【独】 魔術師 ラヴァンドラ/* 友達とヤっちゃった後に普通に警戒心なく家連れて帰ろうとするアホ兎がいるってほんとですか!? ビッチじゃないのにビッチになっとるが… (-29) 2021/12/12(Sun) 13:31:32 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… だって、嫌でしょ。 傷付いたひとを見るのは … 」 >>89 彼の言葉は実際その通りで、否定する隙もない。 すこし拗ねたような顔でちいさく呟き 彼の心遣いを敢えて無視して、床に座り込んだ。 正確に言えば、見るのが嫌なのは傷付いた友人だ。 見知らぬ他人や、或いは女を敵視するような同業者なら 求められれば助けはするけれど、それだけでしかない。 ―――― それでも魔術師にしては 人当たりや対応が柔らかな部類なのだが。 (103) 2021/12/12(Sun) 15:34:13 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 肉食の獣人? …… そう、気性の荒いひとたちなら 確かに暴れることもあるかもね … 」 どれくらい獣の血が濃いかにも依るけれど、 それにしたって中々の暴れ方ではある。 猫に毛が生えたような類などというあからさまな詭弁には 「嘘でしょ」と切り捨てて、咎めるような視線を送った。 かといって怪我人にそれ以上の文句を言う気も起きず、 後はもう怒っています、と態度で表すしか無い。 そっぽを向き、耳を揺らし ―― 言葉に詰まって。 (104) 2021/12/12(Sun) 15:34:18 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ―――― … ううん、なにも? 」 ふるふると頭を横に動かし、それ以上を断ち切った。 最初は事故だったとはいえ求めたのは女からで 見知らぬ他人に、あんなことをする理由もない。 代わりにこのままここにいることの危険性を説き、 裏街が人魚には適さぬ場所であることを紡ぐ。 せめて自分のように魔術の心得があればと思うが、 かといって魔力を使いすぎれば凍えてしまう。>>92 人魚とは斯くも脆い生き物なのか、と ―― それを識ってしまったが故に 女は過保護になってしまっているわけで。 (105) 2021/12/12(Sun) 15:34:28 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラけれど、心優しいからなどではきっとない。 本当の意味で優しいのであれば、…… ―――― 「 ふふ、……どういたしまして。 」 胸中に過った苦い思いを飲み込んで 女は床から身を起こす人魚の手を握った。 最初の時のようにひどくはないだろうけれど あまり余裕を抱いてもいられなさそうだ。 鞄に荷を詰める作業を手伝い、 冷え切った外へと足を踏み出す。 (106) 2021/12/12(Sun) 15:34:37 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ裏街には女の同業も多いから、ローブを被り直し 隣の彼にも顔を隠すことを勧めようとして ―― ばつが悪そうな顔に、きょと、と目を瞬かせた。 「 ……………… ? 離すの? 」 繋いでいた方が何かと安心出来るのだけれど、 かといって強制するようなことでもない。 彼が解きたいというのならば、 やや不安げな色を眸に乗せながらも、それに従おう。 ―― そうでもなさそうなら、手は繋いだまま。 雪が彼を冷やさないように魔術で覆い、 相も変わらずしんしんと降りしきる銀白の世界を つめたい人魚と共に歩く。 (107) 2021/12/12(Sun) 15:34:58 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―――― 自宅 ―――― 自宅の扉を開けば彼に入るよう促し、鍵を閉める。 手を繋いでいたままならば、部屋に入れば温もりを離し 「そこ座ってて」と、机近くの椅子を指差した。 彼が出て行ってからは、椅子なんて二つも要らないから 奥に仕舞っていたのだ。 椅子をもうひとつ引っ張り出し、両手で持ち上げて 彼の隣へ並んで座れるように置きながら。 (108) 2021/12/12(Sun) 15:35:11 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ流石に昨日の今日ともなれば、 自室には友人の魔力がまだ消えずに残っているけれど ここで話す分には、勘付かれることもないだろう。 「 あったかいもの飲む……より、 先に魔力あげちゃう方が良いかな。 …… さむい? 」 幾ら室内の温度を上げたとしても、 魔力不足による影響はそれだけでは到底補えない。 心配そうに彼を見つめ、 女は指先へ魔力を込めると、彼の頬を掌で包み込んだ。* (109) 2021/12/12(Sun) 15:36:38 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラぐるぐると熱が体の奥底で燻って、 内側から焼かれているような錯覚に溺れそうな程。 散々に焦らされ、本能を煽られ 余裕の一枚さえ剥がれ落ちた思考ではもはや、 声を噛み殺すことも出来なかった。 「 ひぁ、あ、ふ……ッんぅ、う……! 」 彼に奥を突かれる度、思考回路が焼き切れるような。 甘い痺れと快楽しか分からなくなって、 首筋へ吸い付かれても、痕が残るなんて制止ひとつ 投げることさえ出来なかった。 (*32) 2021/12/12(Sun) 16:25:17 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ「 ッや、いっしょ、だめ……っ ふぁ、 あ、ン、んん〜〜〜……っ! 」 ずるりと引き抜かれるのがばかみたいに気持ちよくて、 体内に収めきれない熱が一気に最奥まで届くたび、 視界がちかちかと瞬いた。 同時に胸まで触られては、快楽をどこにもやれず 媚肉はきゅうきゅうと震え続け 女の口からはひっきりなしに悲鳴が零れ落ちる。 ―――― だめだ、ほんとうに、これいじょうは。 なにをされても、ずっと絶頂から降りて来られない。 (*33) 2021/12/12(Sun) 16:25:28 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ「 ふぁ、ん、ンぅうう……っ! 」 一際強く奥を突かれ、彼が欲を吐き出すのと 食らい尽くされた兎が身体を大きく跳ねさせて くたりと倒れ込むのは殆ど同時だった。 「 ん、……おなか、あつ…… 」 特段身体が小さいわけでもないはずなのに、 中に出された白濁は収まりきらず溢れてくる。 万が一孕まないよう魔術をかけてはいるけれど それが出来ない女ならば、――。 (*34) 2021/12/12(Sun) 16:25:38 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ少し取り戻したまともな思考回路は、 再度彼が腰を動かしたことですぐさま霧散する。 「 や、ぁっ、 ――― なんで、ぇっ? も … おわった、おわったから、 きもちいいの、いらにゃ……っ! 」 確かに好きにしてとは言った。 加減だとか、気遣いなんて要らないとも。 ―― けれどそれは、痛くても良いからという意味で 快楽漬けにして構わないなんてわけではない。 必死に頭を横へ振り 手を伸ばしても、 回らない呂律と合わせて 彼には真意など伝わらず。 (*35) 2021/12/12(Sun) 16:25:43 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ結局解放されたのは、当初の想定から大幅に外れ 窓の外に見えていた筈の太陽が姿を隠した頃。 言葉は意味を成さず、甘い悲鳴ばかりが零れ落ち 出された精液で薄かったはずの腹がぽこりと膨れ 「ばか」の一言さえ出なくなってしまった女は、 兎のように真っ赤な眦で、青年を睨むのだった。* (*36) 2021/12/12(Sun) 16:25:52 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a22) 2021/12/12(Sun) 16:26:44 |
【独】 魔術師 ラヴァンドラ/* テレベルムくんかわいすぎて草 メレフくんとロル回してた時も思ってたけどこの村男性陣が可愛い寄りですね……すきです…… (-37) 2021/12/12(Sun) 18:30:01 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―――― 思い詰めることがあれば、と。 彼がそう言った時、女は月光の色をした瞳を瞬かせて それから何も言わずに咲ってみせた。 恩を感じる必要なんて、どこにもないというのに。 …… そうやって向けられる優しさこそが既に 女にとっての 対価 ≠ノ等しいのだから。 「 ん、お願い? 珍しいね、――いいよ。 出来る範囲なら、なんでも叶えてあげる 」 魔力はもっと効率よく渡す方法もあるけれど、 彼相手にそんな方法を取るのは気が引ける。 冷えた身体を暖めるように魔力を明け渡しながら 女は首を傾げ、肯定を返した。>>117 (129) 2021/12/12(Sun) 19:06:38 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― 彼は自分になにを望むのだろう。 例の酔っ払いを探してほしいというならば可能だろうし、 魔術の行使を願うなら引き受けよう。 そんな気持ちで彼の言葉を待っていれば、 「 …… ………… 私の作ったご飯? それは、もちろん 良いけど。 ――――そんなことで、いいの? 」 声音には困惑の色が乗り、 感情と連鎖して揺れた耳が、被った儘のローブを動かす。 そのままフードがするりと落ちて ぴるぴると震える耳が空気に触れた。 (130) 2021/12/12(Sun) 19:06:51 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 簡単なのでいいなら、 今作れるけど …… 」 人魚の生態をまるで知らなかった最初の頃なんかは、 彼が食べられないものを作ってしまうこともあったが。 ならば果物や魚なら、と試行錯誤した名残で 今も家には肉よりもそれらが常に置かれてある。 とはいえ今は一人で住んでいる以上、 食事の手を抜いてしまうのは致し方ないことで。 フルーツを使ったオムレットだとか、 魚のムニエルくらいしか作れそうにないけれど。 (131) 2021/12/12(Sun) 19:07:03 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ彼がそれでいいと頷くのなら、女はこくんと頷いて 魔力がある程度まで回復したのを確認した後、 立ち上がってキッチンの方へ向かうだろう。 今ではなくもう少し後が、ということならば 彼が住まう以上、危ない薬品だけは片付けたいと どのみち一旦は隣を離れるのだけれど。 ―――― 室内には貴重な魔術書も沢山あるのだから まさか古びたノートに興味を抱いているとは知らず。>>116 故に、彼が手に取って読もうと思えば容易だろう。 (132) 2021/12/12(Sun) 19:07:11 |
