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【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「はは、甘やかしがいがあるというものですよ」 やや悪びれた様子に、へらっと笑ってそんな事を言う。 これまた冗談なんだか本気なんだか。 「飽くまでも応急処置、ですからね。 後でちゃんと修繕とクリーニングに出す事。」 シャツはもう、買い替えた方が早いだろうが。 手袋を片方外して、その手をそちらに差し出した。 流石に着たままではやり難いので。 一度脱いで渡せという事らしい。 (-172) 2021/10/30(Sat) 9:21:56 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 綴り手 柏倉陸玖「はい肝に命じておきます」 心配性の家族が言わんでも計らってくれるだろう。 しっかり者とはいえ、自分のことは蔑ろにしがち故。 塞がっている傷が開かないよう十分気をつけて、 ブレザーを徐に脱ぎ、渡した。 シャツは大方予想通りメチャクチャになっている。 「こういう時だけは自分の異能をちょっと誇れます。 丈夫だし、腕っ節もまあまあ強いし。 だからって迂闊なことしてると、無理し過ぎだって、 周りから言われるんでしょうけど」 (-176) 2021/10/30(Sat) 9:47:53 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「よろしい。」 ブレザーを受け取って、 適当な壁に寄り掛かって補修作業を始めた。 人差し指と親指で、生地の表と裏から挟むようにして 裂け目に沿って両の指を沿わせて行く。 「適材適所、とも言いますから。 異能を活かす事ができるのは、良い事ですけどもね。」 その手の進みは、随分とゆっくりしたもので。 だからこうして、少しだけ、お喋りが進んでしまう。 「怪我をしても治せるから、人より荒事をこなせるから、と 誰もが身体を張る事を咎めるようにならなくなったら。 そうなれば、人が怪我をするという事の重みは きっと随分軽いものになってしまう」 突き詰めれば、異能者全体の問題なんですよ、と苦笑した。 (-177) 2021/10/30(Sat) 10:04:31 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 綴り手 柏倉陸玖「……だからそれを重く足らしめてるのは、 当人じゃなくて、周りの人なんです。 部活の後輩も、同じ部屋の寮生も、 そして、あんたも。俺の傷を重く受け止める」 「あはは、重いなあ」 顔を歪める。痛かった。 身体の傷以上に、心が、痛い。 ▼ (-181) 2021/10/30(Sat) 12:04:09 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 綴り手 柏倉陸玖「俺は、心配してくれるみんなに、 一番誇れる俺でありたいです。 俺のことを必要してくれる皆が好きだから。でも」 自分を蔑ろに。自信が持てず、粗雑に扱うのは。 何の感情の裏返しなんだろう。 「スタートから踏み外しているような。 何処まで走っても、理想から遠ざかってるような。 この先に、胸を張れる御旗がいるかどうか。 それを考えて、気づけば目先のことに囚われて。 また一歩、自身のない道を進んでいる」 それはまるで、独り言のように。 聞いてる人の事を考えず言葉を並べ立てていく。 「……俺は、俺の異能のことが嫌いだから。 だから、異能を役立てようと躍起になってるんですよ」 (-182) 2021/10/30(Sat) 12:17:52 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「なら、軽んじられれば気は楽になりますか?」 ふと、手を止めて。 「あいつが居れば、治るから。 あいつは、治るから。だから怪我してもいい。 そういう風潮になれば、君は満足できますか?」 取り巻く環境が重荷であるならば。 そこから抜け出したいと願うなら、環境を変える他無い。 それはきっと、他の異能者さえも巻き込んで。 「なんて、意地悪は止めておきましょうか。」 (-186) 2021/10/30(Sat) 12:52:38 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「確かに、上を見ればきりが無いかもしれません。 