【人】 [『 力 』 フォルス――回想:シトラからの贈り物 [ その日、シトラから渡されたのは クロへの贈り物だった。 皆それぞれに事情があって 皆それぞれに大なり小なり思う所もある だから彼女が「渡してほしい」と頼むなら 最初、見つめるだけだった彼女が口に出して願うのなら 断るような事は無いけれど>>0:641 ] ……一筆、何か書いてみる? [ かわいらしい形に紙を切って ノートに貼って渡してみるのとか、どう? そんな事を提案したのを覚えている ] (14) 2022/12/14(Wed) 0:33:42 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 答えがどうであれ、 シトラからの贈り物と 自分からの贈り物も持って ] じゃー、行こっか。シトラ [ 本日の主役へ渡しに行こうか ] * (15) 2022/12/14(Wed) 0:33:51 |
【独】 T『魔術師』 シン/* 無事聖女〜 聖女……………(笑) むらたてロルで力尽きるぼくがいますね…… ・クロくんとユグくん ・マドカくん? ・ベルちゃんとゼロくん ・シャル姉さん かなあ…… キュリアちゃんはお大事にね……! 重いの投げちゃってごめんね……!! (-6) 2022/12/14(Wed) 0:40:09 |
[『 力 』 フォルスは、メモを貼った。 (a2) 2022/12/14(Wed) 0:46:33 |
T『魔術師』 シンは、メモを貼った。 (a3) 2022/12/14(Wed) 0:47:51 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――誕生日―― [ここに来て半年ばかりの幼いアリス。はじめての誕生日に、良い思い出を作れただろうか。 七色のしゃぼん玉は、一週間前に渡した果実より、君を笑顔に出来るだろうか。 歌声は、花火は、甘いお茶はいかが? もしも君が笑っていたなら、大成功。] (17) 2022/12/14(Wed) 0:55:18 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[決まってユグの誕生日に、顔を見せない悪魔。 日頃から距離があるけれど、その日はいつもそれ以上。 朝から晩まで、留守にしているのが毎年のこと。 はじめて顔を合わせた瞬間に、殴られかけ。 それからも、いくつも嫌味を投げかけられ。 顔を合わせれば喧嘩腰、居合わせただけで回れ右。>>0:545 そうしてゼロから離れていくから、距離が縮まることはなく。 けれど離れれば離れるほど、ユグはゼロを気にしていた。] (19) 2022/12/14(Wed) 0:56:37 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[はじめて迎えた誕生日。それが何をどうする日かも、他の証持ちの様子を見つつでぼんやりとしかわからなかった頃。 洋館にいた証持ちたちから次々に祝われ、贈り物をもらい。 腕にいっぱいになったところで、ひとり足りないことに気がついた>>0:684。 本当は、いないほうがいいのだろう。 祝いの場に嫌味は似合わぬと、もしかしたら窘められるのはゼロの方かもしれない。 それはゼロにも好ましくなく、顔を見せないのは正しい判断なのかもしれない。] (20) 2022/12/14(Wed) 0:57:23 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[祝いの席が終わっても、ずっとゼロの帰りを待っていた。 結局戻りに出くわせないままに、職員に部屋に返されたけれど。 この溝をどうやって埋めるべきか、惑うまま四年が経ってしまった*] (23) 2022/12/14(Wed) 1:00:14 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a4) 2022/12/14(Wed) 1:04:29 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 1週間前 ―― [皆で歌えれば素敵だと口にできる、>>0:590>>0:626 その澄んだ心持ちこそいっとう素敵だ。 かくいう私はその心持ちを素直に持てなくなってしまった。 それはいつからだ? 分かっている。分かっているよ。 私が洋館に住み始める1年は前に。 “あいつ”がここに来てからだ……] (24) 2022/12/14(Wed) 1:09:49 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[……物思いに囚われる時間は幸い一瞬で済んだ。 指導役を二つ返事で引き受けるヒナギクに、>>0:628 ついに彼女も教える方になるのか、と思いつつクスッと笑い。 アリアとシトラを見送った後、ドラムセットを引き受けさせまいと動いたわけだけど。 