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【人】 命灯癒光 リーディエフィラメントが目の前から退けば、またそれは視界に映るのだろう。(>>14) 行かないで。と止めるわけでもなく、足元の破片を暫く眺めて。 暫くしてその場にしゃがみ込み、トレイを拾う。 その頃にはモノオキの他に幾人か(>>13 >>17 >>18)が集まっているはずだ。 もしも後から来た子達がこれを踏んでは怪我をしてしまうかもしれない。 トレイの上にひとつひとつ、割れた破片を集めていく。 リディに出来ることはそれだけで、それだけしか。 上手く頭を動かせずにいるから、正しい行動が分からない。 カチャカチャと、割れた破片の音が耳によく響いていた。 (23) 2022/07/18(Mon) 1:00:49 |
【独】 手探り ノル心から、僕は知らない風にいなきゃいけない。 僕は知らない。その部屋に何があるか。 知った後は、僕が殺してないアベルの死体がある。 そう思い込むのに、叫び声を聞いてから随分時間を使っちゃった。 (-2) 2022/07/18(Mon) 1:04:13 |
リーディエは、「大広間へ」という言葉も聞こえていたが小さな頷きだけで破片を拾う手は止めずにいた。 (a12) 2022/07/18(Mon) 1:04:32 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>22 ノル 〔⿻▫__ 見 〕〔⿻▫__ これを〕 〔 ▙ ▜▓▗ _ ダメ、駄目だよ、ノール……! 〕〔⿻▫__ 見なくていい〕 〔⿻▫__ 見せたくない〕 貴方の前に立ち塞がるように。 貴方を凄惨な光景から守るように。 〔 ▙ ▜▓▗ _ ノール、ダメ。大広間、いこ?〕 (24) 2022/07/18(Mon) 1:04:48 |
【秘】 骨頭 クローディオ → 無線通信 ユングフラウ(ーーー俺が片付けておくよ、でもいいけど、リディは納得しなさそう、だよなぁ) (多分) (……ハグがここにいない今、俺がお兄ちゃんだから…) 他に色々な声が聞こえてしまっていれば、掻き消されるくらいに小さなものだっただろう。 (-3) 2022/07/18(Mon) 1:15:41 |
【赤】 手探り ノル「ベリ兄」 これはワルゴを見つける前。君の部屋の前あたりか、秘密の会話。 「時間ないから短く言うね。 アベルもう見つかっちゃった。 ユーが混乱してる。バレないように頭の中のこと声にしないように気をつけて。 大広間に来て。集まり終わった後、また話そう」 この後会っても、ノルは何事もなかったかのように接するだろう。 この会話がなければアベルのことは強盗でも入ったのだ、と思えるほどに。 (*0) 2022/07/18(Mon) 1:23:01 |
【人】 命灯癒光 リーディエ>>25 クロ 「…………………………クロ、」 名を呼ばれて漸く、そちらを向く。 ぽろぽろと涙が落ちる。 滲んだ視界の中で縋るように誰かに手を伸ばしたくて。 でも、伸ばせなかった。伸ばせずにいた。 「……あと、…………あとで、いきます」 震える声でそれだけ告げ、トレイを床に置く。 漂う血の匂いが気持ち悪くて、瞬きすれば変わり果てた彼の姿が浮かんで。 それなのに足は床に貼り付いたように動かせなくて。 丸まった背は小さく揺れ、雫が床を濡らした。 (29) 2022/07/18(Mon) 1:25:50 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>26 ノル 〔 ▙ ▜▓▗ _ あ、うん、あ……っ〕喋ったつもりの無い、でもやらなきゃって思ってたことを先回りで申し出てくれたことにほっとして。 それから、指摘を受けて、初めて全て垂れ流してたことに気がつく。 〔 ▙ ▜▓▗ _ あぅ……ありがと、ノール。〕貴方のおかげで少しだけ、落ち着いて。 それから貴方を見送るのだろう。 (30) 2022/07/18(Mon) 1:27:25 |
モノオキは、集まってきた人に少しづつバケツを向けて、それからうつむきながら手を引かれていった。 (a13) 2022/07/18(Mon) 1:35:25 |
