]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。 (a7) 2022/12/16(Fri) 1:27:50 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ─現在:屋外・ブランコの広場─ [玄関ホール……玄関の扉から外へ出た。 洋館の周囲を回るように歩いていくと、大きな木がそびえ立つ、ちょっとした広場にたどり着く。その木の枝には、ブランコが一つ、ぶら下がっていた。 誰が作ったのかは知らないが、クロが来た頃には既にあり、楽しく遊ばせてもらったものだ。今は重量的に乗れなくなったが、アリスが楽しそうに遊んでいるのを見かけたことがある。 来た頃よりは声も少し低くなったし、手足も背も伸びた。 大きくなれたな、とぼんやりと思う。 空を見上げれば、青空は見えなくて、暗い色をしていた。遠い所では、災害レベルで天候が崩れているのかもしれない。] (17) 2022/12/16(Fri) 1:38:55 |
【人】 T『魔術師』 シン―― みんなの妹の誕生日パーティー ―― [ アリスちゃんの誕生日パーティーは、 とっても楽しいものになったと思う。 少なくともアリスちゃん本人にはね!……と思うのは、 あんまり乗り気じゃない子たちも見えた、からだろうか。 チェレスタちゃん発案の、みんなでの合唱は、 気が付いたらわりと大所帯になっていて、 こういうことをみんなで、っていうのは、 初めてだっただろうし>>0:660、 ぼくもとっても上機嫌だった。 チェレスタちゃんの発案の元が ぼくの言葉だったことは>>0:661、 もしかしたら、知らないことだったかもしれない。 知ったら驚いただろうね! ] (18) 2022/12/16(Fri) 1:40:12 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ…………。 [ブランコを眺められる位置に椅子があり、そこに腰かけた。先ほど起きた情報をまとめようと考える。唐突に突き付けられた選択肢。 世界が滅んでほしいか否かで言えば、否である。 クロの周りの環境は、あまり優しくはなかった。 しかし、洋館の職員たちには悪感情はないし、外の世界で暮らす全く自分と関係のない人々まで一人残らず不幸になれ、とは思わない。それに、この世界には可愛い動物やきれいな風景がある。] …………。 [自分は皆とこのまま暮らせたら、それで構わないのだけれど。 けれど。マドカの言葉を思い出す。 神に従おうとする証持ちたちを。 それが、僕らの幸せなのだろうか。 皆が、そう望むのであれば……、] (19) 2022/12/16(Fri) 1:40:39 |
【人】 T『魔術師』 シン[ チェレスタちゃんに「おかえり」は、 ちゃんと後で言いに行ったよ。 いつもの「楽しかった?」を添えてね! そしたら「今回も楽しかった」って返ってくるから、 ] そっか! 良かったね! [ って笑顔で言うんだ。 心から言ってるよ? もちろん。 ぼくも外の世界について聞かなくなったけど、 チェレスタちゃんも、外の世界の話が、 そもそも出来なくなった、わけで。 だけど演目内容を、身振り手振りを交えて 語ってくれるチェレスタちゃんは>>1:326 やっぱりぼくの知らないことを、教えてくれる。 色んな芸、とか、ぼくはあんまり見たことない。 ましてころころ変わる演目は、たぶん毎回違うんでしょ? その興奮冷めやらぬ、みたいな様子が、 ぼくはとっても好きだよ。] (20) 2022/12/16(Fri) 1:40:54 |
【人】 T『魔術師』 シン[ そんな話の途中、チェレスタちゃんが ぼくに提案をした>>1:325。] えっ! そっか、楽器!! それならぼくにも参加できるかも! それ、とってもすてきだね! [ すっっっっごい下手なぼくの歌は、 合唱団には流石に……流石に……で、 カルクくんみたいに楽器が弾ける訳でもないから、 じゃあ観客だね!とか思ってたけど、 確かに打楽器とか、音を鳴らすだけなら 出来るかもしれない!って分かれば 目を輝かせて、腕をばたばたしただろう。 いつもはぼくが色々アイデアを出すけど、 今回ばかりは、チェレスタちゃんの方が上手 ……だったのかもしれない。 いや、発案元がシャル姉さん、ひいてはフォル兄さんなら、 それはそれで納得かもしれないけど。 結局ぼくは島群風のたくさんの鈴を鳴らすことになった。 チェレスタちゃんに貸してもらえたかな? 幸いにも、リズム感は悪くなかったから、 良いアクセントになったと思いたい。思いたい!] (21) 2022/12/16(Fri) 1:42:11 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ぼくに初めて誕生日プレゼントをくれたのは、 父さんと母さんで、ヴェル兄さんだった。 もしかしたらフォル兄さんやシャル姉さんから もらうこともあったかもしれないけど。 だから、誕生日に好きな人からプレゼントをもらう、 それはぼくが、自然と覚えたことだった。 誕生日に思うことがある子がいることも知らなかった。 誕生日を知らない子がいることも知らなかった。 それが証持ちの現実なのだと知らなかった。 誕生日には、パーティーをしよう!と言い出すけれど、 もしかしたら過去、 困ったことだって、あったかもしれない。 アリスちゃんの誕生日パーティーは 本当に盛大に行われることになってて、 たくさんのプレゼントを受け取る彼女を見ていると、 ここにも本当に人が増えたなーと思う。 ぼくもアリスちゃんにプレゼント渡したよ! ……でもこういう小さい女の子、 ぼくはほとんど会ったことがなくて、 何が喜ぶかとか、分かんなかったんだよね。 