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鏡沼 創は、髪紐を外した。 (a12) 2021/11/03(Wed) 4:09:07 |
【人】 鏡沼 創そうして、“鏡沼創”を知る全員の認識を書き換えた。 『“鏡沼創”は認識できない存在である』 と。唯一人、此処にまだ“居る”筈のあなたを除いて。 あなたにだけは、何が何でも“鏡沼創”を認識させてやる、と。 全ての力を、其方へと向けて。 「────早く出て来てくださいね。 探すのは得意じゃねぇんですから」 僕、今日約束があるんですよ。 破る事になったら、アンタのせいですからね。守屋先輩。 (28) 2021/11/03(Wed) 4:14:18 |
鏡沼 創は、守屋陽菜にしか認識出来ない存在になった。 (a13) 2021/11/03(Wed) 4:15:49 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜あなたの中の“鏡沼創”という認識を抉じ開ける。 先程の比較ではない程、強い力で。 他の全ての処理を切って、異能抑制アクセまで外して これで届かなければ、もう打つ手は無い。 「……流石に此処までやれば、僕が誰かはわかりますよね?」 もし返事が無かったら? そんな恐怖は、押し隠す。 (-83) 2021/11/03(Wed) 4:25:52 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 鏡沼 創真っ白な世界。 もはや、現実とのちらつきもなくなってきて。 ただただ白い世界に独り。 ────割り込むノイズ。 世界に墨が入ったように、黒く塗りつぶされていく。 ……それは人型を形作り、白い世界に黒く顕現する。 背格好も、表情も、何もわからないが。 誰かが、そこに居る。 ────あなたは、独りの世界に入り込んできた。 今なら、何かを伝えられるかもしれない。──── (-87) 2021/11/03(Wed) 4:52:04 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜鏡沼創は、手を伸ばす。 ────否。 『“鏡沼創”があなたの手を掴んだ』と認識させる。 誰にも認識されない世界。 あなたを誰も認識出来ない世界が在るのだというのなら。 自分の方を認識させてやるしかない。 (-88) 2021/11/03(Wed) 4:52:05 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜「…………見つけた。 馬鹿やってねぇで、とっとと帰りましょう? 帰り道なら多分、朝日が何とかしてくれますから」 言葉を交わした訳でもない。 けれど、無策で飲んだとは到底思えないから。 「僕はそれまで、アンタが馬鹿やんねぇ様に見張ってますよ」 (-94) 2021/11/03(Wed) 5:04:56 |
鏡沼 創は、朝日元親を信じた。守屋陽菜を、必ず連れ戻してくれると。 (a15) 2021/11/03(Wed) 5:08:31 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 鏡沼 創/* PL連絡網です! いい雰囲気ですけども、さらに落としていいですか!? これは、手を掴んだ、とされる二人に送っているものです! (-96) 2021/11/03(Wed) 5:25:41 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親「ッ、マズい事になっちまいましたね」 飲み込まれる刹那、咄嗟に朝日にも自分を認識出来る様にした。 書き換えが間に合ったかは、わからない。 朝日に“鏡沼創”が認識出来る様になっているかは、賭けだ。 「こういうの、経験ねぇですよね? 正気保てる様、腹括りやがってください!」 届いているかもわからない声を上げた。 /* お二人共にお送りしてます。 朝日くんが鏡沼を認識出来るかは、引き込まれた場所の状況次第かな……。 (-103) 2021/11/03(Wed) 5:59:54 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜「ッ、マズい事になっちまいましたね」 飲み込まれる刹那、咄嗟に朝日にも自分を認識出来る様にした。 書き換えが間に合ったかは、わからない。 朝日に“鏡沼創”が認識出来る様になっているかは、賭けだ。 「こういうの、経験ねぇですよね? 正気保てる様、腹括りやがってください!」 