周囲の期待に100%応える事は難しいかもしれません。 自分の異能を疎ましく思っていて、でも頼らざるを得なくて。 ならせめて、少しでも良いものになりたくて。 けれど自分はきっとそうなれると、周囲の期待に沿えるのだと そう信じる事で、いつか現実に打ちのめされるのも怖くて。」 「軽んじられた方がずっと楽な事だってありましょうとも。」 最初から、期待など掛けられていなければ。 きっとこうまで苦悩する事なんて無かったわけで。 「それでも、諦めないだけで きっと君には誰と比べるべくも無い価値がある。」 これもまた、重荷なのだろうなあ、なんて。 一度止めた手を再び動かしながら、そんな事を思う。 「なんて、諦めた側の俺が言っても、とは思いますが。」 「もし仮に、スタート地点が人と違ったとしても。 目標までの道が、随分と迂遠なものだったとしても。 その道を行く君の努力は、 他の誰かの努力に劣るものでしょうか。」 「俺はそんな事は無いと思いますけどね。」 (-187) 2021/10/30(Sat) 12:53:35 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 綴り手 柏倉陸玖「意地悪」 念を押すように。 きっとそれは自分が今薬騒ぎに加担している理由の、 感情の、氷山の一角に触れることで。 「くそくらえです。 俺はそんな大層なものなんかじゃない。 地を這うのがお似合いの”御旗被り野郎”なんだ。 この努力をそんな簡単に認めないでください。 キラキラしてる他の奴らと一緒にしないでください。 俺のことを放っておいてくださいよ、だって」 「きっと、誰もが俺を蔑ろにしている最中で、 輝く奴らをねじ伏せたら。その時が一番気持ちがいい」 「だから。認められたら、駄目なんですよ」 こんな薄汚い感情から成る頑張りを。 肯定されたら、どんな気持ちでいたらいいのか。 (-191) 2021/10/30(Sat) 13:36:58 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 綴り手 柏倉陸玖「───でも。 ああ、だから。こんな気持ちでいるから。 冷静になって道を振り返った時に。 今の自分は間違ってるんじゃないか、なんて。 そもそもこの異能を持つ俺は、その全てを知られたら、 誰にも愛されないんじゃないか、って思っちゃうんです」 蓋を開けてしまえば、くだらないことかもしれないけど。 でも、それをくだらないと笑い飛ばせる気はしなかった。 「……そうやって俺のことを肯定して、必要としてくれる。 傷を心配してくれる。寄り添ってくれる。大切なもの。 それもまた、蔑ろにしてはいけないのかもですね」 「ちょっと考え直すようにしておきます」 この頃は先走りすぎなのかもしれないな、なんて。 (-193) 2021/10/30(Sat) 13:40:16 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「我儘な奴。」 やや呆れ混じりの言葉と共に、修繕を終えたブレザーを放る。 まるで駄々を捏ねる子供でも相手取っているような。 「まあ、俺はそんなのも嫌いではないですよ。残念ながら。 手の掛かる子ほど何とやら。 それが真実やりたい事であるなら、やってみれば良い。 後悔なんて、後から幾らでもできるんですから」 何より、それは決して共感できない動機ではない。 もっと言えば、やりたい事は何でもやってしまえ、と。 いつかそう言ったのは、この副会長その人であるわけで。 「やりたいようにやって、見返してやれば良い。 俺はその努力は認めますし、嫌いになんかなりませんよ。 いつか君達が、この手を振り切って 遠く手の届かない所へ行ってしまったとしてもね。」 柏倉陸玖は、"選ばれなかった"。 だからきっと、これからも。 あなた達の背を見守るばかりの人間だ。 (-195) 2021/10/30(Sat) 14:06:21 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖/* 狼役職希望から弾かれて盲信者になったの、 マジでハンドアウトが完成されてしまったよ。 これ別に盲信者希望じゃないんですよ、本当なんですよ (-196) 2021/10/30(Sat) 14:08:10 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「へいへいどうせ俺は上手くやれない男ですよぉ…… 言うてね?