結局服に挟んで付けられるような 花の形のブローチになったのは、 誰かのアドバイスだったのかもしれない。] (22) 2022/12/16(Fri) 1:43:10 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ある時からぼくは。誕生日プレゼントを贈ろうとするとき、 洋館の中の"仕事"をするようになった。 職員さんの仕事を手伝うというよりは、 洗濯とか、掃除とか、そっちのお手伝い。 そのお小遣いで、プレゼントを買う、っていうように。 それを教えてくれたのは――いつかのフォル兄さんだ。] (23) 2022/12/16(Fri) 1:44:11 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ぼくは時々"仕事"……いやこれはお手伝い、って 呼ばれてることかもしれないけど! をして、本当に時たま、メルロンを"買いに" 売店に行くことがある。 メルロンは誰かと食べるかな。 いつか聞いた、フォル兄さんが洋館に来た訳>>0:620。 ぼくは人と関わる経験なんて圧倒的に足りないし、 フォル兄さんの笑顔の向こうにあるもの、 それはたぶん、大抵分かっちゃいない。 だけど、うん、 楽しそうな笑顔と、ただの笑顔、 親友のその違いぐらいは分かったのかもしれないね。 ほんとはたぶん、人のこと言えやしないんだけど それはぼくの知らない、世界の現実、 だったのかもしれない。 フォルにも昔みたいに楽しくしててほしいな、でも、 それはもう、なかなか叶わないことなのかな。 でももしかしたらきみがまたいつかみたいに 笑ってくれるかもしれないから、 ぼくは、きみの分まで笑っていたいし、 色々、手段を考えては、口に出している。] (26) 2022/12/16(Fri) 1:46:23 |
【人】 T『魔術師』 シンそんな世界が、いつか変わったらいいのにね! [ フォルの話を聞いて最後に笑って言ったこと。 思わぬ形でやってきてしまった選択肢が、 それの正しい答えでないことぐらいは、 分かってるつもり。*] (27) 2022/12/16(Fri) 1:47:05 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ…………。 [僕は、人間のことは別に嫌いじゃない。 村に居た時に受けた、さりげない親切も嘘ではないと思っている。人の優しさを信じている。 でもね。] (28) 2022/12/16(Fri) 1:55:44 |
【人】 ]『運命の輪』 クロ[その、他人への優しさも親切も、一番守りたい大切なものの為ならば、捨てられるものなのでしょう? 嫌いじゃないけど仕方ない、って顔をしながら、裏切ってもいいのでしょう? 貴方たちが僕にしたことだ。>>1:67 なら、僕が同じことをしたって良いんじゃないかな? もしも皆が幸せになれるなら、僕は……、] (29) 2022/12/16(Fri) 1:57:07 |
【独】 ]『運命の輪』 クロ (-9) 2022/12/16(Fri) 1:58:21 |
【人】 ]『運命の輪』 クロBaa, baa, black sheep, (めえ、めえ、黒羊さん、) Have you any wool? (羊毛はありますか?) Yes, sir, yes, sir, (はいはい、ご主人様、) Three bags full; (三つの袋にいっぱいありますよ。) One for my master, (一つはご主人様に、) One for my dame, (一つは奥様に、) But none for the little boy Who cries in the lane. (でも路地で泣いている坊やには 一袋だってあげません。) [運命の輪の幸運は、証持ちの仲間たちのものなのです。**] (31) 2022/12/16(Fri) 2:00:02 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 結論から言えば 俺はヴェルトに 何も言わなかった ――言えなかったのかもしれない 男が口を開くまでに 少しぐらい猶予があった筈なのに 遠くからでも確信する事のできた あの日から変わらない横顔に覚えた嬉しさは 近付くにつれ、なんでか萎れて枯れていった ] * (32) 2022/12/16(Fri) 2:06:11 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――ホール:シャルと [ 裾に微かな重みを感じて>>1:417 包み込むように手を重ねればそっと力を入れた もしも不安そうにする様子が見えたなら かける声はなくとも、微笑んで 重ねたままの手にもう少し力を込めよう ] (33) 2022/12/16(Fri) 2:06:50 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ アリアを見送った後>>1:418 彼女の声にほんの少し、眉を下げた そんな声を出させている事が 不安を和らげる事の出来ない弱さが どうしようもなくやるせなくなった ] ――もちろん。 俺も シャルの考えを聴きたいから [ 約束 って笑って 小指を差し出した ] (34) 2022/12/16(Fri) 2:07:20 |