【人】 無線通信 ユングフラウ>>25 クロ 〔 ▙ ▜▓▗ _ クロ兄、先に広間、行ってあげて。みんな、不安がってると思う、し。〕 モノもここから引き離して欲しいし、とは声が漏れないように。 >>a11 >>29 リーディエ それから、拒まれた手を引っ込めて、代わりに傍にしゃがみこんで。 〔 ▙ ▜▓▗ _ 僕も、お手伝いしていい?〕返事を聞く前に、破片に手を伸ばすだろう。 片付けて、落ち着いてから、一緒に行くつもりで。 だって、 〔⿻▫__ 今、一人でいるのは、危ないかも……〕 (32) 2022/07/18(Mon) 1:37:04 |
【人】 命灯癒光 リーディエ>>32 ユン 涙で視界が滲むから、破片に手を伸ばす様子には気づけない。 それでも首を横に振りその行動を止めようとする意思は見せた。 勿論、クローディオの様子(>>33)にだって気づけやしない。 ただ肯定の言葉だけを受け取り、安堵の息を零す。 聞こえる声に、本当であれば言葉で反応を返すべきだろうが。 何を言えばいいのか、やっぱり何も分からない。 破片を拾う手はトレイを置いてからは進まず。 暫く泣き続け、目を腫らしながら大広間へと向かうのだろう。 ユングフラウとともに。 (34) 2022/07/18(Mon) 2:08:59 |
【人】 浮遊する ハグベリー兄を名乗る青年は、一足先に大広間にいた。 キョロキョロと、他の人を探すような仕草をして。 誰かが入ってきたならば 「あぁ、いた!よかった。 なんか大きな声が聞こえてなにかと……」 「…なにか、あった?」 ただならぬ様子に、声は潜められ。 事情を聞けば、口元を押さえて。 「…強盗、かな。戸締まりとか、みとこうかな…」 そんな、冷静な言葉とは裏腹。 声も、手も、震えていた。 (36) 2022/07/18(Mon) 11:44:50 |
【人】 命灯癒光 リーディエこれで全員集まった。 誰が話を切り出すのだろうか。 泣き腫らした目で周囲に視線を送り、瞳を不安げに揺らす。 暫く口を閉ざしそのようにしてこの場にいるが。 もしも誰も話す様子が無ければ躊躇うように口を開くだろう。 簡潔に、誰がどうなっていたのかを。 震える声で。俯きながら、両手を強く握りしめて。 それまでは、沈黙を。 (38) 2022/07/18(Mon) 15:43:06 |
【人】 骨頭 クローディオ大広間に辿り着いてからも、モノオキが離れるそぶりを見せるまでは手を繋いだままにしておいた。 その場にハグベリーの姿があり、続いてワルゴもやってきたのであれば、骨の下でこっそりと安堵の息を吐いた。 「ご主人が死んだ」 皆が集まったのを確認してから、一言呟いた。 素っ気ない自分にこそ、きっとそれを告げる役目はうってつけだろうから。 あんな悲鳴を上げたフィラメントと、泣いていたリーディエには絶対にその一声を上げさせたくなかったから。 (39) 2022/07/18(Mon) 16:34:48 |
【人】 電球 フィラメント「……クロ、私は大丈夫ですから」 *明滅も収まり、いくらか落ち着いたようです。 *最初に発見したのは自分だからと、口を開きます。 「――主さんは、ベッドの上で頭から血を流して死んでいました。 恐らく、誰かに殴られたようです。 足元に、酒瓶のようなものも転がっていましたから」 「事故ということは、ありえないかと」 *若干の声の震えを抑えることが出来ず。 *だって、だって。 *犯人が、恐らく此の中にいると思われるのですから。 *それは、口には出しませんでしたが。 (40) 2022/07/18(Mon) 17:13:00 |
【人】 鳥籠 ワルゴ「…………?ご主人が?」 当然ながら。 その言葉の意味を飲み込むのには、時間を要した。 死んだ?死ぬというのは、死ぬことだ。 殴られて死んだとなれば、誰かがそれをしたということ。 だれかが、殺したということ。 「…………ねえ」 「それって」 「この中の誰かが殺したってこと?」 フィラメントが言わなかった言葉を、 籠の少女は軽率に口にした。 (41) 2022/07/18(Mon) 17:53:22 |
