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【人】 司書 エルナト「……神隠し。」 という噂は、いつから、どこから流れ出したのだったか。 分からないけど、確かに流れている噂。 彼女は森の方へ出てしまったのだろうか。 だから消えてしまったのだろうか。 考えてるうちに、つい言葉が漏れてしまう。 「……まぁ!きっとそのうちひょっこりでてくるさ。 お腹が痛いだけかもしれないしね。」 「ご飯を食べたらみんな何をする? 本を借りたい子はいないかな。」 明るい話題を。 僅かな不和を払拭するように口に出すのだった。 (13) 2022/04/29(Fri) 21:35:33 |
【人】 童心 クロノジャステシアが居ない代わりに バットやバラニ、シャルロッテが動くのを傍目に、 こくんこくんと頷いて、大人しく言う事を聴く……のだが 配膳してもらったものに手を付けて、動きを止める。 「 …………スピニッチ 」スープの中に見つけたほうれん草に、一言。 クロノの苦手な野菜だ。 (14) 2022/04/29(Fri) 21:36:13 |
【人】 夢見る乙女 シャルロッテ (15) 2022/04/29(Fri) 21:41:02 |
【赤】 高等部 ラピス「♪」 『よくできました』 静かに部屋に集まった仲間達にまずはご褒美。 この班の中で大人たちからの言いつけを受けたのは、ここにいる自分たちらしい。 『皆さん、自分に与えられたお仕事の名前は覚えていますか?』 チョークの音だけを響かせて、その下に"凶狼"と書く。 大人を手伝うものに与えられた特別な呼称。 きっとそれぞれが持っている筈だ。 (*3) 2022/04/29(Fri) 21:41:42 |
【人】 中等部 バラニ「それから、そうだね…… 朝食を食べ終えたら、少し様子を見に行ってみるとしようか。 ジャステシアくんにとっては、あまり見られたくないかもしれないが」 あれこれとバラニなりに場を仕切りながら、次にするべきことを考えている。そうだ、ひとつと思い出したように。 「いくら食べ盛りだと言っても、ジャステシアくんの分まで食べてしまわないようにしなければね」 (16) 2022/04/29(Fri) 21:42:23 |
【人】 神経質 フィウクス「…………」 食堂の片隅、人気の疎らなテーブル。 いつも通りに朝食には手を付けず、いつも通りに視線は窓の外。 少し違うのは、いつもと違うざわめきと。 「……どうでもいい…」 一つ、言い聞かせるように零した言葉。 直後、ざわめきから賑やかに変わり始めた声に嘆息した。 「今だけは、ジャステシアが羨ましいとさえ思えるな」 (17) 2022/04/29(Fri) 21:43:24 |
【赤】 花信風 トット「えっへへへ」 「はいはいっ おれねー えとねー なんだっけ……」 褒められればまた笑顔に花を咲かせ。 書き記された質問には、ピッと手を上げてから、ちょっと考えて……。 「白……のやつです 白狼っ!」 (*4) 2022/04/29(Fri) 21:44:24 |
【人】 不遜 リアン「……騒々しいな。 王の食事を妨げるとは。全く―――」 溜息を吐いて、わざとらしく声を上げる。 「ジャステシアと言えど、所詮はただの一生徒。 完璧に管理が出来るものではないのだろうよ。 そう騒ぐこともないだろう」 (18) 2022/04/29(Fri) 21:44:41 |
【人】 高等部 ラピス「………」 食事中には黒板を触らない。 ジャステシアの代わりに動く生徒たち…バラニやバット、シャルロッテに褒めるような身振りと拍手を添えて。 姿の見えない上級生をどうしようかと思案しながら、 苦手な野菜と対峙するクロノと、それを見守るシャルロッテを今度はじっと見ていた。 (19) 2022/04/29(Fri) 21:45:01 |
リアンは、空気が変わったのを感じ取れば、白パンに再び手を伸ばした。 (a0) 2022/04/29(Fri) 21:45:27 |
【秘】 中等部 バラニ → 夢見る乙女 シャルロッテふとした瞬間に、微笑んでいるあなたと目が合って。 少し照れるように目を逸らしたりしたと思えば、口元を緩むのが隠しきれなかったりして。 (-10) 2022/04/29(Fri) 21:45:32 |
【独】 夢見る乙女 シャルロッテ/* 既にかわいすぎてキレそうだな クソ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!かわいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (-11) 2022/04/29(Fri) 21:48:06 |
【人】 花信風 トット「まーね!たまにあるもんね、食堂に来たくないこと……わかる」 「でもめずらしーね……」 首を傾げながら、朝ご飯を食べる手は止まっていない。 人よりも多くもくもくと食べ続けている。 「でも今日のごはんもこんなにおいしーのに……もったいないなー!」 「おれぜんぶたべちゃおっかな」 呑気なものである。ぐいっとオレンジジュースを飲み干せば、おかわりに走った。 (21) 2022/04/29(Fri) 21:49:22 |
【赤】 童心 クロノ「う、うん……。 えっと、……おう……皇狼?だって」 馴染んだ顔を見て、ほっとしそうな反面 大人たちから与えられた役割を思うと、 あまりほっとも出来ないクロノは、 変わらず陰った少女の顔のまま。 「……大人たちの手伝い……、 わたしに、出来るのかなあ……」 (*5) 2022/04/29(Fri) 21:52:15 |
