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【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ拒まれればすぐに退く手。 なにか気になったのか貴方の髪へと手を伸ばし小さく砂を払い落とすような仕種をする。 「失礼、します」 俺は散歩で時間を潰していました、と。 重ねながらその土の香りを尋ねた。 (-234) 2022/02/21(Mon) 21:20:10 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「憧れ、ですよただの。だけど、なんだか選ばれると呆気なくて。 免許とってるときにここに来るなんて知ってたら、そのおかねで焼き肉食べに行きました……」 「本当に、色々。 VRの再現度が高くてよかったです」 「ああ、その死にたくないから協力をして、と。 言われてしまったんです。 だから一緒に死ぬというよりは……。 協力がわからないので、応援することになりました。 その方に……票をいれない、という形だけで」 珈琲、砂糖抜きのミルク入りで。 お邪魔しますと続けて適当なところに座り込んだ。 「仲良し、については……。 なにか話してるのを、聞きました……見つかり、そうですか? 仲良しの、方。俺は、まだ。 俺は君が仲良しというよりは、わかりあってる同志の話をしているように、思ってましたから」 (-253) 2022/02/21(Mon) 22:22:56 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「VRの世界で土いじり……」 リアルに近い感覚であればあるほど世も末が近いのかと言おうとしたところで、これがデリカシー……思い止まった。 「名の通り園芸が趣味、だったんですか。 あ、すみません。砂がついていたような気がして……顔は汚れていませんし、ええと、もしかしたら全部気のせいで、……」 さらさらと、すぐに離さず髪をひとふさ撫でて。 「女性の髪はふわふわしているんですね……」 やっぱりデリカシーがなかった。 (-261) 2022/02/21(Mon) 22:45:36 |
フカワは、ハナサキを固まらせてしまったようでした。 (a49) 2022/02/21(Mon) 22:46:03 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「……そういう考えはいい、ですね。 カミクズさんは、濁りを片付けるのが上手みたいだ」 合議に不要な要素を排除する、男が感じた表現はそれだ。 そのための調和は必要であると頷いて、ようやく理解したようだった。 「諦めが、過ぎていました。 確かに思ったより顔は合わせてくれそうで、 ……良い方達が多かったですし、ね。 仲良しとはできなくとも、議論ができる空気は良いものがいい気がします」 「俺は……作れないのですけれど」 オブラートを落としてきた男は生成もできないと言い切った。 (-270) 2022/02/21(Mon) 23:35:06 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「嫌い、ですか。そっか。俺も嫌いなのかもしれない。 理解をしようとしたんです。 そして得られた答えは」 浮かない表情、一つ諦めを瞳の向こうに怠惰を宿して笑う。 「選ばれて提供すると決まったその時、 俺に生まれてきた意味はあった。 です。この命は必要とされたと確定すること 嫌な気持ちになる人は、多いですよね」 (-271) 2022/02/21(Mon) 23:35:55 |
【秘】 不運 フカワ → 園芸 ハナサキ「し、してないです。ばかになんて。 なんでわざわざそんなことをって思いましたが……。 日課って大事ですし、そこまで充実しているこの空間がすごいなあとおもっただけで……」 そういうところだぞ、デリ欠。 「あの、勝手に手が動くというか、身近にいた妹は俺が何をしても気にしていなくて。 ……髪の毛はツンツンでこんなにふわふわしていなかったし。 あ……い、言い訳です、ごめんなさい。 次からは先に触りますといってからにしますね?」 デリ欠の気遣いへの道は前途多難だった。 (-273) 2022/02/21(Mon) 23:47:58 |
