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【見】 不良少年 滝沢啓介グウウウ。 啓介の腹が盛大に鳴る。性欲にも食欲にも(小屋で寝ていたから睡眠欲にも)抗えない男だ。 ムードとか全然ない。 「ごめッ!あの…」 真っ赤になりわたわた慌てるが。* (@0) 2023/10/19(Thu) 21:56:00 |
【秘】 純真アンサンブル リッコ → 不良少年 滝沢啓介彼の宣言は騎士の誓いにも戦士の勝鬨にも似ていた。 それだけ強い想いを受けて、私の胸は否応にも無く騒ぐ。 だって、私だって守られたかった。 大切にされたかった。 もちろん、姫様の方が尊い身だと言う事はわかっている。 姫様を慕う気持ちに偽りはなく、忠誠心にも嘘はない。 けれど。それでも時々思う。 普通の女の子でありたかった。 恋を知り、誰かと結ばれるそんな娘でありたかった。 だから彼のまっすぐな言葉は私に届いた。 煽られても乱暴を働く事なく、優しく接してくれる彼が。 だから私の頬は赤らみ、見つめる瞳は潤んで。 「彼女…。」 抱きしめられながら微笑まれる。その腕の強さも今は心地よい。 突き出される唇にパチリと目を瞬いた頃。 (-6) 2023/10/19(Thu) 22:25:51 |
【人】 純真アンサンブル リッコ「…ふっ。」 >>@0盛大なお腹の音に思わず噴き出した。 くすくすくすと笑って肩を振るわせる。 「せっかくちょっとかっこよかったのに。」 慌てる様子にまた笑って。 でも、触れ合わなかった唇を私からそっと寄せた。 瞼を下ろして、ただ重ねるだけの初々しいもの。 一度離して、もう一度重ねた時はほんの少しだけ長くして、離れる時にはちゅ…、とわざと音を立てて離して。 そして起き上がって離れていく。 「ラーメン作る。待ってて。」 頬をほんのり染めながら宣言して、キッチンに戻っていく。 そのまま滞りなければ宣言通りに野菜たっぷりのタンメンを作って二人分持ってくるはずだ。 飲み物は冷たいお茶。 でも、なあ…。 (21) 2023/10/19(Thu) 22:26:09 |
【人】 純真アンサンブル リッコ「…命をかけるって言ってくれたけど。 本当に命のやり取りをする事、あるよ。 それに、今の姿は私の本当の姿じゃないんだ。 私、…アムニャックの一人だから。」 食べ終えた頃合いに、そんなことを呟いたのは。 彼女だとか、命をかけるだとか。 そんな相手に、嘘をついたままなのは嫌だったから。** (22) 2023/10/19(Thu) 22:26:29 |
【人】 焔の魔術師 ベアトリス連れ去られた弟は、記憶を無くしていた。そして、すっかり敵国の者と成り果てていた。 ミュジークの姫を護る近衛騎士? 馬鹿な。 ユスターシュ、貴方は私の双子の弟。 私達はドローイグに産まれた。 ーー忘れなさい。ミュジークで過ごした日々など。 ーー思い出して。私達が血を分けた姉弟であることを。 でも、ユスターシュは思い出さなかった。 私との大切な記憶を。 寂しくて、苦しくて。 この胸にぽっかり空いた空白は、 埋まることがないーー。 (23) 2023/10/19(Thu) 22:34:34 |
【人】 焔の魔術師 ベアトリス 「いらっしゃい、橋本さん。 待ってたわ。」 放課後、華夜はウキウキと橋本彩綾を美術室に迎え入れた。 彼女が華夜の正体に気付いているなど知らぬまま。 昨日魔法少女を犯そうとしたソファーには新しいシーツが掛けられている。 その前にはキャンバスと椅子が。 「そのソファーに座っていくつか ポーズを取ってみて?」 まずはポーズを決めよう。出来たらヌードを描きたいが、彼女は了承するか。 「リラックスして、好きなポーズでいいわ。 絵のモデルは初めてかしら?」 可愛らしい娘だ。男子生徒が悪戯したくなる気持ちはわかる。 ーー抱き締めたら、どんなに柔らかであろうか。 昨日はベアトリスとして魔法少女に悪戯をしたが、あれは尋問も兼ねた行為であったから、逃げられてしまった。 この少女ならーー。 (24) 2023/10/19(Thu) 22:35:12 |
