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【教】 舞台役者 ヴィクトル[ こうして俺先輩(年下)がリーベルト後輩(年上)に 指導することになったのだが。 流石に奴でも、一日中嫌味や毒を言い続けていることも 無かった筈(恐らく)。 店中で共に歩き、行動している姿を見れば 何人もの女性客が立ち止まり、俺らの方を見ていた気がした。 見せ物じゃないんだぞ、と思いながらも大事な客。 迷惑を掛けていない段階では追い出せない。 とはいいながらも、通路や入り口を塞いでいた客には 「少し移動してもらえますか?」 と店員営業スマイルで。モー○のように道がすらりと開いたのは気分が良かった。 客の前では丁寧に対応を、幸せに過ごしてもらい、 帰ってもらうのが一番大事だと精神論も説いていたが。 果たして効果はあったのだろうか。] (/18) 2019/04/18(Thu) 2:31:36 |
【教】 舞台役者 ヴィクトル[ それからどれくらいの月日が経過しただろうか。 表には出ず、裏の事務室でパソコン作業をしていた時のこと。 ついこの前、リーベルトに泣かされていた人が辞め、 今や事務作業の人手も足りなくなってしまった。 ので、今は交代で事務室作業を行うようになっていたのだが── ] 「レーナルトさん! 来て下さい!」 [ バイトの女子高生が事務室へと駆け込んで来た。 何が起こったのかと思い慌ててついて行くと、 そこには客と揉めているリーベルトの姿。 相手は年配の男性、リーの見た目補正が通用しない層だ。 何が起こったのかは途中で女子高生に聞いておいたが。 リーと客を引き離し、客の方を向いて── ] (/19) 2019/04/18(Thu) 2:31:40 |
【教】 舞台役者 ヴィクトル申し訳ございません。彼は私の後輩ですので 全責任は私にあります。 [ 頭を深々と下げ、満足しないようならば床を頭に付けて。 相手が飽きるまで満足するまで、刺激しないよう、 じっと話を聞き続けた。 もし何故そんなことをした、と聞かれたならば。 「店が客を一番に扱うのは当然のこと」と答えるだろうし、 モンスター客なら毅然とした態度で追い返すが 「今回はそうでは無かった。だから非は此方にある。」と答えよう。 ま、今回ばかりは面倒な客に絡まれて難儀だったな。 すっかり遅くなった。時間だから早く帰って休んでおけよ。 [ 今回はある程度の同情もあり、特に責めることもなく踵を返す。 此方はまだ業務が残っている。 帰れる時には早く帰っておけ、との先輩の命令だ。 この後、少しずつだが普通に喋れるようになってたいのだろうか。]** (/20) 2019/04/18(Thu) 2:31:43 |
【独】 舞台役者 ヴィクトル─ 回想・車内 ─ [ 司会進行役は共通の友人──と言っていいのだろうか。 リーはともかく、俺はあいつに良く思われていない気はするが。 実際隙あらば食おうと狙っていたので、嫌われて当然ではある。 もちもちで美味いから仕方がない。 ゲストである弟の声は、随分と落ち着き払った様子で リーより年上のようにも聞こえた。 隣を覗き込むと、すっかり兄の顔をして微笑ましい。 ますます噂の弟君に会いたくなってきたものだ。 未来、義弟になるとあらば猶更。 散々惚気られていることなど全く知らないが。 これでも劇団員時代、遊園地で行われた ヒーローショーに出演したこともあった。 一般の演劇とは異なり、観客の中心は子供。 子供は正直で、感動すると素直に喜び、 悪役には容赦なくブーイングを放つ。 それだけでなく、着ぐるみで動きが鈍る中、 容赦なくキックを浴びせられることもある。 体力的にもメンタル的にもなかなかハードだった、 じわじわと浸透しているサバクンジャーにも 悪役が必要な時期かもしれない。 俺は両方経験がある上役者が本職だ。 悪役候補が必要なら兼役をしても良いぞ。] (-130) 2019/04/18(Thu) 20:53:38 |
【独】 舞台役者 ヴィクトル/* 時間的に表に出すよりこっちで供養しておこう。 (本当は昨夜出そうと思ったけれど、表1発言これのみって 変じゃないかと思って外してた) もう2時間後に3dなってるんですって…ひえぇ… (-131) 2019/04/18(Thu) 20:54:59 |
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