 ユス>>135 カミクズ 「……ああ、成る程。そういう事もあるんですね」 いつも通りの堅い口調。けれど、ほんの僅かに、感心したような色が混じった事に貴方は気付くだろうか。 「それなら何も感じないのは仕方がない。小さい頃のエピソードなんて碌に無かったから。 ……少しだけ、気が楽になった気がします。俺の人格に問題があるから何も感じないとばかり思っていましたので」 貴方が何を気にしているのか、学生は分からない。汲み取ろうともしないし、気にもしない。 責任ある発言なんて、出来る人の方が稀だ。もっと無責任な事を言う人間なんて、いくらでもいる。いた。 だから、身勝手に振る舞う。 「ありがとうございます、カミクズさん」 青年は小さく頭を下げた。 (161) 2022/02/22(Tue) 15:01:56 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「俺の周りはだいたい『命は大切にしろ』と言っていたから。お前のような奴はいなかった。だから踏み切ったことのように俺からは見えるという話だ。 お前がそれでいいのなら、俺はいいと思うがな」 頭に響く声を思い出しながらそう述べる。 「無意味。あまり価値がない。ツルギは自分のことをよくそう言っているな」 自分の話を切り出す前に、皮肉でもなんでもなく、ただの感想としてぽつりとそう吐き出した。 「@にした理由か。 『命を返しにきた』。誰の為でもないが、俺の命は俺だけのものではないらしいから」 淡々とそう答えた。 (-359) 2022/02/22(Tue) 15:52:20 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 吐き捨てるように語られたものをじぃと見つめた。 価値がないと称し、気楽さを取ったその上で、自分の命の使い道を探している。震災が残した見えない爪痕は、いったいどれほど彼をずたずたに裂いたというのだろう。 「……11年前」 グラスを置いた。からんと、無色透明な氷が人工甘味料まみれの液体の中で小さく揺れる。 「俺は臓器の提供を受けた。拒絶反応が起きる事もなく、こうして今に至るまで大きな問題もなく生きている」 「周りは事あるごとに命の尊さを俺に教えてきた。大切なものなのだから感謝して生きろと。救われた命を無駄にするなと。提供してくれた者に誇れるような生き方をしろと」 無機質な、無色透明に近い淡々とした眼差しが貴方に向けられる。 「俺の周りが大事にしているのはどうやら"俺個人"ではないらしい。自由に、気ままに生きるのは無駄であるそうだ。常に規律を守り、その中で世の為人の為に尽くせという。 ……だから、無駄に生きて死ぬのではなく提供者として『命を大切に使うことにした』。俺の命は俺のものではないから、『命を返すことにした』」 「…………それが本音で、けれど建前でもあるな」 ▼ (-363) 2022/02/22(Tue) 16:45:43 |
【秘】 規律 ユス → モノノ怪 ユメスケ「そうだな。その通りだ。コタはよく見ているな」 ただ、それを享受する。 触れられない。感じられない。受け取れない。 「ハッピーのお祈りか」 貴方がもし未だ自分の体と重なっていたとしても、お構いなしに手を動かして自分の額に触れた。本当なら、何か触れられていたであろう場所に。 「すまないな。受け取れないかもしれん。だが礼を言おう、ありがとう」 淀みなく吐かれた言葉は限りなく無色透明だった。無機質で、何もない。 (-366) 2022/02/22(Tue) 17:00:14 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ『そういうわけで』 そういうわけで。 『話がしたいので連絡を入れた。都合の良い時間と場所を教えてほしい』 議論が終わり、各自解散した後。どこかのタイミングで貴方に連絡が一件届くだろう。急用ではない為、というより本人の気質柄流されても気にしない為流してもいい。 (-367) 2022/02/22(Tue) 17:03:27 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「……そうだな。お前の例えは分かりやすい。ゴールはある。いや、用意されていた。 取り上げられて、取り上げられたと諦めて、それでいいかと決めた漠然としたものが」 言われて、言われて、言われ続けて。耐えきれなくなって、でも自分で逃げようともしない人間が取る行動は何か。 諦念、そして流されること。取り上げられたと思い込んで、ただひたすらに流され続ける。 ▼ (-396) 2022/02/22(Tue) 21:56:40 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「……難しい質問だな。 俺の体に他人の臓器がある事実はもう何があっても消えない。お前が過去に被災した人間だと変わらないように。 素性を知られればとやかく言ってくる人間なんて幾らでも湧いて出てくるだろう。それに、実際にいなくなるなんて出来るだろうか」 それでも思考をやめないのか、時折考えるように口を閉じる。その度に意味もなくスプーンがグラスの中身を乱し、濁り切った液体の中で氷ががしゃんがしゃんと喚き立てる。 「現実的な話ではない、答えても意味などあまりない……と言ってしまえば楽なのだがな」 将来の夢、という文脈で使われる夢≠ナはなく、 夢を見た、という文脈で使われる夢=B 貴方の目の前にいる青年にとってはそれに近いものだった。 「……みんないなくなったところで、今度は何の為に生きればいいか分からないかもしれない。 その時になってみなければ、分からないかもしれない」 ▼ (-397) 2022/02/22(Tue) 21:57:07 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ『わかった』 非常に簡潔な返事が貴方の元に届く。 その後、貴方が指定した朝の食堂の入り口に、立ちながら手帳を確認する青年の姿があるだろう。 (-399) 2022/02/22(Tue) 22:00:38 |
【独】 規律 ユスあともちぱい既に何人にも看破されている予感がしますが、まあそら文章変えられないしログイン時間も変えられないからね!!! これで万が一カミクズ=もちぱいって言ってくる人いたら抱きしめちゃお そいつね、許さんなんですよ!!!私が今回の村開かれるにあたって主催に直々に推薦したロールうまびと!!!!許さんいいでしょ!!!ねっ!!!!そいつね、俺の母さんなんですよ!!!!!!(?) (※これはカミクズが許さんだと前提で話をしています)(※違ったら98uの海に身投げします) (-438) 2022/02/23(Wed) 4:41:48 |
【独】 規律 ユスユス→私 アクタ→おさとうちゃん カミクズ→許さん ツルギ→あれんださん? ヒメノ→ことりさん?? ハナサキ→はるさん?? ナツメ→やいさん?? フカワ→とーみんさん??? カイ→なつさん??? エノ→え……消去法で和崎しか残っとらんけど和崎はどこにもおらん (-439) 2022/02/23(Wed) 4:52:47 |
【独】 規律 ユスでも和崎が一芝居打ってフカワ=和崎ではないとしてるかもしれんな 叙々苑はアオヤギさんとかいらっしゃる鯖で知ってるじゃろ たぶん (-440) 2022/02/23(Wed) 4:53:39 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ「ああ。いるぞ。約束したからな」 貴方の声を聞くが早いか、手帳を閉じて一瞥した。様子を確認する。 表情は相変わらず眉ひとつ動くことなどなかったものの。 「……不機嫌そうに見えるのは最初からだったが。疲れているようにも見えるな。眠れなかったか?」 なんてことない様子で一声かけてから食堂の中へと足を運ぶ。 (-441) 2022/02/23(Wed) 5:28:21 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 氷にも似た眼差しは確かにその濁った笑みを捉えていた。表情は相変わらず碌に変わらなかったが、その視線はやけに食い入るように貴方を見ていた。 「それもそうだな。身内のようになんだかんだと言ってきた先生も、俺が制服を脱げば何一つ言ってこない。……そう言われてみれば、縁なんて思いの外切れやすいものなんだな」 口元が普段通りに戻るのを見届けると、思い出したように自分もぱちりと一つ瞬きをした。 もう少し見ていたかったと自分が一瞬思ったことに、少しだけ胸中で驚きながら。 ▼ (-458) 2022/02/23(Wed) 12:13:34 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「……そうだな、みんないなくなったら寂しい」 周囲はそう言っていた。 家族や友達がいなくなって、悲しいと。 「……WみんなWはそう答えていた」 常日頃はそんな大人数の意見をよく口にしていた。自分の話をしようする気持ちなど、擦り切れ薄くなっていたから。 そうしなかったのは、きっと少人数の意見を言っても咎める者がここにはいないと判断したからかもしれない。 「……寂しかったら躊躇いなく@に丸を付けることも、命を返そうと思うことも、ましてや疲れたのだろうと言うことも、きっと無かった。だから、それは言い訳にならないな。 寂しいとほどの情動があれば、俺ももう少し楽に生きることができたかもしれないが」 氷もアイスクリームも、何もかもどろどろに混ざり切った液体を啜り、飲み込んだ。 (-460) 2022/02/23(Wed) 12:16:19 |
