【人】 魔剣持ち ヘイズ[自ら強い精神力を持つ所有者を見定め、その精神力を増幅させて喰らう魔剣グラムベルク… 勇者が魔王と戦った時に持っていた2振りのうちの1本。 剣が自ら選んだ者以外には引き抜けず、一度選ばれた所有者の元には、たとえ手放そうと精神が朽ち果てるまで何度でも戻ってくる… 戦いの後、再び岩に刺して封印され直したその魔剣が眠っていたのは、山間の田舎町アルブルクの、誰も立ち入ることのない封鎖されて洞窟の最奥。 つまり、うちの家の裏山だった。] (20) 2021/12/07(Tue) 7:20:38 |
【人】 魔剣持ち ヘイズーエオスー ふうん…ゲイザーのパイ。割引セール中… [風に飛んできたビラを手に取り眺める。近くの誰か>>10が持っていたものが風に飛ばされたものだろうか。] 少しお腹も空いてるし、食べていってもいいかな。 路銀も…まだまだ余裕はあるし。 [背負ったザックの中にはいくつか銀貨の山が入っている。対価があれば何でも手に入るというエオスでも、困ることは多分そうないだろう。 少年の一人旅には不似合いなほどの路銀を稼がせてくれた元である魔剣グラムベルク。 今は腰の鞘に収まり、うっすらと分かる者には分かるだろう強さの妖気を放ち続けていた**] (21) 2021/12/07(Tue) 7:29:11 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― いつかの話 / メレフと ―― 「 ……むぅ。 そこはもっとこう、そういう運命なんだよ〜とか 色々あるじゃない? 彼女たちが努力してないって訳じゃないけど 」 ローブを縫い上げる作業の手は止まらない。>>15 幾度も依頼してきた職人だからこそ、 暇潰し半分に尋ねてみた結果が――夢も無い返事だ。 いや、ある意味夢はあるのか。 そういう物語だからだろう等ではなく しっかりとヒロインの努力を認めているあたりは。 (22) 2021/12/07(Tue) 9:45:22 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ種族を厭う話も、人間になりたがっていることも 顔馴染みの彼は知っている話だろう。 ―――― 深い事情は話さず訊かず、の関係は ぬるま湯に浸るようで居心地が良かった。 「 ふふ …… メレフは優しいね? 」 何も覆うものが無い今、 外気に晒されている兎の垂れ耳がぴこんと揺れる。 …… 本当にこんなもの、邪魔で邪魔で仕方がない。 それさえ恐らくは、彼が思うところの 贅沢な悩み ≠ノ他ならないのだろうけど。>>16 (23) 2021/12/07(Tue) 9:45:28 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 わあ、ありがとう! やっぱり貴方にお願いして良かった! 」 出来上がったローブは、精緻と呼んで遜色もなく。 すぐさま耳を隠すために頭から被れば 彼は此方の様子を気にもせず、足早に足を進めていた。 数歩遅れて後ろをついていく。 「 ―――― 御馳走するのは勿論良いんだけど 私も高位魔術師なんだから、 ご飯代も宿代もひっくるめて多めに払えるよ? 」 人と話すのは好きだから、全然良いのだけれど。 魔族でもそんなに食べないだろうというほどの量を頼み 挙句酔っ払って大騒ぎした彼の後始末をするとしても。 (24) 2021/12/07(Tue) 9:45:52 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ[ 親愛なる馬鹿メレフへ。 酔いすぎ。 どこで宿取ってるか分からなかったから 魔術で勝手に運んだからね。 宿代は払ってるからご心配なく。 またエオスに来た時はよろしくね。 ラヴァンドラ ] 彼が大騒ぎするほどの酔いから醒めなければ、 見知らぬ宿で目覚めた後にでも そんな置手紙を読むこともあっただろう。* (25) 2021/12/07(Tue) 9:46:14 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― 現在 / 大通り ―― 飛ばしてしまったビラは、誰かの手で拾われた。>>21 自分はパイ屋の場所も知っているから良いのだけれど 一歩間違えば怪我をさせていたかもしれない。 「 そこの人、ごめんね。 