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【赤】 六鹿 稀 は、っん…………賢斗さ、ん…… [ 彼女の指は、硬くなった頂きを撫でて止まらない。 瞳を閉じれば、脳裏に浮かぶ優しい彼。 我慢ができなくなり、 彼女は浴衣の帯を緩めて、 下着を身につけていない肢体を 少しだけ曝け出すだろう。 ] ん、ぁ………………? [ 意識が徐々にぼやけていく中、 誰かが触れたような感覚を覚えた。 夫のはずがない。 ならば、夜這いに誰かが来たのだろう。 自慰の最中の彼女は、 相手が誰なのかしっかりと認識しそうだ ] (*6) 2020/09/02(Wed) 15:19:51 |
【赤】 六鹿 稀もしかして、…あなたが、きいていたの? [ 中庭の独り言を、風が聞いているとばかり。 しかし、近くにいるのは 少し古めかしい武士の世の人。 彼女は脚を広げて、もっと近くに、と その人物を呼ぶのだろう。 相手が、近づいてくれるのならば、の話。 だいてというわけではなく、 彼女の淫らな体を見ていてほしい。 そんな気持ちが募っているのだ。 ] ぁ、ん…わたし、すごく…… 昂ってしまうわ…………! [ 彼女は蜜壺に指を咥えさせ、 玩具を入れる準備をするのだろう。 部屋に響くのはくちゅ、という 小さな水音のみ。 ]* (*7) 2020/09/02(Wed) 15:22:38 |
【赤】 宮野 利光[ 伸ばした手が彼女の頬に触れた感触が 確かに指先に残ります。 視線を動かせば宝石のような輝きを宿した 彼女の瞳が、違うことなくこちらを捉えている ことに気付き、思わず息を飲みました。 中庭での会話のことを問われれば、 なんと気付いていたのかとまた同じように驚いて。 そうだと言う言葉は届くのか、またそれ以外に 何と声を掛けるべきか悩んでいる間に、 更に更に驚くことに己を呼ぶ声が耳に届くのです。 …透き通るように白く、長い脚を ]広げるようにさえして。 (*8) 2020/09/02(Wed) 17:52:32 |
【赤】 宮野 利光……な…っ…… [ なんと、と言う三つの言の葉さえ上手く紡げず、 ただこの甘美な空間には似つかわしくない、 艶めかしい水音にぞくりとし。 同時に滾る己の中心に気づいては ぞわりと背中を何かが伝うのです。 ] …まれ (*9) 2020/09/02(Wed) 17:55:24 |
【赤】 宮野 利光其方の名は、まれ、と言うのだろう。 俺が、恐ろしくはないか。 …此処に居て、良いのか。 [ ようやっと絞り出した声は震えていましたが、 きちんと届きましたでしょうか。 許されるなら、その頬にまたそっと触れて。 髪を撫でて、唇を母指で触れて、 (*10) 2020/09/02(Wed) 17:57:33 |
【赤】 六鹿 稀 [ 彼女が快楽の中で視認した人は、 ゆっくりと風と共に近づいてきて、 彼女の頬に触れた。 どこかで彼女の名前を知ったのだろう。 囁くように、名前を呼ばれた。 恐ろしくはないのか、と聞いてくるその声は 怖さなど微塵も持ち合わせておらず、 彼女は優しく微笑むのだ。 ] そう、です……稀と、申します……っぁ…! ここに、いてくださいませ………… 私の、みだらになる姿を、… [ 恐ろしさよりも、見られたい気持ちのほうが強い。 そんな彼女は、擬皮をとりつけておいた 太めの玩具を手に取って、 名前も知らない目の前の人に 少しの恥じらいを添え、 見せるようにゆっくりと蜜壷の中へと 電源は入れず、飲み込ませていった ]* (*11) 2020/09/02(Wed) 20:30:30 |
【赤】 六鹿 賢斗[ 腰が擦れれば、彼女は更に素直になる。 彼女が舌を差し出してくれば、 その先を軽くちゅ、っと吸い付いていく。 すぐには絡めてあげない。 僕の中心も熱持って、 ジーンズの膨らみは更に増していく。 彼女と体を重ね始めてから、 性欲は増し増しで、彼女をベッドの上で 拘束しているのではないかと思うことも たまにあった。 ] (*12) 2020/09/02(Wed) 22:06:49 |
【赤】 六鹿 賢斗[ 舌を絡めてあげずに、一旦体を離せば 稀の部屋に置いてある鏡の位置を確認して、 彼女の体を起こし、ベッドの縁に座らせた。 この体勢なら、彼女は自分を鏡越しで 確認をすることができる。 それはつまり、自分を視姦してもいい。 脚の間に入り込めば、シミを作っている 彼女のクロッチに舌を這わせていく。 ]* (*14) 2020/09/02(Wed) 22:07:53 |
