【人】 機関設計士 スタンレーー回想:ゆきのやー [「もしかして、以前どこかでお会いしました?」 青年に尋ねられる。] 「俺もそんな気がしていたんだよな。[ふむ、と腕を組み、右手を顎に乗せる。] 俺は、国鉄に勤める機関設計士のブルー・スタンレーと言うが、君を王宮で見かけたことがある。 確か…、研究室の前かな?」 [二人は、ゆきのやに足を踏み入れる。相変わらず盛況な様子。ユキムラの姿は見えない。] (20) 2020/05/16(Sat) 2:17:24 |
【人】 機関設計士 スタンレーー回想:スタンレーの故郷ー [スタンレーの家族は、ブーヨプキュリテ国の端の端、湖の綺麗な田舎に、健やかに住んでいる。 スタンレーはその小さな町の生まれだ。 スタンレーには10歳下の弟がいる。ちょうどハニエルと同じくらいだ。 ハニエルと話すと、弟を思い出すので、なんだかほっとけない、微笑ましい気持ちになるのだった。]* (21) 2020/05/16(Sat) 2:17:46 |
【赤】 第一王女 ユウェル"あ、レッタだ。" レッタ?まさか…… "ヴェーネレに軍事訓練で滞在してた時に 知り合ったこの国の騎士団に所属する騎士だよ。" "へぇ。休みなんですかね" [どうやら、スカーレット・アルジャンが 誰かと食事をしていた時間に3人も来ていたらしい。 妹に浮気を疑われた兄は、懸命に弁明をする。 彼の婚約者は、今回の遠征に不参加だったのだ。 故に、フィオーレが監視役のようなものをしている。 彼らのテーブルに来たウェイターにオススメを聞いて、 フィオーレは、カルボナーラ。 ムーティジェンティーレは、トマトのクリームパスタ。 そしてシュラーフェンは、ボンゴレ・ビアンコをオーダー。] "賑わってるねぇ。" シュネーヴェとは、また違うねぇ… テールエールデは、どうでしょう? "結構あるぜ、こういうところ。" (*2) 2020/05/16(Sat) 2:26:00 |
【秘】 第一王女 ユウェル → 仕立て屋 アルジャーノン侍従長より、話は聞いている。 無理のないように、この祭りを楽しむといい。 絶対に、誰かと絆を結べと言っているのでもないから。 会話を、楽しんでほしい。 私も、暇をしているから。 それでは、また。 (-7) 2020/05/16(Sat) 2:29:35 |
【人】 調香師見習 ノア─回想 一日目夜:レインツリーの丘─ [宙に伸ばした手がそっと包まれる。 柔らかく優しい温もり。 一通りの説明が終わってからも レッタさんは私を気遣ってくれた。>>12] …いいえ、私のほうこそ。 教えてくれて、ありがとうございました、 レッタさん。 [私はレッタさんにこれ以上心配させないよう 努めて微笑んで見せたけれど、察しの良い彼女には 通じなかったのだろう。 この後に語られた、まるで私の心の内に応えるような 彼女の話から、それがわかった。] 運命を変えた…… [騎士団に入った理由、辞めずにここまで来られた訳、 その間に周囲の人達は伴侶を見つけて “幸せ”になっていったこと。 恋人がいない今を遊び心に打ち明けるレッタさんは それらを望んでいないという。] (22) 2020/05/16(Sat) 5:42:20 |
【人】 調香師見習 ノア国王陛下と王妃様の幸せを見守ることが レッタさんの運命ということですか? それがレッタさんの幸せで、 そのために頑張っている…… [聞いていると、聞けば聞く程、師匠が重なって>>15 知らず胸にあてていた手がドレスの布に皺を寄せる。 師匠が私のことをレッタさんと同じように 考えているなら…私は、どうしたらいいのだろう。 ずっと、見守っていてくれるひとに 大切にしてくれたひとに応えたいのに、] …私は、私の幸せがわかりません…… [私だって、このまま今のまま、 ずっと居られるなんて思っていない。 師匠があれほど言うのだもの、根拠があるのだと思う。 一度だけ、聞いたことがある。 師匠が、私の運命のひとということはないのかって。] (23) 2020/05/16(Sat) 5:42:23 |
