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【人】 船医 チャンドラ[コーヒー派か紅茶派かと問われると、どちらもそれなりに好む為に返答には少し困る。 銘柄に拘りは無いので、どちらも嗜好品の一つ、気分次第というところ] [亡くなった両親がとある惑星の一地方贔屓だったらしく、引き取られた曾祖父の家ではスパイスを多用した料理やお茶が食卓に並ぶことが偶にあった。 自分の名も、その地方で『月の女神』を示す名なのだそうだ。 『月』は衛星を指す言葉として一般化している星もあり、自分の母星も例に漏れず数個の月が夜空に輝いていた。 スパイスティーを飲むと、夜空に浮かぶ月を思い出す。スパイスティー……ミルクを入れて煮出すと、チャーイと呼ぶのだったか] (22) 2022/07/11(Mon) 1:49:40 |
ラサルハグは、チャンドラの指示通り、片付けをしている。** (a7) 2022/07/11(Mon) 1:53:24 |
【人】 船医 チャンドラ[ラサルハグの言葉>>19に、一度ぱちりと目を瞬いて] ふふん、医務室は私の城だからね。 訪れた君は同僚であると同時に、客人でもあるのだよ。 [あまり感情の機微に敏感な方では無いけれど、彼の訂正の言葉に言葉以上のものを感じ、他意は無い事を伝える] [彼に対し遠慮や負い目のようなものが全く無い――とは、言えない。 ただ、それを表には出さないようにしているつもりであるし、可能であれば彼とは友好的に過ごしたいと思っている。 こちらの遠慮で、彼が居心地の悪い想いをするのは、それこそ本意では無い] ……じゃあ同じクルーのよしみで、私の城の片付けを手伝ってくれ。 城とは言っても人手不足でね、使用人の一人も居ないのだよ。 (23) 2022/07/11(Mon) 2:05:23 |
【人】 船医 チャンドラ― 異常の前・医務室 ― [さてスパイスティーも食堂のコーヒーも良いけれど、やはり某学者様の所のコーヒーの味が恋しい。 用事もあることだし向かおうか――そう思っていたところに、丁度その相手>>0:129が訪ねてきた。 件の完全栄養食の新作が出来上がったらしい] ああ、ちょうど進捗を訊こうと思っていたんだ。 研究が優先なのは当然だよ、ありがとう。 ここには水かティーパックのお茶しか無いけど、飲むかい? [客人にそう訊ね、答え次第ではカップを用意して] ……ふぅん、これが改良版。 [焦げ茶色の液体は、良く言えばチョコレートのようとも言えるものの、明りを照り返すぬらりとした光がそれを否定する。 口頭で告げられる含有栄養素の説明と、渡された紙片に並ぶ数値は、細やか過ぎて少々自分には持て余す内容だ。恐らく種族差や毒性の有無も考慮された栄養値や材料なのだろう] (25) 2022/07/11(Mon) 2:51:17 |
【人】 船医 チャンドラええと、前回は塩分バランスと味に問題があったのだったか……改良できていそうか? [受け取った小瓶の蓋を外し、どろりと粘着く雫を数滴落とした掌に舌を寄せる] ――――――!!!! [これは、ヤバい] [ヤバいというかヤバい] [思わず語彙が吹っ飛んでいくレベルで人間の、生物の口にして良い味では無いと思う。 吐き出したいけれど、仮にも淑女が人前で口にした物を吐き出すなどという無様は晒せない。 目の表面に涙は溜まっているし、臭気の刺激から鼻からも液体が滲み出ている感覚がある。既に「淑女とは」といった有様な訳だけれど] …………味の改良は、失敗していると思うな。 [それだけ口にするのが精一杯だった] (26) 2022/07/11(Mon) 2:51:42 |
【人】 船医 チャンドラ食事とは、身体的な栄養素とは別に、精神的な栄養素を取るということでもあるのだよ……アマノ。 [あまり食事の重要性を理解していないと思われるアマノに、「ゲイザーの役目」と振られ>>0:130てしまい、もうこれ以上の味の改良は無理かと首を垂れ] ゲイザー、そうゲイザーならきっと何とかしてくれる。 スパイスと一緒に煮込めばこの刺激臭もエグみもマシになるだろう。 [ゲイザーとスパイスに多大なる期待を寄せて、絶望感を誤魔化した] あ、多少スパイス……漢方が追加されていても食べあわせ的に問題は無い? [そんな風に追加の質問を交わし、次の機会にはまたコーヒーを飲ませて貰おうと思いながら冷たい水で口内を濯ぐよう飲み込んだ] (27) 2022/07/11(Mon) 2:52:11 |
