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【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス[ 唇を濡らされ、びくりと身体を震わせた。 恐怖とも違う、驚きともまた違う、 初めての感覚と感触に思考が痺れて動けない。 吸われる唇は柔らかかっただろう。 栄養が足りていない頃は荒れていたそこは、 用途があるのだと言わんばかりに整えられて、 食用か見た目の彩か、蜜や紅まで引かれている始末。 それに、詰め込まれた知識がこの行為を何と呼ぶか、 知るからこそ、……だからこそ、息は止まって ] (-95) 2019/04/09(Tue) 15:59:21 |
【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクスふ、…… [ ───少なくとも、門前払いではなかった。 その安堵に、唐突に溢れた涙で頬を濡らし、 狭間に息を繋ぎ、されるがままに己を呈しながら。 伸びた指がおずおずと主の服を掴んで、 微かだった唇を開いて、そっと無防備を晒す。 尤も、それ以上をどうしていいものかは知らず、 震える身体を必死に宥めるだけになっていたのだけれど] (-96) 2019/04/09(Tue) 16:01:54 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 腑抜けになってしまうだろうか。 いつも通り悪しき魔眼で見つめてみた。 症状はそれらしいものを浮かべている>>283 ] 俺が欲しいとは一度も願っていないけど、 ……そう、教えてくれるのなら待っていよう。 [ 落ちない思考>>284に一つ評価を落とす。 程度が緩かったか、それとも体質か。 まだ判別がつかない段階ではあるが 虚飾に塗りたくられたものに興味はない。 あくまで時間を潰す為に選び取ったものは、 子供自体が示した道を最後まで眺めることだ ] (362) 2019/04/09(Tue) 22:41:56 |
【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン[ 跳ねた子供の考えている事は分からない。 そういった行為に慣れているのかと考えていたが 反応を見ただけでは随分と不慣れであるようだった。 嗜好を変えてみたのだろうか。 子供のことを詳しくは知らないが、斯様な子供は初めてだ。 溢れる涙の意図も理由も彼の過去も知らぬが故、 ただ色味の異なる二つが滲む色彩を良しとして ] そのように習ったの、セレン。 [ 問いかける声は腰を抱くような低い音。 頬に添えていた片手で頸から背中、腰まで辿った。 そのままやんわりと抱きとめながら口端を上げる ] (-108) 2019/04/09(Tue) 22:42:32 |
【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン君の意志じゃなけば意味がない。 [ 遊びの。 全てを告げずに宥めるような舌先は それでも一度彼と花開く唇の中へ。 彼の舌を一度なぞりながらも柔く吸い付いた。 釘をさすかのように、わかったね? と ] (-110) 2019/04/09(Tue) 22:43:08 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 彼がどのように育ち今までを過ごしたのか。 全ては語られない以上想像に過ぎないが 丁重に扱われている容貌に対して 子供達の姿や末路に違和感は得られる。 魅了がかかっていたとして 家に戻れる子供が何故頑なに拒むのか。 正に生贄を着飾るのと同じで 彼らに帰り道は用意されていないのか。 無欲で自身の意志すらも曖昧な様子>>286>>287は しっかりこの目にも見定め捉えていた ] (363) 2019/04/09(Tue) 22:43:27 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 門を抜けた先に待ち構えるのは大きな噴水。 その奥に短い階段があり大きな玄関が待ち構える。 扉を開けてエントランスホールの中へ。 一先ずこれから使わせる部屋に案内しよう。 今後の指針を決めた男が歩み出そうとした時、 引き止める存在が一つあり立ち止まった>>288 ] セレン、……何か? [ 男に対して好意を持つ者も中にはいたが 星すらも雲隠れする夜に自ら手を差し出す子供はなく、 首を傾げて不思議そうに彼を見下ろしていたが、 問われた内容に数度瞬きながらも目許を緩ませた ] (364) 2019/04/09(Tue) 22:43:59 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス名前? 人は皆俺を吸血鬼と呼ぶけれど……、 [ 人に呼ばれていた名前などそれ以上にないのだ。 だから好きに呼べばいいと考えたが、 ふと思いついたように口端を上げた ] でも、そうだな。 君がセレンというなら俺はニクスとしよう。 [ 彼がどこまで言葉の意味を知っているのか。 それも推し量る為に月に自らを「夜」だと名乗り出た ] (365) 2019/04/09(Tue) 22:44:18 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスそれで。 