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【念】 ハチヤ[エンからこぼれたあちらのハチヤを拾い集めてたら、エンの顔から湯気が出た。 何を思い出してるのかなんて一発でわかるよね、わかっちゃうんだけどね。 エンは本当にかわいいなって思うけど、ちょっと居たたまれない気持ちにもなる。 ……据え膳口にしときゃよかったなんて、思っちゃうのも仕方ない] なんで、好きじゃないなんて……なるんだろ。 [赤い顔を誤魔化すように部屋を飛び出したエンの背に聞こえるか聞こえないかくらいの呟きをこぼして。 それからおれはエンを追いかけたんだ。あ、そっちの道は遠回りだよ**] (!35) 2021/04/08(Thu) 10:35:24 |
【秘】 ハチヤ → エン[棚に触れた瞬間に、記憶を見せ続けたハチヤが大事にしていたものの、ある男の形見でもあるものの、 最後の魔術が動き出し、ある情景を写すだろう] [明ける明ける夜の闇、わずかに白んだ山向こうを睨み付け、 男は棚を背にしたまま、大きく大きく息を吐く。 何度も再生しては切り落とされ、歪な形になってしまった右脚と、槍か杭かはわからないが、棒状の金属で床に縫い止められた左脚と左肩を見れば、 男が棚の方を向かないのではなく向けないのだということはわかるだろう] ──あー…、くそ、しくった。 最後に声ぐらい聞きたかったな。 なんで、眠らせたんだ俺。 ハチヤ、なあ、お前さ……わかってなかっただろ。 わかってなかったよなぁ ……はぁ、あー、愛だの恋だのきっちり教えてから、 あらためて惚れさすつもりだったのになぁ。 ハチヤ、実は起きてたり…………しないよなぁ ごめんなハチヤ。 ずっと傍にいる、鱗をなんとかしてやる、外に出してやる…… 一個しか守れないわ。ごめんな、本当にごめん。 ……………… [夜明けのときが近づいて、それでも男は動けない。 男は己の天敵を、それのひとつが太陽であると正しく理解しているのから] (-24) 2021/04/08(Thu) 23:37:54 |
【秘】 ハチヤ → エン[だから男は上を向く。 両腕はもう動かせないのだ、泣けてくるこの状況拭うことなどできないから] お前さ、お前は本当にいいやつだし、その…… まあ、なんだ、お前そのうち新しい旦那とかできそうなんだよなぁ……ぶっちゃけ嫌だわ、渡したくない。 でも俺死ぬんだよな…居なくなるなら縛りたくないよな…… いい感じに奇跡とか起きないかな……起きないよなぁ…… 参ったな、未練しかない…… [やがて夜明けがやって来て、場面はそこで途切れてしまった] (-25) 2021/04/08(Thu) 23:46:50 |
【秘】 ハチヤ → エン[ 棚の中、彼の番はその言葉を聞くことはなかったが、番に預けた魔術符は彼の言葉を聞き続けていたから。 未練混じりの言葉は呪となって、符の朱に混じってしまったのだった。 ] (-26) 2021/04/08(Thu) 23:50:22 |
【独】 ハチヤ/* 結局あの幻覚何が原因?について、落としたよ! あとは家着いてから。 間に合わなかったなぁ。 エピったら鍵の下りやろ。 他ペアみたいので、ゆっくりやろ。 まずは無事家にだね! (-27) 2021/04/08(Thu) 23:54:37 |
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