【人】 二年生 田邊 夕鶴[スイカを食べながらか、割りながらか、 自己紹介もしたのだけれど。] あの……田邊 夕鶴です…… きょ、今日はありがとう…… [私はと言えば、今更照れて、もじもじしてしまい。 お姉さんにはちょっと弱かったのだ。 そう、お姉さん。 お店の手伝いをしていたし、気前のいい子だったから、 自分よりもっと年上かと思っていた。 一つ上だという事を聞けたなら、 私はびっくりしただろう。 それ以来、青果店の前を通ったら、 用事が無くても挨拶をするようになって。 お姉さんと同じ高校に入学し、校内でばったり会った日には] 後輩になりました。先輩、よろしくお願いします。 [と、もじもじは卒業して、 澄ましたぴかぴかの一年生が、笑顔で挨拶をした。]* (24) 2021/07/23(Fri) 2:09:47 |
二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。 (a7) 2021/07/23(Fri) 2:12:01 |
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。 (a8) 2021/07/23(Fri) 2:32:57 |
【人】 一年生 篠田 小牧[夏祭りなのよ。当日になったの。 ────まぁ、当然うちは忙しいわけでして。] いらっしゃいませ。 着付け希望のお客様はこちらへどうぞ。 [忙しいのをおくびにも出さない態度でにこやかに接客を続けるの。なお私は朝顔の浴衣姿よ。宣伝をかねてます。 お客様の中に知ってる人はいたりしたかしら。 そうだとしたら割り増しサービスの笑顔で接客をするのよ。 お祭りが始まって少し。やっとで区切りがついて。遊びにいって来て良い許可が出たからお祭りに向かうの。] (25) 2021/07/23(Fri) 7:50:36 |
【人】 一年生 篠田 小牧[出かける前。 ママがお客様と会話しているのが聞こえたの。 「本当、可愛らしいお嬢さんですね」 ママは嬉しそうにありがとうございます、ってふわふわ笑うの。ちょっとくすぐったいわ。 照れながら行ってきます、って出て行ったのよ。] ────……可愛らしい、ね [自分の外見が世間一般的にそういう系統だって自覚はあるわ。] (26) 2021/07/23(Fri) 7:51:34 |
【人】 二年生 鳳 凛〜柊一の心配事〜 [“ボク”と言っていた柊一の一人称が“オレ”に変わった日のことを、凛は今でも覚えている。 緊張していたのか妙に間が空いて、その口から今までとは違う一人称を聞いたとき、凛は瞬いて、] ……柊一、今、オレって言った? [きょとんと、少し恥ずかしそうにしている彼の横顔に尋ねたりしたものだった。 “男の子”から“男の人”に変わろうとしていた幼馴染、初めは違和を感じた一人称も今では自然に耳にしている。 同じ学校で学んで、同じ高校に進んで。 重ねた時間に比例するように、お互いを信頼する気持ちは育まれている。 柊一の何か言い辛そうにしていた姿に、そう。 凛はあの時の、一人称が変わった時のことを思い出していた。] (28) 2021/07/23(Fri) 8:23:05 |
【人】 二年生 鳳 凛…… [家族を粗末にするような相手は止めて欲しいという柊一の表情は真剣だった。 決して、思いつきや軽い気持ちで言っているのではないことも、柊一なりにずっと、このことを思い悩んできたのだいうことも、語らずとも十分凛には伝わっていた。 凛はよく、自身の家族のことを理想的だと周りに話していた。>>0:13 お金持ちになることのない、破滅的な家。 貧乏神が好んで取り憑く、お手本のような家。 だから、前世が貧乏神の自身にとって、現状はこの上ない幸せなのだと喜んで見せていた。 けれど凛はこの時、柊一の言葉に改めて気付かされた。 永い時間、“人”を見てきた記憶はあっても、自身が“人”として生きた時間はまだ短いこと。 凛には自身の家庭というものも、その相手も未だ、実感出来ていなかったことを。] (30) 2021/07/23(Fri) 8:23:11 |
【人】 二年生 鳳 凛[柊一は気を遣っていると思っていたようだが、凛が彼の家に遊びに行くときいつも何かしら工夫して、お金のかからない手土産を持って行っていたのは、純粋な喜んでほしいという思いからだった。 陸上を始めたときに渡した、端切れを繋ぎ合わせた手拭も、見た目はみすぼらしくとも相手を思う気持ちを込めらて作られたもの。 凛は貧しくとも、人に喜んで貰うことが好きだった。 柊一に勧められて初めて読んだ漫画は、バスケットを題材にしたものだったか。 物語の中で、誰がいちばん貧乏神に好かれるかベスト10を作ったら、すごく笑われて、 『この人は駄目です、将来絶対成功してお金持ちになりますから。』 主要人物は大体、一刀両断されるのだがたまに素質があるキャラクターが現れると、柊一は凛の分析に面白そうに耳を傾けていた。] (32) 2021/07/23(Fri) 8:23:20 |
【人】 二年生 鳳 凛…ううん、心配してくれてありがとう。 柊一なら、自分にとって一番大事なひとを見失わずに大切に出来ますね。 そういう人は必ず、幸せになれるのです。 “成功”って、お金持ちになることに対して使われることが多いですけれど、ただひとりのひとと心を通わせ、愛し愛されることも人生にとっては“成功”ですから。 将来、柊一のお嫁さんになるひとが羨ましいわ。 [この凛の応えを柊一がどう思ったのか。 凛の境遇は、“普通”に考えれば幸せなどとは決して言えない。 その中でそれでも、“幸せ”を見つけようとするならば、思考の根本を変えざるを得ない。 “貧乏神”であったという前世の記憶が、凛を救っている部分もある。 あるいは前世が“貧乏神”であったと思うことで、自身を救っているのか。 真実はまだわからない。]** (33) 2021/07/23(Fri) 8:23:24 |
