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【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「それについちゃ本当に……すまなかったと思ってるよ」 ほんの少しだけのつもりだったし、弾いた本人もそのつもりだったろう。 自殺をほのめかすような事は言われていたとは言え、 曲そのものが人を殺してしまうほどの力があるとも思ってはいなかった。 「それでもなぁ。 ”相手が大事”ってぇのは、お前サンだけに言えた話しじゃねぇだろうが。 イクリールはお前サンが大事だから、お前サンのためだけに力を使って俺を生き返らせたんだ」 「わかってるだろ、”相手が大事”なお前サンならよ」 「……ま、お前サンが怖がるのはわかるけどよ。 こりゃあ、どっちかっていうと誰かの夢の中に引きずり込まれてるような……そんな感覚だぜ」 男は一度、向こうの世界に連れて行かれた。 その時見たもの。 誰にも関われないその様相は、確かに夢の中を覗いているような感覚だった。 「城の協力者の様子も見たぜ。 ……ラサルハグとは会わなかったが、もうひとりはあの漂ってる奴……、ウミだ」 この事を俺は、多分、誰かに伝えていかなければならないんだろう。 (-18) 2022/01/25(Tue) 8:34:35 |
【人】 彷徨民 ウミ>>5 ミズガネ 火が消えなくてもウミは気にしません。 煙草の匂いはわかりませんし、なにより外の空気は全てウミにやさしくはないからです。 『あかくて、ひらひらしてて。きれいでしょう?』 ウミは彼女を見てそう感じたのです。 あなたの言葉を聞いて、眉を下げます。 次から出た言葉は、いつもより多少明瞭でした。 そして、あなたの“善意”を否定することもありませんでした。 『…… “城の主の協力者の協力者” は、使えない?』あなたは、そうであったはずです。 城の主から付与された役割は。 ーー最初に共食いが始まるとは思いませんでしたが、人間にだってそういう事はあるんだとウミは思ったのです。 思っていたのです。 『声、聞こえないんだ。あんなに聞こえていたのに』 『かくれんぼも、見つからないの。 だから……アルと、ミズガネがなにか、知ってるんじゃないかって、話して』 尻すぼみに言葉は消えました。 あれだけ探しても見つからず、あなたも知らないのなら。 隠されてしまったか、帰ってしまったのでしょう。 (6) 2022/01/25(Tue) 12:45:48 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>7 スピカ 「じゃあ、俺が探すまでもなかったなァ」 カカッと笑ったが、あなたの様子をまじまじと見つめ、ふざけた様子は鳴りを潜めた。 ぽり……と頬をかき、それからおずおずと手を伸ばせば、あなたの柔らかな髪を撫でることが出来るだろうか。 「すまん、心配かけたな。 ちょっと死後の世界ってのを見てきちまったわ。 正確にはまたちょっと違いそうだけどなぁ……この城の魔法ってやつかもしれねェ」 イクリールが呼び戻してくれなければ、こうして触れることも敵わなかった。 自分が、殺された妻子に抱いたあの絶望を、今度は彼女に抱かせてしまうところだったのだ。 (+1) 2022/01/25(Tue) 16:29:29 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>8 スピカ 「あ”ー……泣くな。 俺ァ女の涙にゃ勝てねぇからよ……もうどこにも行かねぇって」 眼鏡の脇から指を入れ、目尻に浮かんだ涙を拭う。 「ばか」は甘んじて受け入れておくしかあるまい。 震える声を、身体を落ち着かせるようその頭をかき抱いて、確かに自分はここにいるのだと自分の熱をもってあなたに伝えた。 「――ありそうだな。 城の主が何か企んでやってることのようだ。 あの城主が最初に消えたのは自作自演だったのかもな……と俺は思っている。 ラサルハグはどうも、城主の協力者だったらしい。 向こうに居た時アイツにゃ結局会わなかったが……どこかにいたのかもしれな……―――――アル……?」 あなたと、もうひとり探していた子供の名前が出てきて、ぴたりと動きを止めた。 「ちょっとまて。 あのチビが、どうしたって?」 (+2) 2022/01/25(Tue) 17:54:18 |