この方法自体よくないよ?打っても良い子か探さない限りはどうしても手荒になるん……」 異能が向いてない。口で何とかするしかない。のだが。 さすがに騒ぎにならないやり方にも限度があると溜息。 「まあ俺らって実行犯なだけだからな。 多少の後処理はまだしも揉み消しまでは仕事じゃないのよ。 あとは噂も適度に広がってくれないと、逆に怪しいじゃん? マルチ商法のノリで扱われかねないから信憑性を考えるとね? ……まあ風紀委員の俺にはその分の負担がそのままかかってくんだけどさ。……折角だし柏倉副会長もやってみる?実行犯」 仕事がお早…いやそっちに先に接触したんかい。と内心思いつつ、御旗の件を聞いて。まあ若井も人懐っこくはあるから平気だろう。と言う事でそんなに口は出さないで置いた。 生徒会役員が良いのか問題は風紀の自分も全く何も言えないので、一旦はスルーだ。……そう言えば、竹村茜の同室で仲良さそうな友人は、生徒会の笹原だったな。と、不意に浮かんで、首を振って搔き消した。 「……変質させられるようになったら、お前使う?」 前を向いたままそう尋ねる。そもそも彼が現在“生徒会”をしている理由を考えると、思う所がない訳がないのだ。自分だって、己の異能に思う所なんて幾らでもあるのだから。 (-197) 2021/10/30(Sat) 14:14:43 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「あーはいはいよしよし次に活かしましょうね。 俺はパス。これ以上働かせて過労死させる気かっての。 学校ぐるみのくせに学校側がちっともカバーしてくれない分 日々後処理で忙殺されてるんですよ、風紀委員共々ね」 大袈裟な所作でこれ見よがしに溜息を吐いて見せる。 その後に、ふと自嘲的な笑みを浮かべて。 「正直な所を言えば、 実行役として選ばれたお前達の事は羨ましくて仕方ないよ。 自分の意思で直接は関与しない事を選んだわけでもない。 単純に、俺は"選ばれなかった"んだ。」 異能が実行役に向いていないのは、何も。 あなただけに限った話ではなく、それでもあなたは確かに"選ばれた"のだ。 何処か投げやりにそう言って、 それからすぐに、表情はいつも通りのものに戻る。 「あのなあ、被験者はもっと選べよ。 将来的にできるようになったら、まあその時考える。 今は異能を強めたり弱めたり、それくらいが関の山だろ。」 こんな異能、仮に強めた所で百害あって一利無しだ。 今朝のように、制御できなくなる可能性がある、という意味では 大半の異能がそうだろうが。 とはいえ先ほどの口振りからするに、 今朝の一件はまた別口なのだろうけど。 (-205) 2021/10/30(Sat) 14:52:50 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 綴り手 柏倉陸玖「寂しいこと言わないでくださいよ。 あんたの手から離れるぐらいだったらさ、 ──俺はきっと、あんたの手の方を引っ張りますよ」 生徒会への未練が立ちきれないのも、 多分きっと、そのあたりの気持ちの問題。 「お望み通りやりたい放題してやりますとも。 ワガママに。望む結果の為なら泥に塗れても構わない。 そんな泥臭い頑張りを……認めやがる奴らがいるなら。 諦めることなんてできませんよ。 ホンット、くそくらえ、です」 (-215) 2021/10/30(Sat) 15:32:48 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「はは、放っておいて欲しいんだか、そうでもないんだか。 手の掛かる後輩はまだまだ複雑なお年頃のようで。」 楽しみに待ってますよ、なんて。 意地悪な先輩は、焚き付けるだけ焚き付けて傍観を気取る。 「理想に向かって、走り続ける事を選ぶなら。 あまり後ろを振り返り過ぎもしないようにする事です。 手前勝手に気遣って来るような輩は、いつだって 放っておいても、手前勝手に着いて来るもんですよ。」 きっとそれは、自分に限った話でもなく。 何だかんだ、そういった気質の人間は多いと知っている。 心配するような事など、何も。 だから一つ静かに笑って、また手袋を着け直して。 ふと、少し俯きがちな後輩の視線に悪戯心が芽生えたものだから その頭に片手が届けば、短い髪をぐしゃぐしゃと乱して。 成否に関わらず、片手をひらひらと振って去って行った。 (-239) 2021/10/30(Sat) 16:28:31 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「俺達は昔から二人で一つ(に過労死)だったじゃん。 