【人】 夢見る乙女 シャルロッテ>>20 こういうとき、上級生の彼女はどうしていただろう。 思い出すように瞼を伏せて。 けれど。 開いたときには、あなたはほうれん草を口に入れている。 「えらーい」 「ふふ、苦手でもがんばって食べられたね。 ジャステシアがいつも、しっかり言い聞かせているからかな」 食事の手を止め、ぱちぱちと小さく拍手! (22) 2022/04/29(Fri) 21:52:57 |
【人】 中等部 バラニ「トットくん、つい先ほどジャステシアくんの分は残さねばと言ったばかりだ」 こちらで確保しておかねば食べつくされてしまうのではと、バラニは危機感を抱いた。 「だが食べ盛りなのは良いことだね、無理しない程度によく食べたまえ……よく噛んでだぞ!」 (23) 2022/04/29(Fri) 21:59:21 |
【秘】 神経質 フィウクス → 雷鳴 バット/* 飼育されているもののイメージとしては兎と鶏、ファンシーラットかモルモットにちょっとしたビオトープ… みたいな感じがしますわね、なんとなく。学校の雰囲気的に。 基本的にこう、それなりの距離感を保ってさえいれば理不尽に怒りをぶつけられる事にはならない……はずですわ! なお理不尽を受けたい場合はカチコミも歓迎していましてよ。 人が苦手な仕事を無理にしようとしてしっちゃかめっちゃかになるくらいなら自分がやるという質でもありそうです。 それゆえ苦手な分野だからと頼られた場合は少なくとも嫌な顔はしないはず。 まどろっこしいのは却って気に障るのかもしれませんわね。 ひとまずこちらからは以上でしてよ! ややこしい奴でごめんあそばせ……もしよろしければそれとなく仲良くして頂ければ幸いですわ。 (-12) 2022/04/29(Fri) 22:00:03 |
【人】 ライアー イシュカ「……体調不良とそうでなかった奴の数、実感で知ってるだろうに」 ぼやきながら、付け合わせのサラダのトマトをフォークで刺そうとして、ころり。ころ。 チッ。 行儀はよろしくありません。 こうしてトマトは放置されたのです。 当然の事ながら、年を取るだけでこの手の行動は上手くなりはしないのである。好き嫌いだってする。 実習内容に後輩もとい生徒の好き嫌いの指導なんて記載はないからだ。当たり前すぎて表記がないのか、本当に義務がないのかはさておき。 (24) 2022/04/29(Fri) 22:00:39 |
【人】 月鏡 アオツキ「あらら〜〜 今日の朝食に欠席ですか。 みんな不安に思わなくて良いですよ〜。 先生達も大変なことがあったらちゃんと指示をくれます」 実習生は早めに食事を終えて。 厨房に声をかけた後、不安げにしている生徒に明るく声をかけながら見回りのように出歩いた。 片手にはブルーベリージャムの瓶を持ち歩いている。 「うんうん〜 いくら食べられても いつもより多く食べることが体のリズムを崩しますからね。 普段通りを変えてしまうことが体調不良に繋がることもあります、皆も気を付けてくださいね」 (26) 2022/04/29(Fri) 22:07:00 |
【赤】 高等部 ラピス『白狼と皇狼ですね。わかりました』 一つ頷く。 己も気が進まない面があるのだけれど、寮長というものは自然、大人に近い存在で。 "そういう役目"が回ってきてしまったのだった。 それに年少の二人の前で、不安そうな所を見せるわけにはいかない。 『上手くできるように、みんなで頑張りましょう。 最初はお手本……もとい練習のようなものです。 今日連れて行く人は、もう決めてありますよ』 姿の見えない何者か。 それが誰かは、きっともう周知のことだ。 (*6) 2022/04/29(Fri) 22:08:09 |
【赤】 花信風 トット「ん〜〜……できるかどうかはわかんないけどお」 「言われたらやらなくちゃだもんね。できなかったらこわいし」 「まっ!ダイジョブだって!なんとかなるよ!」 笑って見せているトットも……どこかいつもより固いものがあるが。 「んで」 「連れて行く人って〜〜……あのこでしょ。かわいそ〜」 (*7) 2022/04/29(Fri) 22:13:13 |
【赤】 童心 クロノ「…………」 眉を八の字に下げたまま、こくと頷く。 言われずとも今日の狙いが誰なのかは、分かる。 何ならもう、連れて行く準備も整っている様なもの。 厳しくも面倒見が良く優しい上階生を 悪い大人たちに差し出さなければならない事に、 ひどく罪悪感を覚えながらも、 「…………うん。」 やらなければ、怖い目に遭うのは此方だ。 (*8) 2022/04/29(Fri) 22:17:01 |
【人】 不遜 リアン実際のところがどうであったとしても、王たる自分には関係のない話だ。 いつも通り、粛々と食事を進めていく。 本日のカットフルーツはりんご。一口サイズに切り分けて、ゆっくりと口の中へ。 (30) 2022/04/29(Fri) 22:19:53 |
【独】 ライアー イシュカ「……なるほど。高等部3年のラピスが凶狼、 うちの学年から、白狼にトット、皇狼にクロノか」 正式な教員から流されたのか、 或いはその場を何らかの形で覗き見ているのか。 男は、今回選ばれた『不運な』3人を認識している。 (-13) 2022/04/29(Fri) 22:21:46 |
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