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【人】 聖炎の申し子 ミゲル…………それさ 教皇さまも似たようなこと言ってた。 僕からしたら同じ顔でー同じようなこと言われてるよ。 [ 一生気づかないと思ったか馬鹿め!>>11] そうだった、先生。 教皇さまの話も聞かせてよ、約束だし [ ふっ、と一息吐く 迷っている。迷って迷って僕は臆病なだけだ 僕にとってのきみの存在が如何程か 知りたくないという気持ちも、あった ] (13) 2020/03/10(Tue) 13:46:05 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル ……迷ってたよ これが余りいい選択じゃないのもわかってた。 いつか、とか。いずれ、とか。 果たされないかもしれないってことも…知ってる。 僕では不十分かもしれない。 僕では……支えきれないかもしれない。 自信はない。けど、それでも。 この子のことを大事に想ってるのは本当だから 記憶を戻させて 僕はきっとまた苦しめてしまう *それなら、今、覚悟を決める (14) 2020/03/10(Tue) 13:46:07 |
【鳴】 女主人の兄 ラトゥール[ 洗脳されていた仲間達を連れ戻し そしてその様子見の片手間で復興手伝い 誰もかしこも忙しい街中 火で色々なものが燃えてしまったし 死傷者でたらわちゃわちゃ騒ぎも仕方ないね! と、そんな中の大事件 ] 模擬戦? いいよいいよ。受けて立つよ というか妹さ、それ条件でいいの? [ 妹が幸せになるなら 誰かと付き合う事だって良いと思う! ただし兄の審査はあるとする 危ないやつに妹はやらない! たしかに自分より強ければ 妹を安心して任せられる だが基準がそこなのかー…と 兄は妹のことが心配になった! 恋する半吸血鬼くんの未来はどっちだ! ]* (=2) 2020/03/10(Tue) 13:47:23 |
【妖】 研究者 コルド[ 過去を知っている人が 過去に一切触れずに過ごせるだろうか もしも安定させるのを失敗して 彼が暴走して死に至ったら どちらの選択も美点だけではない 世の中の二択問題に 利点のみしかない選択など存在しえない ] ($1) 2020/03/10(Tue) 14:16:58 |
【人】 研究者 コルド……教皇が、そんな事を? [ ちくしょう!すぐ知ったじゃねえか! 同じ思考しちゃって若干悔しいとか 思ってないんだからね!思ってないんだからね!! ] これが終わったら、で 本当に面白いことなどないですよ 教皇様の話なんて [ その悔しさと同じぐらい 同じ事を同じ言葉で言う、僕らは たしかに双子の兄弟なのだなぁと噛み締めた それを実感したのはいつぶりだっただろう ] (15) 2020/03/10(Tue) 14:17:15 |
【人】 研究者 コルドあなた1人でやる必要はない 不安になったなら誰か頼れば良い 幸いな事にここに居る人は心優しい 当然、過去の関係をもつあなたが 1番重要な役割を担って貰わないと困りますが 一応の確認ですが… 過去にした説明通り うまくいけば彼は最も安定します ですが、失敗すれば死んでしまうかもしれません 本当に、これで大丈夫ですね? [ 明日にでも大切な人が死ぬかもしれない だからこそ心を狂気に染め走る そんな僕だからこそ 僕からも決意に報いて願おうじゃないか あなたが大切な人に無事に会える事を ] (16) 2020/03/10(Tue) 14:17:37 |
【人】 研究者 コルド良いなら少し準備をするので ……その間、今の彼へ お別れなりなんなりしててください [ 教会の研究室に置いてきた道具が必要だ それに、思い出した時のために 環境を整えておかねばならない 例えば自殺防止に 部屋に凶器となるものを置かぬだとか その旨を伝えて、一度この場を後にした ]* (17) 2020/03/10(Tue) 14:17:58 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル言ってたよ。 ……あ、他にも言ってたけど それは後で話すよ。 うーん、まあ、そうかもだけどさ 教皇さまと会ったのと 斃したあのが言ってたことで気になることがあってさ。 [ 気のせいだろうか 僅かだけでも穏やかな空気を纏った気がして そうすると、会った教皇と似ていた。 彼らが双子であることなど知らないけれど ] 先生、やけにこの件では優しいね ちょっと危ない目にあって改心した? っていうのはまあ冗談として……うん。 (18) 2020/03/10(Tue) 14:45:24 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル ラトゥールさんもロゼもいい人だし ここにいる半吸血鬼も悪い人じゃないから 少し前みたいにひとりで抱え込まずに 頼りながらこの子の支えになりたい…なるよ。 安定するなら、この子の苦しみは和らぐ ……最悪死んでしまうかもしれないのは怖いけど あの時……血を吸われた時だけど>>4:-8 幼い頃と変わらない優しい声がしたんだ。 僕は、僕のことも信じるからこの方法を選ぶよ ……あの子に、少しは大切に想われてたって [ 不安は山ほどあるけれど 敢えて強い言葉を選んで、決意を伝える 先生が時折見せる正気のような部分は どこか僕に同調しているのかもしれない そんな錯覚を感じたのは、いつからだったかは忘れたが ] (19) 2020/03/10(Tue) 14:45:28 |
【人】 聖炎の申し子 ミゲル…クラレンス、意識はある? 声は聞こえてるかな? [ 横に伏せているクラレンスの左手をそっと握る これは僕の望んだ我が儘でしかないかもしれない 仮初めであれ数ヶ月を共にした相棒 吸血鬼を憎んで嫌って碌に交流はしなかったけれど ] …………何て言ったらいいのかな 僕の大切な親友を守ってくれていて有り難う …………冷たくして、ごめんね もっときみとも仲良くしたかった。 きみに会えたからこそ 僕はまた強くなれた…ありがとう、クラレンス [ 一方的な語りかけになったかもしれない きみは僕に好意を向けていないかもしれない きみと仲良くなりたかったのも本心 選ぶまでの時間が短かった。余りにも短かったのだ ] (20) 2020/03/10(Tue) 14:45:34 |
【鳴】 酒場の女主人 ロゼ[じゃ、じゃーん! ケアに重点を置いていたので忙しい忙しい! それで優しい言葉とか掛けてたら まあ、そんなこともたまにあるもので? 断り続けていたのに何だかなあ、なのです なおお兄ちゃんは秒殺してくれました! お兄ちゃんかっこいい!] ごめんね!お兄ちゃん忙しいのに! あの人前から断ってたけどしつこかったから [目の前で両手を合わせてごめんなさいポーズ! 今夜はお兄ちゃんの好物にします!] (=3) 2020/03/10(Tue) 14:55:05 |
【鳴】 酒場の女主人 ロゼ嘘は言ってないよ? お兄ちゃんみたいに 強い人がいい!っていうのはホント 理想は理想だけどーって それを越える人じゃないと 付き合うとか無理! [恋する吸血鬼くんは無残にも散ってしまいました! ごめんね!今は恋とか付き合うとか考えられない! なんだか心配されてるようなので? 継ぎ足し継ぎ足し 補足は大事! ] (=4) 2020/03/10(Tue) 14:55:10 |
【鳴】 酒場の女主人 ロゼ私ちっちゃい頃は お兄ちゃんのお嫁さんになる〜って 困らせてたもんね 懐かしいこと思い出しちゃった! [昔から、血の繋がりのないお兄ちゃんが大好きで ちまちまと付いて行って懐いていたのは私のほう! 今でも私のお兄ちゃんは誰より優しくて痛みを知ってる素敵なお兄ちゃんです! あ、でもお嫁さんになる〜は今はない] (=5) 2020/03/10(Tue) 14:55:12 |
【鳴】 酒場の女主人 ロゼ[仮に私が恋人出来たとしても お兄ちゃんに恋人が出来たとしても ────私はお兄ちゃんの妹だから それでもって私のお兄ちゃんはお兄ちゃんだけ! えいっ!て久しぶりに腕に抱きついちゃおう! みんなのことで奔走してるから たまには妹として甘えていいよね?なんて! ]** (=6) 2020/03/10(Tue) 14:55:24 |
【鳴】 女主人の兄 ラトゥール[ テキトーな武器を片手に 恋する吸血鬼をぱちこん!秒殺した ] 妹の恋人になりたければ 恋に浮かれてないで鍛錬を積みなさい? [ しかしまあ 人間である子の兄で人間を想定したら 半吸血鬼が出てきたのは 向こうにとっても誤算だったかもしれないね! ] いいよ妹。気にしないで しつこい男の人は嫌だよねぇ [ こちらも妹の将来がかかっている やりたいからやったのだ 謝罪はいらないけど好物はいただきます! ] (=7) 2020/03/10(Tue) 16:59:02 |
【鳴】 女主人の兄 ラトゥールどうして強い人がいいんだい? 私を超える人って 中々厳しいと思うけれど… [ 自分が強い!と自信があるわけでは無いが 半吸血鬼なのだから少なくとも 世界の多数を占める人間よりは上になる 妹の未来を狭める事になっていないか お兄ちゃんは心配になってきたぞ! ] (=8) 2020/03/10(Tue) 16:59:28 |
