【人】 空閑 千秋─廊下の一角─ 和宮さんのお陰で、少し吹っ切れましたしね。 だから休みが取れる時は、こうして。 それにしても中々予約が取れなくなりましたけど。 [本当はもう少し頻繁に来たいだなんて、 自分の貞操感とやらは何処かに消えてしまったらしい。 いや、元からそう育てられてしまったのかもしれないし 自分自身の持つ資質とやらのせいなのか。 もっとも、彼女の宿泊数を聞いたなら 純粋に驚くだろうけれど。 でも、髪について返されると>>17 少し目を瞠った後、苦く笑った。] 伸ばしたい…とも思うんですけどね。 どうしたら良いかわからないのが本音です。 その方が女性らしいとも思うんですが 伸ばし途中の髪が頬に触れるのが どうにも、痒くて。 (20) 2020/08/08(Sat) 11:12:32 |
【人】 空閑 千秋[チクチクと。半端な長さの対処法がわからない。 何もしないでのんびりしていれば刺激も少ないが 生憎メイクをして動き回る仕事だから 刺激は少ない方が良いのだ。 けれどそんな風に世間話ばかりしていても。 そう思い至れば。] お互いに良い出会いがあれば良いですね。 今回も。 [……けれどこれを続けていても良いのだろうか。 微かな疑問は捻じ伏せてその足をラウンジに向ける。 まだ日が落ちないうちに飲酒する。 この背徳感もまた堪らないのだ。]** (21) 2020/08/08(Sat) 11:12:47 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a4) 2020/08/08(Sat) 11:15:52 |
【人】 和宮 玲[>>19肌を重ねた相手の名前がパッと出てこないのは この宿屋が、名を知らぬ相手で合っても 肌を重ねることが出来る淫蕩の場所だからか。 口での奉仕を申し出られれば少しだけ驚いただろう。 処女と言う彼女が、同性相手の対応に手慣れているとは。 実際に彼女の愛撫は、私が感じやすいのを差し引いても 十分に気持ちいいものだった。 不慣れそうな彼女の為に、と始めた事だったが 私にも大きな見返りがあったことだろう。 2つの指が器用に動き彼女の中を開拓していったけれど それがどれだけ意味が有ったかは分からず。 結局破瓜の痛みは強かったままだったかも。 その痛みさえ私には羨ましいと思えるものだけど。 ] (22) 2020/08/08(Sat) 12:51:57 |
【人】 和宮 玲──廊下── どういたしまして、かな? 顔見知りがいると安心するもの。 [>>20安堵を求めるならこのような宿に 来るべきではないかも知れないけど それはそれ。 宿の予約が取れないのはそうだろう。 >>n0随分と人気なのか、やはり客数が10人ほどというのが大きいのか。 私が5年前から来て、10回も来れているのは 運が良いのか、それともこれほど長く来る人間が居ないのか。 それは分からないけれど。] 煩わしさがない訳では、無いものね。 ……頬、痒いのね。 [丸く切って整えた爪で 叶うなら、そっと彼女の頬を触ろうか。 肌がもしかして敏感? 違うか、私が鈍いだけ。] (23) 2020/08/08(Sat) 12:52:18 |
【人】 三谷 麗央――宿へ―― [東京から特急に乗って1時間弱、学生の頃には降り立つこともなかった熱海の駅。タクシーで向かう先を伝えると、運転手は愛想良く頷いて車を走り出させた。山手の方へ進んでいく車窓の景色にやはり見覚えはない。 「お客さん、熱海は初めてですか?」 そう尋ねられていや、と首を振った。] 子供の頃に一回だけ。 でも全然憶えてないんですよね。 かなり変わりました? [そうですね、と運転席から返る相槌。さらりと吐いた嘘など疑われる由も無い。思い出話みたいな運転手の話を聞き流しつつしばらく揺られて、やがてタクシーは停止した。] どうも。 [荷物は小さなキャリーが一つきり。 建物の構えもやはり、幼い頃の記憶とは一致しない。 ただ「美鶴荘」と書された表札だけは、変わらない気がした。] (25) 2020/08/08(Sat) 16:13:56 |
