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【人】 旅人 J[会うのは大抵が歳上の男であり 舐められぬように 一方的に食い物にされることのないようにと 意識的に背伸びをして変えていた 話し方や敬称が、剥がれ落ちていた。 自分でも無意識のうちで、 彼を信用したいという願いの発露だった。] (18) 2022/03/14(Mon) 19:33:32 |
【人】 旅人 J[跳ね返ってきた自分のか彼自身のか 吐息の温度を顔に感じて 漸く、近づき過ぎたことに気付く。] ……し、失礼、しましたわ……っ 貴方の目が、見えなかったものだから…… [慌てて踵を床につけ、手も離し、 後退して一歩分の距離を空けた。 若そうなきれいな殿方に こんなにも近づいた経験が人生の中でなかった。 それに、気になるから遠慮なく見まくってしまう……、 などという自分の幼く愚かな行動を恥じ 頬が淡く色づいてしまう。 少し経てば、それも落ち着いたが。] (20) 2022/03/14(Mon) 19:34:49 |
【人】 旅人 J[或いは……、気は進まないが 元婚約者に金の工面を頼めるだろうか。 領地の管理は一時的にその者に任せてある。 元来、結婚と共に領地を合併する手筈であった。 顔の疵も、彼の資金力と伝手で元に戻せる可能性がある。 自分のはただの刃物による疵だ。 若い女が好きな男だから 賞味期限が切れる前に地に頭をつけて謝罪すれば 一方的な婚約破棄の件を水に流し 資金も工面してくれるかも知れない。] (22) 2022/03/14(Mon) 19:37:07 |
【人】 旅人 J私は、ここで待っていれば良いのよね ご連絡をお待ちしますわ [写し絵を持っていくなら預ける。 お話が他にもあれば、勿論聞きましょう。 出て行こうとするなら、 狭い部屋、壁際に避けて道を作る筈である。*] (24) 2022/03/14(Mon) 19:38:29 |
【人】 商人 J[ 初心な反応。 男を知らないのだろう、良家のお嬢さんらしい。 それもまた女にとっては弱みとなる。 知らずのうちにそうやって女は男に自らの手の内を晒していく。] お任せください。 ケリオス商会のジュダスに、 この街でわからぬことはないと証明しましょう。 [ 離れた間を詰めることなく、胸に手を当てて恭しいお辞儀をひとつ。 下げた顔に浮かぶ弧線は大きくなっていた。] (25) 2022/03/14(Mon) 20:20:47 |
【人】 商人 J[ 顔を上げたときには元通り。] では、しばしお待ちを。 そうそう。 自分を撒き餌にするのはやめた方がいい。 私のような善良な商人ばかりではないのですから。 [ 張り付いた薄い笑みが皮肉な笑みへと変わる。 自らを闇商人だと明かした男が善良とは何の冗談か。] 無論、私を信用できないのであれば、 別の伝手を探すのも止めはしませんがね。 [ そうして男は微笑う。 笑いながら、その部屋を後にするのだった。]* (26) 2022/03/14(Mon) 20:21:13 |
【人】 商人 J[ 運命とは不思議なものだ。 すべての事柄には何かしらの繋がりがあるのだろうか。 例えば、真白の髪をして女を見つけたこととか。 例えば、その女の探し物がこの街に流れ着いたこととか。] さて、どうしてしまおうか。 [ 男の視線の先。 小汚く痛みの激しい胸像のその胸に輝く青い宝石は、銀の翼に抱かれている。] ……生きていたとはな。 [ ひとり呟く。 皆殺しにされたと、その情報の不確かさに瞳なき目を細め、やはり人伝というのはアテにならないものだと嘆息した。] (27) 2022/03/14(Mon) 20:43:32 |
【人】 商人 J[ ケリオス商会の裏の顔はオークショニアであった。 ─── 闇市。 盗品の売買や資金洗浄を可能にするオークション。 それを主催しているのがこの商会であった。 そして、その闇市最大の特徴は商品に人が含まれるという点だった。 労働力としての奴隷、戦うための闘奴、そして愛玩用の性奴。 勿論それらは表では決して許されないこと。 だが、需要があるのだ。買う者がいるからこそ売り手がいて、その構図は裏社会でも同じこと。 その証拠に商品≠ヘいつだって品不足だった。]* (28) 2022/03/14(Mon) 20:47:08 |