【人】 調査員 バーナード【いつかの話・カウンセリングルーム>>0:185>>0:186>>0:187>>0:188】 そう。 親友は、いないの? どうして? 友達を作ろうとは、思わない? コーヒーみたいに、仲良くしようとしてみたら、そのうち好きになるかもしれないのに。 コーヒーでは出来て、友達作りは、しない? [さて、これこそ人の思考や行為に意味を求めても疲れるばかりだというサダルの手の抜き方に真っ向反することかもしれないが、非合理的な行動はバーナードの口をまた動かした。 どうしても絶対に知りたい、というわけではない。答えや話の取っ掛かりが拾えなくなったら、それで終わっていい話だ。 話の種を見つけては掘り下げて広げるような喋りかたは、調査員バーナードがカウンセリングルームで暇つぶしにサダルと話をするときに良くするやり方だったから、ある種「またか」と思うものかもしれない。 おそらく此度の話も、大きな結論を持たずに、掘るだけ掘り下げて、「ふうん」だとか「そっか」で唐突に締めくくられる、カウンセラーにとってはやりづらい会話になることだろう*] (28) 2022/07/11(Mon) 3:13:18 |
【人】 調査員 バーナードそうなんだ。 今日はまだアマノのところには行ってなかったから、知らなかった。 これから行くから、さっそく一杯いただくよ。 [普段は異常がなければどこに行くわけでもないが、今回は手元のトレイを届けるという、のんびり屋にはのんびり屋なりの行き先があった。 コーヒーサーバーの復活が聞けたのは朗報である。 今さっきコーヒーは飲んだけれど、それはそれ、これはこれ。 味の違いで欲しがってるわけじゃない。気安い相手とプライベートで飲むコーヒーはおいしい、みたいな話だ*] (30) 2022/07/11(Mon) 3:13:52 |
【人】 調査員 バーナードあのさぁ。 [別に今回、アマノが食事取ってきてもよかったんじゃない? そう続くはずだった声掛けは、呼んだところで不自然に途切れる。 アマノが手が空いてるなら行けばいいと思ったものの、考えてみれば嫌だったわけでもないし、今日はもう取ってきてしまったから、今更言っても遅い。 ならまた今度でいいかと、楽観的に頭の中から排除してしまった。] ……このルッカ何とかは、すごいの? [結局、安定したと聞いた微生物の話にすり替えた。] (32) 2022/07/11(Mon) 3:14:25 |
【人】 調査員 バーナード[アマノからは自慢話やオタク語りのひとつやふたつ存分に聞けたかもしれないし、聞きたかった事の本質でないのを見抜かれて、大して盛り上がらずに終わったかもしれない。 どうあれ話が終わってもなお、バーナードはのんびりと研究室の片隅に陣取っていたし、アマノの食事が終われば食堂にトレイを片付けにいくつもりでいた。 たしかに先日溜め込んだ時はゲイザーにひとしきりいろいろ言われたが、バーナードの理解としては衛生的に問題があるとか備品の管理の都合のことだけで、他の生活態度やそもそもバーナードが実質用聞きになっていることについてやその他諸々の諸々について溜まり溜まったことまで吐き出された部分については、うんうんとはじめからおわりまでしっかり聞いた上で「アマノに言ってよ」と丸投げで話を締めくくったのであまり個人としてダメージは受けていない。溜め込まなきゃいいんだな、くらいの考えだ。 その後研究室で今あったこと報告としてゲイザーの話をしたせいで、アマノの認識としてはしこたまバーナードが小言を食らったみたいな認知になっているとは、本人はまるで知らないこと。] (33) 2022/07/11(Mon) 3:14:56 |
【人】 調査員 バーナード[ただ、その予定は一本の通信で崩れる。] おや。お仕事だ。 [明日のだけれど。 船外点検の動向要請がアンテナ経由でラサルハグから来ていた>>0:133。 となると、外に出るためにスーツの点検と確認をしてこなくちゃいけない。 いつでも整備はしているし、状態は良好に保っているけど、だからといって確認を怠るのは、船外活動においては本当に命取りだ。] ごめんアマノ。 食事のトレー、アマノが下げてきてもらえる? それか、こないだみたいにまた置いておいてよ。 ゲイザーにはちょっと怒られるかもしれないけど、一日くらいは大丈夫だと思うしさ。 [よろしくね、と一声、空になったコーヒーのカップを置いて研究室を出る*] (34) 2022/07/11(Mon) 3:15:15 |
【人】 船医 チャンドラ― 異常の前・カウンセリングルーム→医務室 ― [漸く口内から刺激臭が消えた後。 報告書を手にカウンセリングルームへと向かい、サダルが居たなら直接を渡し、不在であれば決め事としている鍵付きの引き出しへ入れて、サダルからの報告書も受け取る。 彼からの報告は大体が『特筆無し』だけれど、たまに重要な共有事項がある為、こちらも必要な書類だ] うん、今日も平和だな。 [そう呟いて医務室へ戻ると、丁度、医療機器のメンテナンスに訪れていたゾズマ>>0:244がドアから出てくるところだった] ああ、ゾズマ点検か? いつもありがとう。丁寧で助かるよ。 [手を挙げて挨拶をすると、相手は微妙な表情を浮かべている……ような気がした] (35) 2022/07/11(Mon) 3:16:41 |
