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【赤】 探偵 キエ「僕ァこの館に来てからまだ一度も嘘を吐いていないよ? まあ信じるも信じないも君の自由だがね。 しかし貞操を守る為なら仕方がないねェ、この件に関しちゃミズガネ君を庇えないな。 相手が悪かった、只それだけさ。まあ良い教訓にはなるだろう」 「………」 「 良い事を思い付いた 」其れは嘘だった。何故なら以前から考えていた事であり、今思い付いた事などではない。 (*8) 2021/10/18(Mon) 2:50:32 |
【赤】 探偵 キエ「リーパー君、お願いがあるんだが良いかい。凶器を部屋に隠したと言ったね? 其れを ミズガネ君の部屋に隠しなさい 。嗚呼、殺した後で構わないよ。どうせ血なんて誰が見たって同じさ」 「何処に隠したか教えてくれれば、後は僕が何とかする。君がミズガネ君に誘われていた事は“次の神隠し候補だった”とでも言っておくよ」 (*9) 2021/10/18(Mon) 2:51:34 |
【秘】 巫女 ユピテル → 探偵 キエ「あらあら。不思議なことを言うのね。 少なくとも私は呼吸をする仕組みは理解しているわ。 だから考える。"不便がないならそれでいい"と流さない。 今の言い方、むしろミズガネみたいだったわ」 「でもそう言うものかしら? キエは学者でも研究者でもなく、"探偵"なのだから」 「根本が知的好奇心による暴きそのものが動機なら。 全部全部、納得できてしまうのよね〜」 初日から大広間で大騒ぎしていたものねぇ…… さすがにそれは口に出しませんでしたが、 "天才"な事を言っていたアマノとの衝突を少し納得しました。 「うん。されていたから残っているの。痣が。 実際に足枷だったけれども。もう痛みはないし平気よ?」」 (-67) 2021/10/18(Mon) 3:04:53 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「僕以外に君がされた事を信じてくれる人はいないんじゃないかなァ。 …それに、勉強料としては安いと思うがね」 今後ミズガネが支払う“勉強料”を想像してキエは他人事の様に言う。実際他人事だ。 僕の立場は弱いもの、仕方ないよねェ? 「⏤⏤⏤⏤ “契約”をする時は慎重に。 見かけだけで判断すると痛い目に遭ってしまうよ?」 そう言い残すとキエは踵を返し扉へ向かった。呼び止められでもしない限り、その姿は扉の向こう側へ消えてしまう。 (-70) 2021/10/18(Mon) 3:34:09 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ「いないと決まったわけじゃないだろうが……ッ」 それでも、信じてくれるとしても、「解決してくれ」と頼んで事件の解決の為に動いてくれる者などいったい何人いるのだろう? それに気付かない浅慮な男は、今後支払う勉強料のことも頭にない。 「……っ、気に食わない。やっぱりお前は気に食わない!」 負け惜しみの言葉を吐いて探偵を見送る。シーツの上に握られた拳は、更に白くなるまできつく握られていた。 (-74) 2021/10/18(Mon) 3:45:00 |
【秘】 探偵 キエ → 座長 トラヴィス「────嗚呼、」 うっとりと、恍惚を隠さず瞳を潤ませて。 「此処だね」 0番のテープから見える、スポットライトに照らされた煌びやかな景色。ライトが照らすのは舞台のみ。観客席など真っ暗で見えやしない。 その光の向こう側が、ひとりで立つ光の中が、トラヴィスに如何様な感情を与えたのか。 苦しみ。悲しみ。痛み。虚しさ。 絶望 。──想像するだけで、涎が出そうだ! 記憶から蒸留した夢、その夢を濾過した感情。 キエはその一品を、一口で食べてしまった。 … …… ……… (-98) 2021/10/18(Mon) 5:02:48 |
キエは、「いただきます。」さえ忘れ一口で食べてしまった。 (a17) 2021/10/18(Mon) 5:03:41 |