【赤】 六鹿 稀 [ 彼は、意地悪。 それが、好き。 差し出した舌は、優しく吸い付かれ、 体がぴくっ、ぴくっと 吸うタイミングに合わせて揺れていく。 それでも、彼と離れるのは嫌だから、 腕も脚もしっかりと絡めてしまう。 下腹部に当たるほのかな熱。 彼の欲が、溜まってきているのだろう。 ] ふ、ぁ……えっち?…… っ……!! [ 鏡に対面するように彼に体勢を動かされた。 鏡の中の彼女が、見ている。 この辺りからだっただろうか。 彼女が誰かに見られていることが 彼女の情事を更に良いものにさせることに 気付き始めたのは。 ] (*15) 2020/09/02(Wed) 23:19:20 |
【赤】 六鹿 稀[ 彼の息が湿った部分にあたり、 少しひんやりと彼女の皮膚に布が当たる。 それからすぐ、彼の湿った舌が その湿った布にあたって、 秘裂がくっきりと浮き出ていることだろう。 ダメ、と言いつつ彼女は脚の間の 彼の頭を押さえつけて離さない。 だからこそ、彼女は自分自身のことを いけない子、と言っているようだ。 ]* (*17) 2020/09/02(Wed) 23:20:13 |
【赤】 六鹿 賢斗[ 自分自身をいけない子という稀。 そう、彼女はいけない子。 僕を惹き込んだから。 彼女の割れ目はくっきりと、 腫れたように見えている。 きゅっとひっぱりあげれば 彼女の小さな声が上がっただろうか。 ] 稀。…… ううん、僕らが結婚したらにしよう。 甘酸っぱくて、もっと舐めたい。 いいでしょ? [ そういいながら、下着を脱がせることはせず 照り返す愛液に舌を伸ばした。 ひくひくと動く割れ目に 舌が近づいていけば、彼女の脚が 僕の頭を固定するようにきゅっと締まる。 そんな彼女の脚、太ももを撫でながら 僕は直接彼女の割れ目の愛液を舐めたっていった ]* (*18) 2020/09/02(Wed) 23:43:51 |
【赤】 六鹿 稀は、っぁ…!け、んとさ、んっ……!! [ こくりと、首を縦に振る。 彼がいいでしょ?と聞いてきたから。 彼の舌の動きが、 鮮明に感じ取られるから、 舐めとられていく愛液よりも、 新たに吐き出されていく愛液の方が 多くなっているのでは、と 彼女は心の中でおもってしまう。 そして、鏡に視線が飛んでしまい、 今の体勢をじっと見つめてしまった。 ] 今日は、…ん、……! 私、たくさん……っぁ、 賢斗さ、に…尽くしたいのに、! (*19) 2020/09/03(Thu) 0:31:25 |
【赤】 六鹿 稀 [ また、彼に流されてしまう。 愛されてばかりでは、返しきれない。 だから、彼女もどこかで 彼に尽くしたいと思っている。 それでも、彼はいつも 『そうやって、感じていることが 尽くしていることと同意義なんだよ』 などと言って、奉仕をさせてくれない。 稀は、今日こそは、といつもいつも 思いながら、彼と閨を重ねていた。 ]* (*20) 2020/09/03(Thu) 0:33:29 |
【赤】 六鹿 賢斗[ 尽くしたい。奉仕をしたいという 彼女の願いは、今の一度も叶ったことがない。 というのも、彼女のその願う声で、 僕の体は準備が整ってしまうから。 今も彼女の肉壁を舌で感じて、 熱持ち始めているのがよくわかる。 でも、今日は彼女の希望を聞いてあげたくなった ] 可愛い稀…今日は、ご奉仕してもらおうかな。 ベッドの上に座ってみて? [ 息の荒い彼女と舌を絡める口づけを ほんの少しの間やれば、 僕はベッドの上に腰を下ろした。 鏡に、彼女の動きがしっかり写るように、 少し場所を調整して。 ]* (*21) 2020/09/03(Thu) 6:42:00 |
【赤】 宮野 利光[ 譫言のような、艶やかな色を纏った彼女の 言葉が響きます。 自らの乱れるところをと懇願する様は 例えようもなく淫靡で、また美しく、 それにほんの少しの寂しさが混じり、 むせ返るような女の香が立ち昇り ぐらりと目眩がするほど。 彼女の前にするりと回り込み、 左の手でその絹のような髪を梳いて、 耳にかけてみました。 上手く出来たのなら 露わになった耳に唇を這わせて囁きましょう。 ] 俺のような見も知らぬ男に見られても構わぬと…? (*22) 2020/09/03(Thu) 8:34:26 |