【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム特段、専門的な魔術の知識が書かれている訳では無い。 術式構築や材料こそ難解ではあるだろうけれど、 所詮は書物ではなく、あくまで女のメモなのだから。 ノートの中には転生魔術に始まり>>1:210 生まれ持った種族や身体を捨て去る為の魔術の話が 幾つも書き連ねられている。 彼がどれくらいまでを理解するかはともかくとして、 人魚から人間の身を得た彼ならば 変化魔術の項は、他より理解がしやすかったかもしれない。 (-38) 2021/12/12(Sun) 19:07:20 |
【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム人間の作り方 ≠フページだけは つい最近書かれたものだと分かるだろう。 必要な道具、材料の分量や注意事項に始まり 器へ魂を入れ替える魔術の話 ―――― 一見すれば、唯の荒唐無稽な夢物語だ。 けれどその絵空事は、 高位魔術師ならば時に、可能になる。 (-39) 2021/12/12(Sun) 19:08:13 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラどちらにせよ女は、久方振りの同居人の気配に 頬を緩めながら 作業の為に手を動かす。 兎族とはいえ兎のように、 寂しいと死んでしまうなんてことはないけれど ―― …… 事態が落ち着くまでの一時とはいえ 彼が戻って来てくれて嬉しい、と喜ぶのは …不謹慎だと怒られてしまうのかもしれない。* (133) 2021/12/12(Sun) 19:08:23 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a25) 2021/12/12(Sun) 19:09:46 |
【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ人間の肉体に、魂だけを宿す…か。 [原理の仔細はあまり理解出来ないし 何処まで実現可能な確実性が保証されているかも解らない。 分かるのは、小説や詩篇とは違うものであるのに 彼女の夢想が詰まっているという事。] ………、 ………。 [夢と、希望と。 血と、泪と。 苦悩と、葛藤と。 きっと、すべてが ――― …、] (-46) 2021/12/12(Sun) 20:37:12 |
【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラこれが、ラヴァのしあわせなのか? [キッチンに居る彼女に届く言葉では無いだろう。 これが実現すると彼女が本当に 人間という生命体になれても しあわせなラヴァンドラという 一人に成るという想像を 男は、脳裏に描けないで居る。] (-47) 2021/12/12(Sun) 20:39:22 |
【独】 魔術師 ラヴァンドラ/* あぇ!?戻り20時とかじゃなかったっけ ふ、筆はや……後やっぱごはん そうだよね…!?ってなった、予想外してたら秘話がアレでそれであれなことに (-48) 2021/12/12(Sun) 20:45:40 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラまさか性格の捻くれた者が多数を占める魔術師である女に 神聖なものを連想しているとは、夢にも思わない。>>146 ―― それは彼の性格故なのか 或いは陸の世界を知らぬが故のものなのか、 …… 「 …… だ、だめじゃない けど…。 えっ、……と…… ありがと、ぅ……? 」 >>147 彼の優しさは、今まで共に過ごした時間分だけで 痛切に染み渡るくらいには識っているから。 率直な褒め言葉を上手く揶揄いで流せなくて 頬を薄桃に染め、咄嗟に俯いた。 (154) 2021/12/12(Sun) 21:19:58 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ黙された耳や尻尾への思いは、当然ながら察せないが。 確かに感情と直に結びついているだけに 料理中ぱたぱた揺れたり、尻尾も毛が逆立ったり、 そんな光景をお見せしていたのだろうけれども。 「 私へのお願いで、魔術じゃ無くて 料理を頼んだの … 貴方が初めてだよ。 じゃあ、一緒に食べよっか。 すこしだけここで待っててね。 」 微笑みながらそう紡いで、 女の身体は彼から離れ キッチンへと消えていく。 (155) 2021/12/12(Sun) 21:20:05 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ朝から不運に見舞われたのだから、 林檎と苺を使ったオムレットの方にしてあげよう。 甘いものは疲れた心を癒してくれるとよく言うし、 彼もパイ屋のアップルパイなんかは好物だったはずだ。 魔術に関して魔術師に敵う者がいないように、 料理については料理の専門家に勝てるわけもないが。 ―――― なんだか少し、心の中で張り合ってしまうのは 誰かの為に何かを作るのが久しぶりだからで。 まさかその間に、来客の少なさ故油断して放置していた あのノートを彼が読んでいる、などとは知らず。>>150 女は丸い尻尾をご機嫌に揺らして、 甘い香りが漂うオムレットを皿へ移した。 (156) 2021/12/12(Sun) 21:20:10 |
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