【人】 浮遊する ハグベリー起こったことを聞く。 努めて冷静に伝えてくれてるのだろうと、思う。 俺はお兄ちゃんだ。 俺が一番冷静でいないと。 俺が頑張らないと。 「……皆、怖かったな。悲しいな……。 ………………。」 冷静になって、考える。 犯人は? 「……あの、お客さんがやったのかもしれない! それか強盗か……なんか、そういうのかも、しれないから。」 何かを払拭するように声をあげる。 罪の所在を外に移す。 そうじゃないと、犯人は。 「だから、一旦………一旦、自分の部屋に戻らないか? 今は……話し合いとか、難しいだろうし……… 俺、戸締りとかちゃんと確認するよ、それで……」 それで、どこも開いてなかったら。 その時は、 話し合い をしないといけない。 (42) 2022/07/18(Mon) 17:59:42 |
【人】 骨頭 クローディオ大丈夫なわけないだろ、なんて。言えたらよかったんだが。 駆けつけたあと、すぐに部屋の中に背を向けていたクローディオには、状況の説明まではできなかった。フィラメントに説明してもらう他なかったのだ。 黙って話を聞く。そのあと、発せられたワルゴの言葉に、骨の頭をそちらに向けた。 続いたハグベリーの言葉にも、同様にそちらを向いて。 「……酒瓶、だっけ?強盗しようって奴がさぁ、わざわざ酒瓶で殴る、かなぁ……。 お客の可能性は確かにある、屋敷の場所知ってんだから」 誰かが?と、口にはしなかった。 けれど、半分はもう、……そうなんじゃないか、と思ってしまっている。 「ハグ、俺も行く。戸締まりと、……なんか、荒らされてたりしないか、とか」 確認しなければ。居ても立っても居られない。 (43) 2022/07/18(Mon) 18:25:19 |
【人】 包帯 タンジーふらふらと辿り着いた大広間。皆が集まってからも座り込んだまま、自分から口を開く事はなく。 不安から自分の腕を握り込んで、そのまま服の上からガリガリと爪を立てていた。 「…………」 主人の死についての話が聞こえると、肩を弾ませて顔を上げる。 爪は腕に食い込んだまま、元々あった傷から血が滲んでいたとしても。 「……誰が、やったの。」 眉を寄せ、怯えた表情で皆の顔を見て、呟く。 ここに居る誰かがやったのだと、疑いたくはない。だがクロも言ったように、あの状況で外の人物がやったと言えるのだろうか。 (44) 2022/07/18(Mon) 18:37:10 |
【人】 電球 フィラメント「お客さん、が」 「――そんな、誰の目に見てもバレバレな風に殺したり、するんでしょうか。 私が同じ立場なら、――もっと、分かりづらく……」 *そこまで言って、口をふさいで明かりを落とします。 *間違っても、自分は主を殺したりしませんから。 *――変に疑われるようなことを、言うべきではないでしょう。 「……、私も部屋へと戻ります。 皆さん、戸締まりはキチンと。 ……今はまだ暗いですから、明るくなってから、私は色々と調べてみます」 *そう言い残し、部屋を立ち去ろうとします。 (45) 2022/07/18(Mon) 18:39:16 |
【人】 命灯癒光 リーディエ泣いて、黙って。他者に説明(>>39 >>40)を任せる自身が情けない。 それでも何かを告げる余裕もないほどに心は揺れていて。 ガタンッ!! と、ワルゴの言葉(>>41)に激しい動揺を得てしまったためか。 近くにあった椅子を弾くように倒してしまう。 「…………あ、あ…………ごめん、なさい…………」 この中の、誰かが……なんて。 そんなこと、考えたくない。……けど。 リディもその考えを僅かにでも思考の隅に生んでいたから。 泣いたせいか、誰かを疑わなければならない状況のせいか。 ズキズキと痛む頭を押さえ。一瞬、目を強く閉じる。 次に目を開く時、誰かが話しかけるよりも前にリディは駆け出した。 (46) 2022/07/18(Mon) 18:41:32 |
【秘】 電球 フィラメント → 命灯癒光 リーディエ*そうして、部屋を出ていく間際。 「リディ。……無理をしないよう。 今は、何も考えずに眠るべきです」 *―――、 「……私も、辛いですがそうします。 今は、何を考えても纏まりませんから」 *あなたにそう残し、ツカツカと部屋の出口へと歩いていくでしょう。 *引き止められれば止まりますし、ゆっくりとした足取りですから、付いてくることもできるでしょう。 (-4) 2022/07/18(Mon) 18:42:25 |
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