私の不注意でそれ 飛ばしちゃ …… った 、 」 たた、とローブを揺らしながら駆け寄った先 まだ少年のように見える彼へ投げた言葉は、 言い切れることなく風に溶けて消えてしまった。 (26) 2021/12/07(Tue) 9:55:54 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 え、 ぇと、 ………… 怪我とかは……してない?」 その原因たる、少年の腰に下げられた鞘。>>21 普通は剣から妖気が放たれたりはしない。 ―――― 何なら己の中に循環する魔力も、 下手に量が多い分、何故かピリついている始末。 が、いきなりそんなことを言うのは不審者だし 興味はあっても本分ではない。 まずは怪我がないか尋ねるのが礼儀だろう、と 取り繕うように、少年へ微笑んだ。** (27) 2021/12/07(Tue) 9:56:06 |
魔術師 ラヴァンドラは、メモを貼った。 (a11) 2021/12/07(Tue) 9:57:45 |
【人】 魔剣持ち ヘイズー大通り>>26ー [エオスに来るのは初めて。というより、寂れた田舎の炭鉱街であるアルブルクを出て旅をする事自体初めて。なぜそんな事になったのかは、親しい者にならば語る機会もあるかもしれないが] あ、これあなたのですか? [ローブを纏っている女性は魔術師だろうか、年上の綺麗な人のようだ。一瞬見とれかけたのを、気を取り直す] あはは、大丈夫てすよ。怪我なんて大げさだなあ。 ありがとうございます。 このお店、この辺りなんですかね…ちょっと行ってみてもいいかな、なんて。だから気にしないでください。 [そこまで言って、ふと思いつき口を開いた] お姉さん、ええと…この街の人ですか。 祭があるって聞いたんですけど、僕も街に来るの初めてだから、よくわからなくて。 宿場とか、市場とか…どっちの方ですかね? [なんて、当たり障りのない事を聞いた*] (28) 2021/12/07(Tue) 12:21:59 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a12) 2021/12/07(Tue) 12:42:15 |
【人】 『人形屋』 サダル「これだけの品物なら。 資金で渡す事もできる。 けれどその事情なら 使い潰す前提で肉人形は如何?」 パチン。指を鳴らす。 奥から出てきた人影は少女と同じ風貌。 主に材料として使われる、理性も知能もほぼないと言える。 その代わり反応に乏しい。 本能的な反射は返すだろうが、他は約束できない代物だ。 だが。 単純に精気を吸うだけなら利用価値もあるだろう。 (30) 2021/12/07(Tue) 13:54:56 |
【秘】 『人形屋』 サダル → 半淫魔 メレフもっとも。 そんな反応のない相手が楽だからとそう言う用途に使う輩も居て。 逆に、反応が無ければつまらないと理性も知能もある相手を材料として切り刻む輩も居る。 ここはそう言う店だ。 >>18少女と同じ顔をした彼女達が、どれも良い扱いをされていたとは言えないように。 此処を訪れる客の殆どが、仄暗い一面を持っている。 (-10) 2021/12/07(Tue) 13:55:51 |
【人】 『人形屋』 サダル「それで良いなら…これと。」 指先で示す。 紅血晶を。 「交換。しましょう。」 よく考えれば。 こちらが色をつけないといけない、彼方に損な取引かもしれないが。 あちらがそう口にするのなら、多少色はつけるつもりだ。** (31) 2021/12/07(Tue) 13:56:23 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ腰の剣と比較してみれば、少年は至って普通に見える。 だからこそ首を傾げたくもなるのだけれど 当人はまるで気にも留めない様子だから、触れぬまま。 「 そうなの。手を離しちゃって。 …… ふふ、ありがとう。 怪我がないなら良かった。 」 ころりと笑って、少し強張っていた肩の力を抜く。 例え怪我をしていても、魔術で癒しは出来るのだが 治癒方面の術式はあまり得意ではないし。 (32) 2021/12/07(Tue) 16:12:48 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 うん、私はエオスに住んでるけど …… ―――― ああ、初めてなんだ? 良いよ、お詫びも兼ねて案内してあげる。 」 背丈自体は自分とそう変わらないけれど、 相手は体躯の細い如何にも年下の少年だ。 