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【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海さて。そろそろ諸々の騒動も落ち着きを見せたのであろうか…。談話室なりグラウンドなり屋上なりに出てもいいが、報復がコワイ。 自分から出向いて行った時に、 「どの面下げて来やがった!」 と言われる事自体は気にしない男だが、報復は普通に怖い。痛いのは嫌である。基本的に。自分でやる事自体はそれほど…………。気にしないが。 なので。 「オラッ菓子だくらえっ!」 若井匠海、今日も防護壁の中。要は人の渦の中心。一番喧嘩になった時に安全で、一番他者に罪を擦り付けやすい環境で、 一番 情報が入ってしまう位置でもあり 『誰々の異能が変わって被害が出たらしい』 なんか最近そういう話多いよなぁ〜。アレガチなの?結局。 『異能暴走で誰々が何かなった』 ガチなんか?大変ね〜。まぁお前は巻き込まれないで済んだんしょ?セーフ!ってね〜 『異能暴走で動物が』 動物が!? 『最近は喧し過ぎる』 そうかなぁ?まぁ体育祭前だし?多少は?そゆのも?あんじゃん? 『薬の受け渡しを見た』 本当に? 『誰々が薬の出所を探』 へ〜!勇気あるねぇ。ご立派!頑張って来いよな! 『お前何か知らない?』 いやいやいや!知ってる訳ないっしょ〜。皆さんご存じ俺だぜ? 今日もクラスは賑やかだ。嫌な方面で"賑やか"だ。 若井匠海は賑やかの中で過ごしている。 が、此処ももう何だか居づらくなってきた…。外出るか。 (-162) 2021/11/05(Fri) 20:33:23 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海保健室。人が居る。 談話室、人がいる。 屋上、人が溜まりやすい。それに寒い! 部室。絵がある。 秘密の溜まり場。うーん、パス! 「くっそ〜何処行っても噂 噂 噂 に関わる。ウワサならもっと潜んでくれねぇかなぁ〜もはやこれは噂じゃなくて災害の伝達じゃーん!!!」と。主にその人災を焚き付け、拡散し、伝達する側が何処かでわめいていた。 → (-164) 2021/11/05(Fri) 20:44:04 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ま、元からそうだったかもしれん!あはは〜」 さっきまでの急ぎ足はどこへやら…。暢気にスキップまで始める始末。 切り替えが早くて結構。きっと先生もそう言うに違いなく。 スキップスキップらんらんらんで何処かへGOした。 …今日は少し調子がおかしいのかな?俺…。 と若干自分に疑念を抱いたが、まぁ数分後には忘れた。 (-167) 2021/11/05(Fri) 20:58:58 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* そういえば ソロールで忘れておりましたが 「今日の薬、どうすんだ?」 何もなければパスじゃないかな…。 (-169) 2021/11/05(Fri) 21:02:21 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海若井匠海以外の知らない。は、誠意を尽くした上であったり、もしくは知りようの無い物は知れないという事で。これは全く罪ではないが。 若井匠海にだけ置いては、知らない、知ろうとしない。を意図的に選んでいる。これは全くの罪である。 それでも若井匠海は出来るだけ人との直接的な接触を全てを避けてよけて面倒事とはおさらばを選んだ。何故か。"そうする気が全く起きなかった"が1番である。2番目は単純に巻き込み事故が怖く、3番目は知らない。 先程もどこか別の場所へ行こうと言いながらも、結局は部室に至り、突っ立っている。行ったのなんか購買ぐらいのもんで。それも一瞬。 部室には絵が置いてある。朝だかに描いていた、描きかけのものが。 手に取って眺める。眺めずともわかるが…殆ど書いていないに等しい状態だ。かと言って加筆の気が起きず。加筆しても失敗作になる予感しかしない。 中途半端だなぁ。絵も己も中途半端![末路哀れも覚悟の上]じゃなかったのか? あの日自分を鼓舞した歌は今はプレイリストの1番下へ。代わりに… [あれ足りない?これ足りない? 結局の所 自分が足りな] 掛かっていた曲も中途半端で止めてしまった。それにしても最近はイヤホンの付け外しが多い。人のいる所ではすぐ付けないと 身が持たな なんか面倒くさくなる。「あー。」 若井匠海は、少し。本当に少しだけ途方に暮れたが。 すぐに元の調子に戻った。へらへら。 …キャンバスは、しまった。 (-217) 2021/11/06(Sat) 1:59:08 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海ープルルル プルルル プツッー 「殿畑ぁ。そっち調子良くなった?」 ー留守番電話にお繋ぎしますー 「ウフフ。」 バーカ。 小学生以下の理不尽な罵倒を記録に残さず押し付けた若井は知るよしもない事だが。 この頃殿畑は、未だ目の前に延々と現れ続ける数式や数列をガンガン痛む頭の中で解いて消して解いて消してを繰り返していたらしい。今日び電話に出る余裕など存在しなかった。 (-220) 2021/11/06(Sat) 2:13:12 |