フカワは、デリ欠の称号を手に入れた。 (a51) 2022/02/21(Mon) 23:48:18 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「言ってもいい、ですよ? ヒメノさんです。 生きたいから。 票を入れないぐらいはして欲しいって言われたんです。 確かに選ぶよりは、……決めやすい基準だと思いませんか? 逆に……入れたときどんな反応をするかも、気になりましたけど」 湯気が立つマグカップを両手で握れば、 冷ますように息を吹きかけながらちびちびと飲む。 胃とわずかに冷えた身体に染み渡る……。 「集中させよう、という提案は聞いてないです。 もしかしたら行われているかも……? 対象が俺だったら……なんだか人気者の気分ですね……。 仕方ないと、思っています」 その口調と語調から、あまり嘘を言っているようには聞こえなかっただろう。 諦念の意思が隠れ見え、貴方と同じように自分も票を合わせられる可能性危惧している。その上で今何ができるかを思考しているのだ。 男は薄茶色の液体をすすって、貴方の言葉に耳を傾けた。 「理解者……。 俺は会話をするのは、この時間を有意義に過ごしたいからです。 さすがに、ちょっと親友になるには短いかもしれないですが……あの」 (-277) 2022/02/22(Tue) 0:10:11 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「やってみますか? 理解者ごっこ。 あの、あんまり、義務とかではなくてですね? ……や、やりたいと思わないと……できないじゃないですか」 (-278) 2022/02/22(Tue) 0:11:23 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「いい性格、ですか? 多分……ツルギさんのいう善人にはならないと思います。 成り行きというより、わからないんですよ。 だって、全部突然で。何より。 俺は選ばれると思っていなかった、ただの一般人です。 たとえ抗っても――――死を覆すことに確定付かないのなら。 何をしたいと人は考えるのだろうと思って話を聞いて、ます」 「みんな、よく生きたいと、意見が言えますね? すごいと思います」 にへらとわらって。 オレンジジュースをすするその顔を眺め。 視線が合って。 ぎこちない笑みを装った表情を、貴方の瞳はうつした。 (-291) 2022/02/22(Tue) 1:44:34 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「未練……解消できるかな……。 えっと……そうです、ね……知りたいことを聞くとか。 知って欲しいことを話すとか……? そんな多分、やりたいことをやれば、いいんですよ。 だってエノさん、も言ってたじゃないですか。 『言わずとも分かってくれる人』が欲しいって。 それは――鏡か、きっと……奇跡に近いものです。 でも相手の事を理解する、と享受は一緒じゃなくて……。 ……だから、今は深く考えず……もし一緒に死ぬことになっても、嫌じゃない仲を目指せば……いいんじゃないんですか?」 逆に。です。 そして思いました。 多分、君が俺を理解をしたとき。 俺が君の理解者ではないと、気付いてしまうって。 だから、少し。ほんの少しだけ。 理解者になって欲しくないと願ってしまいました。 これが俺の、君の理解者になりたいという気持ちの一つ。 (-294) 2022/02/22(Tue) 1:51:43 |
【秘】 不運 フカワ → 美術 エノ「まずは、そうですね。まだ一人にしか言っていないこと。 俺は、ここに、 暇つぶし をしに来ました」すべての好奇心の起因は、死ぬまで、暇だから。 それ以上もそれ以下も、俺にはないんですけど。 「君を理解するのも 残りの人生のいい暇つぶしになる、と思います」 距離を詰めてきた、その姿にちょっとだけおかしそうに。 嫌がる方だろうか、と考えながらその少し低くなった頭をなでました。 (-295) 2022/02/22(Tue) 1:52:44 |
フカワは、オブラートという言葉を頭の辞書の中から落としてきたのだと思う。 (a53) 2022/02/22(Tue) 1:53:27 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「だから、俺は…… 選ばれないといいな、と思っていたんです。 それは――投票にではなくて、この場に」 「少しだけ、似ているみたいですね。 でも、オブラートって言葉やっぱりわからなくて。 あと10年ぐらいで逃げ切れたかもしれないのにって思います。 俺は、嫌いとも感じないので、ちょっと非情かもしれませんね」 当然として制度を受け入れ、否定する意欲はおろか興味も無く。 物事を嫌わない人間の方がよっぽど狂っているのかもしれない。 どちらにせよおなじようなまっくらな瞳は、正気と言うには深い諦念が渦巻いている。 「生死でいえば、この世界は 殺すこと しかできないと思っていますよ。だから、他人がいないとできないことをして……時間を過ごせば有意義になるかもしれません。 事故をして死期が早まったり、票を入れられて疑心暗鬼になったり。サスペンスホラーみたいなこと。 あ、そうだ……バイク乗りは朝日を見に行きませんか。 頑張ります、受け身」 相変わらず前向きに事故を受け止めようとしています。 (-298) 2022/02/22(Tue) 2:07:19 |
