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【赤】 ヒトシ[悪戯に笑う顔。 そんな顔を向けられたら、また我慢できなくなる。 我慢する気なんてもうないけど。] 羽衣恵さん……! [肩を掴んでベッドに押し倒す。 休憩?そんなの知らないよって。 抗議は聞かないって、唇を塞いでしまおう。激しく求めて、舌を絡めあって。まだ朝までは時間もある。]* (*19) 2021/12/25(Sat) 23:31:00 |
【赤】 ウイエんー?きゃっ、! [肩を掴まれてぐるんと視界が反転する。 ベッドにぽすっと仰向けに倒れこみ 見上げれば天井と彼の顔。] もぉ、さっき休憩って、......んん、っ...... [笑い混じりに咎める声を 遮るように唇が塞がれた。 割って舌が入り込み、 咥内を蹂躙する激しいキスに 力のはいらない肢体がびくびくと震える。] (*20) 2021/12/26(Sun) 10:10:44 |
【赤】 ウイエンンン、ふ、はぁ......っ [キスの合間に漏れる吐息は甘く 水で冷えた唇がたちまち熱を持ち。 快楽でぐすぐずになった身体は 少しの刺激で容易くスイッチを入れてしまう。 彼の肩に手をおいたけれど強く押し返すことはなく、 それどころか求めるようにぎゅっと握って。] んっ......仁志、くん......っ [夜が更けてもまだ朝には遠い。 名を呼ぶ声にぞくりと奥がざわめいて。 とろんと期待に潤んだ眼差しが彼を見ていた。**] (*21) 2021/12/26(Sun) 10:15:45 |
【赤】 ヒトシ[明け方近くになって、少し眠っていた。 羽衣恵はまだ寝ていただろうか。本当に朝まで、ではなかったけど結構な回数をこなした。] ……羽衣恵さん…… [正直に言えば不安はある。 熱が冷めて、それでもまだ好きだって思ってくれているだろうか。 二人で寝るには狭いシングルベッド。ギュっと体を密着させて、抱きしめたまま。それでも不安は残っていた。] あ……デザート食べ損ねた。 [せっかく羽衣恵が用意してくれたのに。 ちょっと残念。お願いしたらもう一度作ってくれるかな?なんて。] (*22) 2021/12/26(Sun) 16:07:15 |
【人】 ヒトシ── BAR カメリア ── [開店準備中。 店内を清掃したり、備品のチェック。お酒のボトルやグラスを磨いたり。お客さんが来る前にやっておくことは結構ある。] 『ヒトシ、なんか上機嫌だな。 女ができたからって気を抜くなよ?』 [忙しく仕事に励んでいたらマスターにそんなことを言われてしまった。努めて何事も無かったようにしてたのに、三日目にしてバレてしまった。] へへ、……そうなんすよ。 [でも認めてしまえば、顔が緩んでにやけてしまう。お客さんが来るまでには元に戻っておかないと。] (0) 2021/12/26(Sun) 16:07:57 |
【人】 ヒトシ……羽衣恵さん、来てくれないかな。 [来てくれそうなことを言ってたけど、どうなのだろう。 そういえばバーとか行くひとなのかな?お洒落なお店で働いてた人だから、もしかしたらこういう店も行きつけとかあろうのだろうか。] む……なんか悔しいぞ。 [自分でも理不尽とは思うけど、羽衣恵が他のバーに行ってるところを想像して胸がモヤっとした。 ────あれ、俺ってこんなにヤキモチ焼きだっけ?]* (1) 2021/12/26(Sun) 16:08:44 |
【人】 ウイエ[結局、それからも何度か抱き合って 翌日目が覚めたのは昼も近かった。 (無職と夜職の人間だからできることだなあとしみじみ思った) 彼に特に用がなければ 食事を食べていくよう勧めたが、 さすがにちゃんとしたご飯を 作る元気はなかったので トーストとコーヒーとかで我慢して頂く。 昨日作って食べ損ねたデザートは トースターで加熱して一緒に出した。 味の感想はどうだったかな。 時間が経っても美味しく食べられるはずだけど。] (2) 2021/12/26(Sun) 19:40:20 |
【人】 ウイエ[明るい中で顔を合わせると やはり気恥ずかしさが残る。 甘さと気だるさが入り交じった空気のなかで他愛ない話をした。 一夜の熱が冷めて、微妙な空気になったりしないか 密かに不安だったのは自分の方もだったけれど 少なくともそんな心配はなさそうでーーーー 軽くシャワーを浴びたり連絡先を交換したりしたあと、 この日は別れたことだろう。] (3) 2021/12/26(Sun) 19:51:53 |