【人】 調香師見習 ノア『…………雛の刷り込みですよ。』 [師匠は言った。 最初、驚きに詰まった顔はすぐに苦笑に崩れて、 この国に来たばかりの、今よりももっともっと、 何もわからなかった頃の話。] 『今のノアさんには私しか居ないから、 そんな風に思うのです。 けれど、ノアさんが私に対して思う感情は 子供が親に抱くものと同じもの。 いつか、わかります。』 (24) 2020/05/16(Sat) 5:42:26 |
【人】 調香師見習 ノア……夢物語ではないと思いますが 夢物語でも、心に確かなものがあるレッタさんは 素敵だと思います。 [私には何もない。 あるものは全部、師匠に与えられたものばかり。 感謝しても、しきれなくて。 唯一、お返し出来ることがあるのに、 それもわからなくて。 不安で、寂しくて、] …師匠に私…、困らせるようなこと、 言ってしまいました…… [話の終わり、小さく小さく打ち明けた。*] (26) 2020/05/16(Sat) 5:42:31 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン─ 前日:たこやき ─ [小さくて丸い。タコに似た形をした 全く別の食べ物だろうか。 このたい焼きのように>>4 話に想像を膨らませ、彼女と二人歩く。 辿り着いたたこ焼き屋はなるほど 小さくて丸いものを焼いていた。 購入すれば、二人でベンチに座る。 ほかほかと温かな湯気を出すたこ焼きは ソースと青のりのおかげかとても美味しそう。] うん、わかった。 [忠告に素直に頷いて>>5 ひとつ、爪楊枝に刺して目の前に持っていく。 そうして口に入れようか、というところ。 隣から大きな声がしてびくっ、と肩を揺らした。] (27) 2020/05/16(Sat) 7:18:04 |
【人】 平騎士 バジル・クレソンわ、大丈夫!? [今までの彼女からは信じられない声量。 そこから、とても熱かったということが伝わる。 慌てて一緒に購入した自分のお茶を渡そうと コップを持てば彼女に差し出す。] 忠告したのに忘れて食べちゃうなんて なにか考え事でもしてたの? [おっちょこちょいなところに笑いながら、 心配げに眉を下げながら 自分はゆっくりとたこ焼きを口に入れる。] ん、あつっ [確かに熱い。 はふはふと口の中で転がしながら それでも味わって食べて。 美味しさに次のたこ焼きに手を伸ばしながら 数個食べてからたこが中に入っていること気がついた。*] (28) 2020/05/16(Sat) 7:18:14 |
【人】 平騎士 バジル・クレソン─ 朝のこと、散歩の途中 ─ [朝の空気は澄んで清々しい。 空は高く、雲は流れて。 日が昇るのに合わせて様々に色を変える。] あ、お姉さん。 おはよう。 [声を掛けられ、空を見上げていた顔を前に向ける。 そこには一昨日食事を共にした女性がいた。] それ市場の?もう売ってるんだ。 美味しそうな苺だね。 [籠の中に入っている苺は赤く、 宝石のように太陽を反射している。 新鮮で瑞々しいことが伝わって 自分もなにか買おうかな、と。 そんな気持ちにさせた。*] (29) 2020/05/16(Sat) 7:36:17 |
平騎士 バジル・クレソンは、メモを貼った。 (a7) 2020/05/16(Sat) 7:38:35 |
【独】 平騎士 バジル・クレソン/* 色々縁故拾えてないとこあるなって 今思った マッドの不審者情報と イヴは仕事だったならうちの隊だし 絡めばよかった〜〜〜 (-8) 2020/05/16(Sat) 7:40:10 |
【人】 無口な使用人 ジゼル─ タコヤキの回想─ わ、大丈夫!? [ 慌てて自分のお茶を渡してくれるクレソンさん、本当になんて気の回る人なのだろう。] (…恥ずかしくて死んでしまいそう…) [ 受け取ったお茶をゴクリと飲み込んで、涙目で顔を上げた。ふと、スタンレーさんが涙目になっていた日のことが頭に浮かんだ>>0:35 それにしても、ひどい顔をしていたことだろう。 熱い食べ物を食べた時はだいたいひどい顔になると思うけれど、 …あのお姫様は、そんなこと無いかしらね、きっと。] お茶を、ありがとうございました、熱さで、死んでしまうところでした と泣き笑いでお礼を言う。] (30) 2020/05/16(Sat) 8:55:28 |