【人】 規律 ユス>>175 カミクズ 頭を上げれば視界に狼狽える貴方がいる。どうしてそんなに慌てているのだろうと疑問を抱きつつも、やっぱりそれは顔には出ない。 「誰かと……?」 考えたことがなかった。 「成る程。機会があればそうしてみます。 ……確かに先程一人で見た時よりも、碌に何も覚えていなかった小さな頃よりも、今こうしてカミクズさんと見ている方が色々と思うものもありましたからね」 一人ではおよそ考えもつかなかったことが、貴方から齎されている。 気付いたことを素直に口にした後、「あまり邪魔するのも申し訳ないので、俺はこれで」ともう一度下げてその場から離れるだろう。手伝いはやっぱりする気がなかった。 (199) 2022/02/23(Wed) 12:28:16 |
【秘】 規律 ユス → モノノ怪 ユメスケ しんと静まり返る空間に吐き出された言葉が溶けて消えていく。 「……諦めていなければ、もう少し俺も考えることをやめずにいられたのだろうか」 もう一度「コタ」と呼びかける。反応がないのなら、お開きと悟ってそのまま立ち上がりその場を後にするだろう。 「……行きたい場所が分からない方が良かった、か。 分からない結果がこれだとしてもだろうか」 分からなくて、流され続けた結果。 ──自分はこうして命を返しにきたのに。 (-488) 2022/02/23(Wed) 15:10:42 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 昔は自分の気持ちを話すことが苦手ではなかった。家族が楽しそうな顔をするから。まだ体の中のものが全て自分のものだった頃の話。まだ無責任に夢を語っても怒られらなかった頃の話。 「……そうだな。期待させて『また違った』と落胆させるのは不本意だ。 恐らく俺では期待に応えることが出来ないだろうな。寂しいと思う気持ちどころか、何が楽しかったかも、何が嬉しかったかも、明確に分からなくなってしまったから。 皆と感想を揃えることも難しいし、少数派の意見を聞いてもきちんと反応ができない」 大人のように上手くあしらうだけの器用さは無かった。不器用な子供が自分を守る為に手にしたのは、心のあらゆるものを削ぎ落とすことだけ。何も感じなければ楽だから。 「そうだな。父は二年前に交通事故で亡くなったから、今一番言ってくるのは母だろうか。両親ともども真面目な人だったから。 高校の先生も、医師も。もっと言うなら妙に親の顔をしてくる親族などもよく言ってきていたがな、やはり一番は家族だ」 本心もジュースもストローで乱暴にかき混ぜる仕草をしてもそれを静かに見つめるだけだ。可能性を探る貴方を、無気力に捉え続ける。 (-497) 2022/02/23(Wed) 15:35:51 |
【人】 規律 ユス 来てすぐに海を楽しんだ青年は数名と会話したり、適当に寝たり、適当に食事をしたり、マイペースに過ごしていた。環境の変化も何も気にするものではないと言わんばかりに。 暫くしてから散策する。 「……なんか建っているな」 叙々苑が建っている。 「……なんか出来ているな」 ブランコとかミステリーサークルとか色々出来ている。 「ふむ、見たことがない景色だ」 その存在自体を見たことがないわけではなく、虚無からブランコが生えていたり唐突に焼肉屋が生えていたりする奇妙な光景が。 何か思ったのかそうでないのか、無表情のまま周囲を観察していた。 (220) 2022/02/23(Wed) 15:48:31 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「麻痺していたほうが楽でいい。面倒がなくて済む。お前なら分かるだろう。話してなんとなく思っただけだが」 貴方が期待をやめられないのも、頭で見知らぬ命を並べているのも、気付かぬままに相槌を打つ。 「ああ成る程。親族が口出ししてくるのは自分の為だったか。育てるわけでもないのによく言ってきたものだから疑問に思っていたんだ。 結局、他人に投げる言葉など殆どが無責任なものだということか」 納得したように頷いた。 「やはりそうか。恐らく俺もこの先、一生言われるのだろうな。どこも似たようなものだな」 (-509) 2022/02/23(Wed) 16:38:02 |
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