【秘】 ウイエ → ヒトシ.........じゃ。またね。 [さらりと告げる口調こそ、 普段通りだったけど。 表情は柔らかく笑んでいた。 自分達はもう元店員と客でもなければ たまたま会っただけの知り合いでもない。 新しい関係を築いていくのだろう。 これから、"特別"な相手として。*] (-9) 2021/12/26(Sun) 19:53:37 |
【人】 ウイエーー数日後ーー えー、と......ここかあ。 [それから数日。 彼とは時折メッセージで やりとりなどをしながら 特になにもなく過ごした。 落ちたばかりの恋とは恐ろしいもので、 ふと気がつけば彼のことを考えてしまう。 またご飯食べてくれるかなーとか。 どこかに遊びにいったりしたいなーとか。 ......あの激しかった夜のことを思い出して悶々としたりとか。 文字のやりとりが声を聞きたい、 会いたいに変わるのも時間はかからず 思ってしまえば阻むものは何もないわけで。 そんなわけで、教えてもらったバー...... カメリアという店の前に 羽衣恵は立っていた。] (4) 2021/12/26(Sun) 20:43:32 |
【人】 ウイエ(め、めーわくじゃないよね、 来ていいって言ってたし......) [バーにはまだ学生時代、 女友達と一度行ってみたことはあるもののここ暫くは縁遠く、 いざ店の前に経つとなんとなくドキドキしてしまう。 入る前にそっと身だしなみをチェックする。 久々にバッチリメイクをして、 ニットに膝丈のタイトスカートにヒール。 髪は下ろして後ろで編み込みにした。 自分でも気合い入ってる感じが丸分かりで 少々恥ずかしいが、変な格好はできませんからね。] (5) 2021/12/26(Sun) 20:48:33 |
【人】 ウイエ[一度深呼吸をして扉を開ければ カランとベルの音が鳴る。 確かに思っていたよりもカジュアルな印象だ。 一人で飲んでいる社会人らしき男性や、 バーテンさんがかっこいいんだよね、 なんて会話している女子大生らしき二人連れもいる。 カウンター隅の席に腰かけて店内を見回せば 彼の姿はあっただろうか。 特に約束しているわけでもなし、 のんびりさせてもらおう。 思えば店で働いていた頃は立場が逆だった。 なんだか不思議な感じだなあ、としみじみしつつ。**] (6) 2021/12/26(Sun) 20:56:21 |
【人】 ヒトシいらっしゃ……いっ? [扉が開いて、入ってきた人。 お店、彼女が辞める前の店でみた姿とも、このまえの姿とも違う。 髪もポニーテールじゃなくて、服装も大人の女の人って感じで。] いらっしゃい……羽衣恵さん。 [言葉こそ冷静だったけど、ズサった。 羽衣恵さんがすわったカウンターの前にズサって登場、バーテンダーのヒトシです。ネクタイ締めて、ダークのシャツにグレイのベスト、髪もオールバックにしてる。どうかな?かっこいいって思ってもらえたら嬉しい。] (7) 2021/12/26(Sun) 22:35:42 |
【人】 ヒトシ来てくれたんですね。 嬉しいです。 その……綺麗です。 [なんて言ってたらマスターの視線に気づいて。咳ばらいをひとつ。 おしぼりを出して、それからメニューも。 普通にカクテルやら、ウイスキーやらビールやら、あとおつまみ程度と軽食。] 何にします? [────何でも言ってください。」* (8) 2021/12/26(Sun) 22:36:17 |
【人】 ウイエ[のんびり待たせてもらうつもりだったが すぐに彼がやってきた。 その姿を見とめて微笑みかける。] や、こんばんは。来ちゃった♡ ......今、迷惑じゃなかった? [なんて冗談めかして言いつつ まじまじと彼を見上げた。 仕事中の彼はびしっとネクタイをしめていて、髪もあげていて。 以前とはまた印象が違って見え おー、と心の中で感嘆の声を漏らす。] (9) 2021/12/26(Sun) 23:21:12 |
【人】 ウイエふふ、ありがと。 ちょっと張り切ってお洒落してきました。 ......仁志くんも、かっこいいね。 いつもより大人っぽく見える。 [少し頬を染め、身体を近づけて小声で囁く。 男子のスーツには不思議な魔力があると言いますが、 これは確かにモテるだろうなあと思った。 ......変な虫がつかないように今後気を付けねば。いろいろと。] (10) 2021/12/26(Sun) 23:23:00 |
【人】 ウイエん、じゃーねえ。 カクテルと生ハムの切り落とし。 せっかくだしカクテルは仁志くんに おまかせしてみようかなー。 [どうやら軽食も出してくれるようなので 目についたおつまみを頼みつつ。 何を作ってくれるのかわくわくしつつ とりあえずは一杯目を。**] (11) 2021/12/26(Sun) 23:28:02 |
