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【雲】 宮崎暁[ 膝の上のお姫様に献上した甘い刺激は 素肌の上から直に感じられるもので 僕の心に酷い乾きを覚えさせる。 たまらず僕は君をベッドに寝せると その足を掴んで ずっとされていた君の花園に口付けを捧げると 僕はこれから染める秘境を 舌の先で味わっていくのだった。 ]* (D13) 2024/06/26(Wed) 23:52:04 |
【雲】 幸阪結月[ 平和な日常を象徴するような声が聞こえる。 陽の当たらないこの場所で行われるのは 決して口外できない罪深い行為。 甘いのに、飲めば飲むほど苦しくなる劇薬。 こうなるってわかってたら もっと可愛い服を選んできたのに。 小さな後悔はすぐに掻き消えてしまう。 裾を食んで晒した太腿の奥に触れる指先が 以前に覚えた甘い快感の予兆に反応して 力が抜けそうになって。 至近距離、裾を咥えた君と目が合うと どきりとするんだ。 いけないことをしてるって、思うからかな。 ] (D14) 2024/06/27(Thu) 20:00:44 |
【雲】 幸阪結月[ 冬の玄関先なのに寒さなんて感じなくて 暑くて、はやく部屋に行きたくてたまらない。 時折漏れる声は切なげに、欲情を誘う。 君の願いだから必死に我慢しようとしてたけど 早く欲しくて、仕方ない。 ] (D15) 2024/06/27(Thu) 20:01:09 |
【雲】 幸阪結月[ あの日に刻まれた快感を呼び起こして もっと深くまで君を刷り込んでしまいたい。 部屋はあっちだよ、と指で示しながら もう、身体は火照って歩くのもやっとで。 ] (D16) 2024/06/27(Thu) 20:03:06 |
【独】 幸阪結月[ 前に招いた時は伏せてなかった写真たて。 少し傾いてしまったうさぎのぬいぐるみ。 夜でもないのに閉め切ったままのカーテン。 コルクボードに貼りつけていた行きたい場所のメモは ほぼすべて剝がされていて。 空色の何も書いてない紙が貼ってあるだけ。 君にもきっとバレてしまう。 私が何を思っているかなんて。 私の心が壊れかけてることも。 ] (-7) 2024/06/27(Thu) 20:03:53 |
【雲】 幸阪結月[ 後ろから抱きしめられて そのぬくもりの心地よさに目を閉じようとした…… けど、君の手が震えているのに気づいたから。 泣きそうになりながら手をきゅっと握る。 少しでも癒せたらいいのに。 今からする行為は癒しとは正反対。 ] (D17) 2024/06/27(Thu) 20:04:30 |
【雲】 幸阪結月……そーかな。 暁は今日もあたたかいね。 [ うなじに吐息がかかって 少しだけくすぐったくて身じろぎしながら 部屋を彩る思い出が頭に過る。 ] (D18) 2024/06/27(Thu) 20:04:53 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁*** [ 頬をつつく、子供みたいなイタズラ。 一瞬の沈黙にあれ、怒ったのかなとか ちらりと思ったりもしたけど違うみたい。 ] ……………………? レベルが……、たかい? [ 気を遣ったわけでもなく 思ったことをそのまま言っただけだったから。 君の言葉の意味が分からなくて きょとんとしてしまうんだ。 私に幸せだって言ってもらうために 頑張ってくれてる君のことを否定しようとか そんなこと、思うはずもないし。 だって、これは遊びだから。 一度で成功したってしなくたって 別に困ったりすることも嫌な思いもしない。 ] (-9) 2024/06/27(Thu) 20:05:21 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ ご機嫌な君に手を引かれて歩いていく。 ] そっか、私とって思ってくれてるの、嬉しい。 [ たまたま知ったとして、 その相手に、って私の事を考えてくれてた それだけでなんだか嬉しかった。 私じゃなければいけないって言われてるみたい。 今までそんな風に扱われたことなかったから 心に灯がともったみたいに ほわっとあたたかい気持ちになる。 ] (-10) 2024/06/27(Thu) 20:06:10 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁それが当然だと思える君は優しい人だよ。 [ ふわりと微笑んで。 面白い話、か自信はなかったし あんまり自分から話をしてこなかったから 所々分かりにくかったりしたかもしれないけど。 最後まで聞いてくれた君にありがと、って 伝えてぎゅっと手を握った。 君との時間は楽しいなって思いながら。 ] (-11) 2024/06/27(Thu) 20:06:39 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 行って見たいと思ってたプラネタリウム。 星を見ている間はこっそり手をのばして 君の手を握ってみたりもしたけど 特に緊張はしなかったな。 上映の後はすごかったね、とか感想を言い合って。 併設のお店を覗こう、って手を引いた。 色々見て回って星座のストラップを見つけたから これ、お揃いで買わない?とか提案してみたんだ。]* (-12) 2024/06/27(Thu) 20:07:09 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 私の思い出は暁と過ごす時間でいっぱい。 二人で談笑しながらケーキを食べたり あれがほしい、ってわいわい騒ぎながら ぬいぐるみ取ったり、 バスケのゲームで遊んだり。 ボウリングは初めてだったから ひっどい点数、取っちゃった。 海に行ったときはちょっと張り切って 可愛らしい水色の水着を選んで。 結局恥ずかしくて暫くパーカーで隠してたな。 ] (-13) 2024/06/27(Thu) 20:07:59 |
