【人】 [『 力 』 フォルス[ 『力』と『正義』は 殺し合いの末、相討ちとなった。 一進一退の攻防 互いに満身創痍、そうして果ての、最期 最期の一撃と共に『力』は『正義』を抱きしめた。 ――教典に描かれた二人の最期。 ほんの少し先に致命傷を負った『力』 致命傷を避けられなかったのか 致命傷を厭わなかったのか 『力』の最期の一撃と行動は 今尚、様々な解釈と共に推測が為されている ――――…。 解釈に触れる度、顔を合せる度 そのどれもが正しくて、間違っているような もう、どうでもいいはずなのに 彼は『正義』ではない、 俺は『力』ではない。そう解っているのに 答えの無い解を今も求めている気がする ] * (436) 2022/12/13(Tue) 0:29:36 |
【人】 T『魔術師』 シン―― 回想・迎えたきみと ―― ……アリアちゃん、かー [ 5年前、職員の人に渡された資料。 それから、証持ちを迎えに行って欲しいのだという、 司令じみたもの。 ヴェル兄さんが『正義』のあの子を迎えに行った みたいなことをする、って、 当時はそう認識していた。 どうしてぼくだったのか、は、知らないけど、 ヴェル兄さんが居なくなって、 洋館暮らしが一番長いぼくだから、っていうのは あったのかな。 もしも連絡を入れたその人が名乗っていたのなら、 育ての親という人からの連絡だということは 分かっていただろう。 アリア、という名前は、その人が教えたか、 それとも職員の事前調査の物か。 ……その名前に込められた意味、までは 察することが出来ないけど、] (437) 2022/12/13(Tue) 0:29:48 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 例えば、俺がここに住む前だったなら 例えば、もう少し時間が経っていたなら 俺はあの時、もっと違う言葉を 行為を向けられたのだろうか ] (438) 2022/12/13(Tue) 0:30:24 |
【人】 T『魔術師』 シン独り 、は哀しいね?[ "誰か"がそう呟いた、気がした。 『魔術師』は、『隠者』の何かにはなれなかったのに。 ……それにどこか、薄ら寒さを覚えたんだ。] (439) 2022/12/13(Tue) 0:30:41 |
【人】 T『魔術師』 シン[ きみと初めて会った時、 心の奥、どこかちりちりと、焼けるような心地を覚えた。 だけど気の所為だと、知らない振りを出来るくらいの ものだったんだ。 ……ある時、までは。] (441) 2022/12/13(Tue) 0:32:07 |
【人】 T『魔術師』 シン[ それから、洋館で薬師をし始めたアリアちゃん。 しばらくの間は、彼女の元へ特に用もなく通っていた。 迎えに行った縁もあるし、 彼女にはここで笑って過ごして欲しかったからね。 何かと構いに行ってたのも、あるかな。 困ったことがあったら言ってね!とか、 洋館に慣れた者という目線で、言ったこともあるかな。 兄、あるいは、先輩のような素振りで。 アリアちゃんの反応が薄くても、別に気にしなかった。 『節制』の子を迎えに行ったアリアちゃんが、 彼女を気にするようになったのは、 ……少し複雑、だったかもしれないけど、 それでもアリアちゃんとシトラちゃん、 まとめて構いに行ったこともあったかな。] (442) 2022/12/13(Tue) 0:32:21 |
【人】 T『魔術師』 シン[ でも、ぼくは 思い出して しまった。この心の、ひりつくような違和感の正体を。 ――3年前、『あの子』がやってきて、から。] (443) 2022/12/13(Tue) 0:33:00 |
XIV『節制』 シトラは、メモを貼った。 (a64) 2022/12/13(Tue) 0:33:36 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ―――― 箱庭での『魔術師』は、 『女教皇』と親しい仲であった『隠者』に心を痛め、 止めようとしていたようだ。 しかしそれは叶わずに、 『女教皇』は『隠者』を制裁することとなってしまった。 そうなってしまったことを『魔術師』は哀しんだ。 しかし仕方のないことだとも思っていた。 『隠者』の凶行も、制裁されなければならなかったことも。 でも、『女教皇』は―――― ] (445) 2022/12/13(Tue) 0:34:56 |
【人】 T『魔術師』 シン[ 憎らしいな『隠者』ちゃん 君があんなことをしなければ、 『女教皇』は、気兼ねなく僕の隣に居てくれただろうに。] (446) 2022/12/13(Tue) 0:35:30 |
][『月』 エーリクは、メモを貼った。 (a65) 2022/12/13(Tue) 0:36:09 |
【人】 T『魔術師』 シン[ 教典には書かれていない。 けれど『魔術師』は、 変わってしまった『女教皇』の態度から、 『隠者』を疎む気持ちもあったらしい。 『恋人』に抱くような、 強い思いではなかったのだろうだけどそれに気付いてしまってからは、 見て見ぬ振りが、難しくなってしまった。 アリアちゃんのところに通うことも、 だんだんしなくなって、 どこか、ぎこちなくなって、] (448) 2022/12/13(Tue) 0:36:36 |