【人】 三谷 麗央[予約した部屋は 睡蓮の間 。からりと開いたベランダには露天の浴槽がとくとくと掛け流しの湯を板張りの床に溢れさせていた。解くほどの荷も無かったがひとまず着替えようと服を脱いでいく。] ……そうだよな。昔は二間続きじゃ、なかった。 [身に纏ったのは用意された紺地の浴衣。 白い夏帯を締めつつ呟いた。部屋を出れば一夜の楽しみの相手を物色がてら、館内をぶらりと巡ろうか。] (26) 2020/08/08(Sat) 16:16:08 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a5) 2020/08/08(Sat) 16:18:47 |
【人】 三谷 麗央――廊下―― [麗央がこの宿に泊まるのは3度目のこと、子供の頃の来訪を含めれば4度目になるか。社会人になってから、およそ年に1度といった頻度だ。 過去2回のどちらとも女連れで宿泊して、乱交やスワッピングに興じたものだ。元より長い付き合いなど考えない遊びの相手。向こうからもそれは同じだっただろうが。] お久し。 たしか、前にも会ったよな。 [>>24廊下を進む内、見かけた女の姿に見覚えを感じた。 立ち止まり、軽く会釈して笑う。昨年のことだと記憶していた。 組み伏せるようにして突き入れた時の反応は、目の前の静かな立ち姿とは似ても似つかないほどだった。 此方のことを彼女の方で憶えているかは、知らないが。]* (27) 2020/08/08(Sat) 16:41:56 |
【人】 空閑 千秋[その時私は確かに感じていた。 花芯だけではなく、もっと奥まった場所で 悦を得ることができ身を震わせ確かに感じていた。 それでも彼女を感じさせようと その行為に報いようと。 互いに果てた後、火照る身体で新たに誰かを誘惑した。 初めて穿たれた時の痛みはまた別だったけれど ]彼女に愛でられて潤った花は きっとそれまでよりも柔軟に雄蕊を受け入れた。 (28) 2020/08/08(Sat) 16:48:59 |
【人】 空閑 千秋─→ラウンジ─ [そして、着替えを持ったままラウンジへ。 温泉施設も良いかと思えたけれども 酒の誘惑に、負けた。 ラムコークを注文してソファに沈み込む。 グラスの端にライムを飾ったそれはとても涼やかで 甘い香りの中に一筋の爽やかさをもたらしていた。 そのグラスを口にして、ふうと一息。 まだまだ夜も、始まってはいない。]* (30) 2020/08/08(Sat) 16:49:37 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ―― [>>27玲との会話は、再会と呼ぶに足りる内容だったかどうか。 彼女と離れたのち、麗央はラウンジへと姿を現す。 >>30鮮やかな緑色が縁に飾られたグラス。 長身の女性がソファに居た。 少なくとも、こちらからは見覚えのない人物だった。] こんにちは。お一人ですか? 近く、お邪魔しても? [紺地の浴衣の襟元を締め直すようにして、声を掛ける。 年の頃は自分と変わらないくらいだろうか。きりっとした印象の短髪、だがどこか薄靄のような何かを胸の内に抱えているようでもある風情。 新たな来客の気配に半身を覗かせた従業員へ手を上げて、 テキーラ・サンライズ、と注文した。]* (31) 2020/08/08(Sat) 16:54:41 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a6) 2020/08/08(Sat) 16:55:57 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a7) 2020/08/08(Sat) 16:57:28 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ ええ、どうぞ? [顔を上げると珍しい風合いが見えた。>>31 若いのに銀の髪。瞳の色は、自分と似ている。 柔らかな笑みを浮かべる相手の申し出に頷いては 一度座り直し居住まいを正した。 自分が沈み込んだのは二人がけのソファ。 隣でも、向かいでも。 そのどちらであっても良いように。 