陸の住人 ルトリスは、メモを貼った。 (t0) 2023/03/18(Sat) 3:24:45 |
【独】 人魚 メロウ/* ながれさんの前で女の子やったことなかったと、そんな理由でキャラ選択しましたさみぃです(まてや あと他の人と国被りしないという選択したらこうなりました ルトリスは最初から考えてたけど2ID動かす余裕ある?と悩んで あとこのところ人と絡める子やってなかったので絡めるように、と でも動かすと二人の方が楽だったのでぶっこみました 大丈夫かただでさえ遅筆なんだぞ ってことで寝ます……休みだからできる暴挙よ…… 鹿animal (-2) 2023/03/18(Sat) 3:34:50 |
【見】 たまお汚い手ぇで、触りんすな! [今にも噛みつきそうな顔でたまおは怒鳴った。 この男はあろうことか、逃げだしたたまおを壁際まで追い詰め、ささくれの目立つ無骨な指でもって”お触り“しようとしたのだ。 金切り声にもヘラヘラと頬を緩ませて、なおもにじり寄る。] ……イヤッ! [出鱈目に振り抜いた爪が男の手の甲に触れ、すぅと一本、血の跡が浮いた。 その赤色を見るにつれ、反対に、たまおの顔から血の気が引いて行った。 怒られる、頭の中はその一言でいっぱいになった。 驚いて目を見開く男の傍を、脱兎のごとくすり抜け走る。 でもどうしたって、ここに逃げ場は無かった。] (@6) 2023/03/18(Sat) 9:12:10 |
【見】 たまお───また逃げちゃったのかい [人の少ない物陰で、自分自身を隠そうと必死に体を丸めるたまおに話かける者がいた。 ふくよかで笑いじわの出来た目元が印象的な女だった。] しのぶ姉さん…… でも、だって、あたし… どうしたって嫌でありんす、あいつらに身体中ベタベタ触られて… なんでッ、こんな目に遭わなきゃ…… [女は呆れて肩を竦めると、長いため息を吐いた。 たまおが客から逃げるのはなにもこれが初めてでは無い。 今まで何度も同じことをして、何度もお仕置きを受けて来た。 その度にもう二度としないと誓っているのだが、嫌悪感がどうしても拭えなかった。] ───あんた、それがここでの仕事でおざんしょう、仕方のない子だよ [うずくまったたまおのつま先に、一枚のカードが放られた。 綺麗な柄と、異国の言葉でなにかしら綴られているようだ。] ───客が置いてった招待状だよ、あんたが持っていなんし (@7) 2023/03/18(Sat) 9:20:57 |
【見】 たまお[しのぶが去った後、たまおはカードに幾度となく目を走らせ、ぐるぐると思い悩んだ。 外からの招待状とは! なにせ生まれてこの方、一度も店の外に出たことが無かった。 自分や姉さんたちのような、美しい者たちがいるだろうか? ”あいつら“のような、気色の悪い者たちもいるのだろうか? 美味しいご飯は? 暖かい寝る場所は? どちらにせよ時間は無い。 先ほど、店の人間がこちらを一瞥して何事か話していた。 客に怪我を負わせたことはもう知れているのだろう。 今夜には仕置き部屋に閉じ込められ、しばらくは一歩も出して貰えない。 客が引ける前に決めなければ。] (@8) 2023/03/18(Sat) 9:22:03 |
【見】 逃げ出したい たまおハッ……ハッ……! [硬い土の上を、素足で駆ける。 辺りはまだ薄暗い。 あれからたまおは、かねてより聞いていた抜け穴から外へ飛び出した。 壁に打ち付けてある釘が、一部抜けかけて通れるほどになっていたのだ。 これは公然の秘密であったが、使ったことがある者は少ない。 上手く店に適応する者と、外よりは店の方がマシだと我慢する者が圧倒的に多数であるからだ。 また、過去の脱走者がことごとく捕まり、そしてどこかに連れて行かれ、戻って来た時には何か様子が変わってしまっていたことが外を恐れさせる要因の一つでもあった。 ろくに労働をした事がないたまおの足は、じんじんと熱を発していた。 持つ物はひとひらのカードのみ。(しかも書いてある言葉は読めもしなかった。) どこに向かえばいいのかも分からず、ただただ追っ手から逃げるためにたまおは走った。] (@9) 2023/03/18(Sat) 10:09:02 |
【見】 逃げ出したい たまお[気がつけば不思議な場所にいた。 つるりとした白い床に、一枚の皿が置かれていて、ミルクが満たされている。 皿の下にはメモがあり、そこには半月の形の文字から始まる異国の言葉が綴られていた。 それはカードに書かれた文字と似ている形状のようだった。] なんと書いてありんしょう… それにここは…? あたしは確か…走り疲れて…… 木の影で一息ついていたはずぞえ… [いかぶしみながらも、たまおはそろりそろりと皿に近づいた。 不思議と音が無く、自身の身じろぎの音だけが空間に響いていた。] なんにせよ、喉が乾きんした 誰のものかも知りんせんが、ちっく頂んしょう [ちろりとミルクを舐めるたび、たまおの姿は変わっていった。 豊かな黒い髪から色が抜け落ち、まるで飲んだ真っ白いミルクに染まってしまったかのよう。 四肢もグンと伸び、たまおが手入れして大事に扱って来た見てくれは、もはや面影も無い。 そして、次に気がついた時には、…**] (@10) 2023/03/18(Sat) 10:09:56 |
