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【人】 不覊奔放 ナフ>>163 イクリール 深々と刺さるナイフの感触。蹴り抜く脇腹と、その下の筋肉や骨や内臓の感触。あぁ、やっぱり女は柔い。男に比べて。 でもその感触を楽しんでいる暇は、ない。 切り裂かれて血を噴き出す左腿に、ほんの少し眉根が寄った。ーーあまり良くないな。 頭は酷く冷静だ。だって時間がかかりすぎている。 >>161 >>162 アンタレス 声が聞こえる。何かするときに、何か唱えているのはずっと分かってた。 けれど、何がされていても、回し蹴りとその直後は視線を向けるのがやっとだ。 だから、槍が弾けて礫になる様子を、見て、行動までに時間がかかる。ナイフの煌めきが氷の中に混ざるのに気付いても、せいぜい位置をずらして左肩に逸らすくらいしかできなかった。 「…………交渉に、看守の 死体 がいるんだッて」「だから俺は、足止めじゃなく、アンタを殺さねーと」 呟いて、脚に力を込める。 霜焼けていようと、甲に穴が空いていようと、太腿の傷が更に開いて血を撒き散らしていようと。 男は、望みを受けて動くもの。 アンタレスに向けて、飛び掛かる。 どれだけ、力量に差があろうとも。 (164) 2021/10/13(Wed) 0:51:40 |
【人】 不覊奔放 ナフひとを誑かし、仄めかし、手を引くのが悪魔なら。 ーーー男は、自分は間違いなく悪魔であると、そう思う。 生まれたときからというのが正しくないだけで。 男は、誰よりも、誰に否定してもらおうとも、自分を悪魔だと思っている。 在るべきではないものだと思っている。 (165) 2021/10/13(Wed) 1:01:14 |
ナフは、ちゃんと、この騒動の発端、たった一つの会話を覚えている。 (a58) 2021/10/13(Wed) 1:15:36 |
ナフは、わらった。バケモノを気取って。 元気を、繕って。 (a59) 2021/10/13(Wed) 1:19:46 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>167 アンタレス 「価値は主犯が決める」 その彼が今どうなっているかは男には分からない。分からなくていいと思う、今ここにいる自分の判断が鈍るだけだ。 脳の隙間がなくなるだけだ。 右手に、イクリールから飛んできた鋏の片刃を持ったまま。左肩にナイフが刺さったまま。飛び掛かる様はケモノかバケモノか。 顔に飛んできた氷の破片は、目だけを守るように目を細めたくらいで避けもしない。顔にも傷が増えていく。 鉤爪も、ーー飛び掛かった後では、避けようもない。身体を捻る素振りすらなかった。それよりも右手を振りかぶり、刃をあなたの首へ振るうことの方が大事だった。 それは斬りつけるというより、もっと野蛮に、叩きつける動作。故、振るうよりももっと容赦なく、素早く。 腹から胸へ、胸から肩へ。左半身をずたずたに斬り裂かれ抉られながら。血飛沫を撒き散らして。 叫びもしない。声ひとつ上げなかった。 上げる間も惜しい。 (168) 2021/10/13(Wed) 1:46:53 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>170 アンタレス ひとを殺すのになんの躊躇もない。何時ぞや話した『あなたを殺したいか』の答えは今も変わっていない。 ーー機会があれば誰でも殺したく、また、今その機会に恵まれた。 骨を断つ感触と、揺らぐあなたの身体、濁っていくあなたの眼。 声は……聞こえなかった。けれどどこもかしこも赤く染まる中、ふたつの柘榴色はあなたを見据え、ちゃんと、察して。 ちり、と胸の内の何処かが痛む気もした。 倒れる身体を支えるとか、抱き止めるとか、そんなことはするわけもない。崩れるままに転がして。 >>a60 >>a61 >>a62 イクリール ぐり、と、首をそちらへ向ける。 血塗れのまま、刃を持ったまま、左半身をズタボロにしたまま。 死なずとも、動きはだいぶ制限されているな、という自覚くらいはある。 男もまた、あなたの出方をじっと窺う。……男に危害を加えるなら、受けて立とう。 そうでないなら、……見逃してやれって、言われたしなぁ。 (171) 2021/10/13(Wed) 2:40:43 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>174 イクリール 「俺だって考えなしのバカじゃねーしィー」 さすが愛用だけあって扱いに慣れているな、と思う。男にこれは使い切れない。だから返すと言ったのは嘘ではないし、刃から手を離しはした。 身体を捻り、もう使い物にならない左半身を前に出す。ナイフは左肩へ深く突き刺さる。この近辺は、もう肉が荒れていてどうしようもないから、盾にしかできない。 そのまま、タックルよろしく肩であなたを突き飛ばそうとする。強く、倒れやしないかと。自分まで倒れ込む気はない。 もし体勢が崩れるなら、次はあなたの腹へ右拳を叩き込みにいく。もし倒れ込んでしまったら、腹を強く踏みつけるだろう。 (175) 2021/10/13(Wed) 3:35:14 |
【人】 不覊奔放 ナフーーー何かが。 何かが込み上げた。込み上げて、飲み込もうとして、 「…ッ俺の知らねェとこで勝手に死んでンじゃねーよ!!」 叫んだ。一声。 コロコロと表情を変え、笑いもするししょぼしょぼもする男だが、今の今まで、激昂を見せることはなかった。 ひとの在り方についても、何か言うことはなかった。 分かってた。『アイツ』が仲間になったと聞いたときにはもう。 十中八九死ぬだろうと、それを見ることはないだろうと。 わがままを、やり場のない声をひとつだけ。 たったそれだけが、その感想だった。 (183) 2021/10/13(Wed) 5:16:29 |
ナフは、お疲れ様、を受け取れない。 (a64) 2021/10/13(Wed) 5:54:54 |