【秘】 彷徨民 ウミ → 酔吟 ミズガネ『なくすぐらいなら、さいしょからないほうがいい?』 そういう事もあるかも、とウミは想像してみます。 ここで居心地の良い場所を知ってしまったのです。 また彷徨を再開した時、温かさを惜しいと思う事はあるでしょう。 『げんじつをみることも、きりかえがはやいことも』 『それはきっといいことで、ミズガネのさいのうだ』 『きぼう!かっこいい。ウミはきぼうをさがすもの!』 『ひとがおほしさまなら、そうなのかも。けど、』 内緒話をするように、ウミは笑います。 『――ウミは、 星そのものになるんだよ 』『いいものをいっぱいあつめて、ためこんで。 ねづいたばしょがなくなるとき』 『ウミたちはあつまって、 星 になるの』誰かは、彼女達を星生みと呼びました。 誰かは、彼女達を星海と呼びました。 ずっとずっと昔の事で、ずっとずっと先の話です。 ウミが死んだあとの話でもありますから。 『おはなしはソウゴリカイのいっぽなんだって』 『しなくてもいっしょにいられるけど、できたらしなかったときより、あいてのことがわかるの』 少なくともウミは、話す前よりはあなたの事を知ったつもりでした。 (-19) 2022/01/25(Tue) 21:05:35 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>6 ウミ 「……もしかしてラサルハグの事言ってんのか?」 赤くて、ひらひら。 確かに金魚には彼女の事を思うと首を傾げますが、 容姿だけを形容するなら、まあ。くらいの顔。 「…………。俺は知らねぇよ。 協力者でも、協力者の協力者でも、それを誰かに教えて貰ったわけでもねーからな。ただ──」 「使えないんだろ、お前の様子見る限りだと」 自分が“協力者”なのを知っているのは、ある種の特異例なのは薄々感じていた。これが与えられた役割で、“協力者”とやらもそうなのかも、結局『金魚』には何も聞けずじまいだった。 ただ、テラスでぼんやり、 ほんの僅かに互いの棘を取ろうとしていただけ。 「……アルってあのガキか? そういや全く見かけなかったが…あれも消えてんのか」 帽子を弄りながら考える。己が殺したと思ったアマノすら、正確には本当に一度死んで、“神隠し”とやらにあってたとは聞いた。“協力者”を何故か認識できるのも、知っている。 「悪いが、俺もアイツに心当たりはねぇよ。 お前は俺らと違って単に消えた奴が見えなくなってるだけってしってたんだろ?……それで見つからないなら、機嫌でも損ねたか、逆に先に帰っちまったのかね」 (10) 2022/01/25(Tue) 23:20:09 |
【人】 彷徨民 ウミ>>10 ミズガネ 『そうだよ。どっちもキレイでしょう』 鯨は金魚の内面をよく知る事ができませんでしたから、見た目でそう呼びます。そう呼ぶことに決めました。 『――そう』 『使えないと思う。ウミも見つけられていないもの』 ラサルハグの事もアマノの事も、ウミは見つけられなかったのです。 だから。 『うん。消えちゃった。さっき、アルに悪戯をしたの』 『そうしたら、姿が見えなくなっちゃった』 お城の方に帰っていたので、きっと城内のどこかにはいるのでしょう。 けれど、もうウミにも見えないのです。 『……』 『帰っていたら、いやだなぁ』 出会ったなら別れがあります。 それは理解していますが、バイバイも言えなかったのです。 宙の上でしょんぼり。膝を抱えて丸くなりました。 (11) 2022/01/26(Wed) 1:12:04 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>9 スピカ 「そうかイ」 ぽんぽんと背中をひと撫でし、あなたを解放する。 名残惜しいが仕方ない。 ここは往来だし、やるべきことがあるからだ。 「あぁ……情報を得て摘発するようなことをしたからな……。 理屈が同じなら、恐らくラサルハグは今もこの城の何処かに居るが、声は届かないし姿は見えないだろう」 「っクソ……チビのくせに無茶をしたのかもしれねぇな。 城の協力者はもうひとり居る。 