【人】 焔の魔術師 ベアトリスそんな下心を透かさぬようにニッコリ笑ってキャンバスに向き合った。 「ねえ、橋本さん。あなたは、 どうしても叶えたい願いとか、 ある?」 他愛ない話をしながら、彼女の緊張を解こう。実は緊張などしていないとか、華夜は気付いていない故に。* (25) 2023/10/19(Thu) 22:35:18 |
【憑】 虹色カンタビレ サアヤ「まあそうですね〜、絵を描いてる人 ボクの周りにはあんまりいなかったし。 ボクが軽音部なのは知ってます? ボクの親も、楽器関係やってたから。」 だからポーズと言われてもよくわからない。 自然に座ってみたり、足を組み換えてみたり。ピースしてみたりして。 けどそんな中で不思議な質問。 どうしても叶えたい夢? 「ん〜…、ボクは特にはないかなあ。 今の生活に十分満足してるし…。」 ソファの上で体育座り。 短いスカートの奥、下着が見えてるけど気にしない。むしろわざとチラ見させながら、ベアトリスの願いなんてものを考える。 「先生にはあるんですか、そんな事。 自分じゃどうにもならない事?」 膝を閉じ合わせながら、爪先を軽く開いていく。 ごく自然に見えるようにほんの少し。 膝を抱えながら、こてんと首を傾げて見つめていた。** (26) 2023/10/19(Thu) 22:57:13 |
【人】 水の魔騎士 ユスターシュ雨が激しく地を穿ち、雷鳴が耳をつんざく。 「チアキローズ様ッ! どこですか…!」 姫、チアキローズの名を連呼しながら馬を走らせるも、ユスターシュは彼女を見つけられなかった。 ーーその歌が聴こえなければ。 雨音にも雷鳴に負けないそれは、不思議な魔力を伴う旋律。 音楽によって魔法を司るミュジークの姫以外に、こんな美しい歌を歌える者がいたろうか。 ユスターシュは洞窟にて姫を発見した。 馬が居ないことを怪しむも、まさかそれが彼女の命を狙う者の仕業とは。 「姫……!」 互いにずぶ濡れになっていたが、二人は距離を縮める。 その再会を邪魔する熊が闖入者があるまでは。 (27) 2023/10/19(Thu) 23:53:00 |
【人】 水の魔騎士 ユスターシュ熊が襲い掛かってきたのは偶然である。 姫の防御魔法を得て、ユスターシュは勇敢に剣を振るった。 姫の魔力は剣に力を与えて輝きを増し、大きな熊をも撃退する力を得た。 「くっ…!」 ユスターシュが無傷に勝利した訳ではない。 熊の鋭い爪や牙は、衣服の胸元を切り裂き素肌を傷つけた。 しかし、姫さえ無事であれば。 駆け寄ってくる姫に、微笑みかける。 「大丈夫です。貴女に怪我がなければーー。」 その言葉が遮られたのは、癒しの魔法を与えられたから。 彼女は触れることで治癒を発動する。 露出した胸板、その傷に添えられた手。抱き締められるような姿勢にユスターシュは驚く。 (28) 2023/10/19(Thu) 23:53:40 |
【人】 水の魔騎士 ユスターシュ「そのような…」 辞退しなくては。身分を考えたら当たり前のこと。 しかしみるみる傷が癒えると、安堵の息が溢れる。 「ありがとうございます、助かりました。 貴女の癒しは素晴らしい。」 世辞でもなんでもない言葉であった。はしたない、なんて言う彼女に、むしろユスターシュの方が照れてしまう。 「身に余る光栄です。 貴女の癒しはその笑顔や 歌声だけではないんですね。 チアキローズ姫。 貴女は国の宝だ。 どうかその優しい心を忘れずに。」 彼女を護る剣となれたことを誇りに思う。この日以来、ユスターシュは姫と個人的に言葉を交わす仲となる。 そして彼女を一人の魅力的な女性としても意識したのであったーー。** (29) 2023/10/19(Thu) 23:55:05 |
