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【赤】 救いなんていらない マオ「…… ふ、 は……」長い長い口づけのあと、ようやく名残惜しそうに口を離す。 銀の橋がふたりの間をつないで、あなたは解放された。 といっても、マオは上に乗っかったままあなたは動きを封じられているのだが。 する、と頬を撫でじっと見つめるその瞳の奥には熱を湛えていた。 「レグナ、すき……」 今度は、首筋に触れるだけの口づけをひとつ。 このままずっと、キスだけしているのも飽きないくらいだけれど。マオはごろごろと喉を鳴らす猫のような、甘ったるい声を喉から出す。 「……レグナ。さっきのつづき、さいごまでしたい?」 しなやかな指先が下腹部にやさしく触れた。熱を確かめるように。 だけど返事もきかないうちに、もぞもぞと下まで移動して 下着の上からくすぐるように触れて、そこにすりすりと頬擦りをしながらうっとりと微笑んだ。 マオはあなたに"したい"と言わせたい。 (*26) 2024/04/12(Fri) 20:58:04 |
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