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【秘】 巫女 ユピテル → くるみ割り人形 トラヴィス「…………」 トラヴィスの言葉が終わるまで、耳を傾けて。 その手が優しく振りほどかれるまで力は込められていました。 「ひとつ、勘違いしてるわ。トラヴィス」 「私は、貴方がこの屋敷に留まることも、 それを享受することも否定はしていない」 「私が聞いたのはW苦しくないW?だよ。 その答えを真っ直ぐ聞けたなら、私はそれでよかったのに」 紅茶を用意しようと向かうあなたの背に、 ぽすんと顔が見えないように埋まります。 「……馬鹿」 ▼ (-289) 2021/10/19(Tue) 15:37:58 |
【秘】 巫女 ユピテル → くるみ割り人形 トラヴィス「居心地のいいものなら、自慢してよ。 何も心配がないなら、聞かせてよ。 悪魔に誓うなら、神の巫女にも誓ってよ。 話して、対話してくれないと、何も、わからないわ。 言ったじゃない。私、あなたが知りたいの。 だからここにも来たのよ。あなたに会いたくて、自分から」 「………。 ……お砂糖は、3つがいいな」 それを伝えて、静かに離れるでしょう。 砂糖の話を出したのは、ここまで述べて、それでも回答がないなら今はもうこれ以上無理に問いたださないと、雑談へと流そうとするあなたに合わせるということ。 もうひとつは、それでもお茶をすると。 望んだ回答を貰えないとしても、なら他の話をしようと。 怒らないままで、その誘いに乗る2つの意思表示でした。 (-290) 2021/10/19(Tue) 15:40:52 |
【秘】 浮遊想 テラ → くるみ割り人形 トラヴィス「 ──がテラとは言っていませんよ。 ここがテラの部屋ってだけ。 ほら、あの宇宙服のでかいの 」「 だから、それだけで 」ナニカ は ナニカ です。 ナニカ は自分をテラだとは言いません。 思っても、いません。 「 ──は、今たまたま勝手にここにいて。 君の部屋にだって、誰の部屋にだって、 この館の何処にだって、勝手にいてさ 」「 ……もうっ、びっくりし過ぎて地雷ワード言われたのに 反応しそびれたし、今こうして言われたことに 納得しちゃったから落ち着いちゃったじゃないか〜〜 」ナニカ は、想定外にとても弱い。 「 望んだから。応えたかったから。運命の彩り 」「 い〜い言葉もらっちゃったなぁ、ふふ、ふふふ。 姿はさあ、見せられていたら見せていますよ 」「 見えてないんだ、そっか 」「 でも、でもでも、聞こえているんだぁ? 」「 それは、うれしいな 」「 聞こえてるんだ、ずっとなんにもなかっただろうに 」「 ……え? なかったよねぇ、トラヴィスちゃん 」ナニカ は、 嫌味なくらいの飛び切りの笑顔 。 (-294) 2021/10/19(Tue) 16:48:20 |
トラヴィスは、使用人を手招き。部屋へキエを呼ぶように指示。 (t1) 2021/10/19(Tue) 18:12:59 |
【見】 くるみ割り人形 トラヴィス先程紅茶を運ばせた使用人が戻って来る。 更に伝言を頼まれたらしい。 >>16 「………そう、有難う。 二日酔いには紅茶が効果的と聞くから 善意のつもりではあったんだけど。 まあ、彼は素直じゃない性格だから。」 「…………」 「じゃあ、たった今増えた、次の用なのだけど。 彼の客室の場所を教えてくれ。 平気さ、私達、実は仲の良い間柄だからね。」 男は会話の間、ずっと穏やかな笑顔であった。 (@7) 2021/10/19(Tue) 18:20:18 |
【秘】 探偵 キエ → くるみ割り人形 トラヴィス>>t1 キエは暫くしてやって来た。何を求められるかは分かりきっている。 「嗚呼そうだ、トラヴィス君。今欲しいものがあってね、お願いがあるんだよ」 ベッドの上で横になると、キエは思い出したように言った。 断られた所で困るのは自分では無い。其の抑揚は酷く軽い物だ。 しかし口にしたのは、酷く傍若無人な要求であった。 (-301) 2021/10/19(Tue) 18:24:13 |