【見】 不良少年 滝沢啓介触れた柔らかに目の覚めるような想いをした。 二度、三度と繰り返されてそれが漸く夢ではないと悟りながら。 昨今の高校生にしては経験は遅い方かもしれないが、これがファーストキスだった。 飼い犬との壮絶なベロチューを別とするなら。 余韻に浸るもお腹はどうも別らしい。グウウウと何度も恥ずかしい音を繰り返す。 ロマンチックどこいった?! 「う、うん。あんがとな。」 離れてキッチンに向かう彼女を見送る。 まさか今日1日でこんなに関係が進展するなんて?! 啓介の混乱と動揺は続く。 彼女が作ってくれたタンメンは美味しかった。野菜がたっぷりなので栄養もバッチリ。 はふはふしながら頂く。 「やば、これスンゲエうま、あちちッ!」 慌てて啜ると舌を火傷した。たはは…と笑って。スープを最後の一滴まで飲み干す。どんぶりをテーブルに置くと満足そうに息を吐いた。 (@1) 2023/10/20(Fri) 7:48:36 |
【見】 不良少年 滝沢啓介 「ふー、御馳走さま!めちゃくちゃうまかった。 ありがとうな、里…里津子。」 キスをして自宅に上がりラーメンまで食べた。告白もした。恋人になった…という認識でいいのか? 呼び捨てにはまだ慣れないが、恋人はこうだよな?という初心者根性で頑張る。 幸せな時間はあっという間だ。 啓介は帰らなくてはならない。 彼女は独り暮らしかもしれないが、啓介には家族がいる。 不良なので外泊ぐらい普通?そんなことはない。 勉強を頑張らなかったり喧嘩早かったりはするが、家族想いな啓介はそこまで乱れた生活はしていないのだ。 それでも、彼女と離れがたい。 この時がいつまでも続いたら良いのに。 お茶を頂きながらそんな想いに耽っていた矢先だ。 彼女の告白に啓介は驚く。 「え?ーーアムニャックって、 魔法少女だろ? あの屋上で闘ってた… 里津子が?それって。」 (@2) 2023/10/20(Fri) 7:48:55 |
【見】 不良少年 滝沢啓介目の前にいるのは普通の、等身大の少女だ。にわかには信じがたい。しかし、馬鹿な啓介でももし彼女が魔法少女なら今までの話しに辻褄があうようには思えたし、何より彼女が嘘をつくと思えなかった。 「うん。なんか途方もないけど… 信じるよ。 でもさ、お前が誰かを護って闘うのはわかるが、 その人はなんで襲われてんだ? 一体何と闘ってんだよ。 俺はーー力になれんのか?」 喧嘩ならいつもしているが、変身して闘うとかアニメか漫画みたいだ。とはいえ現実だというのならーー啓介は表情を引き締める。* (@3) 2023/10/20(Fri) 7:49:13 |
【秘】 不良少年 滝沢啓介 → 純真アンサンブル リッコ自分は彼女を護れるのか? 魔法なんてワケわからんものが飛び交う戦闘で役に立つのか。 悩んでも仕方ない。こうなったら、やるのみだ。 ーー惚れたオンナを護るため。 男啓介は命を張る。 (-7) 2023/10/20(Fri) 7:52:11 |
【人】 焔の魔術師 ベアトリス 「知ってるわよ。私のクラスの岸咲さん、 一年の姫宮さんと一緒に活動してるのよね? 有馬先生から聞いてるから。」 最後の一言は余計だったがポロリ。 様々なポーズを取る彼女は、自分がどんな格好をしたら色っぽく見えるか熟知しているようだ。これでは嫌がおうにも脱がせたくなるが。 「ご両親はどんなお仕事?」 華夜ことベアトリスは幼くして親を亡くしている。彼女は恵まれた家庭に育ったようだ。少しだけ羨ましく、眩しい。 つまらない質問だったかもしれない。 親を思い出したから、こんな事を聞いたのか。自分自身に嘆息を漏らす。 「家族を失ったの。たった一人の家族は 私を忘れてしまった。 思い出して欲しいけど、私の力では。」 もっと魔力が強かったら、出来たろうか。 弟とせっかく再会を果たしたのに、彼はーー。 (30) 2023/10/20(Fri) 7:59:45 |