届いているかもわからない声を上げた。 /* お二人共にお送りしてます。 朝日くんが鏡沼を認識出来るかは、引き込まれた場所の状況次第かな……。 (-104) 2021/11/03(Wed) 6:00:09 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 鏡沼 創ぐらりと、脳を揺らされて、 引き込まれた先は真っ白な世界。 天井も壁もなく、かろうじて足の感覚から地がつく世界。 いるのは女が一人と、男が二人。それだけ。 掴んだ手が、この世界への架け橋となってしまった。 「──── ぁ、ぁあ…… 」引き込んでしまったと、顔が曇る。 見れば、眼鏡を……異能の抑制装置をかけたまま。 つまりは、抑制してなおこの影響があるのだと。 咄嗟に、手を振り払おうと引く。 /* ようこそ……? 薬の効果中は守屋はこの世界にいます。 かなり変則的になりますけれど、どうかお付き合いをお願いします……! システム的に面倒をおかけします……! (-105) 2021/11/03(Wed) 6:10:33 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜「振り解こうだなんて馬鹿な真似、やめやがってくださいね?」 こっちは苦労して掴んでんですよ、と。 逆の手を掴む、朝日の方を見遣る。 あちらもあちらで、掴むのに苦労した筈だ。 さて。自分は元よりこうなる覚悟で────もとい。 出られなくなると予想の上で、彼女の世界に割り込んだが。 あちらは果たして、どうだろうか。 「……ボッチじゃねぇだけ、大分マシでやがりますが。 これ、当分三人でかくれんぼって事になっちまいましたかね」 場にそぐわない、いつも通りの軽口を叩いた。 /* お邪魔しますよろしくお願いします! (-107) 2021/11/03(Wed) 6:25:17 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親「振り解こうだなんて馬鹿な真似、やめやがってくださいね?」 こっちは苦労して掴んでんですよ、と。 逆の手を掴む、朝日の方を見遣る。 あちらもあちらで、掴むのに苦労した筈だ。 さて。自分は元よりこうなる覚悟で────もとい。 出られなくなると予想の上で、彼女の世界に割り込んだが。 あちらは果たして、どうだろうか。 「……ボッチじゃねぇだけ、大分マシでやがりますが。 これ、当分三人でかくれんぼって事になっちまいましたかね」 場にそぐわない、いつも通りの軽口を叩いた。 /* どうやら知覚出来そうですね! よろしくお願いします! (-108) 2021/11/03(Wed) 6:25:57 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創「──……!」 目映いほどの白の世界に、僕は呆気に取られていた。 消えたはずの鏡沼の姿。 やっぱりこいつも、何かしていてくれたようだ。 「……先輩」 手を引かれる感覚。 考える前に、手が動いた。 「離しませんから。観念してください」 正直何が起きたか理解しているというと別だ。 ただ鏡沼の言葉を聞くに、誰にも認識できない世界とやらに招待されたらしい。 もう片方の手も伸ばし、先輩の手を更に掴む。 逃げようとしているのか逃がそうとしてくれているのか。 どちらにせよ僕の知ったことではない。 そうでなくても半端な副作用か、頭が酷く重いのに。 人の気持ちなんか考えていられるか。 (-110) 2021/11/03(Wed) 7:10:25 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創/* おまたせしましたわ!!! 頑張ると言って、うとうとしていましたの。青じそです。 申し訳ございませんわね…!! (-112) 2021/11/03(Wed) 7:14:42 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜「朝日も離す気ねぇ様ですし、そのみっともねぇ顔 当分拭けなさそうでやがりますねぇ」 ケラケラと笑ってみせて。 さて、此処からどうしたものかと秘かに考える。 例の薬とやらを服用して、効果が出ているであろう二人。 そしてある意味、常に異能が暴走してる様なものなのに 抑制アクセを外してしまっている自分。 この空間に居るから逆に、外へ影響を及ぼさずに済んでいる 節すらある訳で。 ……うん、状況的には割と酷い。 「僕的には、そこまで悪くもねぇ場所でやがるんですが 守屋先輩は出たそうですし、朝日は早えぇトコ帰さねぇと “飼い主”に怒られちまいそうですねぇ」 解けている髪を掻き上げつつ、軽い調子でそう述べる。 