【人】 船医 チャンドラ[二年前の痛ましい事故、それの原因の一旦とされたのが設備の不具合や整備の不備だったことは乗員として知っている。 けれど、それにゾズマが関わっていた事までは耳にしていない。カウンセラーならば、情報として持っているかもしてないけれど] [ただ仮に知っていたとして……それでゾズマに対し何かを思う事は、恐らく、無い。 あの事故に関して思うのは、ただ自分の不甲斐なさ。医療の発達の仕方への憤り] [内臓の再生医療については、命に直結するからか、ある程度確立された技術が存在する。 皮膚程度ならまだしも欠損した箇所の再生については、まだまだ研究が進んでいないらしい。 非人道的な方法とはいえそれを解決する方法>>0:143があるから、新しい技術を開発していく素地が無いのかもしれない] (36) 2022/07/11(Mon) 3:16:55 |
【人】 船医 チャンドラきちんと食事は取っているかい? [先程食堂で見掛けた事は言わず、にこやかに訊ねる] またアレの試飲がしたくなったら、遠慮なく言ってくれていいからね。 [殆ど彼女の為に開発している物のお陰で先程大変な目にあったのだ。 彼女からしてみたら有難迷惑な話だろうけれど、これくらいの意地悪は許されるだろう**] (37) 2022/07/11(Mon) 3:17:15 |
船医 チャンドラは、メモを貼った。 (a8) 2022/07/11(Mon) 3:19:29 |
【人】 調査員 バーナードうわ。わ。おわ。 [捕まるところも少ない通路で揺れに耐えようとしても、姿勢を制御しきれない。 どうしようもなくハリケーンにいいだけ好きに揺さぶられて、あっちへ転げたりこっちに浮き上がりかけたりを繰り返す。] (39) 2022/07/11(Mon) 3:38:38 |
【人】 調査員 バーナード[明かりも落ち、暗視ゴーグルをかけようにも手元はおぼつかず。 自分がどこを向いているのかわからなくなってしばらくしてようやく、ひどい揺れは収まった。 最終的には奥の壁に押し付けられたのだかそっちが床だと思って伏せていたのかべったりくっついていたが、ずるずるとその場に崩れ落ちる。] 酔った………… [常人より丈夫な三半規管をして尚、耐え難かった。 否、むしろ日頃そうした不調と無縁の分、今がきつく感じる。 メインデッキに向かう通路隅に、膝を抱えた男が落ちている**] (40) 2022/07/11(Mon) 3:46:37 |
調査員 バーナードは、メモを貼った。 (a9) 2022/07/11(Mon) 3:58:37 |
【人】 生物学者 アマノ【研究室】 [ラサルハグは空を飛ぶ事を諦めてはいなかった。 俺を信じると言ってくれた。 俺はただただその事が嬉しくて、そして掴み取ることのできる未来が確かにあることを確信しながら端末を叩いていた。 ────その時。] (41) 2022/07/11(Mon) 5:50:40 |
【人】 生物学者 アマノぇ…………?う、わ…………!! [ふわ、と身体が宙に浮くような感覚と同時、床や壁に固定した機材が激しい衝突音をがなり立てる。 俺も雑に放り投げられるように部屋隅──そこは実に幸いにしてソファだった──に身体を叩きつけ。] アンテナ!何が起こった!? [各部屋の天井についているセンサーに向かって声を挙げるも、周囲は真っ暗、アンテナの応答を示す小さな灯りの明滅すら無い。 緊急用バッテリーがついているほんの数個の機材だけが無事を示すように静かな機械音を立て続けていた中、漸く、聞き慣れた「ミュ ミュ」の機械音と共に船内の照明が復活した。] (42) 2022/07/11(Mon) 5:52:28 |
【人】 生物学者 アマノ異常磁場……?座標探知不可? [それ >>16 は通常航行時も時折耳にしていた、操縦士の声だった。 名はダビーと言ったか。 乗船時に挨拶して以来、顔を合わせる機会は全くと言って得られていない。 いかにも実直そうな風体の、年若い物静かな男だったような記憶があるだけだ。 それでも、人の肉声が耳に届いた事に、俺はたいそう安堵した。] とりあえず……データは…………うん、無事、のようだな。 [宇宙船暮らしは基本的にはホテル並に快適なものだったが、それでも不測の事態に備えて相応の対策は施してある。 別系統の電源確保しかり、物品の固定しかり。 データのバックアップも消えてはいないことを調べ、培養中のあれこれもどうやら無事らしいと確認すれば、次に気になるのは他の船員たちの安否だ。 俺は部屋を抜け出し、メインデッキへ至る通路を歩き出した。 ────ラサルハグはどうしてる? 足を痛めたりはしていないか? そんな事を考えながら。*] (43) 2022/07/11(Mon) 5:55:44 |