【秘】 探偵 キエ → 座長 トラヴィス夢とは記憶から生まれる。夢を食べるということは記憶を食べる事に等しい。無作法に食べ散らかしていては夢を産み出す土壌が痩せてしまうとキエは考えていた。 だから口に含むのは 夢を見て心に滲んだ感情だけ 。人には想像力がある。 記憶さえあるならば また同じ夢を見て、当時の自身の心情を思い描く事ができる 。こうしておけば、またいつか美味しい食事にありつけるという訳だ。現実に目を通す。裏切られた憐れな男が、自分に縋っているではないか。 自身の薄い乳房と相まって、まるで母に甘える幼な子の様にも見えてくる。 動く唇を見れば薄らと笑みを浮かべ。 両の手で耳を塞ぐ様に其の頭を抱えると、頭蓋の中へそっと囁いた。 「 壊れる事無く 、狂う事無く 、再び悪夢を見て同じ 絶望 を想うのならば。僕の舌を満足させ続けるのならば。 ……君の傍にいてあげよう。 その間だけね 」人も悪魔も天使も、誰だって飽きる。しかし飽きたらまた別の食事を見つければいい。 悪魔 「対価を支払ったが故に傍にいてくれる者の方が、ずっと確かだろう?」 此処は待っているだけで新たな食事が出る、天国なのだから。 (-99) 2021/10/18(Mon) 5:11:29 |
【秘】 探偵 キエ → 逃亡者 ポルクス「太陽と月のようだね、君達は。つまり今ポルクス君は逃げる目的を失っているという事だ。 しかし其れは生きる理由に等しかったんじゃあないかね?」 キエの瞳の奥から何かが覗いている。値踏みは未だ続いていたが先程よりも興味を示している事は確かだ。 「其の愛は君の胸を癒やしているかい。それとも痛めつけているかい?」 (-103) 2021/10/18(Mon) 5:30:39 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル「こりゃ一本取られたねェ。僕ァ全ての謎に興味がある訳じゃあないのさ。空が青い理由などどうでも良いし、血潮が赤い理由だってどうでも良い。 でもミズガネ君みたいかァ、…ふふ、今度伝えてみよう」 最後の一言を聞くまでキエは笑っていた。 最後の一言を聞いて足首から視線を外しユピテルを見据えた。 (-109) 2021/10/18(Mon) 6:27:40 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル「…? まるで僕が君を心配したかの様に言うんだなァ。僕が気になったのは其処じゃあない」 ユピテルの周囲をゆっくりと歩き始めた。その表情は先程迄と打って変わって退屈さが滲んでいる。 キエの一挙一動は礼節に欠けた身勝手なものだった。ミズガネに対する其れと同じ、いや更に酷いかもしれない。 「枷をされた理由と外された理由さ。何方かと言えば僕ァ外された理由の方に興味があるがね」 (-110) 2021/10/18(Mon) 6:28:38 |
【秘】 巫女 ユピテル → 探偵 キエ「学者も全ての謎には興味がある人は少ないと思うけれど。 その言い方だとキエの知りたがる謎には基準があるみたい。 あるなら、どんな基準の上でか聞いてみたいわね」 対ミズガネ以上のキエの礼節の無さも、気遣いの無さも。 まるで謎以外興味がないと言われている事に動じる様子はありません。『気にしていない、慣れている。』 その程度の感慨のように「そうねぇ〜」といつもの調子が帰ってきます。 「されたのは逃げるから。外されたのは逃げなくなった、 或いは外してでも何かをやらせる必要があった。 なんて言っても、『そんな事はわかりきってる』かしら?」 更に退屈か、或いは失望の顔が浮かぶ? そんな事を逆に問い質し、答え合わせでも見たがるように。 周囲を回るキエの目の前に笑顔のまま身を乗り出します。 (-113) 2021/10/18(Mon) 7:24:49 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 探偵 キエ「まさにそれ。大正解だよ。 皆に愛される太陽が俺なら、人知れず陽の光を恨んだ月が兄だ」 大きく息を吐きながら、小さく頷く。 自分が覚えている兄の顔は今よりもきっと随分と幼いだろう。 それでもきっと、自分とあまり変わらない顔をしているはずだ。だって、自分たちは双子だから。 全て等しく持っているはずの双子が決して交われない間柄になるなど、そんな。 「最初は悲しかったと思う。 会うなと言われても兄は俺の一部だったから忘れることなんてできなかったし。 でも兄が国を出て、それから俺を愛してるから殺したいって言い出した時は嬉しいって思ったんだよね。 愛されてることが嬉しいって。 だから……兄の愛を終わらせないように、俺は逃げることを選んだんだ。 俺も兄を愛してるから。 それは俺の生きる理由……だからこそ、なんだか胸に穴が空いた気分だよ」 狂気じみた互いの愛が、互いを癒やしてなどいなかっただろう。 だけど確かにそこに愛は存在していた。 (-116) 2021/10/18(Mon) 8:14:10 |