俺はソイツのことも知ってる……が、様子がちょっと、な。 あまり悪気があるようにも見えねぇから調子が狂う…………」 彼女の手にかかったのであれば、きっとアルレシャもまた城の何処を探しても見つかることはないだろう。 その事に焦りを感じながらも、手がかりは協力者である彼女しかないだろう。 であれば、自分は。 もうひとりの協力者、ウミを探すほかないだろう。 (+3) 2022/01/26(Wed) 1:24:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「…わ、悪かったって。 けど、お前も人のこと……くっ、ほら!」 仕返しとばかりに嬲られて再び硬さを取り戻す。こちらはいつでも、本当はすぐに挿れたいのは山々だったけれど、傷付けたくない一心で耐えていた。 「……煽ったのはイクリールからだからな。 ほんと、痛かったら、すぐ言えよ。 ……挿れる、な」 くちゅ、と彼女の陰部を触っていた手を引き抜き、そこに己の昂りを当てて、ゆっくりと奥に沈めていく。苦しい様子を見せれば、こちらが苦しくてもすぐに止まるだろう。 「……熱……っ、……平気、か?」 そっと反対の手で貴方の手をシーツに縫い付けるように貴方の頭の横に押さえ込んで、恋人繋ぎまでする勇気は出なかったけれど、そっと上からその可憐な指を握り込む。僅かに汗ばんでいて、男の興奮と緊張も伝わるだろう。 (-20) 2022/01/26(Wed) 1:37:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……お前の母親に会ったことはない。 でも、魔女と呼ばれても魔女になろうとしなかったお前を育てた母親なら、そう考えると俺は信じる」 ぽん、と彼女の頭に手を置いて、こちらから抱き締める。強く。「構わない」との答えと意思を伝えるように。その孤独を少しでも癒せるように。 「……寂しくて、ひとりは嫌ってお前言ってただろ。 ただ側にいるだけじゃ、無意識のお前の孤独感は消えない。別に苦しみもしねえしな。……なあ、イクリール。……俺は、決めたよ」 そっと身体を離して、貴方の瞳を見つめる。 やや緊張した目に、それでも決意は篭る。 「愛するお前と同じ時間を刻んで、歩んで行きたい。 お前を、独りにしないよ、イクリール。 一緒にいよう。そして、側にいてくれ。ずっと」 (-21) 2022/01/26(Wed) 1:47:03 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……俺は夢なら耐えられないと言った。 でも、あいつは、夢でもいいって言ったんだ。 探しに行く目標ができるからって。」 貴方にやはり夢の話の可能性を聞いて、だからこそ覚悟を決める必要を決めた。何も言わないで夢が覚めれば、全部忘れられるのだろう。けれど── 「……わかってる。それだけ想われてるなら、いい加減俺も『怖い』だけの理由なら、逃げ続けてないで向き合わないといけないのも。 例え……夢が覚めた時、別れが来るとしても、な」 「……ウミが?……信じられない、とまでは言わない、 残ってるのが、そこしかないからな。 ……逆を言えば、それしか理由もなかった。 ……あいつらは、悪意でこんなことやってんのか?」 もう、ミズガネが城に、あるいは元々持っていた何らかの異能を知らない人は、たった2人。そのうち1人は、今貴方をこうして会話させてくれている。──わかっていたことだ。それでも、確信を持って言える根拠にはなる。 (-22) 2022/01/26(Wed) 1:56:03 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 彷徨民 ウミ「……だと、いいが。才能、か……」 褒められた事はない。そもそも会話をする相手もろくにいない。そういう意味では、対話を求めて彷徨っていた彼女は、もしかすると自分と近い存在だったのかもしれない。 「…………お、おお?おお……?」 スケールのデカイ話に面食らったようにポカンと口を開けて。でも、そもそも別の星、などの話をしていたので納得はできなくとも、いきなり他の面子に言われるよりはまだ、何とか飲み込もうとはするだろう。 