【人】 焔の魔術師 ベアトリス 「今に満足している、というのは素敵ね。 でも退屈だったりしない? 欲しいものもなく、叶えたい事もないなら。」 そんな風に話つつ構図を決めた。 彼女の事を何も知らないのに随分話し込んだようにも感じる。 「ごめんなさい、つまらないわね、こんな話。 ポーズは今の格好でいいわ。でも、ちょっと刺激が 足りないのよね。 橋本さん、脱いでくれない? 貴女の綺麗な肌を描いてみたいの。 ……貴女を知りたい。」 (31) 2023/10/20(Fri) 8:04:18 |
【秘】 焔の魔術師 ベアトリス → 虹色カンタビレ サアヤ家族を取り戻せなかったら。 ユスターシュが思い出さないなら。 私は一人孤独なまま。 ーーでも。それはドローイグに取り残され 宮廷魔術師まで成り上がる人生と、 何も変わらない。 今までも独りで頑張ってきたから。 私は孤独なんか怖くない。 一時の肌のふれあいが、温もりがあれば。 (-8) 2023/10/20(Fri) 8:07:28 |
【人】 水の魔騎士 ユスターシュ姫宮千秋は生徒である。 教師であり、歳上の男にいきなり抱き締められたら悲鳴をあげてもおかしくはなかった。 しかし彼女は譲の腕にすっぽりと収まり、二人は互いの体温を分けあった。 彼女と別れた後も譲は上の空である。 懐かしい記憶が蘇りそうで、手が届かない。 彼女から感じた癒しの波動には間違いなく覚えがあるのに。 (32) 2023/10/20(Fri) 8:12:23 |
【人】 水の魔騎士 ユスターシュ放課後になった頃だ。 華夜は私用があるというので、譲は独りイーリスの捜索の任につく。 魔法少女がまた行く手を阻むだろうか。 彼女たちは宝石の在処を知っているのか。 ーー澄みわたる清涼、小川のせせらぎのような歌声が響く。 屋上からだ。 この歌はーーあの、嵐の夜の。 そう、自分は嵐の中で確かに聴いた。 大切な誰かを探しながら。 (33) 2023/10/20(Fri) 8:16:12 |
【人】 水の魔騎士 ユスターシュ変身を遂げた譲ーーユスターシュは屋上へと向かった。 「ウンディーネ、結界を張れ。」 屋上を封鎖しよう。そうすれば一般人の乱入もないし、一対一になれるはずだ。 魔力を結界に使う分ユスターシュの負担は大きく戦闘になれば不利になるが。 ーー屋上にいるのは誰だろうか。 ユスターシュが目にするのは、姫宮千秋か、それとも。* (34) 2023/10/20(Fri) 8:19:24 |
【人】 純真アンサンブル リッコ美味しそうに食べてくれる様子に目を細める。豪快にも見える食べ方。熱がる様子に冷たいお茶を差し出したりしつつ、男といるのに緊張しなければ警戒もしない状態が不思議だった。 油断しすぎだろうか。 でも、好意を向けられて落ち着くのも悪くない。 「滝沢。私も啓介って呼んだ方が良い?」 下の名前は呼びにくそうにしてるけど、あえてそう呼ぶ事に意味があるのだろう。 姫様がユスターシュに敬称をつけたのと逆のことだが、一般市民ならそれが妥当かもしれない。 けどそれより先に、言わなければならない秘密はある。 世の中、秘密を隠したままでと言うやり方もあるが私にはそれは合わないのだ。 だから伝えた。 それを聞いた啓介は驚いた様子を見せたけれど…否定はしなかった。 だから私はパチンと指を鳴らす。 淡い光に体が包まれて、一瞬後に私は元の姿へ。 (35) 2023/10/20(Fri) 18:13:39 |