【人】 無口な使用人 ジゼル[ それから大きな声で驚かせてしまったことのお詫びも。] 大きな声を出してしまってごめんなさい いつもはこんな声は出ないのですけど、今日は朝から、声が出やすい気がするのです [ あなたのおかげかもしれません、とは言えなかったけれど、 タナバタのおかげでしょうか、なんて言ってみた気がする。 クレソンさんはタコヤキを、気に入ってくれただろうか。] (31) 2020/05/16(Sat) 8:59:38 |
【人】 無口な使用人 ジゼル[ タコヤキを食べている(次からはとても注意して食べた)時間はとっても楽しかったけれど、食べ終わるまでさほど時間はかからず。 別れ際に私は紙袋から新しい金平糖を取り出した。 他の人に渡す分を、先にクレソンさんに渡しちゃおう! 誰の分を?と少し考えて] (旦那様、奥様、ごめんなさい! 明日、新しいもの買ってきますから!) と心の中で謝った。 道案内のお礼です どうかよいタナバタになりますように [ と言いながら渡したら、クレソンさんは受け取ってくれただろうか。 ずいぶん楽しい時間を過ごしてしまった、丘に行くのは明日にしよう、とさもすればスキップしそうな足を宥めてクレソンさんの背中を見送った。]* (32) 2020/05/16(Sat) 9:05:46 |
無口な使用人 ジゼルは、メモを貼った。 (a8) 2020/05/16(Sat) 9:09:13 |
【秘】 モブ 田中太郎 → 第一王女 ユウェル今日も残業で午前様だ。 周囲はこんなにお祭りムードなのに何故俺だけが… [郵便受けを見ると明らかに上質そうな封筒が一通] ?????? ユウェル様って、あのユウェル様????? (-9) 2020/05/16(Sat) 10:35:28 |
【人】 異国の道化師 マッド・リヒターー 2日目の朝、朝市の人混みにて ー [ふぅ、と伸びをした腕が通行人に当たる。その度、彼は「失礼」と通行人一人一人に向き直って帽子の鍔を軽く下げお辞儀する。昨日職質を受ける前と変わらず、人通りが多い中をふらふらと歩いていた。装飾がその度またジャラジャラと音を発てて揺れる。] [昨夜、満天の星空の下の出来事を思い出す。>>17ノアには目線も合わせず手を軽く振って見せたのが最後だ。その後はアルジャンの娘と景色を楽しむ事ができていたのだろう。アルジャンの娘の声色から気が緩んでいたのは感じた>>15。時の流れとは、儚いが、何故こうも美しさを鮮やかな景色と共に留めるのか。] (33) 2020/05/16(Sat) 10:58:22 |
【人】 異国の道化師 マッド・リヒター[さて、昨夜アルジャンの娘はマッドの気配を察知しながら何事にも行動しなかった。であれば下々の騎士共にもそれが共通の認識となっているであろう(>>18 >>19)。で、あれば、彼はこの国より面倒な事も無く旅鳥の如く徒然なるままに抜け出す事ができるだろう。日が落ちる迄には姿を晦まそう。] ドンッ [その様に考えていた矢先、かのアルジャンと同じ銀色の髪の『青年』とぶつかった。長身で締まった腕ではあるが何処か柔らか味もある。彼より少し高い長身に、マッドは帽子の鍔を少し上げ挨拶する。] おっと、失礼。不注意でした。>>16 [青年……否、女性か?そして騎士団第二分隊の騎士装束。今は手配書に上がっていない状態だとは感じているが、あまり好んで関わっていきたい業種でも無い。そろりと目線を進行方向にズラし、何食わぬ顔で歩き出そうとした。*] (34) 2020/05/16(Sat) 10:58:37 |
異国の道化師 マッド・リヒターは、メモを貼った。 (a9) 2020/05/16(Sat) 11:12:18 |
仕立て屋 アルジャーノンは、メモを貼った。 (a10) 2020/05/16(Sat) 11:22:37 |
少女 ルーシュは、メモを貼った。 (a11) 2020/05/16(Sat) 11:59:25 |
【人】 星読博士見習 ハニエル−前日 夜・ゆきのや前にて− [やはり、その男は自分を知っていた。] へぇ、研究室…。 [王族専属の研究員のみに入ることが許される、最先端の研究機関、"ベクルックス研究室"。 ハニエルも入る事は許されていない。] 研究室なら、よく先輩の実験道具運びに駆り出されては、扉の前で待ちぼうけを食ってます。 …あぁ、僕、星読見習なんですけどね。 そういえば、その時にお話をしたかな。 高名な技師さんですよね、スタンレーさん。 (35) 2020/05/16(Sat) 12:24:58 |