若井匠海は、先生から肩を叩かれる日を暢気に待っている。欠伸をしながら (a42) 2021/11/06(Sat) 2:59:00 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「入会するか〜全日本帰りたい協会学生支部」 そんなものは無い。 結局まだうじうじ悩んでいる最中だった。多分今日全編これかと思われる。全てを吹き飛ばす爆音は、今は鳴らず鳴らさずで無音。 がまぁしかし…ある意味これも青春かもしれない。 部活に打ち込む事が青春だった。と後に語る人間も多いし、 人間関係のゴタゴタこそが青春だった。と述べる者も多く、 それらで思い悩む事自体が青春の1ページと看做されるのであれば、 ある意味この男は全部やっている。 /* と思…う。 全てをやらかしたのはPLである。お叱りご意見ご鞭撻を御頂戴する前に、こういい感じにある程度纏めようと思う。 PL発言も、ここではこれで…終わりだ!私は楽しかった!参加出来て良かった!最後まで楽しんで行くぞ!!!あと2日とちょっと…?よろしくお願い申し上げます。気をつけつつ、やる!以上! (-285) 2021/11/06(Sat) 14:51:01 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海大概、彼が異能を使う時は。コンペに追われていたり出し物に追われていたりその他何か急用があった時に使っている。 ビートオブハート。略してビトハ。 効能は一日3回×10分の過集中と手先の器用さ、プラスアルファで身体強化。それ以上でもなく、それ以下でもなく。ものづくりやら絵自体の才能は自分で培ってきた。信じてくれたのは家族だけだったが。 他に教えようとしなかったのもまた、彼である。 「手早く仕上げるのは罪かね? その場で10分もせずに似顔絵を書く人間は褒められて、どーして俺が10分で似顔絵以上まで描いた絵が評価されないんだか… 理解に苦しんじゃうよ〜〜〜どうなってんの!?この世」 創意工夫が足りないのか?精巧さが足りないのか?サービス精神が足りないのか?リアルを追求するのは悪いことか?生まれてきた時代のせいか?時代が全て悪いのか?違うのか?じゃあ俺が悪いのか?異能が足枷なのか? 若井匠海は、やっぱり"美とは"何かが分からない。 (-297) 2021/11/06(Sat) 17:37:16 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海なので、己の心に手を当てながら、今日も"美とは?"と呟き答えを追い続けるだけである。 それは中学の頃からずーっと変わらずに持っていた彼の悩みの種であり、アイデンティティの内の一つであった。 これが解消される日は、まだずっと遠い。 「ウフフ…明日はなんかしよ」 なんかしよう。明日はなんかしよう。今日は全部中途半端だったけど。明日は多分、クラスメイトも戻ってくるし、昼メンも戻ってくるだろうし、殿畑だって数式を全部解いた上で戻ってくる。 「新生殿畑くぅ〜んになんか…設計図を」 書いてもらう気である。 病み上がりでもお構い無し!彼は平常であった。 肩を叩かれて自分が被検体になる迄はずっとこのまま… …いや。 なった後も大体こんな感じであろう。 この…明るさと軽さと無礼さもその他も全て含めて彼のアイデンティティであった為。 「先生の言う事は守りましょ〜う」 「学園には従いましょ〜う」 「お薬はちゃんと飲ませましょ〜う」 若井匠海は、今日もヘラヘラしていた。 何を隠すでもなく、何かを隠したとしてもそれに気づかず。 ヘラヘラしていた。 絵もいつか、また描きたくなるに違いない。それまでちょっと、隅っこでおやすみ。 (-298) 2021/11/06(Sat) 17:37:33 |
【独】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海椅子に座って日が落ちるのを待った。 体裁だけの授業はとうの昔に終わりのチャイムを鳴らしていた。 練習もそこそこに、急いで帰る奴が多い気がする。皆なんかに怯えてるのかもネッ。 いずれ、帰りを促すいつもの放送が鳴るだろう。昨日だったか、その前だったかの朝欠けた奴。結局機材トラブルだったそうじゃないか!驚かせないでくれよ〜。 そうじゃなかったのは何となく知っているが、若井匠海は無理矢理そう認識する。機材トラブルだ。誰が何と言おうとも機材トラブルだ。 いつの間にか詰めていた息を吐きだした。 昼間まぶしい太陽さん。今は視界の端っこで、雲に隠されてもまっかっか。真っ赤な秋ももう終わりの季節。今年はもう、見納めか? 雲が焼け終わるのを眺めている。窓越し一人。 時期に、見回りの警備員なり誰かが来るだろう。 「もうそろそろ帰りなさい」と、促しの声も掛かるだろう。 誰が来なくても、カラスが鳴いて自分の背を追い立てるであろう。 それまで。 若井匠海は、ここに居る。真正面を見据えたまま。 若井匠海は、焼け落ちて黒ずむ雲を見ている。額縁越しに。 若井匠海は、グラウンドが見えない位置に陣取っていた。余計な情報は要らなかったため。 若井匠海は、今日も暢気に此処に居た。 若井匠海は、一番平穏から遠く。一番平穏を壊しつつ。 しかし一番平穏の近くに佇んで、一番笑って過ごしていた。 「このとーりね!」 (-303) 2021/11/06(Sat) 18:21:20 |
【赤】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* 念のための居ます!のご報告をば。 こちら特に指定御座いません、この後中身が席を外すかもなのでお伝えを…(既ににコミット済) (*12) 2021/11/06(Sat) 19:31:57 |
【赤】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海/* あれそうだったんですか!それは失礼しました…!急ぎの用事ではないので多分時間取れると思います。 此方からも誰かに一つ入れておく、成程了解です。お手数おかけしました…! (*14) 2021/11/06(Sat) 19:43:23 |
若井匠海は、帰る間際、軽く振り帰って虚空に手を振った。「じゃ、また明日!」 (a49) 2021/11/06(Sat) 20:57:10 |
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