「星探しじゃなく、星自身にお前がなる? ……それ、食うものが悪いとまずくないか?ヤベー星になるだろ。俺の星が希望が絶望かどの星かはわかんねーが……」 「お前がいつか星になるなら、『希望の星』になれよ」 「……もっと贅沢言うなら、俺みたいなのが生まれねえ国の星がいいがな。そう思うと俺と話してても『いいもの』は得られないと思うがな?ま、綺麗なもんのみしか話さないと耐性もつかねえとかなら、……この会話にも意味があったのかね」 (-23) 2022/01/26(Wed) 2:09:28 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>11 ウミ 「見かけだけならな……」 男女と呼んでいた相手を素直に称賛するのは何か癪らしく、そんな半端な返し。 「……アマノは、戻ってきた。 イクリールが無理矢理何とかしてな。 話は聞いたが、本当に見えなくなるだけで俺らの方ずっと見てたって言ってたぞ。神隠しってやつだな。……だからそんな落ち込んでたら、それこそあのガキが側にいてお前見てたら、悲しがるんじゃねえの」 落ち込む様子を見てため息をつきながら言う。正直、ラサルハグについては自分もまるでわからない。けど、あの子供の方ならそんな特殊な消え方じゃないなら、可能性はあるように思えた。 「だが、そもそもこれを知れたのもイレギュラーだろう。 根本的に決めないとだ。なあ、"協力者"。 ラサルハグが本当に去ったかどうか、確かめる手段は──夢から覚めるのを願う事、じゃないのか」 アマノは夢に引き摺り込まれてる感覚があると言っていた。解除条件なんか、知るわけがない。ただ、漠然と彼女がそれを願うか、拒否するか。いずれにしても何か鍵があるとは思った。だって彼女はラサルハグと"同じ"なのだから。 (12) 2022/01/26(Wed) 2:21:20 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「あっ…♡…ん、……ぁ〜…っ♡♡」 ゆっくりと中へ入ってくる感覚は久しぶりです。 けれどそれ冷たくてかたい張形とは、質量も熱も全く違う。 受け入れる事に痛みは感じないものの、圧迫感を感じて息を乱します。 「だい、じょうぶ……、痛くないわ……」 呼吸を整えながら、貴方を見上げました。 「これが、ミズガネくんの形、なのね……」 白い足を腰に絡め、欲望のままに引き寄せます。 「もっと……♡ もっと頂戴♡♡」 (-24) 2022/01/26(Wed) 4:51:46 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ【4日目 朝】 「っ……私、……寂しかったの…ずっと…… ほんとは、もう見送るのも、一人になるのも……っ嫌……」 子供のような本音を涙と共にぽろぽろとこぼしながら貴方に縋りつく様に抱き着きます。 私だけのカナリアになってくれたら……そう思ったこともありました。 でも貴方はただのカナリアではなく、生涯のパートナーになってくれるのですね。 魔女はこぼれる涙が止まりません。 「ありがとう…… 貴方がそうしてくれたことを後悔しないよう…… ずっと守って幸せにするわ……」 (-25) 2022/01/26(Wed) 4:58:50 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>13 スピカ 「……連絡を取る、手段? わかった、それならそっちは俺が請け負おうかァ」 どんな方法があるのだろうと訝しんだが、 あなたの表情をみてそれを問うのはやめにした。 前に見た、敷かれたレールの上で「自由は奪われるもの」などという事を言っていた、諦めた目ではなかったから。 「……昔の話だが。 俺にも妻子が居たんだ」 「生きてりゃあ、チビくらいの年になる娘がなァ……。 だから……、ウザかろうが煩かろうが……居なくなるよりは元気に走り回っててくれた方がイイ」 だから、頼んだと。 あなたにそう告げ、男もまたウミとの接触を図るべく、動き出すだろう。 (+4) 2022/01/26(Wed) 11:38:05 |