【秘】 不運 フカワ → アイドル ヒメノ「Sチケ……例の何千円もする席の話、ですよね。 ありがとうございます……? なにか、あと……いや、深くは言いません。 ……大きな事、起こしたりするなら……ちょっと報告してくれると嬉しいような……。俺は多分、起こさないですけど……」 「どうせなら、現実で起こらないこと、とかみたくて。 交渉、たくさん上手くいくと良いですね……」 (-308) 2022/02/22(Tue) 2:55:03 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「あ…、あはは。実は……。 これでも成人して、ます。 今の姿はずっと若くて、思い出深かった時の姿なんですよ。 ごまかしててすみません…… あんまり意識していたつもりはないんですが、言った通りの理由だと思います。 少しでも……知ってる人が死ぬのは嫌です、よね?」 「そう考えれば健康な人が減ると35歳まで延びたりするかもしれないですよね、これ。考えるほど嫌な制度です」 年齢に職業、知ろうとしなければ知らなくても良い項目だ。慌てているのに反して此方は落ち着いている。 あなたのあたふたを苦笑いしながら聞けば何度かうなずいた。 「じゃあ、少し後で会う約束してる人がいて時間がわからないので休憩してからで……。 話すのが楽しくていつの間にか中途半端な時間になっちゃいました。 一応上着とか準備しておいたら良いと思いますよ……もし寝ちゃっても、待ってますから」 いろんな意味で、朝日拝めるといいな。 また会う約束を取り付け一度別れるだろう。 聞きたいことがあれば、また、ツーリングのときにと言葉を残して。 (-313) 2022/02/22(Tue) 3:37:30 |
【人】 不運 フカワ>>カミクズ ──深夜、いいかんじの広場の傍。 バイクを押していた時間よりもずっと後、もしかしたら軽トラが走り出すのとかなり近い頃。 男は端末を操作して待ち人を待つ。 まともに走らされていないバイクを撫でて夜空をみあげれば、自分の白い息がはっきりと見えた。 エンジンはまだついていない。 静かな車体に差しっぱなしの鍵にはペンギンのキーホルダーがついている。 「……あれ、何処かでエンジンの音がしたような」 ぶつからなければ、いっか……。 (136) 2022/02/22(Tue) 4:50:47 |
フカワは、パラリラするタイプのバイクではないので皆を起こすことは多分ないだろう。 (a58) 2022/02/22(Tue) 4:52:25 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズたとえ俺の言葉が社交辞令だったとしても。 流石に社交辞令に気づけないから落ち込むのは忙しなさすぎと、あなたの思考を知るよしもないフカワは思う。 広場に赤い丸がついたマップを端末で送り、その時間あなたを待った。 (-319) 2022/02/22(Tue) 4:59:17 |
【人】 不運 フカワ>>137 カミクズ 「そこまで待ってはいません……。 バイクを乗る映画を検索して、予習を、しました」 ほら、見てください。この人たちノーヘルです。 参考にするものを間違えているかもしれない。 「対向車線に車がいなければ、大抵どうにかなるみたいですよ……? 銃撃戦もなくいので、無事に朝日はみることができそうです。行きましょうか」 追っ手もいないので飛び乗ることもしなくてよさそうです。 ゆっくりストッパーをはずし、車体を支えながら新品のオートバイのエンジンをかける。 ペンギンも無表情に揺れ、2人のツーリングを見守ってくれているのがわかりました。 (138) 2022/02/22(Tue) 5:41:31 |
フカワは、ヘルメットを持ってきていた。 (a60) 2022/02/22(Tue) 5:42:56 |
フカワは、初心者マークがノーヘルはまずいと思う程度の正気は残ってた。 (a61) 2022/02/22(Tue) 5:43:23 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ「あの、カミクズさん。 …… 無理しないでください 」あなたが後ろに乗るその時、小さく呟いて。 なんともないようにヘルメットを被れば音は吸い込まれていった。 (-320) 2022/02/22(Tue) 5:46:54 |
フカワは、グリップを握った。初動の速度は13+47km/h。 (a63) 2022/02/22(Tue) 6:37:03 |
フカワは、じゃあ、と。60+71km/h出した。 (a64) 2022/02/22(Tue) 7:35:49 |