二年生 鳳 凛は、メモを貼った。 (a9) 2021/07/23(Fri) 8:40:49 |
【人】 三年生 堂本 明菜― 回想:去年の夏、朱鷺也と ― うん…… [病気という言葉>>0:196が出れば、 瞳は少しばかり空虚を映す。 思い出すのは元々丈夫な人ではなかった母親のこと。 それでもすぐにいつも通りに戻る。 自分に向けられる心配も同情も、苦手だったから。 ただ父親が倒れた時は、さすがにそういう訳には いかなかったけれど。] それなら良かった。 そっか、つぐみちゃんも中学生になるんだよね。 満喫できる時に満喫しなきゃ。 [家族仲も良好>>0:197のようでなによりだと、 そんな顔で返した。 弟も同い年だけど家族じゃないからこそ、 あんな小さかった子がもう中学生か、などと感慨に 浸るところもあって。] (34) 2021/07/23(Fri) 8:57:01 |
【独】 二年生 鳳 凛/* 柊一が踏み込んできてくれたのが嬉しくて、色々考えてたらびっくりするくらい長くなってしまいました。 前世貧乏神は思い込みか真実か。 どうしましょう。 (-13) 2021/07/23(Fri) 8:57:10 |
【人】 三年生 堂本 明菜[そんなつぐみちゃんが憧れめいた目で見てくれている なんて思いもよらない。 逆に中学生になったつぐみちゃんに、お洒落だとか 女子力に関して差をつけられた気しかしない為、 明菜も尊敬の眼差しを送ることになっているなど 気づいているかはさておき] (35) 2021/07/23(Fri) 8:58:14 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也── 当日 ── あれ、先生じゃないスか 今日も手伝いスか? [本部テントにいる縒れたおっs…お兄さんは どこからどうみてもうちの高校の先生で >>14 当然そんなところに教師がいれば、 生徒は今日も手伝いにでてると思うわけで。 ちなみに俺は美術の成績はあんまり良くない (何故なら型抜きが11点だったことからもお察しで) ただまあ別に特段目立たない生徒っていうわけでもないし 今日は一段と目立つ甚平を着てきたわけだし(?) 向こうもこちらを認識してくれていると信じたい] (36) 2021/07/23(Fri) 8:58:40 |
【人】 二年生 蓮見 朱鷺也あっ さてはお祭り誰も一緒にいけなくて ひとり寂しく手伝いを買って出たんでしょー [昨日友人が同じようなことを聞いた上で>>0:325 世知辛い大人の事情に抉られてると知らず>>7 俺は友人以上にニヤニヤしながら、 そんなことを聞いてみたかも、しれない。]* (37) 2021/07/23(Fri) 8:58:48 |
【人】 三年生 堂本 明菜気にせず学業と部活ガンバレって言われるんだよね。 言われても手伝える時は手伝うつもりだけど。 [それは高校にあがる際にも言われた言葉。 別段やりたいこともなかったから店を手伝うと 言ったけれど、その時も勝負を仕掛けられ、 結果部活に入ることになった。 選んだのは弓道部。 真っ直ぐに的を見つめて、真ん中を射る清廉な姿に 惹かれてしまったから。 けれどもう少しお金のかからない文化部を選べば 良かったか、なんて父親が倒れた今は思う。 茶化す声にはそんな物好きいる?なんて真顔で返す。 若い女の子がいるというステータス自体が 集客になるといわれれば納得こそすれ、 客寄せパンダになるには愛嬌が圧倒的に足りないのは 自覚している。 それでも少しだけ、目当てに来てくれたらなんて、 どこかで想いはするけれど。 (38) 2021/07/23(Fri) 8:59:47 |
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。 (a10) 2021/07/23(Fri) 9:00:20 |
【人】 三年生 堂本 明菜朱鷺也君もしっかり青春しなよ。 [なんて別れ際にはそんな言葉を。 帰宅部であることは聞いていたか。 それを嗜めるつもりで言ったわけではなく、 出来る時にしないと出来なくなってしまう時は あっという間に来るから。 明菜が言ってもそんなに説得力は なかったかもしれないけれど。*] (39) 2021/07/23(Fri) 9:01:27 |
【人】 三年生 堂本 明菜[楽しそうにお祭りの話をするお姉さんの、 きらきらとした笑顔がとても印象的で] お祭り、アタシも好き。 お父さんね、いつもお祭りでトウモロコシ焼いてて、 とてもおいしいの。 つぶぞろい?で甘いトウモロコシ、選んでるんだって。 もみじお姉ちゃんも食べたことある? こんど食べに来て? [そしたらきっと、その年の夏祭りは紅葉を 屋台の前で探すことになっただろう。 来てくれたなら、父母はお礼をいってトウモロコシ一本 差し出していたはず。 宿題はね、お姉さんが素敵な名前っていってくれたから、 ちゃんと書いて提出したよっていう報告も一緒に。 一緒に巡る時間もあったならきっと喜んで、 別れ際にはまたね!って手を振ったんだ。] (41) 2021/07/23(Fri) 9:08:11 |
【人】 三年生 堂本 明菜― 現在:お祭り当日 ― [――お祭りにいけば会えると、 思っていた日はいつまでだったかな。 今ふと思い出したのは、アタシがお祭り準備係に なったからだろうか。 出店があって、花火があって、きらきらしてて、 みんな笑顔の夏祭り。 だから今年は少しだけ、あの笑顔を探すことにしたんだ。 きっと素敵な女性になっているのだろう、 そんなことを思いながら。] (42) 2021/07/23(Fri) 9:10:48 |
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