【人】 彷徨民 ウミ>>12 ミズガネ 『でしょう』 ウミは元より見かけで名付けたので、得意げでにこにこです。 『…… アル、アマノと行き違っちゃった? 』側にいるならアルの頭はこの辺かな?撫で回すように宙で手を動かしました。 ラサルハグも近くにいるでしょうか?ちょっとだけ、頭が低くなる位置に浮き直します。そうすれば撫でてもらえますから。 『ーーゆめ、かなぁ?』 ここがどんな場所かと問われた時、ウミもあなたにそう返しました。 本当に夢ならば、覚める事で何かが変わる可能性は確かに高そうです。 『夢から覚める……なら、ミズガネもする? ジェットコースター 』ガッと掴んでギュンッと回って戻ってくるよと、身振り手振り。 城主は途中で落としたら消えてしまいました。 絨毯で勢いよく落下したアルはウミが止める前にクマに抱き止められたものの、気を失ったのか眠ってしまいましたが……夢の中で眠る事は膜を一枚隔てた現実への道にも繋がるでしょう。 もしかすれば半覚醒状態になるからこそ、夢の中では見えなくなるのかもしれません。 ーーウミの思考もまた、憶測ではあるのですが。 ウミは目覚めた場所でひとりになるとして。 夢から醒める事を拒否しないのです。 『皆でおはようをしたら、めでたしめでたし?』 目覚めない事を願う者はいないか。 そんな問いでもありました。 (14) 2022/01/26(Wed) 12:49:33 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「夢が夢じゃなくなる、いいじゃねぇか。 現実的な話をするなら、こんな見ず知らずの大勢を一つの夢に集めるなんざ相当なことだ」 「普段見てるような夢とは明らかに違うさ。 ……心配すんな、俺もお前サンの事は探してやんよ。 なァ? 契約者」 あなたを殺す旨の依頼は受けない、殺さないと約束した。 つまりそれは、あなたが死なないよう守るということ。 依頼人の所在もわからないというのは、”なんでも屋”の矜持に関わると笑い、あなたの肩をぽんと撫でた。 「俺が見た感じなら、ウミに悪意はないんじゃねぇかと思う。 ラサルハグの方は知らないがな……」 「ただ言えるのは、こんな事じゃ誰も楽にゃならんってことだァ。 よっぽどここに全員で軟禁されっぱなしの方がマシだろ……だからまぁ、ウミにゃちゃんと話をつけねぇといけないだろうな」 (-26) 2022/01/26(Wed) 12:56:19 |
アマノは、ウミを探している。 (c1) 2022/01/26(Wed) 12:58:24 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……い、クリール!お前毎回例えが……! こっちも我慢して限界なのに…くそっ …ズルい…」 怒ったように聞こえるかもしれないが、これは興奮を止められない、要するに素直に煽られる自分への悪態と、彼女の言葉をそれは可愛いと思ってしまう自分の溺愛っぷりの羞恥だ。 気遣いでゆるゆる慣らすように入れていたが、充分中も蕩けているし痛くないと聞いて、今の言葉を引き金に一気に奥へと貫いて、前後に激しく犯していく。 「……っ、そんなせがまれたら、優しくも飛んでいく…」 背に脚を絡められればもうとどめだ。歯止めが効かない。好きな女性とまともに抱き合うなんてしたことのなかった男は、本能と欲望のまま貴方の、女体を貪るのを知る。 最後に強引にキスをして、テクニックなんてわからないけど求めるままに貴方と舌を絡めて、中の抽送と共に何度も繰り返した後に「好きだよ」と呟いた後、貴方の中に全て精液を注ぎ込んだ。 (-27) 2022/01/26(Wed) 13:21:01 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>ウミ 「ウミ! 話がある、居たらでてきてくれ」 城内を歩き回りながら声を張り上げた。 彼女は常に漂っているから、視線は少しばかり上を向けさまよわせる。 浮いてると言うだけで目立つから、居れば探すのにそう苦労はないはずだが……さて。 (+5) 2022/01/26(Wed) 13:23:54 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール【4日目 朝】 「……ああ。……独りは、寂しいよな。 ……うん、わかった、もっと聞かせてくれ。 