なんで生徒会と風紀委員会で過労死しあってんの?」 助けてくれ。例の奴ら(学園製薬etc)全く手伝ってくれない。 「あ〜今日も嫉妬が刺さって痛い!わからなくないけど! 言うて俺も結構日々痛いから痛み分けで許せ許せ!」 選ばれなかった、ねぇ。煙草を吸いたくなって来た。場所が場所だから吸わないが、部屋なら吸っていたかもしれない。 こんなストレートに妬みを零されるのは自分だからなのか、そこまで悔しかったのか。さてわからないが、2年に上がった時の事を思い出し、どうせなら前者だと嬉しいなと思った。 「正直汚れ仕事だろ、これ。もう少しいいので選ばれろよ。 会長だってこれに関わってないしさ。 ……いや、関わってたらもっとお前やばくなってた?ひー…」 このややこしい面子の中に居てくれなくてよかった。安堵。 「……もう10月か。なあ柏倉。 お前、ちゃんと相談できる相手いる?何でもさ」 (-305) 2021/10/30(Sat) 21:53:48 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「俺達はいつになったら休めるんでしょうね。」 卒業するまで無理かも。卒業しても無理かも。 「おう、今の内に痛がっとけ。後で役に立つかもしれないし。 …学園がこの件に会長を関わらせたがらないのは 想定内というか、寧ろそうでなきゃ困る。 だからこそ、俺にお鉢が回って来ると思ってたんだけどな」 生徒会会長の活動は、輝かしいものでなければならない。 陽のあたらない仕事は、副会長の役目だ。 だから、もしかしたら、と思っていて。 「まあ。適材適所、仕方ないんだろうな。 俺には"これ"が適任と判断された、それだけの話。 その汚れ仕事ですら任せて貰えなかった奴が もっと良い役なんて貰えるわけ無いだろ。」 実際の所、こうして直接的には関与しない立ち位置からの 協力が必要な状況にはなっているわけで。 その上蓋を開けてみれば、実行役に知人が多すぎる。 もし実行犯になっていれば、恐らくは普川の想像通り。 だから敢えて外されたのかもしれないな、とは思うけれど。 「はは。お前、それはお互い様じゃないのか? 俺はずっと、自分のやる事は自分で決めて来たさ。」 それは、暗に相談相手は居ないと言っているようなもので。 それでも、こうして本音を零す相手くらいは居るものだ。 (-317) 2021/10/30(Sat) 22:34:53 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海何処かの休み時間の折。 あなたの周囲から人波が引いたタイミングを見計らって。 「若井君。少しお訊ねしたい事があるんですが」 ちょっとお時間よろしいですか、なんて。 生徒会副会長は、やや眉を下げて声を掛けた。 (-318) 2021/10/30(Sat) 22:52:47 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「お前はもー……良い役がどっちかなんて微妙なのに、 決めつけて卑屈になりよってからに。 俺は脳筋だから、お前の位置は出来なかったよ。その位置の方が難しいんだから、有能を置くとも考えれない?」 実際に正直な所、普川自身は己の役を“捨て駒”と思っている。 そう言う意味で、万が一何か明るみに出た時、柏倉の位置の方が見逃されやすい。花形でも何でもない。本当に使い捨てに出来るし、責められる位置だ。だから志願した。 と言う事も含めて伝えてみる──が、この卑屈野郎だ。素直に聞きやしねぇかも。ばーかばーか!と自傷野郎は思っている。 「……ふうん。そう見えてたんだ」 “お互い様じゃないのか?” そう言われて、零すような言葉。言われた通りの事を考えていたならそんな言葉は出ないから、つまりはそういうことなんだろう。 「お前の卑屈っぷりは刺さるから痛いけども。 そうやって自分で決め続けて来た所は尊敬してるんだぞ俺」 (-319) 2021/10/30(Sat) 22:54:29 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 綴り手 柏倉陸玖バイバーイと、とっ捕まえていた知り合いに手を振り解放した折の事。 適当にまた見繕うか…とか思いながら廊下を行き来する人を見ていた所で自分を呼ぶ声!すぐそちらを向いた 「ちぃーっす!誰?…あ生徒会の人!?が、俺に聞くことぉ…」 見かけた事はある。