ナフは、転がっている。 息を、しながら。 (a65) 2021/10/13(Wed) 7:09:48 |
【秘】 模範囚 メサ → 不覊奔放 ナフ「拙は、多くを殺しました。 そしてそのいずれにも、拙は祈ることは出来ませんでした」 物心つかぬ頃より軍に徴用され、殺す以外を知らない日々。 獣、兵器などと呼ばれた理由を知ったのは、監獄に来てから。 「今から普通に祈るだけでは、まるで足りないのです。それに…」 「無礼講になって初めて、他者と関わりました。そして、失いたくないと思いました。 拙はそんな…誰かにとって大事なものを、幾度となく奪ったのです」 それはあまりに遅い気づきだったが、それでも気づくことは出来た。 (-176) 2021/10/13(Wed) 10:17:46 |
【人】 不覊奔放 ナフ水の中から水面に顔を出すように、意識が浮上して目を開ける。見たものは無機質な治療室の天井だ。 飛び跳ねるように起きて、治療用ロボットたちに押さえつけられる。 「暴れン」 そう言っても信じてもらえない。信用に足りない。いや、足りたことがあったか?少なくともロボや、このエリアに来る前までは、信用なんて。 押さえつけられて、動けなくなって、退屈を認識する。 どうやら押さえつけられたのは暴れる危険性だけではなく、まだ完治していないからのようだ。左腕と左足がズキズキと痛んだ。 「……痛ェな」 「痛い……」 早く、早く、早く。 目が覚めてしまったなら、 眠り続けることが出来ないなら。 早く、アイツのところに行きたい。 生き返ってるんだろうか、まだなのだろうか。 まだでも。 早く。 (200) 2021/10/13(Wed) 14:17:21 |
ナフは、まだ治療室の中。 (a73) 2021/10/13(Wed) 14:18:48 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 模範囚 メサ「俺なァ、お前のこと、バケモンだと思ってたよ。最初な」 話を聞いて、最初に開く口がこれだ。 「人間だなァと思う。どころか、境遇が違えば聖人だ。 ……人のために祈れるッてェ、実は当然じゃねーんだぜ」 男の知る祈りの大半は、神に縋り付く『神頼み』だ。 だからこそ、あなたの祈りは、その心は清浄で、まともなんだなと感じた。 (-200) 2021/10/13(Wed) 14:28:32 |
ナフは、治療室から飛び出した。 駆け回りたい、うまくいかない。走りたい、走れない。 (a74) 2021/10/13(Wed) 15:01:44 |
ナフは、蘇生室どっち?となっている。普段廊下にしかいないからですよ。 (a75) 2021/10/13(Wed) 15:10:23 |
ナフは、なんかガタガタ言いまくってる片隅の蘇生装置(イクリール入り)からは距離をとった。何あれ怖。 (a77) 2021/10/13(Wed) 15:49:57 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>209 アマノ あぁ、好きな力加減だ。覚えていてくれたのだろうか、と、そこで初めてほんのりと期待のようなものがちらつく。 他者の在り方に期待なんてしないけれど、あなたにはしてもいいのかもしれない、なんて思う。 「このエリアにいるうちにしねーとなァ……ッてーか、豪華だな、アンタレスも凄かったけど」 こっちはこっちで半分冗談ではないが。 叩かれる背が酷く心地よくて、それ故にものすごく居心地悪い。こんな気分になるのは初めてだ。ぐぬ……とした。 「あるだろォ、問題…色々……」 絶対あるはずだ。男にでも分かる。 でも多分あなたは拒絶しないだろうとも分かっているので、それも引っくるめて諦めた。抱き締め直す。 (210) 2021/10/13(Wed) 18:17:27 |
【人】 不覊奔放 ナフ>>211 アマノ 「俺も今は無理。………イイコじゃねー、と、思…アーーー、でもお前目線からだとイイコかァ……」 無理はしない、万全の方が楽しいので。あなたが欲しいし、あなたに捧げたい。認識が変わっていないことを確認したからこそ、今ではない近日を望む。 続いた言葉にはちょっと思うところがあった様子。ぐぬ……とはまた違うぐぬ……を展開し。そして、その後の答えにもだ。 「覚えてッけどォ!覚えてッからァ!!」 どれだけ傷付けても苦しめても答えは変わらんのだろうな。 あなたに問題がなくとも、男にはやや問題がある。考えることは増えた。 手を離すことはこれからもないのだが。ないつもりだ。 「ン。……カウンセリングついてッていーい?」 抱き締めた体勢から、離れ、しかし手を差し伸べる形に。 (213) 2021/10/13(Wed) 20:23:48 |
ナフは、イクリールに、流石にごめんと与太時空の念を飛ばした。 (a81) 2021/10/13(Wed) 20:24:51 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフあなたの手を引き、蘇生室を出てすぐ。あなたの隣でゆっくりと歩きながら口を開いた。 「さて。……ナフ、君の感じる問題を教えてほしい」 歩きながら言葉を紡ぐ。死に方が死に方だった故か、下半身の感覚が未だ若干おぼろげのようで、その足取りは遅い。 /*48時間以上ぶりのご連絡となり今欠乏していたものが満たされていくような感覚を覚えています、綿棒(特大)です。お手隙なようであればぜひぜひこのままお話させていただきたく思いますがいかがでしょうか? (-240) 2021/10/13(Wed) 21:35:32 |
【人】 不覊奔放 ナフ優れない顔のアマノと連れ立って処刑場へ向かった。 男の様子はといえば、まったくもって『いつも通り』であった。 わくわくそわそわと、自分の番を待つ。 (221) 2021/10/13(Wed) 21:50:11 |
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