【人】 T『魔術師』 シン[ ねえ、ぼくたち、 どうしてこうなっちゃったかな、アリアちゃん ] [ それこそ証持ちであるということなのだと、 突き付けられて、 また、苦しくなった 。* ] (449) 2022/12/13(Tue) 0:37:08 |
【人】 [『 力 』 フォルス―――七年前:『 正義 』 [ 出くわしたのは売店だった 珈琲を取りに店を出た時 歩いて来るソイツと目が合った>>337 名も知らない どこかの島から来た事は察すれど 声を聞いた事さえ無いはずの存在 何を抱くより早く汚物が飛び散るのを眺めた ] (450) 2022/12/13(Tue) 0:38:39 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 何が 叫 ぶ何が 喚 く声亡き声その呪縛を 俺は過去にも味わった事がある あの日とはあまりにも異にしすぎる対 己では無い何かが暴れ出す抗い難い情動 冷めていく 覚めていく 醒めていく 向こうで本能に跪く愚かな様をただ眺めた ] (451) 2022/12/13(Tue) 0:38:51 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 色も温度も無い二つの音は己の頭蓋にも確かに響いた 嗚呼 この音を俺は覚えている 近く遠く出したばかりのその音 これは確かに 俺の声だ ソイツの口から何も出なくなった頃脇を通り過ぎた 止まるつもりは無かった 声をかけるつもりは無かった 相手にする気は無かった そんな力が無い事誰より己が一番わかっていた ] (453) 2022/12/13(Tue) 0:39:24 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 数歩通り過ぎて 足が止まった訳など解りようがない 背に感じる気配が動く様子は無い ] ――――… … [ 薄ら滲む鉄の味 ] (454) 2022/12/13(Tue) 0:40:01 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 名も知らぬ男と並ぶように膝を折る ] ……二つ先の扉。 口ゆすぐ所あるから行ってきな [ 指し示す手を見たかは知らない 立って歩ける状況でなかったとして 俺に抱えられそうになれば一人で行くだろう どこまで介入したかは、どうだったか ] (455) 2022/12/13(Tue) 0:40:23 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ スミスが来るまで一先ずの処理をしていた時 その場を通りがかったのは誰だったか。 誰でも、どうでも良かった。 ただ気配に気付けばへらりと笑って 挨拶だって、この阿呆には息をするように簡単だ ] あ、そーだ 実は気分の優れない子が居てさ。 今そこで口ゆすがせてるんだけど―― ちょっと頼まれてよ〜♡ [ 売店の陳列棚から、小瓶を持ち出して渡した。 フルーツの味がするだけの ただのドロップ達 ] (456) 2022/12/13(Tue) 0:41:56 |
【人】 [『 力 』 フォルスこれ、君からって。 すすいだ後に舐めさせたげて おーねがい♡ [ 『正義』がそこから顔を出す前に、俺は消えようね ] * (457) 2022/12/13(Tue) 0:43:18 |
【人】 [『 力 』 フォルス[ 俺がマドカに敵意を向けたのは一度きり そもそも腐っても商人志望だった 簡単に腹の底を見せるなど愚の骨頂 ――それだけが理由ではなくとも 顔を合せる度顔色の悪くなる男に 告げる事もきっと無いだろうけれど マドカがこの館に来て程なく 街に出かけて仕入れたかわいらしい犬の着ぐるみは 顔でも隠せば吐く事も無くなるだろうか そんな思案の末、移動中に着用する為のもの。 一時、廊下を歩く超大型二足歩行犬が出現した そんな時代を知る者は、多分少ない ] * (458) 2022/12/13(Tue) 0:44:41 |
【独】 XIV『節制』 シトラ/* そう…… 初めて出逢ったはずなのに 遥か遠い昔から知っていたかのような安心感 アリアちゃんはまさか か……(ここで文章は途切れている) アリアちゃん大人気でさすがアリアちゃんだなって思ってるの わたしが自殺してもぜんぜんひとりじゃないのよ アリアちゃんを大切に想う人は他にもいるのよ しかもイケメンなのよ というわけで死にたい気持ちがゆらゆら揺れるわ……(?) フォルスさんもさすが ゆ……(ここで文章は途切れている) (-95) 2022/12/13(Tue) 0:45:38 |
【人】 ]]『審判』 チェレスタうん。 きっと楽しい誕生日会になるよ。 [希望の芽を摘み取ることなくチェレスタはうなずいた。>>378 やがてもう一度視線がかち合う。>>379 己の言葉にヒナギクの表情が緩むところまでを余すところなく見届けた。 ああ、よかった、君が今日も笑ってくれて。 ちなみに、もしもヒナギクの心が読めていれば、 「毎日は流石に出張しないよ」と呟きつつまんざらでもない顔をしただろう] (459) 2022/12/13(Tue) 0:46:47 |
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