此処から先は多分、時間との勝負だ。 (-113) 2021/11/03(Wed) 7:35:36 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親「朝日も離す気ねぇ様ですし、そのみっともねぇ顔 当分拭けなさそうでやがりますねぇ」 ケラケラと笑ってみせて。 さて、此処からどうしたものかと秘かに考える。 例の薬とやらを服用して、効果が出ているであろう二人。 そしてある意味、常に異能が暴走してる様なものなのに 抑制アクセを外してしまっている自分。 この空間に居るから逆に、外へ影響を及ぼさずに済んでいる 節すらある訳で。 ……うん、状況的には割と酷い。 「僕的には、そこまで悪くもねぇ場所でやがるんですが 守屋先輩は出たそうですし、朝日は早えぇトコ帰さねぇと “飼い主”に怒られちまいそうですねぇ」 解けている髪を掻き上げつつ、軽い調子でそう述べる。 此処から先は多分、時間との勝負だ。 /* いえいえお気になさらず……! (-114) 2021/11/03(Wed) 7:35:53 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「────…… っ …………」両手を掴まれ、逃れられなくなった。 当然顔を覆うこともできないわけで。 「──── なんだよ、君たちは ……はぁ 、…………カッコ悪いなぁ ……」ぼろぼろの、みっともない酷い顔を引き攣らせて、 それでも、笑って。 こんな世界でも、誰かがいると思うと、少し嬉しくなった。 伸ばした手の先に、誰かの温度がある。独りじゃない。 現実から断絶されたわけでも、否定されたわけでも、 拒絶されたわけでもない。 クソ食らえな異能で、ようやく思えた。……“悪くない”。 それは決して、マイナスがプラスになることではないが。 「────………… なんつーか 、その ……ありがとな ……………… こんなとこまで 、付き合わせちまって ……私は幸せもんだよ ……」どうせみっともないのなら、最後まで言葉に出してやろう。 見つけてくれた二人に、照れ臭そうに感謝を述べる。 ひひ、二人の顔がまともに見れねぇや。頬も熱い。 ……どうせ逃げ場なんてないんだから、 無様を晒してやるとするかよ。 薬を全て飲み切ってなかったことが幸いか。 きっとこの騒動は、お昼までには終わっているだろう。 (-125) 2021/11/03(Wed) 10:38:04 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創「 ……………どうも 」短な息を零した僕は、照れくさそうなありがとうを直視できなかった。 昨日叱られたばかりだ。 というか薬って、こんな短期間に重ね飲みしていいもんかな。 幸いにも僕はかなり胃腸が強いから、また少し異能が強くなった程度で済むのかもしれないけど。 「先輩、帰ったらお説教ですよ」 でも、そんな自分を僕は棚に上げる。 あれに関しては、先輩にどれだけ叱られようと謝るつもりはない。 それともうひとつ、言いたいことがあった。 「あと鏡沼。 あいつの名前を出すな。 噛むよ 」ただでさえ気分が悪いのに、また最悪な気分になりそうだ。 それでも、先輩から手を離したりはしなかった。 (-133) 2021/11/03(Wed) 11:31:40 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「────………… は 、お手柔らかに頼むよ? 」昨日とは反対になってしまったなと、唇が弧を描く。 ……なに、なんでも受け入れようじゃないか。 「──── なんだい 、“飼い主”? …… ふ 、知らないうちに寂しいじゃないか 」それは余裕か、ただの意地か。 ぐちゃぐちゃながらも、軽口を叩く。 (-157) 2021/11/03(Wed) 13:17:59 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創「………。真に受けないでください、先輩。 寂しがってもらえるような、そんないいものではありませんから」 深く溜息をつきながら、鏡沼を睨んで牽制したかった。 前髪が邪魔だ。出来たかは分からない。 「誰だって、飼われたくはないでしょう」 (-163) 2021/11/03(Wed) 14:10:03 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜「いえいえ。