【人】 J J[兄弟は居らず家で勉強をしたり剣を習ったり 女だけでする茶会が好きな子だった。 母譲りの貌が好まれて 父ほど歳の離れた婚約者が出来たが 成人するまでは生家で暮らす約束で 歳の近い異性とは会うこともなかった。 そんな女の隻眼には 美しく若そうな男は魅力的に映った。 それも必要な時に手を差し伸べてくれた救世主。 怪しいところはあるが言い換えればミステリアス、 そこも惹かれる要因となる。 女の中に、色めいた感情が生まれていく。] (30) 2022/03/14(Mon) 21:50:08 |
【人】 旅人 J[私を信用できないのであれば──、 という台詞は焦りをもたらした。] ……そんなことはしないわ [否定し、笑いながら出て行く男を、見送った。 部屋の中に一人に戻ると、 ほっとしたような、物寂しいような気持ちになる。 そうして自らの感情の答え合わせをするのだ。*] (33) 2022/03/14(Mon) 21:56:42 |
【独】 旅人 J/* じょんさんはどんな方向性がこのみなんだーーーー 闇オークションの主人に 恋して売られるおばかな女の子でいい?大丈夫? 恋はしないほうがよかった? えーん空気が読めない 私は楽しい (-13) 2022/03/14(Mon) 22:00:23 |
【独】 旅人 J/* 自分はじょんさんのロルがマジですきで 何年もバイブルのようにしてるのに どうしてこんなふうにカッコよく書けるようにならんのかね???? 冗長だししょぼい…… (-14) 2022/03/14(Mon) 22:08:19 |
【人】 旅人 J……いらっしゃい、ませ [眼帯は外し三角巾で髪を押さえ。 愛想はなく手際も悪く皿は割るが 少しずつ仕事を覚えていった。 生まれて初めての仕事。 難しい。だけど、勉強になる。 お金を稼ぐのって、大変なのね。 彼が自分を見つけてくれなければ こんなことをする日は来なかった。 知ったことではないだろうけど、 感謝をしなくちゃ、ね。] (36) 2022/03/14(Mon) 22:44:45 |
【人】 旅人 J[……そうやって時間を潰して。 連絡が来れば部屋に移動して 話を聞くつもりでいる。 だがもし(10)1d10日も音信不通で待つことがあれば、 流石に出向くかも知れない。 ケリオス商会は、 余り治安のよくない場所にあるという。 そういった場所に行くのは怖くない。 街の外を野宿するよりは。 そうでもない限り、 物知らずの女は束の間の平穏に身を置く。 刺突剣を部屋に残したまま。*] (37) 2022/03/14(Mon) 22:49:17 |
【人】 商人 J[ 邂逅から三日後、男は夜遅くに女を訪ねてきた。] そして一枚の羊皮紙を女の前に差し出した。] 契約書です。 [ 持ってきたのは吉報ではなく契約書だと言う。 そこに書かれていたのは二人の間に交わされる取り決めだった。] (38) 2022/03/14(Mon) 22:54:29 |
【人】 商人 J一つ、捜索に係る費用については依頼者の負担とする 一つ、依頼者は捜索対象に最終的につけられた価値の2割を請負人に報酬として支払う。 一つ、捜索対象を見つけられなかった場合、請負人は依頼者にすべての費用を返還する。 最後に、依頼者、請負人、共にこの契約の履行に最大限の責務を負うものとする。 (39) 2022/03/14(Mon) 22:54:43 |
【人】 商人 J[ 黒のインクで書かれたそこには署名欄が二つ。] 口約束でも構いませんが。 これは貴方が私から取り立てる際のためと思ってください。 [ 男は言う。 この件に関して女から金を絞りとるだけ搾り取って知らぬ振りをしたとして、女には男から、ケリオス商会から反故のペナルティを取り立てる手立てがないということを。] それはフェアではない。 だからこれを用意しました。 [ そう言って男は署名欄に『ケリオス商会 ジュダス』の名を書き記し、そして小さなナイフで指先を切ると自分の名前の上に紅を引いた。] 口約束のままにするか、サインするか。 それは貴方が決めるといい。 心配しなくても、口約束のままでも仕事しますよ。 [ だから強制はしないと男は言う。] (40) 2022/03/14(Mon) 22:56:24 |
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