逃げ出したい たまおは、メモを貼った。 (t1) 2023/03/18(Sat) 10:11:16 |
【独】 逃げ出したい たまおたまちゃァん〜〜〜 おいでぇ、いい子だねぇ 怖く無いよぉ [男はこの『ねこかふぇ長尾』の常連客であった。 それなりの会社に勤め、それなりの意欲で仕事をし、それなりの家庭を築いている。 妻は動物が苦手なため、マイホームで猫を飼うという長年の夢は早々に諦めてしまった。 代わりに休日、月に1回ほど店の猫に会いに来る事を趣味とした。] おやつほちい? おもちゃで遊ぼう、ねっ [─── ッシャーーーーーー! 最近のお気に入りは、このたまおちゃん。 気難しい子で、一度も撫でさせてくれた事がない。 見た目で言えば店で一番可愛いと言えよう。(好みは人それぞれだが。) 黒色の、ノルウェージャンフォレストに近い雑種だ。 野良だった母猫が保護された時、すでにお腹に居たらしい。 生粋の猫好きである男は、たまおのこの懐かない様子がまさしく猫らしい仕草と思え、特に好ましく感じていたのだ。] (-5) 2023/03/18(Sat) 10:27:24 |
【独】 逃げ出したい たまおよぉ〜〜ちよち、おじちゃんと遊ぼうねえ ………ぉあっち、 [たまおの爪が男の手の甲を掠めた。 幸い酷い傷では無かったが、猫などの動物から受けた傷は大事になる可能性がある。 念のため店員から消毒液を借りて手当をしなければ。] 驚かしちゃったかぁ… 焦っちゃったカナ…… [男なりに手順を踏んで、たまおと交流を計っていた。 初めて会った時には、たまおを見つめずに近くに座るだけに。(たまおは直ぐに逃げてしまった。) 次に来た時には、餌をたまおの前に置いて、食べるのを眺めた。(たまおは半分も食べずに逃げてしまった。) その次にはしゃがんだまま少しづつ近づいてみた。(たまおは一歩動いただけで逃げ出した。) 毎回名前を呼んで、可愛いねと伝えることも忘れずに。 今日はそろそろ顔も覚えてくれただろうと、思い切って距離を詰めてみた所だった。] (-7) 2023/03/18(Sat) 10:36:45 |
【独】 逃げ出したい たまおえぇ… たまちゃんまたやっちゃったんですか? 申し訳ありません、大丈夫でしたか? 直ぐに消毒液をお持ちしますね [女は『ねこかふぇ長尾』に長く勤める店員だ。 学生時代には猫の保護活動のボランティアをしていた。 キャットタワーの影に、長毛種ゆえに嵩張った体をギュウギュウに押し込めて隠れているたまおを見やる。] たまお、こんなにもふもふでお顔も可愛いのに… こんな様子じゃここに置いておくのも、そろそろ厳しいかも知れない [かと言って、気難しいたまおを引き取ってくれるお家が有るだろうか? 保護猫シェルターにも空きは無い。 どうにかしてあげないと… ここ最近の彼女の悩みは、この子の行く末が殆どであった。] (-8) 2023/03/18(Sat) 10:50:39 |
【見】 野良犬 重房[嘗ては名だたる武家の 飼犬であったこともあるが 今はしがない野良犬に過ぎぬ。 村人に餌をねだりて気儘に送る日々。] (@13) 2023/03/18(Sat) 11:03:20 |
【見】 野良犬 重房[ある時、宙にひらりと飛来する札あり。 嗚呼、哀しき哉。 この体犬の身なればこそ 狩猟本能には抗い難く。] わふ! [跳躍のち捕捉してしまうは 避けられぬ定めであった。 ──其処な村人よ、拍手は要らぬ。餌寄越せ。] (@14) 2023/03/18(Sat) 11:03:38 |
【見】 野良犬 重房[この美しき体躯の維持は それなりに大変であるからして。 余計な熱量消費は避けたいと言うに……。] わふ? [咥えた札をよくよく確認してみれば 其処には茶会に招待する旨と 女王の影絵が記されていただろうか。 ────女子!] (@15) 2023/03/18(Sat) 11:04:01 |
【見】 野良犬 重房[畜生の身分なれど 小生にも夢というものがあった。 其れは別嬪な娘のお膝の上で 惰眠を貪ることである。 因みに好みは人妻である。 独り身にはない魅力……、あるよね。わふ。] (@16) 2023/03/18(Sat) 11:04:21 |
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