どう致しまして……って返答でいいのか わかんねぇですが。 お誘い頂いてOKしちまってたんです、来ねぇってのも 薄情な話でやがりましょう?」 デートすっぽかす趣味はねぇんです、と笑って。 鏡沼にとっても、今この場に人が居るというのは有難い話だ。 実は、孤独を苦手とするのは、この男もだから。 二人のやり取りを見て、くつくつと笑う。 「おー、怖えぇですねぇ。 まだ名前は挙げてねぇじゃねぇですか」 大して怖くもなさそうに笑う。 逃げに関して余程自信があるのか、或いは噛まれたって 構わないと考えているのか。 「おや、守屋先輩は知らねぇんです? てっきりご存知とばかり思っちまってましたよ。 残念ながら、教えらんねぇんですが。 これ以上話すと、僕の喉笛が無事じゃ済まねぇんで」 (-167) 2021/11/03(Wed) 14:41:06 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親「いえいえ。どう致しまして……って返答でいいのか わかんねぇですが。 お誘い頂いてOKしちまってたんです、来ねぇってのも 薄情な話でやがりましょう?」 デートすっぽかす趣味はねぇんです、と笑って。 鏡沼にとっても、今この場に人が居るというのは有難い話だ。 実は、孤独を苦手とするのは、この男もだから。 二人のやり取りを見て、くつくつと笑う。 「おー、怖えぇですねぇ。 まだ名前は挙げてねぇじゃねぇですか」 大して怖くもなさそうに笑う。 逃げに関して余程自信があるのか、或いは噛まれたって 構わないと考えているのか。 「おや、守屋先輩は知らねぇんです? てっきりご存知とばかり思っちまってましたよ。 残念ながら、教えらんねぇんですが。 これ以上話すと、僕の喉笛が無事じゃ済まねぇんで」 (-168) 2021/11/03(Wed) 14:41:36 |
鏡沼 創は、見当たらない。いつもなら何処にでも居る男は、今日は探したって見つからない。少なくとも、昼過ぎまでは。 (a22) 2021/11/03(Wed) 14:46:20 |
【独】 鏡沼 創/* 今日の処刑が透くんって事は、鏡沼は明日も過労確定ですね いや、呪殺されたら別だけど……。 って言うか、Whoさんホント透くん好きね? (-171) 2021/11/03(Wed) 15:10:47 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「────………… いやぁ、残念だなぁ …… せっかく 、なら ……根掘り葉掘り聴きたいところなんだが ……」ぐらぐらと。 頭はいまだに揺れている。 精神が安定したとして、 異能が負担をかけ続けているのは変わらないのだから。 「────……………… はは 、実は少し眠くてね ……………… 後は任せて 、いいだろうか ……? 」悪戯はよしてくれよと、減らず口。 昨夜の、睡眠不足も祟ってか。 ゆっくりと、意識を手放しそうになって。堪えて。 うつらうつらと、頭が揺れる。 ……やがて、時間とともに眠りには落ちるだろうが。 その時もまた、白い世界が彩ることはない。 /* この後、守屋は眠りますが、睡眠中でも異能は発動しています。 昼前くらいには薬も落ち着くと思いますので、その後等は好きに運んでいただいて構いませんわ! 白い世界の中で動こうとしたら、危ないのでそれだけはお気をつけを! (-178) 2021/11/03(Wed) 15:54:50 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜「ええ、後は任せちまってください」 ね、と朝日に同意を求める。 そうして、守屋先輩が眠りに就くのを待ってから ふと真面目な声を出した。 「……本人の意識が落ちても解ける気配がねぇっつう事は やっぱ、身体ごと取り込まれてやがるんですかね。 守屋先輩の異能の詳細まで聞いてねぇですが、この状態で 異能抑制剤飲ませたら、効くと思います? ガチの認識されねぇ空間だったら、飲んでも薬が僕らを スルーする可能性が割とありやがるんですよ。 そもそも薬の方も、余分に持っちゃいるんですが 僕が『鏡沼創は異能抑制剤を持ってる』と思ってるから 在るのか、実際ちゃんと在るのかからわかんねぇですし」 朝日に訊いてる様にも聞こえるし、独り言の様にも聞こえる。 こういう場所で沈黙が続くのはよくないと判断したのだろう。 「飲むだけ飲んでみるんなら分けますよ」と言って 開いた片手で懐から薬を取り出して、渡そうとする。 PTP包装の、割とメジャーな市販品だ。 そうして、溜息を一つ吐いた。 「……あと実は、謝らねぇといけない事があるんですよね。 