【人】 純真アンサンブル リッコ「私たちは魔法の宝石を探しているの。 なんでも一つ願いを叶えてくれる 虹色の宝石、イーリスを。 私欲を満たす為ではないわ。 かつて悪意でそれを私欲に使った帝国の手から それを防ぐ為──そう言われてる。」 そして、正座してまっすぐに伝えたのは私たち側の言い分。 全てを鵜呑みにはできないから。 私たちはそのために戦っているのは事実だけど、上がどう動くかわからない。 「私の仕える方はアムニャックの仲間であり 私たちの国の第二王女でもある方。 だからこそ、敵に狙われやすい方でもあり けれど、王からその命を受けた方でもあるから…。 もし私がイーリスを手に入れられたなら 姫様の安全を願うつもりよ。」 一つ一つ。一度に理解は難しいかもしれないけど、私の意思表示も含めて話す。 何かできるか、に対しては少し悩んだ後。 (36) 2023/10/20(Fri) 18:14:03 |
【人】 純真アンサンブル リッコ「もし、イーリスらしき宝石を見つけたら教えて。 この辺りにあるのだと予言されているの。 それと、…命はかけなくて良いから。 ただ、そうね…。」 少し視線を外す。ちら、ともう一度啓介を見て、こほん、と咳払いした。 ほんのりと頬を染めながら。 (37) 2023/10/20(Fri) 18:14:24 |
【見】 不良少年 滝沢啓介 「!!……ああ。啓介のがいーな。 だってさ、特別って感じすんだろ?」 初めての恋人という存在。流儀も作法も知らないけど、距離を縮めるなら下の名で呼びあうのが良いのでは。 は! クラスでそんな風にしていたら、二人の交際がみんなにバレたり? 岸咲里津子は見目麗しい少女である。好意を寄せる男子生徒は啓介だけではない。 きっとみんなから羨ましがられるだろうーー (@4) 2023/10/20(Fri) 19:14:51 |
【見】 不良少年 滝沢啓介こそばゆい気持ちにデレデレしたのは束の間だ。 里津子が目映い光を身体に纏い目の前で変身を遂げる。 きらびやかな衣裳にビックリ。 「えッ!あーー屋上にいた、お尻……じゃなくて、ッ!」 お尻をつき出すような姿勢で捕まっていた魔法少女がいたが、まさか彼女とは。 ついお尻と言ってしまったが誤魔化せたろうか。 誤魔化せなかったらビンタされたかもしれない。 「願いを叶える宝石? イー…そんなもんがあんのか。 」 にわかに信じがたいが、もしそんな凄い宝が存在したら奪い合いになるのは必須だろう。 啓介の顔が曇った。話が深刻さを増してきたからだ。 王女、つまりお姫様の護衛が里津子の仕事なのは理解した。 大切な方というのがその姫なんだろう。 傷つけた、とか言ってた事が気になったが今は置いておく。 (@5) 2023/10/20(Fri) 19:15:11 |
【見】 不良少年 滝沢啓介 「わかった。虹色の宝石だな? この辺って学校とかその近くか。 了解だ。 ……ん?どうしたんだよ、赤くなって。」 何故彼女は頬を染めたのか。鈍感なのでわからない。 随分沢山の情報を得たので、脳ミソの容量が少ない啓介は一つ一つを整理して考えこんだ。 そして、顔を上げる。 「里津子。聞きたいことがあるんだがーー。」 (@6) 2023/10/20(Fri) 19:15:28 |
【見】 不良少年 滝沢啓介さて、啓介の頬に彼女のビンタの痕が残らないと良いのだが。 すっかり夜が更けたので、お暇することにした。玄関口にて去りかけて、ふと。 「じゃあまた明日、学校で。 ーーあ。 あのさッ! さ、さっきの… もっかいしよ?」 お別れのチューを恥ずかしそうにリクエストして、唇をつき出した。ムードはない…。* (@7) 2023/10/20(Fri) 19:16:28 |
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