こっちの考えなどお見通しというわけか。やっぱり。>>0:629] ……むむ。 ヒナギクこそ、私よりコドモなんだから、 年長者の言うことは聞いた方がいいんだよ〜? [歳上であることをかさに着たアタックをしようと言葉を紡ぐのだけれど、 いやいやをするような様子に、結局、 “また”チェレスタの方が折れてしまうわけだ] (25) 2022/12/14(Wed) 1:10:20 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[かくして、洋館の扉を開けるまで、よりは、 幾分か軽い荷物を抱えて歩き出す。>>0:630 ヒナギクがよろめくのを見れば、 こちらも荷物持ち中ゆえに、とっさに支えることはむずかしく、] あっ……だから言わんこっちゃないって。 [と言いつつあからさまに心配そうにちらちらり。 それから、もう何度目になるか分からないことを思う。 たとえみんな揃って歌うことが叶わぬ夢でも、 世界がいかに理不尽に覆われていようと、 この子が笑ってくれるだけで、己の『大丈夫』が強くなるんだって。 だから無理しなくていいんだよ。 と、告げたい気持ちをシャボン玉のようにぱちんと弾けさせ、 チェレスタはヒナギクの望む話をたくさんするのだった*] (26) 2022/12/14(Wed) 1:11:03 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ―― 邂逅/『太陽』との場合 ―― [笑うことのない子、だった。>>0:679 そのことに真っ先に違和感をおぼえたのは、 私ではなく私の奥底にいる『審判』に違いなく。 目の前の光景への疑問、それから強い悲しみ、 何より「やっと会えた!」という強い歓喜が、 たちどころに意識を塗りつぶしていった。 気がついたらその子の前に立って、 手を伸ばしていた。 抵抗の様子がなかったなら手を引いて、 どこかへ連れ出そうかと衝動的に思い―― 実行に移す前に我に返った。あやうく誘拐犯になるところであった。 連れ出す先なんてせいぜい、洋館の外の花畑くらいしか思いついていなかったけれど] (27) 2022/12/14(Wed) 1:11:39 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ…………。 あ、い、いきなり、ごめんね。 私は。……チェレスタ。 『審判』の証持ちだよ。 といっても、ここには住んでなくて、 お外で歌を歌ってるんだけど……。 [箱庭に時折遊びに来るようになってからというもの、 様々な『証持ち』を見てきた。 とはいえここまで初対面で感情が揺さぶられるのは初めてで、 戸惑いながら、名前と立場を名乗り。 やがて、当時の自分が十八番としていた歌を紡ぎ始めた。 目覚めの鳥が夜明けの森を抜け、高く羽ばたく様を。 その鳥のように心の翼をはためかせれば世界は変わるだろうという意思を。 声は現代の箱庭の中に溶け。 歌い終えた時、私は泣きそうな顔で笑っていた] (28) 2022/12/14(Wed) 1:13:30 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[それからというもの、洋館に遊びに来るたびに、 『太陽』の子のところには顔を出すようにしていた。 時には『塔』の子と一緒だったところに押しかけたこともあったかもね。 表情の変化がないと言っていい少女の前で、 身振り手振りも交えつつ、外の世界の話をした。 ……綺麗なものの話ばかりして、綺麗な歌を歌って、] 空、綺麗だね……。 眠くなっちゃいそう。 [時には真面目に何もしなかったりした] (30) 2022/12/14(Wed) 1:16:46 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタ[ヒナギクが太陽の如く、明るく真っ直ぐ笑っていられる今が、 ずっと続けばいいなんて、無邪気なことは思えない。 なぜなら、彼女が思うよりずっと世界は不条理だ。 世界は“そういうもの”だと、ほぼ直接的に言葉にしたことは一度、あった。 確か、彼女が広告塔のお仕事をするってことになった頃に] 私は……あんまり賛成できない。 『証持ち』の広告塔という存在に、 嫌な感情をぶつけるひとが出たっておかしくないんだよ。 まわりに『証持ち』がいないからそうしないってだけで。 [もし、ヒナギクに嫌な感情をぶつけられたら……、 そう思うと寒気がする。指先が震えそうになるから自分で自分の手を握った] (31) 2022/12/14(Wed) 1:17:41 |