朝日にも、守屋先輩にも。 割と強い力でぶん殴っちまってるんで、もしかしたら 二人とも、頭ぶっ壊しちまったかもしんねぇ です」 (-182) 2021/11/03(Wed) 17:23:35 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親「ええ、後は任せちまってください」 ね、と朝日に同意を求める。 そうして、守屋先輩が眠りに就くのを待ってから ふと真面目な声を出した。 「……本人の意識が落ちても解ける気配がねぇっつう事は やっぱ、身体ごと取り込まれてやがるんですかね。 守屋先輩の異能の詳細まで聞いてねぇですが、この状態で 異能抑制剤飲ませたら、効くと思います? ガチの認識されねぇ空間だったら、飲んでも薬が僕らを スルーする可能性が割とありやがるんですよ。 そもそも薬の方も、余分に持っちゃいるんですが 僕が『鏡沼創は異能抑制剤を持ってる』と思ってるから 在るのか、実際ちゃんと在るのかからわかんねぇですし」 朝日に訊いてる様にも聞こえるし、独り言の様にも聞こえる。 こういう場所で沈黙が続くのはよくないと判断したのだろう。 「飲むだけ飲んでみるんなら分けますよ」と言って 開いた片手で懐から薬を取り出して、渡そうとする。 PTP包装の、割とメジャーな市販品だ。 そうして、溜息を一つ吐いた。 「……あと実は、謝らねぇといけない事があるんですよね。 朝日にも、守屋先輩にも。 割と強い力でぶん殴っちまってるんで、もしかしたら 二人とも、頭ぶっ壊しちまったかもしんねぇ です」 (-184) 2021/11/03(Wed) 17:23:57 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創「……はい。守屋先輩。おやすみなさい」 悪戯なんかしませんよ。 全くこの人は、と嘆息したところで手は繋いだままその隣に座り込んでいる。 寝息も聞こえただろう頃合、気を抜くと吐き気を催すくらいの気だるさを堪えて鏡沼を見る。 「……言ったろ。 僕はあんまりこの手の異能に詳しくないんだ。 地頭悪いつもりはないから、言ってる意味は分かるけどさ」 嫌味のつもりなく、思ったことを告げた。 先輩の異能の詳細だって知らない。 鏡沼の異能については何となく、放送室での説明で理解はしたつもりだけど。 「後遺症、ってこと? 僕は構わないけど。 構うんならオーバードーズなんかしないし。 ただ守屋先輩はそうじゃないかと思うから、目を覚ましたらちゃんと言っておいた方がいいよ」 詳細くらいは聞いておきたいかな。 それ以上の興味は、僕は、自分の体に対してない。 「あと、異能抑制剤のことだけど。 僕が飲んでみて、この空間でも効くかどうか実験する って意図なら、いいよ。体、丈夫だからね。僕」 だから、こういうことだって平気で言う。 (-187) 2021/11/03(Wed) 17:41:23 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな遮光 守屋陽菜「いやぁ、もう一から十を拾っちまうくらい理解が早えぇんで めっちゃ助かりやがってますよ」 物言いはふざけてるが、これは心からの賛辞であり、感謝だ。 この場に居てくれたのが朝日で、本当によかったとさえ思う。 「 言えるんなら、何の問題もねぇんです よ。僕の異能は一点特化でやがりましてね。『脳に干渉して “鏡沼創”という存在の認識を書き換える』だけです。 だから、ぶっ壊しちまうのもたった一ヶ所。 日常生活に不便が出ちまう事はねぇですよ」 此処まで言えば、敏い朝日にはきっと悟られただろう。 「今は、強えぇ力でぶん殴り続けてるからわかるでしょうが。 二人とも、 普段レベルの“鏡沼創”は認識出来ねぇ頭に しちまってる 可能性があるって事ですよ。それでも殴んのやめてねぇのは、こんな場所でやめたら僕が さっきまでの守屋先輩みたいになりかねねぇからです。 笑えねぇでしょう? ミイラ取りがミイラになるなんて」 今の二人は、鏡沼が正気を保つ為の命綱だ。 わかってるからこそ、自分では異能抑制剤を試す事も出来ず。 「あんまぶっ壊しちまわねぇ内に、出られたらいいんですが。 支障無いとは言え、壊されんのも気分よくねぇでしょうし。 ……悪りぃですね、お任せしちまって。 効く様なら、守屋先輩にも飲ませてみやがってください」 身体をもう少し大事にした方がなんて、少なくとも自分には言う資格が無い。 (-191) 2021/11/03(Wed) 18:19:12 |
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