【人】 [『 力 』 フォルス……。 本当は、皆で話した方がいいと思う でもそれはきっと難しい それに、シャルも。 俺には相談しづらい事もあるだろうしさ だから―― お昼一緒に食べよう 売店の奥で、いつもみたいに。 (35) 2022/12/16(Fri) 2:08:03 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ タナトスの元へ行く前だったか 少し小さな声で 彼女の名を呼んだ この状況、わざわざ聴く人も居ないだろうけれど ] 俺さ、これから 少し頑張ってみようと思って どうなるかはわからないけど―― おまじない、かけてくれない? それがあれば、俺にとっては百人力だから。 [ だめかな? なんて、おねだりしてみた。 だめだったとしてもへらへら笑って 「じゃーまた後で」って傍を離れよう * ] (36) 2022/12/16(Fri) 2:08:54 |
]『運命の輪』 クロは、メモを貼った。 (a8) 2022/12/16(Fri) 2:09:01 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――回想:シャルの願い [ 彼女への誕生日の贈り物は サプライズだったり そうでなかったり それは他の証持ちに対してもそうだけれど その年、訊ねたのは 彼女がしんどそうに見えたから。>>1:420 だから少しでも その憂いを晴らせればと 場合によっては"帰省"を使って どんなものだって用意するつもりで ] (37) 2022/12/16(Fri) 2:43:37 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 瞬間 灼けるような痛みが走った 喰われるような 締め付けられるような 蝕むように焦がれる痛みが。 その言葉が 一言一句違わず耳に刻まれて 冷まして 覚まして 醒まして――― ] (38) 2022/12/16(Fri) 2:46:13 |
【人】 T『魔術師』 シン―― 現在・玄関ホールで ―― [ 大丈夫だと、口にしたけれど、 自分でも何が大丈夫か、なんて分かってないんだ。 でも普通に、普通に出来たのは、 腕の中にシールくんが居たことと、 手を取った相手がカルクくんだったから、かもしれない。 ほら、弟に、心配を掛けちゃいけないから、って、 そんな小さな理由だ。 証持ちの反応はほんとうに色々だった。 だけどこの手はふたつしかなくて、 みんなの手は取れなくて、 あとは見てることしか出来ない。 そうすると、目に入ってくるのは、 こちらを見る職員さんの目、で。 ぼくたちを受け入れて、優しくしてくれていたひとたちだ。 だけど今は、それはどこか違うように見える。] (39) 2022/12/16(Fri) 2:46:39 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 「 お願い 」と その言葉に だからくすりと笑った ] ―――そんな事でいいの? だいじょーぶ! シャルより先になんて 俺は死んでやらないよ [ 約束でもしとく? って それで彼女の憂いが少しでも晴れるのなら 小指を差し出すことに 何一つの躊躇いもなかった ] (40) 2022/12/16(Fri) 2:46:41 |
【人】 T『魔術師』 シン……………… [ それが、とても哀しかった。 ぼくも初めて、証持ちに対する"普通の反応"を 身に受けているのかもしれない。 ……上手く行かないな。 考えても考えても、それは抗えない感情に潰される。 いくつもあったそれを思い浮かべながら、 でも、ここで諦めたら終わりだと、 ]なんとなく、強い思いがある。 (42) 2022/12/16(Fri) 2:47:22 |
【人】 T『魔術師』 シン[ こういう時、気になってしまうといえば、 ぼくの魂が反応する子たちだ。 颯爽と去っていくアリアちゃんは、 早々に見えなくなってしまって、 それから、] ベルちゃん…… [ 普段は人の前ではあまり呼ばない呼び方を 口にしてしまった。 シールくんやカルクくんには、聞こえたかもしれないね。 彼女ももう立ち去っていくところだったかな。 ずっとずっと、ふたりじゃなくてひとりで、 ひとりの女の子、に見えている相手。 それが今は残酷すぎるかもしれないこと、 ぼくはまだ、気付いてない。 それから、キュリアちゃん。 二人に比べたら、動けなさそうな分、弱々しく思えた。 ……だけど、きみを特別扱いしちゃだめだ、って、 言い聞かせるぼくは、とっても薄情かな。 『誰か』は、今すぐにきみに駆け寄りたいだとか、 ]叫んでるけどね。 (43) 2022/12/16(Fri) 2:48:29 |
【人】 T『魔術師』 シン[ だからね、とりあえずホールから出ようとしたときに、 キュリアちゃんから話し掛けてもらえたの、 とっても嬉しかったんだよ。 きみが望むなら、ぼくはちゃんと、 きみに駆け寄ることが出来るから。 ひどいかな。ひどい考えかもしれない。 それに、キュリアちゃんから何か頼んでもらえること、 あんまりなかったんじゃないかな……? その変化も、……こんな時だけど、嬉しかったよ。] ……キュリアちゃん 無理しちゃ、だめだからね うん、話そう キュリアちゃんの思ってること、話してね キュリアちゃんが、楽になれるように [ 大切にしたい、壊れ物みたいに思ってる。 優しく話し掛けようとするとどうしても、 普段のぼくとはどこか違ってしまう。 ……でも、それで良い。 キュリアちゃんが、少しでも安心できるなら。 キュリアちゃん、あんまりこういう刺激に 慣れてないんじゃない? 今更思い当たる。 ほんとは今すぐ抱きしめてあげたいけど、] (44) 2022/12/16(Fri) 2:49:53 |
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