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【人】 配信者 秋月壮真[そう言えば、今日は自分が知っている 彼女に比べると随分大人しいような気がする。 テーブルマナーはきちんとしているし 上品な服装や髪型がよく似合っていて 素敵なお嬢さんそのものだ。 ただ大人しいと言っても 楽しめていないという訳ではなさそうで 「幸せです」「美味しい」など 喜びの気持ちを真っ直ぐに伝えてくれるから こちらまで嬉しくなる。 普段の元気な彼女。 気品漂う今夜の彼女。 どちらにも惹かれてやまない。 彼女への想いが膨れ上がっていくのを 自覚するとともに むしょうにピアノが弾きたくなった。 言葉を話すのが得意でない自分の第一言語だから。] (15) 2024/05/23(Thu) 10:22:44 |
【人】 配信者 秋月壮真[だけど今日は初めてのデート。 この時間だって何事にも代え難い。] そう、てりやきの甘辛さが好きで…… ……砂糖入りの玉子焼き? 伊達巻ではなく、玉子焼きも 砂糖を入れて良いんですか? ……それは食べてみたい きっと、絶対。好きな味です [食べ慣れた方も出汁が効いていて旨いが 彼女が予想するなら、気に入るに決まってる。 自分でも知らなかった自分に幾つも 気づかせてくれる彼女がこちらを見れば その度に見つめ返して目をそっと細くする。 この席は彼女の顔がよく見えて良い。] (16) 2024/05/23(Thu) 10:23:15 |
【人】 配信者 秋月壮真[彼女は桃とパンナコッタが好きだと言う。 好みが似ていて嬉しい。 豆腐、漬物、練り物、きのこは これまで余り意識してきたことがなかっ──、 いやいま好きになった。好きだ。] ラザニア、ですか 自分には……、特にないですが とっておきがあるのは素敵ですね [節目に必ず登場するから好きだと予想していた。 だけどそこまで特別なものだとは知らなかったから 狡いような気が、少しだけしなくもない。] (18) 2024/05/23(Thu) 10:24:01 |
【人】 配信者 秋月壮真[今度こそ不意打ちに好きなものに挙げられた。 自分自身ではなく、ピアノのことだけれど。 ……いや、自分自身のことも知りたいと、 彼女は言った?] ……どちらもありがとう その……、嬉しいです [そう願ってくれるのは嬉しい、事実。 照れと戸惑いを半分ずつ浮かべて 顔を俯かせて 短く気持ちを伝えた。] (19) 2024/05/23(Thu) 10:25:13 |
【人】 配信者 秋月壮真[前菜の皿が下げられ、次が運ばれてくる。 イタリアンの二品目はパスタ。] ……お呼び出しした理由、 気になりますよね。お話します けど、良ければ、ハツナさんには お話より先に次の料理を温かい内に 召し上がって頂けたらと思います 先ほど自分には特別な料理は ないと言いましたが……、 今日からはこれになりそうです [熱々のラザニアがそれぞれの前に置かれる。 貴方は、今日この日のことも とっておきに思ってくれますか。*] (20) 2024/05/23(Thu) 10:27:07 |
【妖】 配信者 秋月壮真[コースがこの順番で良かった。 彼女の前に好物を提供できたから。 直にジュースに仕込んだ睡眠薬が回る。 己の長い両の腕は、崩れ落ちる前に 彼女の身体を支える事が出来た。*] ($3) 2024/05/23(Thu) 10:27:25 |
【独】 配信者 秋月壮真/* えーんとんでもないことしてるのにありがたや…… 心情も台詞も何から何までかわいい上に たぶん三日月にあわせてくれたMoonstagramとか 好っごくステキとかソウですねとか 小ネタ?まで魅力的でずるい超すきですヾ(:3ノシヾ)ノシ (-9) 2024/05/23(Thu) 13:17:39 |
【人】 学生 初波華音少しお砂糖を混ぜて焼くと、 ほんのりあまくて 優しい味の玉子焼きになるんです! ソウマくんも機会があればぜひ! 伊達巻も美味しいですよね 普段の玉子焼きはどんなお味なんですか? [彼の配信はピアノの演奏がメインだから 食の好みについて伺い知れる機会は稀だ。 だからつい前のめりに色々訊いてしまう。 初めて知る好みはもちろん 元々見聞きして知っていた好みでも、 本人の口から聞けるのは格別だった。 何せ合法的にソウマくんの『好き』が聴ける。 あくまでも味付けやら果物やらに対する好きだと 頭では重々承知していても、 そのワンフレーズは恋する乙女に あまりにもよく効きすぎる。] (21) 2024/05/23(Thu) 20:48:53 |