【秘】 座長 トラヴィス → 探偵 キエ壊れることなく。 狂うことなく。 嗚呼、嗚呼。 ……なんて残酷な取引。 食べられる刹那。 痛み続けた傷が、痛みが、ふっと薄れたような気がした──滲んだ感情だけを掬い取るそれは上部だけの行為であって、問題は何も解決しないのだが──もうその感覚すら、うまく認識出来ていない。 諦観。どうせ、癒えぬのだから。 それならば、悪魔でも側に居るのならば、孤独よりもよっぽど良い。 貴方の形をした、くすんだ一筋の光。 ここが深い深い闇でなければ、それを光と認識する事は無かっただろうに。 ───裏切られる 絶望 を知っている男は、容易く頷いた。食い物にされると理解しつつ、けれど、それでも、どうしても、誰も彼もが自分から離れていくのだけは堪え難かった。 「………キエ」 いつかどこかで知った、貴方と言う悪魔の名を呼ぶ。 「キエ」 頭のどこかで、それはいけないと警告の音がする。 かぶりを振ってかき消して、貴方の手に擦り寄りながら、もう一度。 → (-117) 2021/10/18(Mon) 8:33:24 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 探偵 キエ……契約は、ここに正しく成立した。 壊れることも、 狂うことも、 どちらも叶わずに、こうして燻り続ける魂なのだから。 よっぽど有意義だ、と、自虐的に笑う。 「……少し眠る、 決して離れず側に居ろ」 一先ず、今は。 とにかく瞳を閉じたかった。 (-118) 2021/10/18(Mon) 8:34:04 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテル「………基準は当然ある。でも君ァその基準を満たしていなさそうだから余り興味が無い。しかし問われれば僕は答えよう。 ⏤⏤⏤⏤“感情を隠す謎”さ」 空は誰かの想いを隠さず海は誰かの嘆きを覆わない。だから興味が無い。 「何でもかんでも明け透けなのは面白く無い。 箱の中身は何なのか、何故箱に入れたのか? 其れを暴くのが愉しいというのに君と来たら……もう箱に穴が空いているんだもの」 (-123) 2021/10/18(Mon) 10:28:57 |
【秘】 探偵 キエ → 巫女 ユピテルキエは歩みを止めた。僅かに骨張った指がユピテルの心臓の真上をとんと突く。この下に何が在るかは自明だ、きっと壊れかけの心がある。 「嗚呼、そんな事は判りきってるのさ。そうでなければ不要になって捨てられたとかねェ。 ………もっと早く、そう、君という意思がまだ蝕まれていない内に会いたかったなァ。残念だ、もう食べられてしまったね。それも無作法な食べ散らかし方で悲しいよ」 口惜しそうに溜め息を吐く姿に憐憫は欠片も見られない。只々落胆していた。 (-125) 2021/10/18(Mon) 10:29:41 |
【秘】 探偵 キエ → 逃亡者 ポルクス「兄の近くに大きな愛が現れ彼は其方へ振り向いたという所か。きっと健康的な愛を得たのだろうね。君という弟を置いて」 皮肉の様な物言いであるがキエはただ感想を述べているだけだった。 「ん〜…僕の好みでは無いがとても美しく悲しい話だ。その胸に空いた穴こそが兄の痕跡を示すが、同時に それが埋まってしまえば君は彼の愛を忘れるかも知れない 。兄も同じように君の事など忘れて幸せになっているかもしれない。全て判らないからこそどうとでも考えられてしまうのが恐ろしいねェ? ………まるで呪いのようじゃないか」 (-141) 2021/10/18(Mon) 13:13:15 |
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