【独】 ]]『審判』 チェレスタ/* 具体的にどうやって守るのか? それはしらん(ぇ) 一座のやつが上手くやってくれるかもしれないし しないかもしれない (-9) 2022/12/14(Wed) 1:21:19 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ──回想:不思議な『恋人』── [ 正直戸惑うなというのが無理な話だった。 逆に言えば、人はまず見た目から判断する証左でもある。 無礼な行動、言動だったことは事実だが 真実を探ることは無礼では無いと思っている。>>0:395] 普通……か。 何を以て普通と言うのか分からないけれど 確かに僕は、他の人達より普通に近いかもしれないね。 (33) 2022/12/14(Wed) 1:22:29 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 親は子を愛するが故に 子が“証持ち”であることを秘匿し 子は親を守る為、自ら洋館に来る道を選んだ。 その際、子は親に 「あなたの息子は死んだことにして下さい」と 告げて去った。 実際のところ、死んだら死んだで真偽はさておき 子殺しと後ろ指をさされ、 証持ちの子が生きているとしても、 嫌がらせや迫害を受けることは少なく無い。 証持ちというシステムは、やはり誰も幸せになれないと 少年は大いに悩み、苦しみ成長を遂げていった。 館に来てから、思い通りにならぬ厳しさと 一人になった現実に潰され、箍が外れ 素行が悪くなった経緯がある。] (34) 2022/12/14(Wed) 1:22:47 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ そこがあくまで聖職者“ごっこ”でしか無い。>>0:396。 この身に宿る魂が、清廉潔白な聖人君子でないことは 男自身が一番理解している。 その後、再度話をする機会があった時。 妹さんと、お兄さんと話がしたい、と言えば 話をさせて貰えただろうか。 あのまま──何も分からぬまま 終わらせたくはなかったから。*] (35) 2022/12/14(Wed) 1:23:05 |
【人】 XIII『死神』 タナトス― 回想 ― わ。シンに見つかった。 逃げろー [ 逃げる気なんてまるでない。 シンにもきっと伝わると思ってる。 ……恐らく。 シンが隣に並んで、 訪れてしまった小さな終焉に 同じように手を合わせてくれたからね。 彼はいつまでも無邪気な少年のようだった。 吹き抜ける風と同じような。] 手を引いてくれるのはどうしてかな。 俺も君も、 そこそこお兄さんになったのだけれど? [ だとか言いながら。 君に手を引かれるのは嫌いじゃないから、 解かれるまでは多分引っ張られている。 今更誰かがそれに違和感を覚えることもないだろう。 ようは よくある光景ってことだよ。 ] (36) 2022/12/14(Wed) 1:25:17 |
【人】 XIII『死神』 タナトス[ 洋館につれてこられて 幾日。 死体のような姿から、人にもどれた。 記憶が少し、曖昧だった。 ただひとつ、鮮明なのは、 殺されそうになった時のこと。 魂が震える、恐怖する。 俺と、 わたし? ぼんやりとした意識のなか この屋敷のなかで、俺ははじめて 誰かの声を聞いたんだ>>0:474 ] ……シン、 ヴェルト、 [ 魔術師と、世界の証持ち。 初めて出会った 自分以外の証持ち。 それ以前に 俺にとっては初めての、友達。 (37) 2022/12/14(Wed) 1:26:46 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ── 回想:ユグ ── [ 南国果実はどうやらアリスの元に行くらしい。>>0:430 誕生日前の少女に向かうのは妥当だろう。 アリスのことになると穏やかな笑顔が戻るが 「先生」の名が出ると、表情が固まること数回。] ……そうだね。ついて行くだけなら。 でも、選ぶのはユグが選ぶんだよ。 彼だって、可愛い教え子が選ぶ方が喜ぶだろうから。 [ 断りたかった本心に対し、 大人げない姿を見せたくないプライドと 優しい彼の気遣いを無下にしたくない。 二つの要因が競り勝った。>>0:431 ユグの猛追は続き、勢いに負けた感じで頷く>>0:432 いざとなれば用事を思い出した、と途中で抜けても良い。 フォルがいれば助け舟を出してくれるかもしれない、と 悠長に考えていた。 フォルは同じ年に洋館に来た、言わば同期である。 (彼の方は以前から遊びに来ていたが) 略称で呼ぶ程度には仲は悪くない。 居合わすことがあれば、きっと察してくれるだろうと。] (38) 2022/12/14(Wed) 1:27:31 |
【人】 X『教皇』 カルクドラ[ 『教皇』が『死神』を殺害した現場を 『吊るされた男』は見ていない。 何せその時、既に死んでいるのだから。 『吊るされた男』の死は、『死神』だけでは無く 『教皇』自身も甚く悲しみ、涙で頬を濡らしていた。 とはいえ、この先更に泥沼化する対立を 見ることが無かったのは 『吊るされた男』にとって 幸せだったのかもしれない。*] (39) 2022/12/14(Wed) 1:28:12 |
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