初めてエオスに来たという話だし、 裏街の存在も教えておいて損はしないだろう。 「人多いし逸れないように手でも繋ごうか」なんて 揶揄いのような言葉もひとつ、投げてから。 (33) 2021/12/07(Tue) 16:12:53 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 そういえば、名前を教えて無かったね。 私はラヴァンドラ。 ラヴァ、って呼ぶひともいるよ。 貴方のお名前は? 」 まずはパイ屋で持ち帰り用のパイでも買ってから、 彼に案内をするつもりで。 歩き始めに名前を問いながら、足を進めた。** (34) 2021/12/07(Tue) 16:13:00 |
【人】 半淫魔 メレフ ―― いつかの話 / ラヴァンドラと ―― 飲みすぎた…。 [頭がズキズキと痛む、平衡感覚が曖昧で、足取りがおぼつかない。 不意の事故から半淫魔になり、人間より頑強にはなったがこういったところは人間相応らしい。 おまけに、得意先に借りまで作ってしまった。 このままでは、なんとも座り心地が悪い。 しばらく頭を悩ませていたが、やがて旅支度を整えて宿を出る。 ひとつだけ、目的のものを思い描きながら。 そうして、数日後。 彼女の元には一通の手紙と、小さな包みが届いた事だろう。] (35) 2021/12/07(Tue) 17:42:25 |
【置】 半淫魔 メレフ[世話焼きのラヴァへ 先日は悪かった、お詫びに一つお返しを入れておいた。 コーラルストーン、メドゥーサの血液が海に落ちる事で生まれる、桃色の宝石。 持ち主に、愛と幸福に満ちた人生を約束するものだ。 御伽噺の女の子にはなれなくても、せめてその人生に愛がありますように。 どこぞの馬鹿より] (L1) 2021/12/07(Tue) 17:48:38 公開: 2021/12/07(Tue) 17:50:00 |
半淫魔 メレフは、メモを貼った。 (a13) 2021/12/07(Tue) 17:50:00 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「おかげさまで。本当に気にしなくても大丈夫ですよ? あ、でも…はい。ここに来るのは初めてで。 案内してくれるんですか? …ありがとうございます!ぜひお願いします!」 思ってもない申し出に、一瞬迷ったけれど、二つ返事で快諾。 初対面のあまり知らない人だけれど、警戒心よりは初めて来る大都市の中、ありがたいという気持ちが勝った。 あと、「これっていわゆる逆ナンパみたいなものでは?」という下心が大いに勝った事も否定できない。 もちろん傍目にはそんな素振りはおくびにも出さず。 「え、手…手ですか? あ、はい!わかりました!」 手が汚れてないか見て、手持ちの布きれで拭って、恐る恐る手を差し出す。大分緊張しているのがわかるだろう。アルブルクはむさ苦しい男どもの街で、こういう女性への免疫はほとんどないのだ。 (36) 2021/12/07(Tue) 18:01:40 |
【人】 魔剣持ち ヘイズ「えっと、ラヴァンドラさん、ですね。 僕ですか?僕はヘイズレクと言います。 でもほとんどヘイズって呼ばれてるので、それで。 …ラヴァンドラさんは、この街では何を?」 歩く道すがら、緊張を隠すように問いかける。 質問が不自然ではなかったか、とかそんな事を気にしながら。 腰に刺した剣の事を気にされてるなんて、思いもしなかった** (37) 2021/12/07(Tue) 18:02:03 |
魔剣持ち ヘイズは、メモを貼った。 (a14) 2021/12/07(Tue) 18:04:17 |
【人】 半淫魔 メレフ―裏街 「人形屋」― [店主の言葉と共に、奥から彼女と瓜二つの少女達が顔を出す。 この街で何度か目にしてきた、使い潰しの肉人形。 今までの彼女たちの姿が、頭の裏に蘇る。] いや、遠慮しとく。 他人がその子達をどう使うかは自由だけど、己れは「潰す」なんて、出来そうにない。 [すっぱりと断った。 もし、申し出を素直に受け取ることができる性格だったなら、今頃金策で右往左往もしていない。 けれど、理由はそれだけでない。 この場には、もっと美味しそうなものがある。] (38) 2021/12/07(Tue) 18:21:03 |
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