【鳴】 女主人の兄 ラトゥールああ、そんなこともあったあった なんだか懐かしいねぇ 困ってはなかったけれど [ 妹とは結構な年の差がある 妹がちびちゃんだった頃でも私は 小さな子が親や兄弟にお嫁さんになると そういう事を良く言う事を理解できる年齢だったから 吸血鬼に親を殺された彼女が 吸血鬼の血を引いている私を 好いてくれた嬉しさはあったけど 困ることはなかったんだよ ] (=9) 2020/03/10(Tue) 16:59:56 |
【鳴】 女主人の兄 ラトゥール[ 急に腕に抱きつかれて 驚きの声が思わず出た 久しぶりも久しぶり。何年ぶりだろう? ] ああ…言い忘れてた ただいま ロゼ 今回もまた、酒場を守ってくれて 無事で待っていてくれてありがとう [ 幼かった頃の様に妹の頭をなでなで 言葉だけじゃ伝えきれない感謝を、伝えよう ]* (=10) 2020/03/10(Tue) 17:00:25 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 名前を呼ぶ声がする>>20 そちらに目を開けて顔を向けても 身体を圧迫するものは、正常な視界を許さなかった 鈍くぼやけた視界の先、穏やかな緑の眼が見える ] …………っ。 [ 温度の上がる左手 した覚えのない親友を守ったらしい話 痛みが増す。またこれだ 態度の変わりきった相手に どこまでが真の言葉で、などと 疑う悪癖を発動させる余裕もなく 耳に入る優しい言葉 暖かい言葉を聞きながら意識は沈む ] (21) 2020/03/10(Tue) 17:39:48 |
【置】 君の親友 クラレンス信心深い家庭だった 悪鬼が夜を歩く世界において 聖なる教会に毎日祈る習慣がある家庭など 当然に、よくある話だ 村では僕の家は商家で少し裕福で だけどそれに傲る事もなく 教会に寄付などをしていた 身寄りのない子に手を差し伸べたりの 活動だってしていた 僕は僕で両親に愛されて育った “誰にでもどんな人にも 優しい、強い大人になりなさい” そう言っていたのは大好きなお父さんだ (L0) 2020/03/10(Tue) 17:42:28 公開: 2020/03/10(Tue) 17:50:00 |
【置】 君の親友 クラレンス10歳になる頃 親の仕事の都合で都会に行くことになった 生まれ育ったこの村と たくさんできた友達と離れるのは …もちろん、嫌だったけれど また会おうねって約束した 次に会ったら何をしたいかなども話した それが叶わない日が来るなど 平和しか知らない僕は思いもせずに (L1) 2020/03/10(Tue) 17:42:52 公開: 2020/03/10(Tue) 17:50:00 |
【置】 君の親友 クラレンス夜を走る引越し途中の馬車は 悪しき吸血鬼に襲われた 優しい優しい両親は 僕だけは助けてやって欲しいと必死に懇願して 煩い奴だ、と目の前で 殺されてグールに変えられるのを見た 少し前まで、昨日まで 僕の事を大好きだと撫でてくれた2人が 意志のなく徘徊する怪物に変わる様を そんな中で僕は 怖くて、ただ怯え続けて 助けを求める声すら出せずに縮こまって 何も、できなかった (L2) 2020/03/10(Tue) 17:43:34 公開: 2020/03/10(Tue) 17:50:00 |
【置】 君の親友 クラレンスそして僕は連れて行かれた 恐ろしい見た目の怪物の元に 今度こそ自分も殺される そう思っても恐怖で身体一つ動かなかった 目の前に居たのは親を殺した怪物よりも 遥かに強そうだった 生きる事を半ば、諦めてもいた 身体になにか突き刺された。痛い 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い ………………身体が、おかしい (L3) 2020/03/10(Tue) 17:44:34 公開: 2020/03/10(Tue) 17:50:00 |
【置】 夜に取り残された子 クラレンス身の毛もよだつ恐ろしい響きが 頭の中をガンガンとこだまする 「お前の名前は今日からクラレンス 馬車から拾った子だからな」 違う! 僕には名前が、名前が…… ……………… 何故だか逆らえない。どうして 僕の身体に何が起こっているの? (L4) 2020/03/10(Tue) 17:45:52 公開: 2020/03/10(Tue) 17:50:00 |
【置】 夜に取り残された子 クラレンス騒ぎが起きたのはその直後 「その子を渡せ」と叫ぶ人が乗り込んできた あまりに目まぐるしく変わる眼前 何が起きたか分からなかった ただ、分かるのは また、僕を守ろうとしてくれた 誰かが死んでしまった、こと 僕を抱えて教会まで連れて来た人が すぐそばで倒れたのを、見て (L5) 2020/03/10(Tue) 17:46:45 公開: 2020/03/10(Tue) 17:50:00 |
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