俺の名を知った君はどうしてくれる? [ 立ち止まっていてはと思うもの、 繋がった手を手持ち無沙汰とばかりに ゆらりゆらりと揺らして、止めた。 枯れた花が僅かな一滴に喜ぶよう その視線はほんの僅かな予感に揺らめく ]* (366) 2019/04/09(Tue) 22:44:33 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 手袋越しとはいえ人の体温は伝わる>>374 彼にとっては冷え切った指だっただろう。 故人を見送ったことがもしあるのならば 血の通わない死人と同じものにも思えるだろう。 人の形だけ成している手は好きにさせる。 男を親代わりとして見るものはいなかった。 庇護していた訳でもないし そのような愛情を注いだ訳でもない。 だがしかし、繋がれた理由は分からず 男とて首を傾げてしまう他なかった。 その代わりに笑みを浮かべる子供>>375が 名を呼びたかった理由>>377に対しては 不思議だとばかりに瞬きを繰り返した ] したいことが名前を呼びたいなんて 君、変わってるんだね。 [ しかし彼が見せた兆しに一先ずはと 双眸を眇めて口許は弧を描く ] (400) 2019/04/10(Wed) 0:19:35 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスそれなら呼び続けて。 君が唯一この城で呼ぶ名前となるのだから。 それに君が初めて自分から願った望みだろう? その意味が分かるまで他の名前を呼んではいけないよ。 [ 一つ約束ごとじみた命令を残して 引くその手を特に離すことはなかった>>381 寧ろ肯定するかのようにやんわりと力を加えてやった ] (401) 2019/04/10(Wed) 0:20:03 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス手を繋ぐと落ち着く? [ 歌うように若しくは揶揄うように言葉を綴る。 階段を登り右角を曲げれば客室の並ぶ一角へ。 その中の再奥を子供達にあてがっていた。 腕を引きながら扉を開ける。 華美ではないが落ち着いた気品ある家具の用意された室内は、 少女の趣味に合わせた天蓋付きベッドになっている他には 鏡とベッドと机、衣装入れが並ぶだけだった。 飾られた絵画に特に意味はない。 その前の前の子供の趣味でピアノも用意されているが 大した手入れもされていない事だけが伺えるだろう ] (402) 2019/04/10(Wed) 0:20:21 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス今日から君の部屋だよ。 眠る場所がなかったら困るだろう? [ 立ち尽くす彼>>395に促すよう室内へと一歩踏み入れる ] 前ここに暮らしていたのは女の子だったからね 衣装入れにはドレスばかり用意だし 新しいものを用意しないといけないな。 君が生活する上で欲しいものはあげる。 人が何か口にしないと死んでしまうのも知っているから。 [ 彼がまだ困惑している様子であれば振り返ろう。 そうして今更にその手を離した方がいいかと 指をすり抜けようとするのだけども ] (403) 2019/04/10(Wed) 0:20:42 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 人と異なり別段食事を必要としない男の城は 男と彼以外の気配を失くさせていた。 実際は必要に応じた眷属を呼び寄せる事もあるが そんな事は些細なものだろうと決め括っていた。 広々としている割に伽藍堂の城内で 二人分の靴音は静かに響く>>406 ] 一人を怖がる歳でもなさそうに思うけど 君は随分と怖がりなんだね。 でも安心するといい。 今は、ふたり、だろう? [ うっすらと熟れた頬の理由は何だろう。 思い当たる節は幾つかあるものの 震える細い指先を見つければ 宥めるように親指で撫でてやった ] (431) 2019/04/10(Wed) 9:44:06 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 男にとって性別など大差ない。 だが例え線の細い少年であっても少女の服装は厳しそうだ。 そんな事を考えながらも少年の様子を確認する。 子供達の間に親密な繋がりはなかったのだろうか。 大きなショックを受けているようには思えなかった>>412 だが、この手は離されない。 随分と気に入っているのだろうか。 男は面白そうに口端を上げて、彼の願いを叶えた>>417 ] そうだね。 君の為に仕立てるのもいいけど その間に倒れられてしまっては困る。 一先ず、これを羽織って。 [ 肌寒さに震える子>>418に渡すのは 同じく肩に羽織っていただけの黒の外套。 薔薇の蜜を染み込ませたような薫りを残すそれと 今彼が丹念に塗り込まれた花の香りが混ざり合う。 傷一つない玉の肌を隠すような衣服を衣服を抱いたまま 何処か落ち着きのない様子>>421に口角を上げた ] (432) 2019/04/10(Wed) 9:44:39 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスそうだね。 とても良い花の香りだと思うけれど 君でなければ意味がないから。 湯殿なら一階の右手奥側にある。 左手側は君達が食事を摂る場所がある。 お腹が空いているようであれば用意しよう。 