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![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[腹を亀頭が行き来する感触は何とも言い難いものだった。 痛みはまるでない。 押し付けられてはいるが、先端から絶えず分泌される先走りが 潤滑油となって摩擦を軽減してくれる。 その上で外から圧迫を感じるのは 犯しているのに犯されているような奇妙な感覚だった。 αだから、というか、己は性志向として 抱かれる側を好まない。 抱く相手は男性も女性もαβΩ拘りはなかったが 所謂「タチ」の人間とはそういう雰囲気にも ならない位に避けていた。 だから、この感覚が「犯されている」というもので 本当に合っているかはわからない。 ただ、相手が志麻なら。 男として持って生まれた陰茎を「埋めたい」と願うなら、 愛液も分泌されない単なる排泄孔を差し出せるのではないか、と 思っている。 勿論彼が強く望めばの話だから、己からは絶対に言い出さないが。] (-55) 2023/08/25(Fri) 21:47:54 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[指で舌を摘まめば、人間の構造として口は閉じられなくなる。 どぱあと大量の唾液が分泌されて、志麻の熟した肉粒を 甘くコーティングした。 少し苦しそうな顔にゾクゾクする。] 志麻、 ……ん、 [それでも一番好きで興奮するのはやはり キスを与えた時の心から幸せそうな顔で。 何度も薄目で見ながら啄んだ。 追いかけて唇を尖らせて、 小さな口を小さく開けて紅い粘膜を晒す志麻が 可愛くて堪らなくて。] (-56) 2023/08/25(Fri) 21:48:14 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[どく、と鼓動の音が大きく響く。 下肢が脈打ち精を噴出す。 でちゃう、は、精液のことだろうと思っていたから、 達する直前に志麻が口走った「おしっこ」に 目を見開いた。 ――とはいえ、離してはやれないのだが。] …………っ、 [腹に温かい水がかかる。 先走りや精液のような粘度のあるものではなく、 蛇口から出て来たような水流が腹から跳ねて胸のあたりまでを汚した。 尿、なのだろうか。 すぐに判断できない程、射精に意識が持って行かれている。 暫くははあはあと荒い息が部屋に響いた。*] (-57) 2023/08/25(Fri) 21:48:40 |
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![]() | 【念】 大守 威優[志麻以外とはもう恋にならないから 志麻と離れ離れになるのならそれは遠距離恋愛という ことになるのだろうが、遠距離恋愛そのものに 己は耐えきれる気がしない。 ありとあらゆる手段を使ってでも 傍に居る方法を掴み取るだろう。 今回だって、3週間だからまだ耐えられたが もう少し長ければ志麻に会社を辞めて貰って 付いてきてほしいと懇願していたかもしれない。] (!53) 2023/08/25(Fri) 23:09:51 |
![]() | 【念】 大守 威優[元々性欲は強く、一回では収まらないことが多かったが 絶倫だと思ったことはなく言われたこともない。] 志麻限定だよ。 伝染ってほしいって思ってるのが通じたかな。 だって俺だけ欲しくて熱を持て余してるなんて 寂しいじゃないか。 [自ら熱が上がらないのなら、無理矢理にでも 同じ景色を見せたい。 傲慢な自覚はある。 その傲慢な男の番になってしまったのだ。 諦めてほしい。] (!54) 2023/08/25(Fri) 23:10:11 |
![]() | 【念】 大守 威優流石に大守の技術と財力をもってしても 写真にそんな機能はつけられないな。 口の中が寂しいなら、前に俺がしたように 指を入れて掻き混ぜてみたらどうだ? 上顎の窪んだところとか、舌の横のあたりとか、 志麻の悦い場所を、 ……本当は俺が気持ち悦くしてやりたい、けど。 [画面の向こうに向かって舌を伸ばす。 届かないのが悔しくて、思わず溜息を吐いた。 顔を見られて嬉しい反面、 すぐそこにいるかのように解像度の高い映像に触れても 「本人」の感触には程遠いことが寂しい。] (!55) 2023/08/25(Fri) 23:10:40 |