【念】 学生 初波華音[ソウマくんは、 そんなこと訊いてどうすんだよって 突っぱねたり笑って流したり 不機嫌になったりしない。 茶化さないで、穏やかな声で まっすぐに私の話を聴いて ひとつひとつ丁寧に、 ちゃんと言葉を返してくれる。 それどころか、 ソウマくんから見たら とことん素性の知れないだろう私にも 目を合わせてふわっと微笑みかけてくれる。 幸せすぎていっそ怖い。 うっかり『え、好き』とか 真顔で口走りそうな自分も怖い。 ていうか既にもう何回か言いかけてる。 さっきだって言いかけた。>>11 ……やっぱり優しいな、ソウマくんは。 家で好き放題に愛を叫んでいたのが 申し訳なく思えてくるくらいに。] (!1) 2024/05/23(Thu) 20:49:02 |
【人】 学生 初波華音素敵、ですか……!? そんな風に言ってもらえたのは初めてです ふふ、嬉しい ソウマくんのとっておきは これから見つかるのかもしれませんね! 見つけたら、教えてくださいねっ [もし私の本性を知ってしまったら、 こんな風に微笑みかけてはくれないでしょうね。 今こうして向かい合って食事をしている最中でも 本当は、美しいコースのディナーよりも それを口に運ぶ人の方を見つめていたい。 隙あらば写真に収めてこの時間を永久保存したい。 料理の写真を撮るふりをして撮れば、 なんて考えなくもなかったけれど…… だめだめ、今夜の私は淑女でいるの。 第一印象は大事よ華音。 万が一ソウマくんに嫌われでもしたら 文字通り生きていけなくなるわ。] (22) 2024/05/23(Thu) 20:49:13 |
【人】 学生 初波華音ピアノのお話も、それ以外のお話も 今夜はぜひたくさん聴かせてください! ……あっ、もちろんソウマくんが お嫌でなければ、ですけど……! [失礼があっちゃいけない。 ベストを尽くしたい。 間違っても 「きゃーーーっっもしかして今 照れてくれたの!!?!!?!??」 などと声に出してはいけない。 終わる。人生が。 ソウマくんが望むことならなんだって叶えたい。 話より先に、と彼が言うのなら 素直に肯く以外の選択肢は最初からない。] へっ……? 今日からは……?? そ、それってどういう意味で (23) 2024/05/23(Thu) 20:49:29 |
【人】 学生 初波華音[意味深な一言を添えられた上で 運ばれてきたのは、 話題に挙げたばかりのお料理。] えっ、うそ! ラザニアだ……!! さっき話したところなのに!? わ〜〜〜!! 嬉しいです!! すっごく!!! えへへ お言葉に甘えて、 熱いうちにいただきますね! [とっておきの日の象徴たるラザニアに 美味しい白桃ジュースに テーブルを挟んだ向かいに大好きな人。] はふっ……む…… ──美味し〜〜〜!! [私の夢を具現化したような現実に、眩暈がする。] (24) 2024/05/23(Thu) 20:49:41 |
【人】 学生 初波華音[熱々のお皿に手が触れてしまわないよう 気を付けつつナイフを沈ませて、 ひとくち口に運んではソウマくんの方を見た。 ねえ、さっきのってどういう意味ですか? ソウマくんも同じ気持ちでいてくれてる……って 少しは期待しちゃってもいいんですか? 盆と正月と誕生日がいっぺんに来たとしても ここまでの感動を覚えなかったと思う。 今日は私にとって生涯忘れられない日になる。 間違いない。] しあわせ…… ソウマくんと一緒にラザニアを 食べられる日が来るなんて……! 夢を叶えてくださって ありがとうございま…… [すこぶる上機嫌で美味しいラザニアを 三分の二ほど食べ進めた頃だった。] (25) 2024/05/23(Thu) 20:49:50 |
【人】 学生 初波華音(……、なん……で…………?) [必死に欠伸をかみ殺そうとしても 冷えたジュースで身体を叩き起こそうとしても、 抗おうとすればするほどに押し寄せてくる睡魔。 退屈な授業中や暇で仕方ないバイト中でも ここまでの猛烈な睡魔に襲われたことはない。 ましてや生身のソウマくんを目の前にして この私が眠ってしまうなんて有り得ない。 有り得ない、のに──…… 瞼はどんどん重くなる。] ごめ、なさ…… なんか、……急、に 楽し、のに…… わたし……ど……して………… [ふっと全身の力が抜けてがくんと頭が落ちた。] (27) 2024/05/23(Thu) 20:50:39 |