【秘】 探偵 キエ → くるみ割り人形 トラヴィス「 四年分の夢を記憶ごとくれないか? 何故か。 理由など言わなくても、知らなくても、貴方なら考えない。 だから、言う必要を感じなかった。 「でも あの夢 を見てくれなくなると困るから、そうだなァ……子供の頃の、彼と出会う前が良い」どうかな、と僅かに見上げた。 (-302) 2021/10/19(Tue) 18:25:17 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 探偵 キエ「────唐突だね。」 何を言い出すか。 ぱちぱち瞬きしながら貴方をシーツの海へ迎え入れ、 自身も隣へ長身を埋める。 「構わないよ。」 悪魔に何も事情を尋ねない。 くるみを割る事しか出来ない人形なのだから。 「好きに覗いて、好きに食むと良い。 足りなければ、それ以上でも。」 男は、舞台に全てを捧げて生きて来た。 父と笑い合った記憶でも、母に抱き締められた記憶でも 彼と出会う前であるならば、簡単に手離して支障がないと言い切れる。 それが男の、死ねない、壊れられない、狂えない理由でもあった。 「深く深く、穏やかに私を眠らせてくれるのならね。 愛しい私の天使よ。」 (-305) 2021/10/19(Tue) 18:57:47 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 巫女 ユピテル背中に触れる温もりが、痛い。 その身が? 否───心が。 「……私はね、怖いんだ。 人と対話をすることが。信じ合うことが。 そうしていつか、私を置いて居なくなることが。」 立ち止まる。 貴方に顔を見せぬまま、重い口を開く。 「君が私を心配する理由に、悪意がない事は分かるよ。 WだからW怖いんだ。 真っ直ぐな君に心を動かされそうな私が。 そうして今の停滞に変化が現れる事が。 いつかこの館から消えてしまうだろう君が。 …………その全てが怖いんだ。」 一歩、また一歩と貴方から離れていく。 まだ温かいポットを手に取れば、カップを用意して席に着く。貴方に示した向かい側の椅子。 「………それでも私と対話をしたいと言うならば 君はとても、残酷な巫女だね。」 自虐的に微笑む。 白いカップにふたつ、琥珀色を注ぎ終えれば 砂糖の小瓶を用意して、机上の真ん中に置いた。 貴方がこれに対する返答をしても、しなくても。 きっとこのお茶会は暫く続くのだろう。 (-309) 2021/10/19(Tue) 19:45:31 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 浮遊想 テラ「……………………うーん、難しいな……。」 貴方の事は『見えるだけしか見えない』し 『聞こえるだけしか聞こえない』のだ。 「嗚呼、あれがテラなんだね。 ならば君は? 舞台上の亡者よ。 まさか名乗らないなんて、不躾な事はしてくれるまい。」 そうだよね?と 少しだけ威圧的な笑みに変わる。 「地雷……そう、それはすまないね。 けれど私は君の事を何も知らないんだ。 その通り、今まではこんなに君を認識出来なかったしね。 故、多少の粗相には目を瞑って貰えるだろう?」 それだけを告げて、 あとは貴方からの本題を待つだろう。 あの手紙の理由などなど───エトセトラ。 残念ながら、男は貴方をもう少し知るまでは この部屋から出る気は一切なさそうだ。 (-314) 2021/10/19(Tue) 20:21:29 |
【秘】 探偵 キエ → くるみ割り人形 トラヴィス「勿論だとも。そう言ってくれると思ったよ」 トラヴィスの頸に腕を回し、抵抗のひとつもしない身体を抱き寄せた。 そして。 父と笑い合う貴方の夢を、 母に抱き締められる貴方の夢を、 躊躇なく腹に入れる。 温かな家族の記憶は、近い内にひとりの人格を喰らう為消費されてしまう。 ────しかし、其れは既に人形に不要なものだろう。 (-320) 2021/10/19(Tue) 20:32:19 |
【秘】 くるみ割り人形 トラヴィス → 探偵 キエまるで深く愛し合う恋人同士のようなそれ。 真実は、ただの獣と被捕食者なのだが。 「君、あまり派手に動いて 消されたりなど、しないでくれよ。」 咎めるような口振りではなく、 親に縋る乳飲み子のように貴方を抱き締める。 ……目が覚める頃には、きっと遥か彼方に仕舞われていた幸せな記憶が根こそぎ消えているのだろうけれど、 それで『トラヴィス』が変わる事は、一欠片も無かった。 悲しき舞台人は、穏やかである過去をも捨てて 悪魔の囁きに全てを委ね、瞳を閉じた。 ────今宵もよおく、眠れそうだ。 (-322) 2021/10/19(Tue) 20:45:38 |
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