階段奥にある扉は庭園と繋がっているし 今なら薔薇が咲いているだろう。 気になるなら確かめてみるといい。 [ ここで日々を過ごす上で必要なことを伝えておく。 ふと視線を合わせたまま双眼は眇めれば 辿々しい話し方に片眉を上げた。 耐性のある子供なのかと思っていたが、 彼もまた夜に溺れてしまうのだろうか ] (433) 2019/04/10(Wed) 9:44:59 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 子供が成す幼い戯れ>>422 甲への口づけは敬愛の姿勢を示すものだが それにしては違和を抱いていく。 手袋越しにも伝わる唇の柔らか、灯す熱。 男の冷えた指を僅かに侵食する存在に ぴくりと僅かに瞼が震えた ] ――セレン。 君はいけない子だね。 そんなに熱い唇を押し付けて、どうしたいの? [ 吐息だけで笑みの形を象り、 くすくすと揺れる空気を作り出した。 繋ぐ手を振り払うことは容易だった。 しかしそれを是としないまま唇に押し付ける。 滑らかな生地で仕立てられた手袋の下に 骨張った硬い男の手の感触を伝えさせ ] (434) 2019/04/10(Wed) 9:45:31 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスこれも君の望み? [ 問いかければ愉快だと滲む双眸を覗かせた。 褒美だとばかりに親指だけはいたずらに動き、 彼の赤く熟れた林檎色の頬を撫でる ]** (435) 2019/04/10(Wed) 9:45:55 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 手を繋がれた理由>>470までを察する事は出来ず。 男の目から若しくは眷属の眸玉から映る世界を 言葉にして少しずつ埋めるだけ。 随分と様々な子供を見てきた。 だが、どれもすぐに捨てたりはしなかった。 少なくともその子供が持つ色を見るまでは決して。 問いかけに対して彼の返答を待つ。 素手を覆う袋越しに子供を愛でていた>>471 彼の答え>>472は小気味良いものではある。 その回答に対する理由は続く言葉だろうか>>475 しかしその中にまさか夜伽まで膨れまれているとは。 悪趣味な爺い共に思わず喉を鳴らして嗤いそうになるが そこは押し留めて説き伏せるように言葉を綴った ] (504) 2019/04/10(Wed) 22:40:51 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスセレン。 君の申し出はとても嬉しいのだけど ……水の傍は苦手なんだ。 聞いた事はなかったかな。 [ 彼は彼なりに色々と考えてくれたのだろう>>476 彼らが何故そう躍起になって子供を差し出すのか。 化物の陰に怯え手を出せない区域になっているとは知らず、 また、此方のご機嫌取りの為に子供を捧げ、 血を吸い過ぎなかった子供は返してやっているが、 それもまた二度と村に戻っていないなど 知らされなかった真実も耳にしていない。 胸元に添えられた指に手を添えることはない。 だが、代わりに服を掴む指に微笑んだ ] (505) 2019/04/10(Wed) 22:41:07 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス役に立ちたいから学んだ。 それは何の為に? 俺の為ではなくて君自身の為だと思うけれど。 [ 空腹ではなく退屈を埋める。 つまり恐らく血を差し出す以外に彼は 彼自身の退屈の埋め方を模索しているのだろう。 だがやはり、何の為に? 涙を流していた姿も覚えている。 また、少し怯えたような表情をしていたことも ] ……少し意地悪をしたかな。 湯浴みは君一人で行くといい。 俺は揺らめく水の中では動けなくなるから。 そういった俺を見たいのなら構わないけど。 [ バスローブは衣装棚の中にある。 前にいた少女は十七だといっていたし 大きめのサイズを用意していた。 男女関係なく使えるだろう。 タオルとバスローブを用意すれば彼に差し出し ] (506) 2019/04/10(Wed) 22:41:25 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス俺の指は冷たいから。 君とは違い血の通わない死人のものだ。 湯殿は必要とする子がいたから用意したまで。 君達と同じように温まることが出来れば 君の頬を凍えさせる事もないだろうね。 [ 湯浴みに誘った意図>>523を全て察せる訳ではない。 まるで謝ることはないと暗に告げながらも 彼の言葉>>524には不思議そうに首を傾げた ] (550) 2019/04/11(Thu) 0:20:02 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス俺の為? ……ふふ。おかしな子。 [ 自分が生きる為の間違いではないか ] 確かに君が生きる為には、 俺の為だと言わねばならないのだろうね。 [ こんな僅かなひと時で彼の心を喰らったとは思わない。 ならば彼が口にする言葉は自分が生き永らえる為、 男の起源を取ろうとしているようにも解釈出来る。 寧ろその方が自然にも思えてしまった ] (551) 2019/04/11(Thu) 0:20:24 |
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