【赤】 宮野 利光[ 彼女の反応はどのような物でしたか、 顔を離して、正面からその瞳を覗き込んで。 ] …美しく、良い女だな。 亭主が羨ましいものだ。 [ にやりと笑いそう呟きました。 ] …まれ。 俺は此処で見ていよう。 まれが好いた夫でない男に見られて あられもない姿になるのを、ずっと。 …ああそうそう。 時折うっかり手が出てしまうかも知れんが、 亭主には内緒にしておいてもらえると ありがたい。 (*23) 2020/09/03(Thu) 8:38:21 |
【赤】 六鹿 稀 [ 目の前の、見えてはいけない人は、 彼女に改めて近付いてきて、 垂れていた髪を耳にかけてきた。 とても、言葉は怖いけれど、 本当に怖いものとは感じられなかった。 ] あなたは、っ……ほんと、に…… 知らないかたなの……? [ 彼女からしてみれば、 独り言を聞いてくれていたであろう人は、 知らない人とは呼べず。 だからこそ、下腹部はひどく疼き、 見られたいと願ってしまう。 その気持ちは、彼女の手の動きに 反映され、太いモノが彼女のいやらしい 蜜を溢れかえさせる。 ] (*24) 2020/09/03(Thu) 12:35:25 |
【赤】 六鹿 稀ふ、ぁ……けん、とさ……っ、……! [ 目の前の人が、夫のことに触れると、 閉じた瞳の中で艶めく彼が浮かび上がった。 夫がいない日、満たされぬ思いが 目の前の彼を見えるようにしたのだろうか。 そんな彼は、触ってしまうかも、と 宣言をしてくる。 そして、そのことは夫には秘密に、と。 ] わたし、に、っ!…ふれて、くださるの……? [ 六鹿夫妻は、2人とも性欲旺盛。 故に、触れられれば求めてしまう。 それからのことを考えれば、 彼女は1度目の昇天を果たすだろう。 膝頭を合わせて、ぎゅっと体を縮ませて、 彼女は静かに果てる。 呼吸は荒く、目は潤んでいただろうか。 見られていると思うと、 いつもの彼女からは想像できないほどの 淫靡なメスが生まれてしまうのだ。 ]* (*25) 2020/09/03(Thu) 12:46:13 |
【人】 宮野 利光* [ 妙だなと気付いたのは少し経ってからでしたか。 折に触れぼんやりと中庭に佇むまれに気付いて 手を上げてみても、反応が無いのです。 何か心に病むようなことがあったのかと 少々慌てて彼女の隣に立ちますが、 まれの瞳がこちらを捉えることは無く。 声を掛けてみてもその耳には届かぬ様子。 はて可笑しなことと首を傾げます。 日の当たる昼日中に幽霊が出ると言うのも それこそ可笑しな話ではと思われるかも 知れませんが、己にとっては昼だろうが 夜だろうが一切変わることなく 此処に居るのですからそれはひとつ 御容赦頂くとして。 ] (16) 2020/09/03(Thu) 13:05:41 |
【人】 宮野 利光[ どうやら本当に見えていないのだと 言うことに思い至りまして、 寂しさとも残念ともつかぬ気持ちに 肩を落としてその場を去りました。 あれもまれが色事の最中でしたか。 彼女が一人だったか夫婦でであったかは 記憶が定かではありませんが。 決して覗く訳でも無くただ たまたま そこを通り掛かった己が、また響く 艶めかしい声に耐えきれずついと視線を向けた際。] (17) 2020/09/03(Thu) 13:07:50 |
【人】 宮野 利光[ 違うことなく、きちんと己を捉えて。 思い違いでないのなら、笑顔さえ向けて くれていたかも知れません。 …もしかしたら、まれは。 まれが、己を視認出来る時と言うのは… ]* (18) 2020/09/03(Thu) 13:10:02 |
【秘】 宮野 利光 → 六鹿 稀女将としててきぱきと働く姿も、 亭主と喧嘩をして中庭で肩を落とす姿も 仲睦まじく、亭主と笑い合うその笑顔も、 (-8) 2020/09/03(Thu) 16:10:46 |
【赤】 宮野 利光[ 吐息混じりに夫の名を呼ぶ声が聞こえ、 唇の端に歪んだ笑いが浮かびます。 白い脚の間からちらと覗く張り型に 興味深く視線を投げれば、そこには ぬらりとした蜜が湧いて出ているのが ありありと分かり、思わず己が息を飲み込んだ 音が聞こえる程に淫靡でありました。 触れてくれるのか、と言う声が 耳に触れた瞬間、頭の中で何かがぷつんと 切れたような音が鳴り 次には彼女に覆い被さるように、 その身体を横たえておりました。 急く気持ちとは裏腹に、大切な宝物に 触れるように、そっと。 ] (*27) 2020/09/03(Thu) 16:14:42 |
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