【人】 ヒトシ迷惑だなんて、絶対ないですよ。 へへ…… よかった、嬉しいです。 [羽衣恵さんにかっこいいって言ってもらえて嬉しさが溢れて笑顔になる。 それに、可愛いけど、ピシっとしてる羽衣恵はそれ以上格好良くて。どきどきする。] じゃあ、お任せされちゃいます。 [お願いします、と他の店員に生ハムを頼む。 流石に、切るだけなら大丈夫なのだが「お前は食品に触るな」と言われているので仕方ない。] (12) 2021/12/27(Mon) 9:34:52 |
【人】 ヒトシ[ドライジンとオレンジジュースをカウンターの上に。 ショートのグラスには氷を入れておき、シェイカーのパーツを分けておく。 メジャーカップで分量を測りながら、ボディにジンとオレンジジュース。それと氷。一杯目目なので、マイルドに1:1で。 グラスの氷と水を捨てたら、ストレーナーとトップを被せて、シェイクを始める。 氷の当たる音をリズミカルに鳴らして、お酒とジュースと氷、それと空気を混ぜ合わせて、お酒を作り出す。ハードにならないように緩やかに混ぜ合わせ、ゆっくりと動きを止める。 トップを外してグラスに注げば、橙よりも黄色に近いお酒。 チェリーをひとつ添えて、羽衣恵さんの前に。] (13) 2021/12/27(Mon) 9:36:57 |
【人】 ウイエ(あ、…かわいい) [びしっとしたバーテンダーのお兄さん、 って感じの彼が嬉しそうに破顔する。 プライベートの姿と重なって ついついキュンとしてしまった。 その笑顔をさせているのは自分なのだな、と思えば余計に。] ん、お願いします。 [にこりと微笑みを返し、 カウンターに頬杖をついて 手際よくカクテルを作る彼をじっと眺めていた。 シェイカーの鳴る音が耳に心地よく響く。] (15) 2021/12/27(Mon) 10:41:34 |
【人】 ウイエわあ、ありがとー。頂きます。 オレンジブロッサムってあれだよね、 結婚式とかでよく出されるやつ。 [カウンターに置かれたのは オレンジがかった黄色の鮮やかなカクテル。 自分の髪色に少し似ている気もする。 添えられたチェリーが可愛らしい。 オレンジとジンの爽やかな香りを感じながら ショートグラスに口をつける。] ん、おいしー。 [柑橘系のフルーティな甘酸っぱさと、 確かに感じるアルコールの風味。 生ハムの塩気とも大層よく合う。 満足そうに堪能しながら暫しグラスを傾け**] (16) 2021/12/27(Mon) 10:43:34 |
【人】 ヒトシよかった。 [美味しそうにお酒を口にする羽衣恵に、嬉しくなる。 もしかしたら、かっこいいって言ってくれたときよりも。バーテンダーとして認めて貰えたかなって。] 飲みたいものがあったら言ってね。 [似合ってるって思った。 バーの中にいる姿とか、大人っぽい恰好もあって、とても絵になっている。 綺麗だなって。色んな羽衣恵さんをこれからも見ていきたいって思った。] (17) 2021/12/27(Mon) 14:47:19 |
【人】 ヒトシね、羽衣恵さん。 今度デートしようよ。 二人で遊びに行って、ご飯食べたりさ。 [出会って、付き合って、することはしたけど。 ランチは行ったけど、そうじゃなくて。オシャレして二人で並んでどこかにいきたいなって。 そんなこと言ってたらマスターから「お客様をナンパしてんじゃない」って怒られたけど、そんなことは気にしない。というかナンパじゃないし。]* (18) 2021/12/27(Mon) 14:47:50 |
【人】 ウイエ[こうして眺めてるのいいな、と思う。 バーテンダーしている姿がかっこいいのもあるけど、 仕事をしている彼は背筋が伸びていて、 いきいきしてみえるというか。 見ているだけでなんだかこちらも嬉しくなってしまう。 家に来たとき、 自分が料理している姿を 楽しそうに眺めていた彼。 あれはこういう気持ちだったんだろうか。 "勿体ないっすよ" ーーーふと、あの時の言葉を思い出した。] (19) 2021/12/27(Mon) 15:11:06 |
【人】 ウイエじゃあ次はねー、 ちょっと強いやつ行ってみようかなぁ。 あ、でも飲みやすいのがいいな。 [ショートグラスはすぐに空になってしまう。 続けて二杯目の注文を。 例によって何を作るかはおまかせ。 もぐ、と生ハムを咀嚼し、] うん?勿論いいよぉ。どこいこっかー。 仁志くんがいいならちょっと遠出してもいーし。 あたし、今暇してるしね。 [デートのお誘いには二つ返事で。 ナンパと誤解してお説教するマスターに 酒精でほんのり赤らんだ顔で くすくす笑ってしまった。] (20) 2021/12/27(Mon) 15:14:49 |
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