![]() | 【念】 大守 威優[だからせめて届く情報だけは余すところなく堪能したい。 胸を弄る実況に鼻息を荒くして、手を己の下肢に伸ばした。] 続けて。 両方一度にしたかったらスマホを置いて 上から覗き込むみたいな格好で。 ……っ、志麻を見ながら俺も、 オナニーしてる。 [志麻の感じている顔を見ているだけでも 充分興奮する。 育てた剛直を彼の中にぶち込めないのが 物足りなくて仕方がない。] (!56) 2023/08/25(Fri) 23:11:06 |
![]() | 【念】 大守 威優ちゃんと志麻のピンクの乳首が ぴんって顔を出すまで弄って。 ぎゅって引っ張るのでも良いよ。 [志麻の方は己の感じている顔で興奮してくれるだろうか。 扱いている下肢とどちらを映すべきかまだ決めかねている。*] (!57) 2023/08/25(Fri) 23:11:25 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[志麻の過去の性交経験について詳しく聞いたことはない。 一度聞いてしまえば嫉妬で気が狂ってしまいそうで。 だから童貞かそうでないかも聞かないことにしている。 彼の胤を胎内に取り込んだ人間がいる可能性なんて知りたくない。 過去の事実は消せないから 記憶を上書きする。 身体に思い知らせる。 彼を一番愛しているのは誰か。 過去どんなに気持ち悦く素晴らしいセックスがあったとしても 己以上ではなかったと強く思いこませたい。] (-65) 2023/08/25(Fri) 23:40:00 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻志麻、 愛してる、 あい、 してる、 ・・! [彼の頭の中から己以外を追い出したい。 これは番を得たαの本能なのか。 それとも己は元々こんなに異常な性格をしていたのか。] (-66) 2023/08/25(Fri) 23:40:36 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[痙攣の度に噴き上げる飛沫が唇にも散った。 アンモニア臭はない。 何度も舐めた精液や愛液とも異なる味だ。 精子が含まれていないのだろうか。] ん、俺も。 [己が止められないのは精液だが。 一晩で一体どれだけの量が生成されたのか。 己の精巣は恐ろしくブラックな環境なのかもしれない。] (-67) 2023/08/25(Fri) 23:41:21 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[やがて冷静さを取り戻してみれば、随分と周りが冷たい。 状況的には水浴びでもしたかのような。 胸に倒れ込んで来た身体を支えると その肩が震えている。] ごめん。 [泣かせてしまった。 眉を下げて頭を撫でる。] (-68) 2023/08/25(Fri) 23:41:39 |
![]() | 【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻小便でも構わないけど、これは小便じゃないな。 潮噴くのもしかして初めて? そうなら――俺は嬉しいけど。 [達した衝撃で思考能力が低下していることも 推察してゆっくりと喋る。 彼が怖かったり嫌だった体験が 「番を歓ばせた」記憶に変わりますように。**] (-69) 2023/08/25(Fri) 23:41:55 |
![]() | 【念】 大守 威優[運命の番、という都市伝説がある。 「αとΩの間に限り、発情していなくても強く惹かれ合う相手がいる」 というものだ。 己は志麻と最初に会った時から目が離せなかったが、 志麻の方は一度己から離れようとした。 そしてヒートが訪れて―― 科学的には証明されていないこの事象が事実存在するとして、 たとえこの先他に惹かれ合う相手が現れたとしても、 己ならば志麻以外をもう見ないようにその相手から遠ざかるし 志麻ならば、無理矢理引き離して閉じ込める。 彼以外の運命などいらないし 彼の運命は己に向くよう全力で捻じ曲げる。 その位、愛している。] (!63) 2023/08/26(Sat) 20:35:49 |
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