ので、勿論其方の学年も知っているが…気づいても非常にフランク極まりない喋り方。 先輩にしていい物言いでは無いが、未だ崩れずうーんと顎に手を置いた。 「なんも思い浮かばねぇ〜あ、イヤホンって持ち込み禁止したっけ?」 (-321) 2021/10/30(Sat) 23:17:15 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「おや、お褒めの言葉どうも。 とはいえ良い役かどうかは結局人それぞれなわけで。 俺にとっては、そんなに良い役じゃあなかったな。」 そもそも、副会長という立場を選んだのだって。 他の役員達、他の生徒達の足掛かりになればと思っての事だ。 だから汚れ仕事や憎まれ役を買って出る事は厭わない。 そのつもりだった。 「結局俺は、誰かの引き立て役。 こんな役回りでも、それは同じなんだって事。 改めて現実突き付けられた気がしてさ。 俺は正直、そっちの方がキツいよ」 そんな卑屈野郎の返答は、多分想像通りのものだろう。 とはいえ今更矢面に立つ人間になりたいわけでもない。 結局自分は何になりたかったのだか。 「ほう。 俺の知らぬ間に我が友は抜け駆けをしていたと見える。 まあ、お前に相談できる相手が居るなら安心したよ。 自分で決めるのは、自己責任で気楽っちゃ気楽だけどな。」 乾いた笑みはすぐにしまって、冗談めかしてまた笑う。 (-323) 2021/10/30(Sat) 23:24:29 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「はい、生徒会の柏倉と申します。」 以後お見知りおきを、なんて。 フランクな後輩の振る舞いを気にしたふうも無く笑う。 「持ち込みはですね、上手く隠すなら何でも大丈夫ですよ。 まあ、俺は目を瞑ります、というだけですが。 ああこれ、当然ながらオフレコでお願いします。」 冗談めかして言うけれど、"上手くやる"なら見逃すのは本当。 けれど本題はそうではなくて。 「大した事ではない、と言うと語弊がありますが。 俺は何も、何かを咎めに来たわけではなくて。」 「言うなれば、ちょっとした意思確認を。 俺は 君達の味方 ですが、そちらの意向も知らずに協力するのは一苦労というわけで。」 (-324) 2021/10/30(Sat) 23:36:40 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 綴り手 柏倉陸玖「はぁ〜柏倉先輩。覚えときまーす! マジで!?隠しポケット付きバッグ持ってくれば"無敵"じゃん…。」 怒られないならそのまま GOING MY WAY するだけだ。ずぶといのか何なのか。 「味方?はぁ、味方。何の?ジオラマ部の? 関与???なにそれチョットニホンゴムズカシクテワカンナイカナ…。そもそも薬なんて与太話だったんじゃないんすか!?」 と、続く無駄話。の中に 「大体"君たち"って…誰のコト!?」 と一つ紛れ込ませた。 (-329) 2021/10/31(Sun) 0:05:52 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「……ま、そうだろうな。 食いもん1つですら人によって好き嫌い別れる訳だし。 はぁ。仕方ない、風紀委員様が慰めてやろう。 何が良いですか柏倉おぼっちゃま。煙草一本やろうか?」 結局の所、人によって痛みも辛さも違う訳で。 そんなこと“自傷”の異能を持つ自分が散々理解してるはずなのに、こうして言わずにはいられない。 ……言いたいのか、言われたいのか、励ましたいのか励まされたいのか。わからなくなってきているが。 「こんな現実、なくなっちまえばいいのにな」 だからと言って別に何をするわけでもない。世を荒らす気はない。むしろ逆。結局こうして呟くだけ呟いて、現実と直視ばかりしている。嗚呼、そうか。 「やっぱ真面目過ぎんだよ。お前。馬鹿正直に考えすぎてる。 俺みたいにたまには現実逃避してた等がいいぞ」 答えが出たとばかりに肩を竦めて、ついでに抜け駆けと言われれば横目で見て「馬鹿」と鼻で笑う。そう返されたらこれくらいしてもいいだろう。 “お前の事だよ”と、無意識に煙草の箱に手を伸ばしそうになって、止めた。本当に自分は異能と言い何から何まで一方通行ばかりの人間だ。 (-332) 2021/10/31(Sun) 0:09:42 |
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