【念】 学生 初波華音[昨日ちゃんとベッドで寝なかったから? 白桃ジュースを二杯も飲んでしまったから? 久しぶりにラザニアを食べたから? ソウマくんに逢えて、安心したから? ちゃんと昼寝しておけばよかった。 ううん、今日だけじゃなくて 普段からもっとしっかり寝ておけばよかった。 ソウマくんともっと一緒に居たいのに。 話したいこともまだたくさんあるのに。 どうしよう、身体に力が入らない。 目が開かない。] (!2) 2024/05/23(Thu) 20:51:16 |
【人】 学生 初波華音ソウマ、く………… [身体ごと椅子から崩れ落ちそうになった瞬間 誰かが抱きとめてくれたのを感じた。 最後の力を振り絞って瞼を抉じ開け 我が身の置かれた状況を察すれば] ヒィ ッ……[意識は強制的にシャットダウンされた。*] (28) 2024/05/23(Thu) 20:51:20 |
【独】 配信者 秋月壮真/* 最後薬じゃなくて気絶してるのがかわいすぎて 毎度毎度予想外のところから かわいさの暴力に襲われてます……てんさい(はよかけ (-12) 2024/05/23(Thu) 22:01:01 |
【独】 学生 初波華音/* こだわりポイントを褒めてくださるながれんしゃんのおやさしさよ……ながれんしゃんこそてんさい:;(∩´///`。∩);:でれでれ (-13) 2024/05/24(Fri) 12:25:39 |
【人】 配信者 秋月壮真……幸せそうに召し上がりますね [ラザニアを美味しそうに頬張る彼女ほど 愛らしいものがこの世に存在するだろうか。 居やしない。 こちらまで幸せな気持ちになって、 いつまでも眺めていたくなる。 暫く見惚れてしまってから、 思い出したように自分も手をつけた。] 本当に、美味しいですね [一番上のチーズはこんがり焼けているし 平たいパスタと二種のソースが何重もの層になっていて 料理に明るくない自分でも手間のかかるものだとわかる。 祝い事のたびにこの一皿を用意されてきた彼女は ご家族に大切にされていたのだろうと想像した。] (29) 2024/05/24(Fri) 16:31:01 |
【人】 配信者 秋月壮真[互いの誕生日だとか、クリスマスだとか、 先の祝い事は二人でこの料理を頂こう。] 夢だなんて……、どうかしましたか? [ そう、夢は覚めるものだ。 ラザニアを半分ほど腹に収めたところで 彼女の方には異変が生じた。 どうやら効いてきたようだ。 膝に載せていたナプキンをテーブルに戻し 椅子から立ち上がる。 彼女の肌に火傷などさせられないし 彼女の髪を料理で汚させるわけもない。] (30) 2024/05/24(Fri) 16:32:02 |
【人】 配信者 秋月壮真[崩れ落ちそうになった身体を腕で支え そのまま横抱きに抱え上げた。 羽根のように軽くて吃驚する。 長い睫毛が伏せられた寝顔は美しい。 本当に物語のお姫様みたいだ。 ……などと間近にある顔を無遠慮に眺めていると 不意に目蓋が開いて。] えっ [いや、気のせいか? 目蓋が開いて目と目があった気がした。] (32) 2024/05/24(Fri) 16:33:26 |
【人】 配信者 秋月壮真[規則正しい寝息が聴こえる。 家族に大事にされてきただろう彼女は 今日から自分がそうするのだ。] ……連れが体調不良のため 料理の途中ですが失礼します タクシーの手配をお願いできますか? [惜しまれるのはドルチェまでいけなかったことか。 ほかのどの祝いの投稿よりも嬉しかった 桃のパンナコッタを再現して貰っていたのだけれど。 "暁ソウマ"のその先の己を知ったなら 彼女はもうきっと作ってくれないだろうから。] (33) 2024/05/24(Fri) 16:36:08 |
【妖】 配信者 秋月壮真[それでも良い。 きみにどう思われても構わない。 誰に狂っていると糾弾されようと 自分の愛し方で愛するだけ。 それが正しいと信じているから。] 華音……、俺だけの華音 愛 しているよ──……[目蓋にそっと口づけて、 城とも監獄とも呼べる自宅へ彼女を連れ去った。**] ($4) 2024/05/24(Fri) 16:36:24 |
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