【人】 星読博士見習 ハニエル−前日 夜・道中にて− [彼とともに買い物を済ませつつ、 とりとめのない話に花を咲かせる。 自分より年齢も体格も一回り上の彼と並ぶと、 故郷の兄貴ともよくこうして夜道を歩いたな、と思い出した。 スタンレーとは少し会話を交わしただけというのに、変な話だ。 ここ数日、男性と話すことがなかったから、 余計親しみを感じたのかもしれない。 街中に出ると、昨日よりもカップルが増えているような。 皆楽しそうに笑いながら、自分たちの時を楽しんでいるようで。 つと寂しさが込み上げる。 −−兄貴は、こうやって歩きながら、恋愛の話を教えてくれたっけ。 「お前にはまだ早いけどな」と笑いながら…] スタンレーさんには今、 想ってる方がいらっしゃるのですか? [いつしかそう口にしていた。 久しぶりに男性と話し、所謂「メンズトーク」なるものをしたくなったのだろうか。] (36) 2020/05/16(Sat) 12:33:22 |
【人】 星読博士見習 ハニエル[でもこんな話題、今まで自分からした事なんてなかったのに。 −−なぜだろう、お伽話なんて下らないと思っていたのに。 運命の首飾りと、それに付随する伝説など、 つまらないと思っていたのに。 たとえ、首飾りや運命の人に出会ってなくとも、 ひとたびこのタナバタの空気感に触れれば、 まことのように思えてくるのだ。 この二日間は、 偶然丘の上で会ったノアやジゼル、 道端で会ったスカーレットと、 親しく話すことができた。 この祭りは、人との距離を近付けてくれる。]* (37) 2020/05/16(Sat) 12:33:41 |
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。 (a12) 2020/05/16(Sat) 12:37:45 |
星読博士見習 ハニエルは、メモを貼った。 (a13) 2020/05/16(Sat) 12:40:21 |
【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン−回想:丘の上・ノアと− なんとなく、だけどね。 ユウェル王女とは随分仲良くなっているから、 殿下と、新しい人生を歩み始めた、 私のレディのことを支えたほうが、 今の私は幸せを感じると思って。 [殿下がこの国に来てから、更にその気持ちは 高まったような気がしている。 王女が恋い焦がれていた相手というのは、 本当に、素敵な人物だった。 優しく、王女を深く愛し、謙虚である。 他国から来た次期国王と奇異の目で 見られていたが、すぐに馴染んできている。 すると、彼女は自分の幸せが何かわからないと言い出す。 手に持っている服が、何を意図しているのか スカーレットにはわからない。 でも、縛られているのなら、それは良くない。 服というものは、簡単にその人を縛ることが できる不思議なものだから。 そう思って、また話し始めよう。] (38) 2020/05/16(Sat) 13:00:03 |
【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン私もね、騎士団に入る前に社交界で、 いろんな人に出会った。 恋に落ちることはなかったけれど。 同性の友人たちは、彼女たちの幸せを、 そこで見つけた。 私は、そうでもなかった。 だから、貴女も……人に会って、話をして、 もしかしたら違和感を感じるかもしれない。 それなら、その違和感をどこから感じているのか、 考えてみたらどう? 人と会うこと?それとも、人と話すこと? それとも…相手を恋愛対象としてみること? どこかで、もやっとするものがあるんだと思うよ。 [絶対にお節介をやいた。 そう思い、一旦口を閉じよう。 彼女の次のアクションがあるだろうと信じて。] (39) 2020/05/16(Sat) 13:01:03 |
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