【人】 不運 フカワ>>141 >>a65 カミクズ 「そ、そうですね、何事もなければ……」 ――――マシーンが叫び出すと同時に景色の描画が一瞬で遅くなる ――――スロットルが回り、ギヤは変えられた ――――スピードメーターは振り切られ元の数値の見る影もなく ――――マフラーがついているにも関わらず獣の咆哮のような音がうなりあげ ――――夜の町に131km/hさんざめくような悲鳴が響き渡った 「あはははは!!! ここまでスピードでるんですね!! 高速道路ならこれぐらい、大丈夫だと思うんですけど。 二人乗りでこれをすると、結構、バランスが」 しかしここは一般道、ずっと真っ直ぐな道が続くわけもなく。 曲がり角も存在すれば速度を保ったままのカーブは自殺行為だ。 「 あ、すみませんカミクズさん。止まりません。 そこの緑っぽいところで倒れます……? コンクリートは……痛いですよね。 倒れますね、受け身とりましょう、せーのでいいですか」 (143) 2022/02/22(Tue) 8:18:51 |
【人】 不運 フカワ>>144 >>145 カミクズ せーのぉ!!! ごろごろごろ……。 放り投げられた二人の身体――。 視界の端で建造物にぶつかって破壊されるオートバイ――。 身のこなしは玄人のそれではなく、ただの一般人の受け身 男の転がった先の緑の芝っぽいところは柔らかく、軽く頭をうちつけるだけで済んだようだ。 「いっ……頭打ったぐらいで済み、ましたか……? 大丈夫ですか、カミクズさん。元気そうですね……。 俺も、9連勤最終日の徹夜明けほど……で……生きてます。 なんか……目を閉じたら、……眠れそうなぐらい」 服をボロボロにさせながら、同じように口の端をあげている姿はこの空間で強烈な違和感を放っていた。 「帰る時は、電車……? 通勤を思い出して、あんまり……。 怪我……ってどうやって治すんでしたっけ……」 (146) 2022/02/22(Tue) 9:48:35 |
【人】 不運 フカワ>>147 カミクズ 「笑顔が取り柄、俺とは正反対ですね……。 仕事は普段は厳しくないんですが、一年に一度ぐらい……冬は休む人が多くて……大変、でした。意識が戻るたびにいつの間にか終わってる書類と、見たことのない書類が手元にあるんです」 「元気でもよく見ればお互いボロボロ……。 運ばせるのは悪いですしなんとか……あ、世界が回る……頭が。VRの世界でも気分が悪くなるんだ……。ちょっと、休んでから……帰りましょう」 貴方の怪我の方が重症かもしれないが、ふらつく身体をおこしてもたれかかる。 あまり景色が良いところにはたどり着けなかったが、段々と空は白んで朝を知らせにやってきた。 「俺、小中高皆勤賞……10年以上健康診断以外で病院に行った記憶がなく怪我や病気には機会が無いんです。 羽目を外すこともしたことがなかったので、治し方がわからなくて。 寝たり、つばをつけていれば治る……でしたっけ? ああ、でも腰と肩に湿布はいいって……聞いたこともあります。 この身体若いから、治りが早かったりとかします、かね?」 ぼやきながら目を閉じる、本当にひと休憩をしてからその姿で元のマップに戻るつもりだろう。 これから数日この痛みと付き合うのかと思うと少しだけ憂鬱そうな顔を見せつつ。まあ、いいかの一言で片付けてしまうのがこの男だった。 (149) 2022/02/22(Tue) 10:48:05 |
フカワは、速度制限標識を見た上で二つの車両は走っていたのだよな……。同じ事考える人が居たなんて世も末だ。 (a69) 2022/02/22(Tue) 10:58:42 |
フカワは、スポット:交通事故の現場が増えた。 (a70) 2022/02/22(Tue) 16:57:00 |
【秘】 不運 フカワ → アイドル ヒメノ「それは……はい。大きな事になると思います」 ご機嫌ですね、と別れる前の歓談。 こそこそ話だ、周りに人がいないのを確認してから口を開く。 「宿を爆発させるだとか。 裁判所に火を放つだとか。 くるしそうなので、そんなテロで死にたくないとは思っています」 (-368) 2022/02/22(Tue) 17:15:28 |
【人】 不運 フカワ結構夜までが長い。 皆どこかで食事はとる真似はすると思い、食堂に顔を出してみた。 もしかしたら朝、昼食どころか夕食が時間かもしれないが。 ここで正しく生活をする人間は少ないだろう。 「……、ここの食堂……。 叙々苑とか建てられるのか? 」「なんでもかんでも出てくるってなんだか変な感じするし。 屋台があると、気が楽だよな……」 (187) 2022/02/22(Tue) 22:44:17 |
フカワは、叙々苑を建てれる。 (a75) 2022/02/22(Tue) 22:47:27 |
フカワは、叙々苑を建てれた。 (a76) 2022/02/22(Tue) 22:47:49 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ『ツルギさん、生きていたんですね。 はい、なんとか轢かれずに頭以外無事です』 『誰かと一緒でしたか? あの暴走トラック』 (-411) 2022/02/22(Tue) 23:31:19 |
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