【雲】 幸阪結月[ 思い出をなぞる言葉に反応する余裕もなく 白い肌を少しずつ晒していく。 床に落ちていく衣服を気にもかけず 君の指先を感じることだけに集中する。 柔らかな肌をこうして愛でられたのは君が初めて。 胸の膨らみに指先が触れるとびくっと 身体を震わせて快感に浸って。 口付けを落とされれば強請るように 頬に手を添えて酸素不足になりそうなくらい 深く、深く君のことを求めて。 ] (D19) 2024/06/27(Thu) 20:08:20 |
【雲】 幸阪結月[ 何も身に纏わず、何もかもを 君に惜しみなく晒して。 一度花開いた身体は、快感を簡単に拾う。 膝に乗せられてるから、もしかしたら 溢れた蜜で君のこと汚してしまうかも。 ぎゅっと君に抱きつくようにすり寄って 君の耳元で甘く鳴いた。 ずっと、誰かにとっての特別じゃなかった。 誰かの一番でもなかった。 空っぽだった私に沢山の初めてと思い出を 注いでくれたのが、宮崎暁だったんだ。 もう、既にいっぱいで溢れそうなのに。 まだまだだと言わんばかりに注がれる。 大好きな人で身も心もいっぱい。 ] (D20) 2024/06/27(Thu) 20:09:58 |
【雲】 幸阪結月[ 甘い声のはずなのに、 まるで引き止めるみたいな声で 必死に呼ぶ君の頭を撫でた。 私は大丈夫、って伝えたくて。 全然、大丈夫じゃないけど そんなこと、言えるわけない。 されるままにベッドへ寝かされて 足を掴まれると、蜜で濡れた秘所を晒す。 今か今かと快感を待ち望んでひくついてるのを 好きな人に余すことなく見せてるのが すごく、恥ずかしい。でも、隠すことも出来ない。] (D21) 2024/06/27(Thu) 20:11:14 |
【雲】 幸阪結月[ 口付けだけで終わらず 君の舌が蜜を舐めとっていくのを感じると 背を逸らして嬌声が部屋に響く。 少しでもこれで乾きが癒えるなら。 いくらでも甘い蜜を君に捧げるつもり。 敏感な場所に触れたなら足をばたつかせてしまう。 快感の波にのまれそうになって 声がだんだん切羽詰まったような喘ぎ声に変わったの 君にはすぐ、見透かされてしまうだろうな。 ] (D23) 2024/06/27(Thu) 20:12:54 |
【雲】 幸阪結月 んんっ……、はぁっ…………! さとる、ばっかり、さわってずるい…………。 [ 絶頂の予感がする中で 私も君に触って気持ち良くしたい、って 伝えようとしたけれど…… 途切れ途切れになってたから 伝わったかはわからないな。 ]* (D24) 2024/06/27(Thu) 20:13:32 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月ご、ごめん……気にしないで……。 [ 言っといてなんだけど 相手のレベルの話って失礼な気が 今更ながらしてきてしまって。 上から目線みたいになっちゃったかなと 心の中でこっそり猛省する。 遊びのはずなのに どうして僕はこんなに本気で考えるのだろうか。 (-16) 2024/06/29(Sat) 20:32:03 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月僕もいつか 幸阪にそう思ってもらいたいなぁ… [ この時はまだ自信がなかったんだ。 僕は君のことを大切に思っていても 逆はそうできるとは限らないから。 人の心を貰えるってことは それだけ大きくて、重くて、嬉しいことだから。 それだけ責任も重い事なんだって この時は少しは分かっているつもりだった。 ] (-17) 2024/06/29(Sat) 20:33:29 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 初めて誰かと見たプラネタリウム 隣にいる君の顔が星の光に照らされて いつも以上に綺麗に見えた。 帰り際に一緒に買ったおそろいのストラップは 汚れてしまうのが嫌でずっと部屋に飾っていて。 当たり前のことのはずなのに 僕は幸阪からなにか提案をしてくれるのが 嬉しくて仕方なかったみたいだ。 きっとこの気持ちはずっと変わらない。 (-18) 2024/06/29(Sat) 20:43:30 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 目の前の小さな幸せが僕にとっては宝物。 思い出だって数えたら指が足りない。 下手ながらに練習したUFOキャッチャーは なんとか結月の前で格好いい所を見せられて。 僕の家の近くのゲームセンターの バスケゲームのベストスコアは 未だに僕達のスコアが記録されている。 ボウリングでは僕が勝って 子どもみたいによろこんだけど スコアは結月の五点差で五十歩百歩だったり 夏には死んでしまうくらい ドキドキさせられてしまって たじたじに、可愛い、と一言添えるだけで いつもみたいな青いことさえ言えなくて。 紡がれた青春の日記帳は 今も僕の心の中をいっぱいに満たしている。 ] (-19) 2024/06/29(Sat) 20:44:42 |
【雲】 宮崎暁[ 僕は、結月のことが好きだ。 自覚しているからこそ 今は甘く嬉しくて、苦しい。 僕の心を満たす思い出達は シルクのような君の肌に息を飲み 布が剥がれていくほどに 音も立てずに枯れていく。 (D26) 2024/06/29(Sat) 20:48:17 |
【雲】 宮崎暁[ 僕が履いていたズボンの 太ももに付いた痕はきっと……。 甘い悲鳴で訴える結月に こんな時でさえ悪戯心が顔を出す。 君の想像していないようなことをして 君を掻き乱してしまえばいいと 少年心にも似た愛情が舌先に乗ってしまうんだ。 ] (D27) 2024/06/29(Sat) 20:56:18 |
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