【人】 生物学者 アマノ…………は? [ほんの数瞬の事ではあったが、内臓が凍るかと思った俺の心配を返して欲しい。 俺は投げ出されたソファ──そう、目の前のこの男が頻繁に我が物で寛いでいるやつだ──にとっさにしがみつき難を逃れたが、この狭い通路でミキサーにかけられたら確かに無事には済まないかもしれない。 吐いた溜息は、少しの呆れと、"それでも大過が無いようで良かった"の安堵が含まれていた。] 他の者は見たか? 俺はメインデッキへ行こうと思うが。** (45) 2022/07/11(Mon) 6:11:12 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a10) 2022/07/11(Mon) 6:17:32 |
【独】 生物学者 アマノ/* 中の人はヒリヒリする展開が大好物なので、「誰かが残される」とか「もうだめかもー」みたいな心境に追い込まれるのすごく美味しいですもぐもぐおはよう。 ……って、まあ、ほぼ確信はしてたけどラサルハグが村建てさん、だよね? 飛ぶことを諦めようとしていたっぽいのにぐいぐい近づいて来て引っ張り上げようとする親友登場で想定狂ったかもだけど申し訳ないなとかちっとも思わないぞあははははははは[早朝謎テンション] (-2) 2022/07/11(Mon) 6:21:53 |
【人】 管制官 スピカ【メインデッキ】 ……っ!? [突如襲った激しい揺れ>>n0にとっさにマニュアル通りの防御態勢を取る。 電気系統がイかれたのか暗闇の中、スピカはできるだけ冷静に事態を把握しようと努めていた。 原因は何か 電気が復旧した後すべきことの優先順位 どういう情報をどこに伝えるか その時間は数秒だったかもしれないし、数分だったかもしれない。はたして電気が系統が復活すると、防御態勢のまま艦内通信を飛ばす] 各自、被害状況を確認の後メインデッキに集合。 ラサルハグは機関部、ゾズマはコールドスリープルームの被害状況を先に確認して。 [ダビーの報告>>16を受けると] 了解、君はそのまま業務を。 ただし通信は切らないで、常時こちらの会話が聞こえる状態の維持を。 [マニュアル操行に切り替わっている以上、操縦士に持ち場を離れさせるわけにはいかない。さりとて情報共有をもしなければいけない。 通信の維持はリソースを喰うが背に腹は代えられない、速やかな情報共有のため、コックピットとの通信を維持することを選んだ**] (46) 2022/07/11(Mon) 7:10:16 |
【人】 メカニック ゾズマ【自室】 [1500のティーパーティーがお開きになってからか、館内のとある通路にて。 バーナードがアンテナ経由での通信を受けた>>34のと同時か、あるいは前後してか、ゾズマの元にも同じ内容の打診>>0:133が届く。] 明日だね。了解っと。 [ちゃんと船外活動の訓練も受けている船員として、そして整備の仕事人として、断るはずもない。 船外スーツの点検は今日のメンテナンス内容に含まれていたが、整備士だけでなく着用者本人による点検も重要だろう>>38。その辺りについては本人を信頼すべきとして。 明日に備えての装備品のチェックをしようと考えながら、自室に入った、その時] (48) 2022/07/11(Mon) 7:39:22 |
【人】 メカニック ゾズマ[「異常アリ」>>1。「緊急連絡」>>15。 ふたつのコールが耳に届く。はっと意識を冴えさせ、衝撃回避スペースも兼ねた机下に咄嗟に身を潜らせるも] ―――――ッ!? [>>n0揺らぐ。照明の光が視界から消える。揺らぐ。ぐらつく。 ハリケーンの時空音波が、脳を強く揺さぶる。 机下の取っ手を握る手に掛かる強い力、工具の金属が床や壁にぶつかる音。 それらを認識する五感は、ふっと全て途絶える――音波の影響による失神だ。 意識を失ったゾズマのポケットの端末は、けれど持ち主とは異なり、時空音波の被害を特に受けなかった。 ハリケーンの衝撃がひとまず静まった後、スピカからの通信>>46を、確と受け取っている。*] (49) 2022/07/11(Mon) 7:40:21 |
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