それにしても、先ほどの彼女もそうだが 異性に不自由してなさそうな彼も彼女も この場所を訪れるのはある意味不思議だ。 尤も、求めるのは異性ばかりではないかもしれないけど。] こんな早い時間ですから 一人きりだと思いましたが……。 貴方も、日の高いうちからお酒を飲む誘惑に 勝てなかった口ですか? [口元に薄く笑みを浮かべて首を傾げる。 甘いラムコークは冷たく喉を冷やしながら 臓腑にほんのりと熱を灯した。]* (32) 2020/08/08(Sat) 17:14:29 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a8) 2020/08/08(Sat) 17:16:41 |
空閑 千秋は、メモを貼った。 (a9) 2020/08/08(Sat) 17:24:29 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ―― それは良かった。 誰かお待ちなんじゃないかと。 [>>32向かい席が空いてはいても、座り直す様子を認めれば隣に掛けても構わないようと見てとった。なら遠慮なく、と彼女の隣に紺の浴衣を沈ませる。投げられた言葉に小さく笑う。酒は好きだが独り飲みはさほどではないのだ。] 俺はむしろ、誰か居るかなと覗きに来た、って感じかな。 そしたら丁度、綺麗なひとが ひとり、居た訳です。 [傍らの彼女、似た色の瞳を見つめて笑う。 と、そこに注文の品が運ばれてきた。柘榴の鮮紅色が沈んだオレンジ色のカクテル。コリンズグラスを持ち上げて、彼女の方へ軽く傾けた。] (33) 2020/08/08(Sat) 17:29:59 |
【人】 三谷 麗央俺は麗央。さんや、れおって言います。 貴女のお名前は? [返事と共に乾杯を、と仄めかすように。 すぐ近く、ほぼ同じ高さにある彼女の瞳を じっと覗き込んだ。]* (34) 2020/08/08(Sat) 17:33:36 |
【人】 空閑 千秋─ラウンジ─ 特定の相手がいるならばこの施設に宿泊はしない。 ……違いませんか? [浴衣は部屋によって違うのか。 それとも個人で選んだか。 此方は白地に桔梗の柄。 隣に座る彼に目を細めながら、お上手ですねと小さく笑う。] くが ちあき。 ……何か見えますか? [あまりにもじっと此方を見るものだから>>34 少しばかり気恥ずかしくなってそんな問を投げる。 軽く傾けられたグラスに自身のグラスを合わせる。 カチン、と小さく硬質な音。 そのままグラスを口に運ぶ動きに合わせて 彼から視線を外して伏せた。 長い睫毛が私の瞳の色を隠す。] (37) 2020/08/08(Sat) 17:54:24 |
【人】 空閑 千秋……ここには、慣れているんですか? [そんなことを尋ねたのは、 隣り合うことに慣れているようだから。 ここに来る目的を。きちんと、理解してそうだったから。 ここに来ること自体、慣れているのかと。]* (38) 2020/08/08(Sat) 17:54:46 |
【人】 美雲居 月子えらい、かぁいらしなあ [ Wうさぎの温泉まんじゅうWなるものを 目にして、女はにっこり笑いながら そっとそれを手に取る。 ふっくらまんまるのかわいらしい うさぎを象ったそれは。 なるほど、女子受けが良さそうだなあと 感想を抱いて眺めた。] (39) 2020/08/08(Sat) 18:09:44 |
【人】 美雲居 月子[ 女の実家は京の都で老舗の旅館を営んでいる。 客足はそう途絶えることのないそれなりに 人気の旅館ではあるのだが…… 熱海の山奥。 ひっそりと佇む小さな宿の予約が なかなか取れなくなっていると 耳にしたのは2ヶ月ほど前のことだった。 それも、今の女将の代になって 流行り始めたというのだから、 なにかよほどWいいことWがあるのだろう、と。 そうしてインターネットの海の中、 見つけた情報にすう、と目を細めた。] (40) 2020/08/08(Sat) 18:11:16 |
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