泣いてもいい。俺しかいないし、笑わない。……こんなの大人でも辛いに決まってんだよ。だから好きなだけ吐き出せ」 きつくきつく抱きしめ返す。これからは側に居て、不意な寂しさが過ぎっても常にこうしてやれる。こうしてやると伝えるように。 貴方の初めての弱音を、貴方が満足し切るまで出し切れるようせがんで、静かに相槌を加えつつ聴き続けただろう。 「…ちなみにその、守るし幸せに、はお前が与えるもんじゃないからな。そりゃ、今は飼い鳥並に何もできねえ男だが…『家事も薬師も誰かに教えて貰えばいい』んだろ? ……ちゃんと俺にもさせてくれよ。 何も役目が果たせなかったのを、今度こそ果たす。 守るし幸せに、をよ。2人で"互いに"な?」 惰性で生きてきたようなもんだ。自分なんかがお前の側にいて孤独が癒せるなら、いや……癒し合う、なら、これほど幸せなことはないのだから。 「……疲れただろ。今日はもう一回寝直したらどうだ。 明日も、お前が目覚めるまで側にいるから、今日はもう一度おやすみ、イクリール。"また明日"な」 (-28) 2022/01/26(Wed) 13:33:58 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>14 ウミ 「……あー……タイミング的に、そう?か?」 アマノが帰ってきた情報があるから知れたこともあるし、ガキは嫌いだと常日頃から言ってるが、流石にそんな状況に一人でもしかしたらいるかもしれないのをざまあみろとまでは思えない。 少し気まずげだが、貴方が撫でられる位置に移動しているのを見て、もし見ているのなら少しでも癒されるかと、内心思っておいた。 「……は、はぁ!?今までそんなだったのかよ!? ……無意味に敵愾心を抱いてたってことか?ジェットコースターに……? と、とにかく!俺は絶対乗らないからな!絶対だからな!?……真面目な話をすると、城の主人に何か託されてるのはお前なら、ジェットコースターはお前がするべきなんじゃないのか……?いや、一人でできんのかは知らねえけどよ……」 どうなのか。さっぱりわからないが、とりあえずそれを試みるなら成功するように祈っておこう。ミズガネは決意した。 「……正直言って、俺はこれが夢なら覚めるのが怖いよ。……ただ、それならどうせらいつか『いつ覚めるかわからない事』に今度は怯えだす。だから、俺は。……俺とイクリールは、構わないというさ。だから判断はお前に任せる」 (15) 2022/01/26(Wed) 13:46:12 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「いいのっ、ミズガネくんの好きにして……♡」 優しい貴方もすきだけど、自分を求めてくれる貴方はもっと好きです。 魔女は求められるままに受け入れて、そのたびに素直な嬌声をあげました。 強く打ち付けられ中を掻きまわされる感覚にゾクゾクと快感が這い上がります。 「…〜〜っ♡」 囁かれる甘い言葉にくらくらします。 まじりあった唾液が滴るのも気にせず深く舌を絡めあいながら一緒に絶頂に達しました。 (-29) 2022/01/26(Wed) 15:26:04 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ【4日目 朝】 「ありがとう……」 何度も何度も消え入るような声でいい、泣き続けました。 こんなにたくさん泣いたのはずっと昔、子供の頃以来です。 ひたすら泣いて、漸く落ち着きを取り戻すと照れくさそうに笑みを向けます。 「ずっと私のかわいいカナリアちゃんのままでもかまわないのよ?」 涙を指で拭いながら冗談半分に言います。 貴方が何もできない事を憂うことがないならば、何の仕事もしなくても、世話を焼くのが大好きな魔女は傍に居てくれるだけで幸せな事でしょう。 「わかったわ……でも、私が眠るまで傍に居てね」 体力が限界なのは本当です。 名残惜しく思いながらも貴方の言う通り休むことにしました。 貴方のぬくもりを感じながら魔女はゆっくりと目を閉じます。 (-30) 2022/01/26(Wed) 15:38:16 |
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